最新文芸情報


2006.11〜12

 12月31日〜毎年大晦日に紹介するサイト、それは『バーチャル除夜の鐘』!ひたすら108回鳴らし続けると、最後にちょっとした(本当にちょっとした)変化があるだけの渋いサイト。やはり一年の最後は鐘の音で締めたいですね。//人類誕生から700万年。僕らは色んなことを学んできたハズ。世界情勢は相変わらず先の見えない不透明な状態だけど、来年は少しでも多くの人が笑顔になれる世の中にしていきたいですね。//大掃除の後、ふき終わった窓から雑巾片手に空を見ると、大阪はとても綺麗な夕焼けでした。//スペインで67才の女性が双子を出産。しかも初産とのこと。一年の最後にめでたい、というか仰天ニュースだね。//皆さん、当サイトに一年間遊びに来て頂いて有難うございました!それでは良いお年をーッ!o(≧∇≦)o
  '06は静かに暮れていきマシタ
 12月30日〜ネコの動画ってホント可愛いのが多い。飼い主の手の上に、一生懸命に前足を乗せようとする『上がいいニャン』(21秒)、最後のとこで骨抜きになりました♪(by掲示板っす)//今さらながら、昨年の『紅白』の録画を1年遅れで見た。去年は戦後60年ということもあり、吉永小百合がヒロシマの詩人・栗原貞子の詩“生ましめんかな”を朗読したり、森山良子&直太郎母子が『さとうきび畑』(沖縄戦の歌)を祈るように歌い上げ、“紅白でこんなメッセージも伝えるのか”と感じ入った。山崎まさよしと松任谷由実が初出場というのは、2人が有名なだけに驚いた。まさやんは名曲『One more time, One more chance』を横浜桜木町から熱唱(歌詞も場所も最高)。ユーミンは上海からの中継でアジア各国の歌手と歌ったんだけど、その中にいたイム・ヒョンジュという男性歌手の声に電気が走った。あんなに透明で柔らかな男性の声を聴いたのは初めて!恒例の夏川りみの『涙そうそう』は何度聴いても胸に染みるね。トリを飾ったのはSMAP『Triangle』。“大国(米国?)の英雄も戦火の少女も、尊い命の重さは同じ”という歌詞を紅白のラストで歌っちゃうSMAP。只者じゃないと改めて思った。※生放送ゆえのアクシデントでたまげたのは、WaTの2人がサビを歌おうとした瞬間にマイクが2本ともステージの外へスッ飛んでいったこと!カメラマンが思い切りコードに足を引っ掛けたんだ。目を見合わせた2人はパニックにならずに、そのままマイクがセットされるまで懸命に大声で歌い続けて、なんかその姿がケナ気でジーンときたッス。
 12月29日〜アストル・ピアソラが作曲したタンゴのウルトラ名曲『リベルタンゴ』(2分34秒)を、チェロのヨー・ヨー・マらが演奏してる動画がyoutubeにあった!感激!それと、こっちはブラジルのグループが演奏した超ハイテンションなリベルタンゴ(3分31秒)。スッゲ!最初にヨー・ヨー・マを聴くと、後者が鬼のように速いのが分かりマス。あと、ポーランドの古都クラコフの広場で、2人の大道芸人が演奏してるバンドネオン・バージョン(2分13秒)もあった。これもまた超速い!め、めまいがした。//ネットではメジャーになってない芸人さんの舞台を楽しめるのも利点。掲示板で紹介された『髭男爵』(4分2秒)、結成から7年で持ちネタは冒頭の「ルネッサーンス!」だけど会場は拍手がパラパラパラ…(汗)。でも4分間を最後まで見ていると独特の「間」を楽しんでいる自分がいた。最近、ひたすら喋りまくる漫才に疲れてきたから、こうリズムがいいのかも。“コント”をエレガントに“コンチェル”という彼らを、陰ながら応援したい。//全日本フィギュアの女子フリー、今季不調だった浅田真央がトリプル・アクセルをキメた瞬間、思わず拍手!無事に滑り終えた彼女がホッとして泣いた姿が印象的だった。それにしても、フジの塩原アナは競技中に喋りすぎ。演技に集中したいから、大事な情報だけ伝えて、もっと静かにしてて欲しい。選手の名前の間違い(「安藤舞」「中野さゆり」)もすごく失礼。「ピアノの音に誘われて覗き見た教室に少女の面影が舞う」「真央と美姫、あなたはどちらの色に染まりますか?」「姉の魅力にまいっちんぐ浅田舞」「真央は真央より出でて真央より強し」…こんな自作ポエムの朗読は副音声でしてくれ〜。「ショパンも真央ちゃんのためにこの曲を書いたのでは!?」とか、そこまで大袈裟だと逆に引いてしまう。//プロレス、『ドラゴンズ・ゲート』のマット・サイダル、ジャック・エバンスの美しい空中技にホレボレ。//毎年この時期になると「ア・バオア・クー」という言葉に反応するガンダム・ファンはコチラのコーナーへ。//今年があと2日しかないなんて信じられない。早ッ!
 12月28日〜上映中なのに全く話題になっていない『敬愛なるベートーヴェン』(この予告編最高!)、観に行って本当に良かったッ!あのベートーヴェンの最後の4年間を描いた作品だ。モーツァルトを描いた作品には『アマデウス』という傑作があるけど、ベートーヴェンにはこれまで決定版がない。’94年の『不滅の恋』は良作だけどベートーヴェンに温かみがなく感情移入が難しかった。今回は名優エド・ハリスがエネルギッシュで愛すべき変人(笑)、我らが“歩く活火山”ベートーヴェンを見事に演じきった!(作曲シーンではベートーヴェンそっくりの筆跡で音符を書いてたほど)。本編は『第九』の初演4日前という超緊迫した状況からスタート。合唱パートの清書が未完成でテンパってる彼の下に、若き女性写譜師のアンナが助っ人で訪れる。アンナは架空のキャラだけど、実際の史実を織り交ぜながら、彼女の目を通してベートーヴェンが背負っている孤独、芸術の“生みの苦しみ”を伝えることに見事に成功している。彼女を演じたダイアン・クルーガーの演技も素晴らしく、中盤からは映画を越えて本当の師弟を見ているようだった。メインのストーリーだけでなく、19世紀に存在した素材だけを使ったこだわりのセットや小道具など、日常生活の細かい演出も見所。難聴のベートーヴェンがラッパ型の補聴器を持って散歩し、小鳥の声を聴こうする…そんな何気ないシーンがすごく良い。近所の住人はベートーヴェンの奇行に怒ってる人もいれば、「ここに住んでいればウィーンの誰よりも早く新曲を聴けるの」と喜ぶお婆さんもいたり(笑)。とにかく、第九が誕生する決定的瞬間や初演の現場に時空を超えて立ち会えるという、絶対にあり得ない体験をさせてくれた制作スタッフ全員に感謝!(監督さんは女性デス)。一番好きなシーンは(以後ネタバレ文字反転)…『第九』の初演直前にベートーヴェンが「これで音楽は変わる」って言うとこ!か、か、カッコ良すぎる!今から発表する曲で音楽史が変わると言いのける、この自信!シビレまくった!その他、最晩年の渾身の曲「大フーガ」で、聴衆が退屈してどんどん帰っていくシーン。音楽が時代の先を行き過ぎて人々から理解されない、あれは切なかった。※ただし!第九の歌詞に日本語字幕が出なかったのは許せない。これは日本の映画会社の責任。ベートーヴェンがわざわざ合唱を入れたのに肝心の歌詞を出さないなんて、配給元は何をやってるんだ!あれはもう犯罪。DVDには絶対入れるように。っていうか、今からでも歌詞入りとフイルムを全部交換して来ーい!(怒)//フィギュアスケート全日本の男子シングル、高橋選手の演技は圧巻!パーフェクトゥ!完璧な4回転ジャンプ!「オペラ座の怪人」の調べにのって、ジャンプ、ジャンプ、ジャンプしまくり。本人の自己ベスト更新!トリノでしょんぼりしてた姿とは別人のようだ。クーッ、ブラボーっす!//深夜1時現在、『Live!オーロラ』にアラスカの赤いオーロラが出てます!必ずモニター左下の「最新の録画画像」をクリックして。動きが分かりやすいから♪
 12月27日〜このコーナーでは、芸術の素晴らしさや世間の明るい話題をなるべく語りたい、そう思っていつも更新している。だけど、深刻な社会問題に目を向けずに“美術展で感動!”とか書いても、言葉は空しく響くだけで誰にも(自分自身にさえ)届かないと思う。だから気になる報道を時々アップしていきますね。/今回ぜひ紹介したい記事『労働の尊厳奪う格差社会』。雇用保険も有休もない派遣、倒れるまで働かされる正社員、共通した叫びは「人として扱ってくれ」。この冷酷な社会構造の先に、どんな美しい国が待っているのか。/そして「残業代ゼロ」を政府が主導。長時間労働で過労死が問題になってるのに、さらに国がピンハネを推奨って悪夢のよう。“管理職一歩手前”って30代以上の会社員は皆アウト。法律は一度成立すると容易に改変されるので、対象年収が徐々に引き下げられるのは明らか。これは絶対に阻止しないと。住民税増税、国民年金・厚生年金・国民健康保険・介護保険の保険料の全部引き上げ、フリーター&ニートの切捨て、母子家庭保護廃止、どこまでやるつもりだ。/現在都内に6カ所ある議員宿舎。その大半に空き部屋があるにもかかわらず建設費に血税を300億円以上も費やし来年2月に誕生するのが新赤坂議員宿舎。一等地の3LDK(80u)、展望ラウンジ&スポーツジムを備えた超高級マンション。付近の同レベルの民間マンションの家賃の相場は月50万。議員はこれを数万円で借りるという。それだけでも国民は怒り心頭なのに、よりによって税制調査会のトップの本間税調会長が官舎を愛人に提供していることが先週スッパ抜かれ大ヒンシュク。で、本間氏は税調会長を辞職。そして今日は佐田行政改革担当相が政治資金収支報告書で嘘を報告して辞任。7800万の使途はまだ不明だ。前者は税制、後者は行革担当なだけにタチが悪い。しかも佐田氏は“安部晋三さんを支える会”の会長だ。2週連続で辞任者を出すという異常事態の中で’06年は暮れてゆく。//財務省が日本の財政赤字は828兆円、国民一人当たり648万円と発表。648万も借りた覚えないんですけど…。かたや、「天下り」のワースト1は国交省とのこと。//イラク戦争の米国兵の死者数が同時テロの犠牲者数をついに上回った。一方、昨日のイラク市民の犠牲者は1日で95人。全く治安の改善の兆しはない。それどころか、英国軍がイラクの警察署を襲撃・爆破する事態に(混乱の極み)。先日フセイン元大統領に死刑判決が下ったが、米の盟友である英のブレア首相が反対。フセインは最低の独裁者だが、殺せばさらに治安が悪化すると確実視されており予断を許さない状況だ。

 12月26日〜掲示板で紹介された『Live!オーロラ』はアラスカ上空をリアルタイムで定点観測している素敵なサイト。昨夜は全天にグリーンのオーロラが広がってた。見えない時は、試しに左下の「最新の録画映像」をクリック。過去1時間の夜空が早送りで再生されるのでオーロラが写っている可能性アリ!一生に一度でいいから肉眼で見たいッス。※今のアラスカって日の出が11時、日没が14時半で昼間が3時間半しかないんだねぇ。//アマゾンの書籍ランキングを見て吹いた!なんじゃあ、コリャ!『のだめカンタービレ』ばっかり!トップ20に最新刊の16巻まで全部入り、見渡す限りのだめ一色。昨日のドラマ版最終回は原作の10巻。だから11巻以降の海外留学編が売れまくり。アマゾンのこんな光景初めて見た(笑)。※げっ!CDランキングも“のだめ”が1位!これまでクラシックのアルバムが1位になった記憶は僕にない。これ、初めてじゃないの?あと、この「のだめベスト100」、実際は31曲100トラックなのでこのタイトルは少々セコい気がするんだけど、8枚組にこれだけ詰め込んだのはすごい。ピアノがあのグールドってのもgood。//“のだめ”と言えば、上野樹里が一昨年に主演した映画『スウィングガールズ』をようやく見た。雪の中をスッ転んだり他人の弁当を盗み食いしたり、のだめの天然キャラとモロ被りで楽しかった(彼女が夢中になるのはクラシックじゃなくジャズだけど)。//ガールズ・ムービーを実はもう1本レンタル。それは…『NANA』!すごく良かった。さすがに、メガ・ヒットしただけの事はある(観客動員数300万人!)。ぶっちゃけ、39歳の男に感情移入は無理と思ってたけど、見事に泣かされまくった。っていうか、中島美嘉!めちゃくちゃカッコイイじゃないか!超強烈な存在感。以下微妙ネタバレなので文字反転→彼女が別れの電車からホームに降りてそのまま崩れる場面、レンとの毒入りケーキのエピソード、エレベーターホールでレンに腕を掴まれしゃがみ込むとこ、この3つの場面は激涙&エグエグ。普段強がってる人のもろい部分を見ちゃうと胸が締め付けられるね…。それにしても、『下妻物語』『NANA』と女の友情を描いた邦画は良いのが続くね(『フラガール』もガールズ・ムービーかな)。彼女達はとにかく元気。一方、野郎の友情を描き、泣いて笑ってというパワフルな邦画、最近あった?う〜ん、浮かばない。ちょっち寂しいッス。(たぶん僕が観てないだけと思うんだけど)
 12月25日〜俳優&名監督のクリント・イーストウッドがNYの演劇学校で生徒達に語りかけた言葉が非常に良かったので紹介ッ!氏の演技では“雄弁な沈黙”が高く評価されている。「演技で最も重要なのは人のセリフをよく聞くこと。長々話せても聞くのは下手な人が多い。演技の上だけでなく実生活でもだ。学校では“聞き方”を教えるべきだ。演技に限らず生活全般の為にね。自覚している人は少ないが、聞いているつもりでも理解していなかったり、話が頭に入っていないことが多いものだ。昔、演技の授業で“ただ立っている”のをやった。手をポケットに入れたりせず何もしない。最初は照れくさいんだが、慣れると自分の立場が分かって、周りの人や物を観察できるようになる。その技をマスターすると人目を気にしない素晴らしい感覚が生まれる。ありのままの自分でいいんだ。今の俳優は“何かしなくては”と思うようだがね」。氏は“アクション!”“カット!”を使わない唯一の監督と言われている。静かに“さあ始めよう(OK, let's start now.)”“よし、もういい(OK, all be enough.)”と言う。「俳優の神経はふとした事で動揺しかねない。不安を感じながら出番を待っているんだ。経験の多少にもよるが、心の準備をして緊張状態でいる時に“アクション!”と叫ばれればアドレナリンが噴き出て、たとえ冷静に見えても不安定な状態になる。だから私は出来るだけ静かにカメラを回し始めるんだ。カチンコを使うとしても、出来るだけ静かに打ってもらう。そして役者達に言う“いいよ、いつでもどうぞ”。終わりには“もういい、有難う”。或は“もうたくさんだ”(笑)」。『マディソン郡の橋』で共演したメリル・ストリープは“クリントの最高の場面はラスト近くの泣きぬれる場面。彼は背中で泣いた。アカデミー賞ものの見せ場なのになぜカメラに向かって泣かず、すぐ後ろを向いたのかしら?”--彼はこう答えた「目で見えるものより、見えないものの方が大切な時もある。カメラの前で感情をさらけ出して“神様…!”、こういうのは誰でも出来る。悲しい事を思い出せばいい。よくあるのは“7歳の時ボクの犬が…”そういうことを思い出せば涙はいくらでも出せる。だから涙を撮る事にそう意味はないと思う」。(映画作りに恐れを抱く事があるかと問われ)「何事も積み重ねだよ。一生をかけてたくさんの経験を積めば自信が持てるようになる。例えば電気技師なら長年やれば熟練して何でも楽に扱える自信がつくだろう。ただ俳優や監督は無限に学ぶことがある。私はこの歳(76歳)になってもまだ勉強が続いている。新作の度に、人間について、俳優について、演出について…だから面白くてやめられない。俳優であることの最も素晴らしい点は、学ぶことに決して終わりがないことだ。90歳でも20歳でも学生であり続ける」。※追記。氏は'80年に『許されざる者』の脚本と出合い、内容にシビレて映画化権をゲットすべく奔走した。しかし、そうやって必死で手に入れたのに制作を待った。「私は50歳だった。自分が演じるにはもっと歳をとるべきだと思った」。そして11年後、60歳になるのを待って着手し、見事オスカーに輝いた。//ファンクの帝王、ジェームズ・ブラウンが他界(73歳)。巨星堕つ。掲示板で紹介された『Papa's Got a Brand New Bag〜I FEEL GOOD』の動画、1分35秒と短いので是非見て欲しい!鼻血が出るほどカッコイイ!
 12月24日〜今年の『M-1』の感想。“チュートリアル”、審査員全員から1位に選ばれたのはスゴイ。ハイテンポな漫才からは、よく稽古してるのが伝わってきた。初めて見た“変ホ長調”は異次元トークに引き込まれ、あのまま30分くらいマッタリと聞いていたかった(笑)。“麒麟”、素朴な田村がめっさ好き!田村の演技&川島のナレーションという様式を徹底して極めれば栄冠も夢じゃない。“ライセンス”はアメリカンコメディーの物真似で演技力が光った(ただネタでも相方に「死ね!」って言って欲しくなかった。っていうか、簡単に「死ね」っていう芸人さん多いよね…)。“フットボールアワー”は叫んでばかりでセリフが聞き取り難く、下ネタも興ざめ。あんなこと言わなくても実力あるのに。ネタも2年前のものなので微妙。それにしても惜しかったのは実力を発揮できずに準決勝で散った“笑い飯”と“プラン9”。“笑い飯”は昨年2位に終わって以来、新ネタをどんどん作っていたのに、なんで最初の笑いまで時間がかかるお箸ネタを持ってきたのだろう。持ち時間が6分ならスロースタートでもいいけど、M-1は4分しかないんだから、冒頭からガンガンとギャグをぶつけないと、「勢い型」のコンビに負けてしまう。今回はボケ合いが加速して会場が暖まった時に時間切れとなり、時間配分を誤った感じ。っていうか、彼ら特有のWボケも4年前の初登場時から次第に衝撃度が薄れてきたのが心配(’02年は、優勝した“ますだおかだ”より絶対に面白かったと思う)。そしてもっと残念だったのが異色の5人組漫才“プラン9”。彼らの実力はあんなものじゃあない!出場者9組中の7位だなんてあり得ない。大ファンなので“あの程度か”って思われてたらすっごく悔し〜い。なんで「人類の進化」や「古今東西」ネタをやらなかったんだろう。確実に決勝へ進む自信があったのでとっておいたのかなぁ。出し惜しみせず最初に見せないと、敗退すれば披露できなくなるのに…もったいない。関西ではコアな人気を持っている彼らだけど、全国では初見の人も多かったと思う。彼らは個々のメンバーがピン芸人としても高い評価を受けている才能ある集団。この悔しさをバネに、屈辱的ともいえる低い点数を入れた紳助と松ちゃんを見返して欲しい!//リニューアルされた劇場版ジョジョの公式サイト、ストーリー・コーナーや各コンテンツでマウスを素早く動かすと、ジョジョ名物の様々な擬音文字が炸裂してオモシロイ!

 12月23日〜ヒョエー、『日本の借金時計』という驚愕を超えて笑ってしまうサイトを発見した。リアルタイムで恐怖の行進を続ける借金カウンターは773兆6千億円台に突入。そこで今回は、国民に増税を押し付ける一方、年収2000万円以上の役人貴族が500人もいる中央官庁の「天下り」の実態を記したい。「天下り」とは役人が退職後に企業へ就職すること。そして短期間で就職と退職を繰り返し、その度に多額の退職金をガッポリ稼いでいる。仕事は肩書きだけの楽なポストも多いので複数の会社を兼務することも可能。報道によると、例えば旧厚生省事務次官には3度の天下りを繰り返し、官僚退職後だけで3億7千万(!)の報酬を得た者や、旧建設省出身で一社から5年間で1億2千万の報酬得ている者もいる。現在、法令で退職後2年間は現役時代に密接な関係にあった企業への就職が禁じられているので、最初の2年間は特殊法人(国が特別に設置した会社)に天下りし、以後は企業・団体に自由に天下りをしている。これら特殊法人の多くは赤字になっており、平成13年の時点で特殊法人負債総額は地獄の360兆3521億円!これら特殊法人に僕らの血税毎年5兆円以上が補助されている。こうした退職後のポストは役所が取りまとめて振り分けることが多く、財務省と経済産業省は天下り先となる特殊法人が多いので特に人気が高い。過去に心ある政治家が何度も特殊法人の数を減らそうとしたが、天下りを狙う官僚たちが将来の天下り先を確保・維持する為に「こういう理由でまだ必要だ」と主張&抵抗し、見せかけだけの統合などで殆ど改革は進んでいない。現在、天下りした国家公務員は2万2093人。企業にとっても役所に太いパイプを持つ人物を受け入れると情報入手や談合の際に有利となることから、天下りが絡んで摘発された汚職事件は数知れず。まさに「官」と「民」の癒着の温床となっている。360兆も赤字を抱える特殊法人からさらにお金をむしり取っていく役人達。一方、国民は全世帯のうち3分の1が年収300万円以下の貧困層になっても血税を納め続けている。国民の心情をもっと考えるべし!※現在政府は「民間への天下り禁止期間」の2年間を撤廃しようとしている。何の冗談デスカ?//明晩はいよいよ一年で最大のお笑いイベント『M-1』!大好きな“千鳥”でさえ本選に残れなかったと知り、いったいどれほどハイレベルなバトルが展開されるのか本当に楽しみッス。それにしても裏では4時間20分の『王の帰還・特別編』や『功名が辻』ハイライトなど、良い番組がぶつかりチェックしきれないですね(汗)。
 12月22日〜昨日、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主役を演じたマイケル・J・フォックス(45歳)のインタビューを見て、色んな言葉が胸に染み渡った。彼は同映画の大ヒットによって24歳でハリウッド・スターの仲間入りを果たしたけど、part3公開翌年に30歳の若さでパーキンソン病(筋肉が動かなくなる難病)を発病、長い闘病生活が始まった。「僕が最も強調したいのは、この状況でも人生を愛していることだ。“この病気は贈り物だ”と人に話すと理由を聞かれる。生きることを教えてくれる贈り物なんだ。失ったものを見つめると持っているものに気づく。それがきっかけで今僕は幸運な立場にある。映画を通して僕を知った人や接点のある人たちを助けることが出来る(※彼は同病に苦しむ人を援助する財団を創設した)。病気によって僕は多くの意味でカナダ出身のただのマイケルに戻った。病気は誰にでも平等なんだ。1つ気をつけたのは、人を安心させようとして“大丈夫だよ、心配しないで”と簡単そうに言わないことだ。“平気さ”なんて言えば本当に苦しんでいる人たちを傷つけることになる。医療費、失業、世間の目に苦しむ人たちが大勢いるんだ。僕が病を公表し、なおも人前で活動することで社会参加しやすくなったいう人の話を聞いた…それはこの状況から得た素晴らしい贈り物だ。意図したわけでなく結果的にそうなった。演技でも人生でも何においても、大切なのは誠意をもって身近な正しい事をすることだ。この病気は辛いものだ。時々顔にも症状が出る。レモンを食べた時のような顔になり、そのまま45分間くらい動けない。ひどい苦痛だ。そうなったら意識を別の所へ持って行き、治るまで待つしかない。全てを受け入れて、身を任せ乗り越えることだ。克服できると信じるんだ。あきらめる、自暴自棄になる、自殺するなんてことは僕はしたくない。行く末を見届けたい。恐怖や世間の目や今後の不安をくぐり抜けたら、きっと素晴らしいことが起こるさ。僕はそれに賭けてみたい」。//『ハリー・ポッター』の完結編(第7作)の題名が決定。「ハリー・ポッター・アンド・ザ・デスリー・ハロウズ(ハリー・ポッターと死の聖人たち)」とのこと。//ムーミンの声を担当された女優の岸田今日子さんが他界(76歳)。ご冥福を祈ります。
 12月21日〜いわゆる“愛国心条項”が盛り込まれた教育基本法が可決されたことについて、自分の思うことを『愛国心と教育基本法』にまとめてみた。意見を要約すると「日本文化の魅力を伝えることには大賛成、愛国心を通知表で“評価”したり、国家が強制することには反対。愛国心は悪ではない、しかし政治家が“愛政府心”に利用するのは悪」。愛国心とは自然に湧いて来るもの。他人に強要される時点で、資本主義国家であろうと社会主義国家であろうと、それがイビツな事になぜ気づかないのか。そもそも、法律で強制しなければ芽生えない愛国心に価値はあるのか。政府は国民がおのずと愛国心を持てる様な良い政治をすれば良い。その努力もせず一方的に愛国心の強要をするから違和感を生む。僕は日本が好きだ。素晴らしい文化を持ち、憲法で、思想・良心・信仰の自由を保障している日本が大好きだ。心の中に介入したり、言論の自由を奪う近隣国家のようにして欲しくない。※防衛省昇格について引き続き激筆中。//米証券大手のゴールドマン・サックス社、経営責任者のボーナス63億円、従業員の平均年収7300万ってスゴ過ぎ。一方、世界中で1日1ドル以下の生活をしている人が13億人。世の中、この先どうなっちゃうんだろうね…。//固いニュースばかりだと辛いんで、最後は温かいヒーターに抱きついているネコちゃんで。(*^v^*)
 12月20日〜今年、北海道夕張市は632億円の負債を抱えて財政再建団体(民間でいう倒産状態)になった。先日これを受けて、夕張市長の月給を25万円、市議を18万円(!)にすると発表された。同市は今夏、財政が破綻したのに前年度を上回る平均75万円のボーナスを支給して非難を浴びたが、それもあってか思い切った給料カットを断行したようだ。市議の18万に悲壮な覚悟を感じる。このことはもっと派手に報道されていいと思う。昨年の地方自治体の負債総額は238兆円で国家予算の実に3倍!文字通り地方財政は火の車。ところが、平均年収は民間サラリーマンの439万円(’04年国税庁調べ)に対して地方公務員は728万円で、何と約300万円も高い!どうして赤字238兆円でこんなに羽振りがいいのかサッパリ分からん。地方公務員には様々な特典があり、都職員の場合は百貨店の買物が一律5%〜10%引きになる(現職だけでなくOBも)。郵政解散選挙の際、開票作業をした一般アルバイトの日給は1万円だったのに、職員には7万円が支給された。奈良市では出勤しただけで1日500円の手当がつく出勤奨励手当が長年あった(批判を浴びて今年廃止)。窓口業務の職員は1日230円の特殊勤務手当がつく(窓口に座ってるだけなのに…)。生活保護家庭を訪問した職員には1日550円の社会福祉手当が出るし、車椅子の人を手伝った交通局・駅員には1回ごとに200円の介助手当が出る(駅員が車椅子の人をサポートするのは人として当たり前と思うけど?)。公務員には互助会があり、積立金と補助金(血税を年300億円注入)で運営されている。使い道は色々で過去の例では「職員お見合いパーティー」に72万円とか、スーツ・靴代3万円以上、独身手当11万円、メガネ修理代1万5千円など訳が分からず、大阪市の場合は昨年までヤミ退職金として平均670万円がここから出ていた。予算は年内に使い切らないと翌年から減額されるので、色んな方法で使い切られる。大阪市はカラ残業問題も深刻。5兆円の負債があるのに一昨年は6300人分のカラ残業が発覚し、1億3千万円の税金が「架空の残業」に払われた。民間は残業してもサービス残業で給料が出ないのに、仕事をせずに残業代を貰うなんて狂気の沙汰。結論。自治体は増税する前にせめて民間レベルに給料を合わせ、不正はやめるべし。あと、育児休暇を三年取れるとか優れた待遇面は、民間もそうなるように努力するのが大切。“羨ましさ”から公務員憎しになるのは本末転倒。※追記。もちろん多くの公務員が真面目に働いていることは言うまでもない。26歳の公務員の方から手取り16万&サビ残日常化というメールを頂いた。厚い恩恵は管理職に集中しているとのこと。国家公務員についても後日書きます。参考データ・業種別年収グラフ。フジテレビ社員の1500万円にブッ飛び。//改正教育基本法等へのコメント、長くなったので別ページを作ってアップする予定。//滋賀県の謎の飛行物体、これ隕石じゃないのかな。それにしてもキレイに写ってるねぇ。
 12月19日〜六甲山で崖から転落し、骨盤を骨折して意識を失った男性が、24日ぶりに救助されて話題になったけど、発見時は心肺停止状態で体温は約22度という超低温だったという。ずっと食事せず、水すら飲んでいなかった。医師は「動物の冬眠状態だった」とコメント。普段36度前後の僕らが22度で生存出来るというのも驚きだし、水なしで3週間以上も生きて1ヶ月半が経った今はピンピンしている、人間の驚異の生命力におったまげた!//先日ベネズエラの大統領選挙でチャベスが3選して僕は嬉しかったけど、報道ステーションの古館アナは、金正日やフセインと同列の独裁者のように紹介していて目が点になった。病院に行く金がなく命を落としていた貧困層の為に無料の医療施設を建てたことを「お金のバラまき」と表現。なんでそうなんの?チャベスを嫌う米政府でさえ、選挙は正しく行なわれ何も問題ないとしてるのに、イカれた独裁者のように扱わないで欲しい。古館アナはコレを読むべし。※チェ・ゲバラの娘がチャベスにインタビューしたんだねぇ。//『減税の98%は企業向け』。家計増税、企業減税。毎年ずっとこれでは国民の購買力は上がら〜ん!//今日も改正教育基本法等について見解を執筆中。

先日、空手の昇級審査に合格
して緑帯から水色帯になった!
嬉しかったけど、サワヤカな水色
の帯より、以前の緑帯の方が
色的には渋くて強そう(笑)。

 12月18日〜『トムとジェリー』を生み出した米国のアニメーション作家ジョゼフ・バーベラ氏が他界(95歳)。ゲーム『トムとジェリーのチーズ騒動』(音アリ、無料)にアクセスして氏を偲ぶ。//なんとモーツァルトの生誕250周年を祝って、故郷オーストリア・ザルツブルクの国際モーツァルテウム財団全楽譜を無料で公開した。もちろん印刷も自由!作品番号で検索可能なので、有名な交響曲第40番(作品番号K.550)ならKVの後に「550」と入力するだけで楽譜が出てくる。5歳で書いた最初の曲“アンダンテ・ハ長調”なら「1a」でOK。ウィキペディアの「楽曲一覧」がジャンル別に整理されて作品番号も載っているので、これと併せて検索をかけるのがグッド。それにしても、700曲以上もあるモーツァルトの曲を全部アップするなんて、どんなに膨大な作業時間を要したのだろう!公開日は今月12日になっている。今年中に公開しないと250周年記念の意味がないのでモーレツに奮闘したんだと思う。そして見事にやり遂げた。全楽譜アップを最初に提案した人はクレイジーと言われたかも知れないけど、全世界の音楽ファンへの貢献は計り知れない。モーツァルテウム財団のド根性に脱帽ッス!(☆o☆) //引き続き、改正教育基本法等について見解を執筆中。

 12月17日〜一昨日、“愛国心条項”が加わった改正教育基本法と、防衛庁から防衛省への昇格案が同じ日に可決された。このサイトに意見を書いても国政には何の影響もない。でも、僕は可決前に「もっと慎重に審議すべし」とする意思を明確に表明するべきだった。審議に費やされた時間より、中身を問うべきだった。では、なぜハッキリ書かなかったのか。(つづく)//掲示板で紹介されていた『星の比較』(1分25秒、音ナシ)に圧倒されました!宇宙ヤバイ!※登場する最大の星、ケフェウス座の「ガーネットスター」は地球の28万8194倍ッ!/『星の比較2』(1分37秒、音アリ)は前者を6段階に分けたもの。最後の太陽との比較が笑えます〜!(*^o^*)
 12月16日〜昨日、無料のネット百科事典ウィキペディアが30万項目を達成。これはすごい。圧巻の30万項目。ウィキは執筆者が不明で内容には論争もあるけど、基本的には無名の専門家たちの「善意」で記述されたものが殆ど。とてつもない項目数と情報のスピードの速さは、かなり重宝している。大事な調べものをする際は市販の百科事典と比較するんだけど、マルチメディア事典の代表格、マイクロソフトのエンカルタ百科事典(有料・約1万5千円)でさえ3万6千項目と、ウィキの約9分の1しか項目がない。以前はエンカルタの3万6千項目でもスゴイと思ってたんだけどねぇ。本当に便利な世の中になったもんだ。//特撮ファンの絵師の方、実相寺監督を追悼してリアル絵板で『ウルトラセブン』を月末までお題化してマス。よろしければお絵描きして下さいね!//明日は良い番組がいろいろありますねぇ♪

 12月15日〜やった!ついにパソコンが修理工場から帰還!これでやっとサイトを更新できます!ずっと掲示板に番組情報だけはアップしてたんですヨ〜。//PCが復活したら真っ先に紹介しようと思っていたのが、掲示板で教えてもらった、ロックバンド・U2のヴォーカル・ボノのインタビュー映像(9分47秒)!「21世紀だろ?これほど裕福になり、力を持ち、技術を持っているのに、もう少しうまく出来ないのか」。アフリカの貧困問題や環境保護に熱心に取り組み、偽善者と中傷されても笑い飛ばし、ロック・スターとしての名声を社会運動の為にフル活用しているボノ。リンク先の約10分の映像は、本気で世界を変えたいという彼の『覚悟』がズドンと胸底に届く、貴重なインタビューだった。「(アフリカの為に)施しを求めているんじゃない。正義を求めているんだ!」「ブッシュを自分のバンドに入れようとした(笑)。目的を達成する為なら悪魔とだってランチをするよ」「夢を見るのは大事さ。でも夢見るだけならずっと寝てた方がマシだね!」※以前にアップしたコラム『不屈のロックバンドU2』をまだ未読の方は是非御一読を。“命懸けで歌う”とはこういうことデス!//『シャトル、夜間の打ち上げ成功』…4年ぶりの夜間打ち上げ。夜空を黄金に染め、めっちゃ美しい。//かつてのチリの独裁者ピノチェト将軍が死去。多くの市民を拷問・虐殺した男が、司法の裁きを逃れ91歳という長寿をまっとうした理不尽。ピノチェト軍に無惨に殺された僕の大好きなフォーク歌手ビクトル・ハラの冥福を改めて祈った。※葬式の際、ピノチェトに暗殺された元陸軍司令官の孫が棺に唾を吐きかけ逮捕された。孫曰く「何か仕返しをできる最後の機会だった」。//本日、アクセス560万件ヒット!
夜間のロケット打ち上げが
これほど美しいとは!一生に
一度はナマで見たいなぁ〜!
(ケープ・カナベラルから上昇
するディスカバリー)
 12月8日〜パソコンの故障したファンは、うまく行けば明日届くらしい。それまではスグに加熱して電源が落ちるから更新も焦りまくり(汗)//ここ数日のアクセス最多コーナーは、以外(?)にも『あの人の人生を知ろう〜伊能忠敬編』。50歳を過ぎてスタートした第2の人生で、国家的な偉業をド根性で成し遂げた親父サンに、閉塞感に包まれてる現代の男たちの熱い眼差しが注がれているのかも。※新たに画像の転載許可を頂くなど、伊能忠敬編は去年のアップ時より加筆されてマス♪
〔伊能忠敬の巨大地図〕
’04年に名古屋ドームで
催された、214枚からなる
日本大図の大公開!
人間がこんなに小さ〜い!
(撮影kooichi.ikaiさん)

 12月7日〜パソコンが絶不調。どんどん加熱して突然シャットダウン、電源が切れてしまう。なんか、ファンが回転してないっぽい…怖すぎ!まだ2年半しか使ってないんだけどな。→メーカーに電話してみた。やはりファンが故障している!ファンの交換だけなら本体回収&ハードディスクの初期化という最悪の事態は防げるようだ。しかし、ファンが届くまではすぐに電源が落ちるので大変。ふえ〜、これは困った。(>_<)//『のだめカンタービレ』のおかげでクラシックのコンサートが大人気とのこと。これまで多くの音楽関係者がクラシックに陽を当てようと奮闘してもなかなか客が入らなかったのに、ただひとつのマンガでこんなに大きなクラシック・ブームを作った作者の二ノ宮知子先生は、文字通り音楽界の恩人。同時に、音が聞こえないマンガからクラシック音楽のブームを作るなんて、マンガという芸術・表現方法が持つ大きな力を改めて実感した!//最近の漫才で一番面白いのは千鳥。今年上半期の“遠山の金さん”ネタも面白かったけど、新ネタの“桃太郎”ネタがとにかく最高。こりゃM-1でひょっとするかも!?(気持的には笑い飯を応援してるんだけどなぁ)//明日はジョンの命日だね。生きていれば66才。ほんと長生きして欲しかった。
掲示板の方でトラリーさんから、
メールでnesさんから「ゴゴゴゴゴ
ゴゴ」のJOJOキリ番の画像を頂き
ました♪有難うございますーッ!
 12月6日〜この冬は観たい映画のオンパレード。なんとか時間を作って劇場まで早く足を運ばねば。『硫黄島からの手紙』は、前作の『父親たちの星条旗』でアメリカ兵に「戦争に英雄はいない」と語らせたイーストウッドだけに、日本人をどのように描いているのか心して見たい。『敬愛なるベートーヴェン』は第九初演に秘められたエピソードらしく、予告編の時点でハートを鷲づかみ。名優エド・ハリスはどんなベートーヴェンを演じるんだろう。『007/カジノロワイヤル』は007誕生物語ということで、原点回帰の渋いアクションが好評。イギリス本国でも空前のヒットというから胸が高鳴る。『パブリカ』は生み出す作品が常に高い評価を受けている今敏監督の新作アニメで、サイトに流れているBGMの疾走感が気持いい。『トゥモロー・ワールド』は掲示板やメールでお薦めされて見たくなっちゃった映画。『クリムト』は性格俳優のジョン・マルコビッチが画家クリムトを演じてて、こちらも期待大。ふ〜、近所にシネコンのある人が羨ましいッス!//安倍政権の公約だった“フリーターをピーク時の8割に減らす”を実現する為に検討されていた『再チャレンジ支援税制』から、主役であるはずのニート&フリーターが除外されることが決定。理由は「正社員としての雇用を望んでいるかどうか分からない」。そんなの多くの人が安定した正社員を望んでるに決まってるじゃん。新卒時が就職氷河期だった20代後半〜30代半ばの層は、正社員になるタイミングを逃したまま歳を重ねている。支援の方法を検討していたのに何でこう本末転倒な結果に…。//徳川家康をののしる会、いかにも大阪らしいというか、こんな集いがあったんだねぇ。家康も草葉の陰で笑っているかもね♪//アクセス・カウンター、5555555(ゴゴゴゴゴゴゴ)をヒットした瞬間を見てみたい(笑)。

 12月5日〜動画の『爆睡こねこ』(27秒)、めっさカワイイ!//女優の蒼井優が『フラガール』で映画大賞の新人賞に選ばれた。彼女の受賞コメントがいい。「演じることは、私という人間の中身を売る仕事。売れるものを絶やさないように、こつこつ自分と向き合っていきたい」。中身が薄いと心に届く演技が出来ない。バレエ、日舞、タップダンス、ピアノをマスターし、オフの日は黒澤監督やキューブリック、W・アレンの映画など名作をレンタルしまくり、研究に精を出す彼女。たいした21歳だ。//演技といえば先々週の『功名が辻』で六平太を演じた香川照之にグッときた。六平太は武将山内一豊の妻・千代を密かに愛していて、千代の笑顔が見たいが為に、本能寺でも関ヶ原でも、陰で一豊を支えてきた。愛する女の為に、その夫を助け続けたんだ。一豊が功名をあげて土佐一国の主となるのを見届け、一豊と千代が末永く幸せに暮らせることを確信した六平太は、千代の前で丸薬(致死量の毒薬)を口に含んで長年の想いを告白した--「千代が好きだ。(ガリッ)さらばだ!」。大河ドラマでこんなに切ない愛の告白シーンを見たのは初めて。名演だった。//先日NHK教育『美の壷』で、古城鑑賞のポイントとして「石垣」を紹介していたので思わずメモッた。/「野面(のづら)積み」は自然石をそのまま積み上げた最も古い工法。「算木(さんぎ)積み」は石垣の四隅に加工した長短の石を交互に積み上げていく。見た目にも美しい工法。/「城の巨石を楽しむ」…巨大な石を動かすにはたくさんの人間の力が必要になる。つまり“俺はこんな巨石を運ばせるくらい力があるんだぞ”という権力の象徴。だから、巨石は権威を誇示するために正門脇の石垣に組み込まれるなど、城の目立つ場所に置かれることが多い。/「鏡石」…巨石は表面を平らに仕上げられた「鏡石」になっている場合がある。中世の人々にとって鏡は御神体。「鏡石」を石垣に組み込むのは、石に神が宿って自分たちを守って欲しいという気持の現われ。以上、石垣トリビアでした。
 12月4日〜なんと!門外不出のダ・ヴィンチの『受胎告知』が、来年3月に初めて日本にやって来る!フィレンツェの美術館がこの絵を手に入れてから140年間、一度も外部へ貸し出すことがなかったというイタリアの至宝。展覧会の会場となる関東の人が羨ましい!//生命の起源について色んな論議がされる中、隕石説を一気にメジャーにする証拠が発見されたとのこと。太陽や地球が誕生した頃の隕石に、(生命の材料となる)有機物が複数見つかったという。僕らの生命の源が宇宙を旅してきた隕石にあるなんてロマン爆発ッスね!(*^o^*)//萩尾望都女史のマンガ『バルバラ異界』が、第27回日本SF大賞に輝いた。マンガとしては’83年の『童夢』(大友克洋)以来、23年ぶりという快挙。そんなに高い評価を受けるなんて、一体どんな内容なんだろう。全4巻と短いので読んでみたい。//今夜の『のだめカンタービレ』、すっごい良かった!前半のドタバタ・コメディに笑い(玉木君の風呂場の沈没シーン、白目に爆!)、中盤のコンサート(ブラームスの交響曲第1番をたっぷり聴ける喜び!)、後半の飛行機内のドラマと催眠術のエピソード(あれは泣く。BGMのバーバー作曲“弦楽のためのアダージョ”も切ない!)、とても見応えがあった。そしてラスト間近の、のだめが青い光の中でピアノを練習するカット、何事かと思うくらい美しかった。//“のだめ”と言えば、ロケ地の洗足学園音大の写真を友人が送ってきてくれた!当たり前だけどドラマと同じ建物やベンチがあるので写真にエキサイト。この敷地を我らが“のだめキャラ”が闊歩したんだなぁ〜。
 
このキャンバスを、のだめ、千秋、峰、清良、真澄らが、歩き、泣き、笑った!
 12月3日〜体調を持ち直してきた。ふぅ。体も辛かったけど、何より無為に流れていく貴重な時間が、本当にもったいなかった。時間は戻らないもの…。//明晩7時50分からBS2でオンエアされる映画『アマデウス』、めっさオススメです。ウィーン王室の宮廷楽長サリエリを主人公に、作曲家モーツァルトの半生を描いた作品。自らの音楽と才能に誇りを持っていたサリエリが、天才モーツァルトの出現でズタボロになっていく様が切ない。いくら宮廷楽長という絶大な権力を握っていても、後の世に残るのはライバルの曲と確信しながら生きるのは、芸術家として本当に辛いと思う。この世の誰よりもモーツァルトの音楽の素晴らしさを理解していた故に地獄を味わった男。もうこの映画を何十回観たか分からない。その度に凡人の僕は、怒涛の如くサリエリに感情移入してしまう。アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、美術賞など8部門を総ナメ!//福島、和歌山、宮崎、よくこれだけ知事の汚職事件が続くもの。子どもの教育問題も大切だけど、大人のモラル崩壊の方がもっと深刻。子どもが手本にするのは大人社会。プロミスの自殺隠しもひどい。結局、プロミスと契約して死んだ人間は、半数の人が死因不明であり、しかも死因が判明した人は4人に1人という高い確率で自殺していた。サラ金各社は違法金利について裁判を起こした人には返金しながら、いまだに堂々と違法金利を表記してるし、テレビ局もそれを注意せずにオンエア。何を考えているのやら。中川翔子(“しょこたん”キャラとサラ金はミスマッチ過ぎ)、夏川純(レイクの金利上限は鬼の29.2%)、熊田曜子の事務所はCM出演料よりマイナス・イメージを考えた方がいい。//自民の復党組の会見はただただ唖然。「郵政民営化に反対とは一度も言っていない」って…。じゃあ党を割ってまで何に反対していたの?っていうか、反対票入れてたじゃん。彼らの支持者も仰天したと思う。不支持87%ってのもすごい。//フィギュアスケートのNHK杯、開催国の有利さはあるとはいえ、明確になった審査基準の中で、男女共に上位3位を独占っていうのが凄すぎ!まるで国際大会ではなく全日本の結果みたいだ。拍手!自己ベストを出した織田選手を破って優勝した高橋選手の精神力は大したもの。トリノから10ヶ月ですっかり頼もしくなった。//親友が教えてくれたラーメンズの『外国人向けのお寿司屋さんのマナー』(8分7秒)。すんごいシュールで笑った!Youtubeは外国人がたくさん利用しているから、コレを見て勉強してる人がいるかもねぇ(爆)。
 12月2日〜うぐぐ。まだ熱が下がりませぬ。今日も番組情報のみ更新しマス。//上野の国立博物館の仏像展、明日で終わりです。

 12月1日〜グハーッ。急激な温度差に対応できず風邪でダウン。久々の38度5分…。皆さんも温かくして充分お気をつけ下さいネ。(>_<)//番組情報のみ更新しマス。
 11月30日〜明晩9時から放映される邦画『ALWAYS 三丁目の夕日』は超々々必見ッス!劇場で観た時、襟首がズブ濡れになるほど滝泣きし、脱水症状寸前に陥った映画。まだ見てない人の為にストーリーには触れないけど、人と人の心の結びつきを描き、見終わった時に「人間っていいなァ〜」と思える作品で、腹を抱えて笑い転げる爆笑シーンもいっぱい!現代の日本は親が子を、子が親を殺すという狂ったニュースが連日のように報道されているけど、この映画が描くのは親子の情愛だけでなく、血が繋がっていない“赤の他人”の為に、人はこんなにも優しくなれるのかって内容デス!本年度の日本アカデミー賞、怒涛の12部門制覇!※っていうか、世界中の人に見て欲しい。海外で公開したら日本人への好感度がMAXまでアップすること間違いナシ!僕にとっては’85年に黒澤監督の『乱』を観て以来、ここ20年間で最高の邦画でしたッ!//鬼才・実相寺(じっそうじ)昭雄監督が胃癌の為に逝去。享年69歳。ご冥福を祈ります。※近日中に追悼コメントを書きます。//ここからはガンダム・ファンだけのマニアネタ。一昨日、『ホクートの拳』(音注意、1分40秒)の復活を書いたところ、ネットから消えていた爆笑ガンダム・フラッシュも見られると情報を寄せて頂きました(有難うございます!)。『妖怪人間ザビ』(50秒)、『カイ物くん』(45秒)、『ジムの唄』(1分、曲はアニメ“ジムボタン”から)、いずれもガノタは抱腹絶倒の珠玉のフラッシュです!カイと言えばGacktは意外にカイの声真似(29秒)が上手い。あと、変り種では宇宙戦艦ヤマトとGガンダムを融合させた熱い演出の『宇宙武闘伝Yヤマト』がお薦め。わずか2分54秒にOP、本編、EDを詰め込んだ入魂の作デス♪
 11月28日〜3年ほど前に話題になり、その後は元サイトから消えていた爆笑フラッシュ『ホクートの拳』(音注意、1分40秒)が復活とのメールを頂いた。久々に見て大笑い。匿名で教えて下さった方、有難うございました♪//先日のTVにて。元メガデスのマーティ・フリードマンのインタビューが面白かった。「日本に来ると粗野なアメリカ人のロックミュージシャンでもいきなり礼儀正しくなるのが不思議だ(笑)。キャラと全く違って、超丁寧になる!米国では“野郎共メチャクチャにぶっ壊そうぜ!”とかMCで煽っているのに、ソフトな声で「ハロ〜!オーサカ〜!」とかしこまってしまう。皆、滞在中は言葉にすごく気を使っているんだ。あと、最近は米国で漢字の入墨がブームだけど、(意味を)騙されてる人が多い。凄い筋肉でおっかない男が腕に“台所”と入墨しているのを見たことある」。//京都、日光、浅草など、観光地に行くと必ず土産物屋の店先で“木刀”が売られているのが以前から不思議だった。その謎を調査した番組を見た。結果は「自然発生的に、或は何かのブームで同時に全国で売られ始めたのではなく、一件の会津若松の木刀屋の店主が、昭和30年代に各地の観光地で売り歩いたから。つまり一人の人間の地道な努力によるもの」とのことだった。僕はすっかり昔からの風習って考えてた。これからもずっと木刀は売られるだろうし、一人で伝統を作ってしまうのが凄いと思った。//『ジョジョ・タイピング』、本物のスタンド使いが続々と参戦し、僕は一昨日の43位から314位へ真っ逆さま。もうTOP100どころかTOP300に入るのも夢のまた夢に。1位の方からエールを頂きハッスルしたけど、517打なんてスタープラチナを出せなきゃ無理っす(爆)。しかし「500打に向かおうとする意志」があれば、いつか500超えを達成できると信じてマス〜!※荒木節の皆のコメント、読んでるだけでも楽しいネ。(8位の方、445打でミス1回というのもスゴイ)
11月27日〜「障害だって個性と言える世の中になって欲しい」--明晩22時からオンエアされるドラマ『僕の歩く道』、お薦めです。主演の草なぎ君が自閉症の青年を演じている。主人公の年齢は31歳だけど、先天的な障害で心は10歳児と同等とされている。彼の周囲には一人では何も出来ないと決め付ける者も入れば、無垢ともいえる真っ直ぐな心に触れて自分を見つめ直す者もいる。僕はこれまで仕事や友達付き合いを通して、数人の自閉症の方と交流をもってきた。だからこのドラマの主人公=自閉症の全てではないと思うし(主人公ほど自分を抑えることが上手くない人もいる)、サポートする家族の方を考えると、ドラマを見て「感動して泣いた」と書いてしまうと“安易すぎはしないか”と懸念してしまう。それでもやはり、胸が熱くなった自分がいる。前回、知らない道には不安いっぱいで行けない彼が、人探しの為にガタガタ震える足で自転車をこぎ出したシーンは、本当に、本当に、心を揺さぶられた。自転車をこぐ、ただそれだけの行為。でも僕はその姿を見てて、困難にぶつかった時にそれを切り開いていく勇気を間違いなくもらった。ドラマであろうと何であろうと、僕は主人公に感謝し涙腺が決壊した。この作品は見る者の感情を煽るような過剰な演出は抑えられ、胸に沁みる音楽と共に、淡々と物語が進んでゆく。そして主人公と歩調を合わせて、彼が歩く道を一緒に行く。冒頭で紹介した公式HPにこれまでのストーリーや人物相関図が載っているので、視聴する際はぜひ御参考に。※掲示板やメールでこのドラマのことを教えて下さった皆さんに心から感謝していマス!//アクセス550万件ヒット。いつも遊びに来て頂いて有難うございます♪
 11月26日〜今日の更新はジョジョ・ネタ一色で!//前から紹介したかったのがファン制作の『ジョジョ・タイピング・ゲーム』。制限時間は60秒で132パターンの問題が用意されている。名セリフを味わいながらタイピンクが上達できるのが嬉しい!記録を登録すれば順位が分かるし、設定変更でミス時に「無駄ァ」と声が入る。僕は150打が限界だけど1位は451打。あり得ない!※TOP50に入った人は荒木節のメッセージを残そうネ♪/『DIO対東方不敗』(3分11秒)。東方不敗は“Gガンダム”の熱血キャラ。今までに見たパロディ動画の中で、構成や演出が抜きん出た力作。体力ゲージの活用方法といい上手すぎる!/ゲーム『ファントム・ブラッド』でファンにバカウケだった「このストレイツォ容赦せん!」キック(24秒)。“せんせんせんせんせん”に爆笑。/朝目さんちの『ひみつ道具とスタンド』。スタンド能力をドラえもんの道具で解説した目からウロコの検証ページ。/『博打王ダービー』(1分18秒)。第3部のダービー兄が大ハッスル(笑)/韓国からのアクセスが多くてリンクをたどったらコチラだった。ハングルだからさっぱり分からず、翻訳ソフトで訳してみると「これこそ黄金体験!!!!!!」という言葉で祝賀パーティーのレポが翻訳されてた。この管理人さんはとてもハイな人で、「レポの文章をそのまま一目散に翻訳します。なぜなら一人で読むには惜しいんだアアアアアアアアアアアッ」て“ア”を11個も駆使。リンク先で同じ文字がズラリと並んでるのは荒木節のハングル版です(笑)。ブログのコメント欄には徴兵された青年が軍隊で「6部徐倫の“決着ゥー!!”!ポージングをした」とカキコしてて可笑しかった。ジョジョファンはどこの国でもアツイね!/ジョジョ絵師の方、現在お題板で第1部キャラまつりを開催中デス。今週のお題はスピードワゴンorツェペリ男爵。最終的に12名を出題する予定なので、ぜひ全キャラ・クリアーにトライを〜ッ!(*^o^*)
 11月25日〜矢部美穂がいじめ被害者に送った「学校だけが人生じゃない」というメッセージに共感。僕も中学の頃は、クラス、部活、家庭の3ヶ所だけを全世界と思って凄く苦しかったけど、大人になるにつれ世界はもっと広大で、人生の選択肢は無限にあるって気づいた。人間には移動の自由があり、世界中が新天地として待っている。僕にそれを教えてくれたのは映画や文学だった。環境を変え、多様な生き方を送る主人公たち。このサイトを作ったり、作者への墓巡礼を続けるのは、若い頃に孤独地獄から救ってくれ、文字通り生き延びさせてくれた先人達への恩返しでもある。「自由が欲しい時は他人に頼んじゃいけないんだよ、君が自由だと思えばもう君は自由なんだ」(リチャード・バック)//“雪ザルと赤ん坊”と題されたこの「猿の親子」の写真、スゴクいいね。撮影者は長野の猿公園の職員さん。米国の自然写真コンテストでグランプリに輝き、現在スミソニアン博物館で展示中とのこと。//宮中で奏でられる「雅楽」について調べていたら、現代語の語源があって面白かった。「打ち合わせ」…打楽器で拍子をとって合奏すること。「ろれつが回らない」…呂(ろ)と律(りつ)という音階を上手く出せない。「二の舞を演じる」…舞楽(雅楽の舞)の演目“安摩”は、一組目が上手く舞い、二組目が真似ようとして失敗する物語。ドジを踏むことの例えとなった。//クイズ番組で「宇宙飛行士とモーニング娘。ではどちらが狭き門か?」というユニークな問題が。'98年に日本で募集された宇宙飛行士は定員3名に対して応募864名で290倍。同年、モーニング娘。の第二期メンバー募集は3名に対して約5千名で1670倍!モーニング娘。の方が格段に狭き門だった。//訃報が続いている。作家の灰谷健次郎さん、ジャズ・シンガーのアニタ・オデイ、名優フィリップ・ノワレ。ノワレは『ニューシネマ・パラダイス』の老映写技師、『イル・ポスティーノ』の詩人ネルーダ役など、素晴らしい演技を残してくれた。
 11月24日〜私事だけど今日で39歳になった。あと1年で30代が終わってしまうなんて信じられない。20代の時はまだ人生はたっぷりあるって思ってた。っていうか、永遠に人生が続く気さえしてた。でもこの歳になると、次第に残された時間を考えるようになってくる。どうあがいても1日は24時間しかなく1年は365日だけ。一方、この世にはまだ未読の名作文学や漫画、話題の映画、高い評価のCDなどが山ほどある(掲示板でメモッた作品も相当な量っす)。仕事の合間を縫い、“時間切れ”までに、あと何冊の本を読め、何本の映画を見、何枚のCDを聴けるのか、そんな事を考えるとメチャクチャ焦ってしまう。何を選び、何を削るか、今まで以上に重要になってくる。一日、一日、日々そのものが、かけがえのない宝。//この2日間で思わず和んだニュースを3本。/徳島にて『2日がかりでワンちゃん救出』。あり得ない場所で、“やっちゃった”という犬の表情がえも言われない。助かって良かったね。/兵庫にて『紅葉を背景にヒマワリ満開』。美しい紅葉と一緒にヒマワリ畑がホントに広がってる。初冬の冷え込みをはね飛ばして満開になってるヒマワリに力強さを感じた。/宇宙ステーションにて「宇宙ゴルフでナイスショット」。人類初の宇宙空間へのショットで、このゴルフボールの飛距離は前代未聞の百数十万キロだという(笑)。夜空を見上げて、あのどこかでゴルフをやってる人間がいると思ったら、そのスケールの大きさや馬鹿馬鹿しさが無性に笑えてしまった。人間は面白いね。(*^v^*)

 11月23日〜人体の不思議に迫る科学番組から、最近面白かったトピックを紹介/「フェロモン」…異性のフェロモンを嗅ぎ分ける能力は男性にはなく、女性特有のもの。この能力は女性が思春期を迎えた時に目覚め、嗅覚が発達して個々の男性フェロモンを区別可能になる。そして本能的に“遺伝子が遠い(異なる)”男性の匂いを好むようになる(遺伝子の差が大きい方が環境の変化に強い子が生まれるから)。女性が「お父さんクサ〜イ」と父親の匂いを感じるのは、自分と遺伝子のタイプが似てるから本能が嫌悪感を抱くわけで、実際に父親が他人より臭いわけではない(笑)。/「涙」…号泣すると副交感神経が刺激され「一晩寝たのと同じリラックス効果」がある。また、歳をとると涙もろくなるのは、人生経験が多く共感する材料が蓄積されているので、ちょっとしたことで泣いてしまう。/「黒目・白目」…動物の中で黒目の周囲が白いのは人類のみ。犬も鳥も黒目だけ。ヒトに近いチンパンジーでも白目の部分は濃い茶色で、色が付いている。動物たちに白目がないのは視線の向きを隠す為だ。敵に動きを読まれないようにしている。しかし、互いに助け合ってきた人類には白目が必要だった(狩りの時に目配せで合図を送る等)。生後間もない赤ちゃんでも、大人の目を頼りに安全と危険を見分けており、お母さんが流し目で他所を見ていると、「何かあるの?」と視線の先を必死で見ようとする。白目があるから視線の方向が分かるんだ。また、赤ちゃんの前に2つの同じ玩具(ぬいぐるみ)を置き、大人が片方の玩具を「好き」という目線で見つめると、そっちを手に取ろうとする。逆に、眉間にシワを寄せて「嫌い」という目線で同じ場所に戻した玩具を見ると、赤ちゃんは大人が見なかった方の玩具を手に取る。まだ言葉も話せない赤ちゃんが、目から心を読んでいる事に仰天!人間にとって目のコミュニケーションは本当に重要なんだねぇ。//20日、名匠ロバート・アルトマン監督が他界(享年81才)。御冥福を祈ります。
 11月22日〜掲示板に映画『かぞくのひけつ』の案内を小林監督が書かれています(リンク先に簡単なあらすじが載っています)。試写で見てとても楽しかったので、興味がある方は是非!秋野暢子さん、桂雀々さんの熱演に引き込まれました。ユーモアいっぱいです♪//先日のガッテンのプリン特集は面白かった。プリン愛は女性の方が強いと思いきや、なんとプリン購入者の7割が20代、30代の男性というデータが。また、近年のコンビニ・プリンはビッグ・サイズで生クリームがのったものが多いけど、これもコクと濃厚な甘みを求める男性側の希望に沿ったものだという。紳士諸君、胸を張って「プリン命」と叫ぼうではないか!(笑)//食べ物ネタをもうひとつ。木曜夜のNHK教育『西洋料理と日本人』が地味に面白い。番組内で戦国時代に宣教師が食べていた牛肉のパエリア(日本人が初めて食べた西洋料理)や、ペリーが幕府使節に黒船で振舞った塩漬け肉のステーキなどを再現。これが実に美味そう。日本では仏教を重んじた天武天皇が動物の殺生を禁じて以来、明治まで肉食文化がなかったので、幕府の役人は分厚いステーキに度肝を抜かれたそうだ。ペリーは幕府に対して、水、燃料の供給と共に食糧(主に牛肉)を強く求めたんだけど、幕府はこうはね付けたそうだ。「我が国の国民が飼っている牛や馬は、重い荷物を背負って遠くまで運び人を助けている。だからその恩を考えて牛肉は食べない。他国で調達されよ!」。米国総領事ハリスが“自分で牛乳を絞るから母牛を売ってくれ”と頼んでも「牛は運送にかかせないのでお渡しできぬ」と譲らなかったんだって。“恩を考えて食べない”っていう言葉、ジーンときた。明晩は「フランス料理との出合い」っす。//『音楽現代』編集部の方から、「名指揮者C・クライバーを偲ぶ原稿を12月11日まで募集中なので告知して欲しい」と依頼がありました。当サイトにはクライバーのファンも多いので公式WEB(リンク先の下方に詳細アリ)を貼っておきますね♪

 11月21日〜先日オンエアされた『手塚治虫・最後の講演』を見た。他界の3ヶ月前に小学校で子ども達に話した、文字通りのラストメッセージ。印象的だったのは漫画家になる前の話。氏が病院の研修医として働いていた時、担当した患者が臨終の瞬間に、それまで額にシワを寄せて苦悶していたのが、苦しみを全部忘れたようにコロッとすごく良い顔になったという。それを見て、宇宙全体が生命そのもので、患者はそこに帰った(在り方が変わった)だけで生命は繋がっていると実感したとのこと。そして生命の尊さを伝える為にペンを取り、ライフワークとなった『火の鳥』の中で、“この宇宙の何もかも全部が生命力を持っている。例えば星も太陽も地球もみんな生命力を持って生きている。あなたもその一部だ”と、不死鳥・火の鳥を通して人間やあらゆる生物を励ましたという。30分の講演の中で20回以上も“いのち”という言葉を子どもに繰り返した先生。数々の素晴らしい作品を本当に有難うございました。※『火の鳥』シリーズの僕のイチオシは“鳳凰編”と“未来編”デス!//15日の日記で『ジョジョ体操with荒木先生』がタイで紹介されていることに触れたけど、これを機にジョジョのページはどこの国からのアクセスが多いかトップ10を調べてみた。結果は次の通り(10)中国(9)シンガポール(8)イタリア(7)カナダ(6)ドイツ(5)オーストラリア(4)フランス(3)タイ(2)台湾(1)アメリカ。アジア、欧米、南半球、全ての地域に熱いファンがいることが嬉しい!※次点はフィンランド、オランダ、ブラジル、スペインと続きマス。//昨日紹介したジョジョファンによる貸切上映会、申込みが1日で定員の半数を突破したとのこと。迷ってる人はマジお早めに!//男女平等度の報告書の記事。上位陣が北欧勢なのは予想できたけど、日本の79位(低い!G7で最低)に対し、同じアジアのフィリピンが6位というのに驚いた。フィリピンって北欧並に男女平等が徹底してる。日本も学ばないとね。//知床の海岸に打ち上げられたサンマたち、写真で見ると圧巻。魚も大変。
 11月20日〜詩人&書家の相田みつをの巡礼レポを書く為に、著作を色々読んでるんだけど、今日こんな言葉に出合った--「セトモノとセトモノとぶつかりッこすると、すぐこわれちゃう。どっちか柔らかければだいじょうぶ。やわらかいこころを持ちましょう」。いいね。//劇場版ジョジョの前売りが発売されたばかりなのに、うおお、パッショーネ東京がさっそくやってくれた。来年2月24日(土)に劇場を借り切って鑑賞するとのこと!イベント名は『ジョジョの奇妙な大映画祭』。ジョジョファンしか観客はいないから、名セリフごとに場内が沸騰するのは間違いナシ。映画を“体感”することになるかも(笑)。しかも参加費はチケット代の1500円のみで特典付き。定員は先着77名だけなので、参加希望の方は急いで申し込むのが吉ッス!//今日発売されたビートルズのアルバム『LOVE』を聴かれた方はいますか。僕はまだ未聴デス。“新譜”という宣伝だけど、プロデューサーが好き勝手に編集してるというし、実際のとこどうなんでしょう?//11月12日の日記で紹介した影絵劇団『かしの樹』で劇団員を急募しているとのこと。日給は9千円以上で宿泊費と食費支給。日本各地を訪れることが出来て、毎日子ども達の笑い声を聞ける仕事。取材をした劇団員の方は親切な方ばかりだったので、興味のある方は連絡されてみては如何?//『間違い探しゲーム』、レベル7が突破できない(違う場所をクリック)。タイムアップが迫ると焦って余計に分からなくなっちゃう(汗)。

 11月19日〜以前から熱望していた関ヶ原の取材に行ってきた。今日の関ヶ原は雨、雨、雨!駅前でレンタサイクルを借り、ズブ濡れになりつつ、西軍、東軍の陣を日没まで疾走!大好きな武将・大谷吉継の墓は山中にあり、麓に自転車を置いて登山。大谷は秀吉をして「100万の兵を与えてみたい」と言わしめた名将。石田三成と幼馴染の彼は、「今の徳川には勝てぬ」と合戦前に何度も説得したが三成は聞き入れず、“今さら三成を見捨てることは出来ない”と参戦、裏切り者の小早川軍の不意打ちを最初に受けて散った悲劇の武将。墓前で感動したのは、墓を建てた者が敵側の藤堂高虎ということ!藤堂は徳川勢にあって大谷の“義”に心を打たれ、敵将大谷を丁重に葬ったのだ。墓の側にはいかに大谷が優れた人物かを彫り刻んだ巨大な石碑まであった。ジーン。疲れが吹き飛んだ。//@JOJOさんを始め、色んな方から情報を頂き買って来ました…『現代用語の基礎知識』をッ!本当に「ジョジョ立ち」という言葉が載っていましたッ!僕が買ったのは今月発売された’07版だけど、実はもう去年から載っていたそうです。『現代用語の基礎知識』といえば、1948年の刊行以来、半世紀以上の歴史を誇る最も古い現代語辞典。そんな由緒ある辞典が、「ジョジョ立ちは現代人であれば当然知っておかなければならない基礎知識」と認定してくれたッ!(笑)このサイトで使い始めた言葉が辞典に載るなんて正直驚愕。こりゃあ、間違いなく辞典編集者にジョジョファンがいますね。(*^v^*)それに“ジョジョ立ち”の次が“ジョッキー”というのも、連載中の第7部が馬レースの話なのでさらに嬉しいッス。
解説には「主人公の奇妙なポーズを真似て自分の体で
表現したもの」とある。“奇妙なポーズ”って(笑)
 11月17日〜週末は仕事の取材で関ヶ原に行きマス。次回更新は明後日、日曜の夜になります。お薦め番組情報を2日分アップしておきますね!土曜夜のピンク・フロイドのライブ、日曜夜の映画『デイ・アフター・トゥモロー』がイチオシっす。特にピンク・フロイドは滅多にライブがオンエアされないので、めっさ貴重ッ!光と音の洪水は至福の一語に尽きマス!

 11月16日〜「咳をしても一人」「入れものが無い両手で受ける」「雀のあたたかさを握るはなしてやる」「こんなよい月を一人で見て寝る」「犬よちぎれるほど尾をふつてくれる」「白々あけて来る生きていた」。漂泊の俳人・尾崎放哉(ほうさい)を紹介すべく、1週間を費やして書いた入魂のコーナー『あの人の人生を知ろう・尾崎放哉編』をついにアップ!大正期に活躍し、41歳の若さで結核に散った放哉について、波乱に満ちた生涯と共に珠玉の作品群を厳選しピックアップ。俳句なんか興味ないという方にこそ、ぜひ放哉ワールドに触れて欲しいッス。あの孤独、あの優しさ、もうタマランです。//実はこの放哉のレポを書いてる途中、完成間際になって全部データが消えるという悲劇があった。作業の終盤で3時間だけ仮眠をとった時のこと、PCに戻ったらなぜかログイン画面になっている。頭が真っ白。なんとその3時間の間にウインドウズの更新版がインストールされ、勝手に再起動してやがった!今までマイクロソフトが勝手に強制終了させるケースなんて遭遇しなかったから、安心しきって保存などしてなかった。メーラーで執筆してたから自動保存もなく、完璧に宇宙の塵と化した。チクショー、ビル・ゲイツよ、やってくれたの〜!(涙)※追記。PCの「コンロトールパネル」→「セキュリティ」→「自動更新」で手動に切り替え可能と判明。情報有難うございました!
 11月15日〜明晩のチャップリンの映画『独裁者』は必見ッス!本作品は1940年というヒトラーの権力の最盛期に公開された、文字通り命懸けの反戦コメディ。チャップリンとヒトラーは同じ年に生まれ、誕生日も4日しか違わず、偶然にも黒髪&チョビ髭がトレードマーク。彼は作品中でユダヤ人とヒトラーという1人2役を演じ、独裁者の狂気を描いて反戦・平和を訴えている。映画の制作時、米国はまだ大戦に参戦しておらず、国内にもナチス信奉者はたくさんいて、彼は撮影中に何度も脅迫を受けながら捨て身で撮り切った。ヒロインの名“ハンナ”はチャーリーの母親の名前。彼は“この映画で殺されるかも知れないが、それでも作る”と、育ててくれた母への感謝と遺言の代わりにその名をヒロインに付けたんだ。※“この作品はナチスだけでなく米国の軍部をも批判している”として、なんと米国で公開中止になり、戦後にチャップリンは米国を追放されることに。「自由の国アメリカ」からコメディ映画を作って国外追放された喜劇俳優、その渾身の力作っす!!(僕にとって人生で第1位の映画デス)//サンリオのキティちゃんのバースデーは1974年11月1日。つまり今年で32歳(めちゃくちゃ童顔!)。三十路なので“ちゃん”付けすることに少し戸惑いを感じるけど(笑)、公式ブログが久々に更新され話題になっている。’04年、彼女は30歳の年に奮起してブログを立ち上げ、初年度は17回にわたって更新していた。ところが翌年はわずかに3度の更新のみ。今年に入ってからは一度の更新もなかったけど、先週ついに更新された。内容は32回目のお誕生日会の報告。30歳のバースデー31歳のバースデーが、写真あり、イラストありの賑やかなものだったから、今回は1年6日ぶりの満を持しての更新だし、さぞかし華やかなものと思いきや、これだけだった。あまりに素っ気なさすぎ(笑)。思わず“コレ、手抜きじゃ…”という言葉が出てきそうになるのは、ガチャピンのブログ『ガチャピン日記』が凄すぎるから。彼は毎日必ず執念で更新している!それも写真付きで!ブログのコメントも三桁。サンリオさん、全国のチビッコの為に月一回でも更新するようキティに声をかけましょう。(*^v^*)//どこかの国で荒木先生&鬼教官が紹介されている。この言語は何だろう?東南アジア?※追記。タイでした!情報有難うございました!
札幌に住む友人から
初雪の便りが届いた。
画像は落葉に積もった雪デス。
確実に季節が移行
しているね〜。
 11月14日〜先週『その時歴史が動いた』の中で、宮崎県の深い山中(椎葉村)に住む、一人の老猟師が紹介された。このお爺さんは先祖代々から猟を続けてきた方で、50年間で1200頭の猪を仕留めてきた。カメラは狩りに同行したんだけど、猟師には昔から伝わる神聖な作法・掟があり興味深かった。まず出発前に“猟をして良い方向”を暦から調べる。逆に言うと、獲物が見えても「入ってはいけない方角」があるんだ。銃を持った人間は山中で無敵、そして人間には欲望がある。だから、獲物が逃げ込む場所(方角)をつくり「獲り過ぎ」を防ぐという。これは先祖から受け継がれた知恵だ。猪狩りの主役は犬たちで、犬は現地で神の使いと伝承されている。犬に包囲され動揺する猪を、老猟師は一発で即死させた。狩りが成功しても猪をすぐに持って帰りはしない。猪は山の神からの授かりもの。まず猪が成仏するように亡骸の前で祈りを唱え、仕留めた証に切った尻尾の毛を、山の神への感謝を込めて土に捧げた。一頭でも多く獲ろうという欲はないのか?老人は言う「余計には獲らん。山の神様が授けてくれたものだけでいい。獲るのと生かすのとを平均せにゃなぁ」。遠い昔の話ではなく現代の話ッス。//放哉、まだ良い句があった。未発表句を読むのは、言葉の金鉱を探り当てるようなドキワク感がありマス。「バケツー杯の月光を汲み込んで置く」「島の土となりてお盆に参られて居る」「さあ今日はどこへ行って遊ぼう雀らの朝」「飽く迄満月をむさぼり風邪をひきけり」。最後の“飽きるまで満月をむさぼる”、こういう表現って鮮烈ですね。//PS2のジョジョ・ゲーム「ファントム・ブラッド」、発売当初こそ“激ムズ過ぎる”“呪われた操作性”と手厳しい評価を受けていたけど、一周目をクリアーした人が増えるにつれ多彩な隠し要素が判明し、「これはマニア魂の結晶だぜーッ」と評価が上がってきましたね。どんなに強敵でも、ガード・ボタン、R1のタメ技、カウンター攻撃、これらを工夫して組み合わせることで克服できる。この点をちゃんと説明書に書いてさえいれば…ゲームは充実、説明書で失敗、これはもったいない。完全クリアーした友人は「バンダイがイージーモードを入れなかったのは、ジョースター家にイージーな道などないからだ」「序盤で戦いを放棄する“貧弱ゥ”な精神では石仮面に勝てるハズがなかろう」と力説。2周目はジョナサンの「何をするんだァーッ」が伝説の誤植「何をするだァーッ」に変わり、声優さんもセリフを再録しているコダワリよう。攻略のコツやゲームの長所は『@JOJO』さんの日誌にうまくまとめられていますので、一度挫折した方も是非これを参考に、最終決戦の感動的なジョナサンのムービーまでたどり着いて下さいませッ!
 11月13日〜尾崎放哉の未発表俳句の読破もいよいよ佳境に。この人の胸中の孤独感、ユーモア、色んなものが短い文章に炸裂している!「とんぼが淋しい机にとまりに来てくれた」「人の親切に泣かされ一人で寝る」「まっくらなわが庵の中に吸われる」「寺に来て居て青葉の大降りとなる」「数えて居るうちに鳩の数がまぎれて来る」「何本もマッチの棒を消し海風に話す」「庭をはいてしまってから海を見ている」「水平線をはなれ切った白雲」。//今夜オンエアされた『のだめカンタービレ』、雄大なラフマニノフのピアノ協奏曲2番が鳴り響き、至福の時間だった。千秋とシュトレーゼマンのラフマニノフは原作を代表する名場面なので、ドラマ化が決まった時に俳優達の演奏シーン(手元の吹替え)で冷めないかめっさ不安だった。しかし、色んな方向から撮った顔や手を次々と短い間隔で繋いでいくと、本人が演奏しているようにしかみえない。全く違和感ナシ!世界的指揮者であり師匠のシュトレーゼマンの人格に反発しながらも、才能に圧倒されていた千秋。帰国する師匠の最後の公演でピアニストとしてラフマニノフを弾くことになった千秋が、最終楽章で見せた寂しさで泣きそうな顔--「いやだな。もうすぐ終わりだ。もっと教えて欲しいことがあった。もっと聴いて。もっと、もっと、感じていたかった。この人の音楽を」。“俺様”人間の千秋が見せた究極の切ない表情、見事にこちらの感情を巻き込んで泣かせてくれた。玉木宏は素晴らしい役者だね。※のだめが着ていたマングースの着ぐるみは、以前に単行本15巻の特別ふろくで付いてたんですよ〜。「ギャボ・マングース」(5秒)。
 11月12日〜「私をかじったら、もうお話出来ませんよ」。ヤギ(メイ)と狼(ガブ)の友情を描き、“友達なのに美味しそう”というコピーで大ヒットしたアニメ映画『あらしのよるに』をレンタル(この公式サイトの予告編だけで涙腺激ヤバ)。物語が良いのはもちろんのこと、2匹の表情も良いし、背景の自然描写がめちゃくちゃキレイで、めっさお薦めです!//この映画を見たきっかけは、先日近くの体育館で影絵劇団『かしの樹』が講演した影絵バージョンを鑑賞したこと。クーッ、素晴らしかった。正直言って影絵をナメていた。これまで僕がイメージしてきた影絵は指で作った狐や鳩レベル(手影絵というらしい)。この講演では人形師が「影絵用の人形」を操っていた!関節がたくさんあり、口だけでなく瞼も閉じ、体の各所がセロハンで着色されている。背景も色彩豊かで、影絵は白黒オンリーじゃないことを知った。雨や雷、星空なんかも雰囲気たっぷり(光の雨が降り注ぎ、星は瞬いていた!)。人形については、見る前に“影絵は無表情だから一般的な人形劇よりも感情移入しにくい”と思ってたけど、これが大間違い。影絵はスクリーンに大きく映し出されるので、耳をチョコット動かしたり、尻尾を微妙に上げ下げする、そんな小さな動作で観客の心に語りかけてくる。体育館のように大きな場所では、一般の人形劇だと後方の子供は細かい動き(目を閉じる等)が見えないけど、影絵なら距離の関係なく皆が楽しめる。また、人形がスクリーンから近づいたり遠ざかったりすることで、影の大きさが変わって、背景に奥行きと立体感が出てくる。影絵の顔を大きく映すことで感情の爆発を表現することも出来る。さらに、空腹の音「ぐう〜」の文字だけを天井まで昇らせることも可能。工夫次第でなんだって表現できる。そしてここに情感を込めたセリフの朗読と美しいBGMが加わる(朗読のお兄さんは声色を巧みに使い分け、完璧に全キャラを演じ切っていた!)。影絵は出来ることが限定されているどころか、あらゆることが実現可能と思った!公式サイトに連絡先も載っているので、学校関係者の方、ぜひ『かしの樹』さんを呼んでみては如何でしょうか♪※以下は画像許可済。影絵の体験コーナーの「イノシシ君」(24秒)は子供たちに超バカウケ!(足が届いてない、笑)
右端に立つ朗読者
影絵といってもカラフル
「ぐう〜」という字が体育館
の天井まで上り子供爆笑
メイとガブ。何本もの
糸で全身が自在に動く
終演後、舞台裏で話をうか
がいガブを操らせてもらった!
 11月11日〜昨日からアクセスが集中し、時間帯によってページが開きにくくなっています。その際は少し間を空けて再読み込みをお願いします。スミマセン!m(_ _)m//ジョジョファンの皆さん、荒木先生へファンレターを出していますか。僕が知ってるだけでも3名の友人が先生から返事を頂いています。しかもジャイロの特製ハガキ!せび集英社・ウルトラジャンプ編集部(〒101-8050 東京都千代田区一ツ橋2-5-10)にファンレターを送りましょう(ハガキのデザインは変わっていくので、一度出した人もまた出すのが吉デス。ほんと、かなりの高確率で返事を頂けます!)//俳人・尾崎放哉の製本化された句集は読み終わり、小豆島の放哉記念館で手に入れた、膨大な未発表句集を読み込んでいるところ。この辺、とても良い感じだなぁ→「今日来たばかりの土地の犬となじみになっている」「和尚茶畑に居て返事するなり」「麦わら帽のかげの下一日草ひく」「暗がり砂糖をなめたわが舌のよろこび」「茶わんのかけを気にして話して居る」「とんぼが羽ふせる大地の静かさふせる」「児の笑顔を抱いて向けて見せる」。//PS3が発売されましたね。僕は未購入ですがゲットされた方はおられますか。ガンダムのゲーム「ターゲット・イン・サイト」がめっさ気になっているんですが。リニューアルされた予告編ムービー(小さな白黒画像をクリック)を見て血が沸騰。それにしてもPS3がヤフオクで20万とは。//マニア・ネタ『機動戦士アッガイ』(1分28秒)最後の足のバタバタが可愛い(笑)//明日、日曜はオススメ番組が10本。仏像ものからド硬派歴史検証もの、文学、絵画、音楽、世界遺産、三成の壮絶な最期など、見逃せないものがズラリ!
 11月10日〜尾崎放哉の巡礼レポを引き続き執筆中。今日も彼の良い句と出合った--「障子しめきって淋しさをみたす」「鐘ついて去る鐘の余韻の中」「一本のからかさを貸してしまった」「何かつかまへた顔で児が藪から出て来た」「朝早い道のいぬころ」//一部動画を追加し『ジョジョ体操with荒木先生』のリンクを解禁しました!このサイトの読者の方には、日記に何度も登場する鬼教官の魅力が、写真だけではピンと来ない方もおられると思います。こちらの「レベル1ポージング指導」(25秒)の動画で、雄々しい声や美しい所作に触れる事が出来ますので是非ご覧下さい。//劇場版ジョジョの公式HPがプレオープン。まだ上映される映画館の情報くらいしかないけれど、この特典付きプレミアム前売り券は欲しい!(リンク先を下方にスクロール)//この赤ちゃんパンダたちの可愛さ、たまらない。リンク先の画像はクリックで拡大できます!//今日でアクセス540万件ヒット。いつも訪問して頂いて有難うございます!

 11月9日〜「物の言えない石は死んでいるのでしょうか。私にはどうもそう思えない。反対に、すべての石は生きていると思うのです。石は生きている。どんな小さな石ッころでも、立派に脈を打って生きているのであります。石は生きているが故に、その沈黙は益々意味の深いものとなって行くのであります」。今、大正時代に活躍した俳人・尾崎放哉の巡礼ルポを書いているんだけど、資料を調べている途中で『石』という素晴らしいエッセイと出合った!これほど熱烈に石への愛を綴った文章を他に知らない。現代語にして一部を抜粋したので、ぜひ御一読下さ〜い!(短いのですぐに読めマス!)//掲示板で紹介されていた海外の衛星放送のCM(43秒)、色んな映画のモンスターがクリスマスを楽しんでいてほのぼのとしました!(#^.^#)
 11月8日〜この秋、荒木先生のデビュー25周年祝賀パーティーに招待して頂き、鬼教官とジョジョ立ちを披露しました!所々で荒木先生も体操に参加され、その度に会場は拍手に包まれました(特に石仮面装着シーン!)。続けて荒木先生や大亜門先生がエアギターを華麗に演奏され、あまりのカッコよさに会場からは「シビれる、憧れるゥ!」と感嘆の声があがっていました(笑)。荒木先生、執筆25周年、本当に、本当に、おめでとうございます!レポは『ジョジョ体操with荒木先生』にて!//本日、奇しくもジョジョ立ち教室コーナーが公開3年半で200万アクセスをヒットしました!//ジョジョのフィギュア・コーナーにレアカラーの金色ジョナサン&ディオ、ブロンズ色のタルカス&ブラフォードを追加ッ!//人生は何が起こるか分からないから面白い。辛い時はいつも、「今は苦しいけど生きてればきっと良いこともある」、そう考えて持ちこたえてきた。踏ん張って良かった。
  夢が現実に!感動!(>_<)
 11月7日〜昨夜の『のだめカンタービレ』は、本当に良かったなぁ。前半はコタツ騒動で笑い、中盤は千秋の意固地な心が他人に開かれていく展開、最後はオーケストラのコンサート・シーンであらためてベートーヴェン交響曲第7番の雄大さに触れ、音楽って本当に良いもんだと泣きそうになった。っていうか泣いた。民放の夜9時という時間帯に、ガンガンにベートーヴェンが流れるなんて素晴らしすぎる!玉木宏は良い役者だねぇ。//明晩の『ためしてガッテン』のプリン特集、熱烈な甘党としては絶対見逃せないッス!//ジョジョファンの方、気になっていると思いますが、明晩までお待ち下さいね!(*^v^*)

 11月6日〜1975年夏、吉田拓郎とかぐや姫が静岡県掛川のリゾート地・つま恋で、夕方5時から12時間、オールナイトで100曲を熱唱した。当時の拓郎は29歳、冒頭で「朝までやります!朝までやるよ!朝まで歌うよ〜!」と吠えた。それから31年後の今夏、再びつま恋でライブが敢行された。昼1時から21時までの8時間。客席の平均年齢は49歳!今年60歳になった拓郎が冒頭で言った言葉はやっぱりカッコ良かった「朝までやらなきゃ男じゃない、っていうのは違うと思いますね。そんな男にはなりたくない。そんな不器用な、朝までやらなきゃ一人前として認められないっていうのは、悲しい。9時でいいじゃない、9時で。9時までかぐや姫と共に頑張ります!皆も一緒に楽しんで下さい!」。//今夜21時から爆笑音楽ドラマ『のだめカンタービレ』の第4話がオンエアされます!この番組の制作スタッフはすごく原作マンガを大事にしていて、主人公の衣装から小道具に至るまで忠実に再現しまくり!先週の放映では原作同様に「マッチ売りの少女」や「フランダースの犬」のパロディが挿入され、番組の最後はオーケストラの団員たちによる(ガンダムの)「ジーク・ジオン!」の連呼!フランダースは同じフジテレビ系列だから可能として、ガンダムはテレ朝系。ジーク・ジオンで締められるドラマなど、後にも先にもこれっきりだろう(笑)。スタッフのこだわり、アッパレです!ベートーヴェンの交響曲といえば「運命」「第九」が有名だけど、このドラマのおかげでテーマ曲に使用されている交響曲第7番の知名度が一気にあがると思う!思いたい!今週は“コタツ”をめぐる大笑いのエピソードが登場するのでお楽しみに!//この秋、鬼教官と僕は荒木先生とお会いするという、究極の黄金体験を味わいました!近日中に経緯を簡単に報告しますね♪
 11月5日〜昨夜の『世界一受けたい授業』の“色”の話は面白かった。虹といえば世界共通で7色と思っていたけど、地域によっては5色、或は2色なんていう民族もいる。生活上、分類する必要のないものは分類されないからだって。しかし、日本も例外じゃあない。青虫、青竹、青梅、青田、どれもグリーンなのに“青”と呼んでいる。青信号だって本当は緑。だけど誰も“緑信号”とは言わない。実は昔の日本の文化には「緑色」という概念がなく、緑を含めて青と考えていた名残なんだって。ほへ〜。//今夜の『功名が辻』は関ヶ原の合戦だった。これまでの大河ドラマに比べて石田三成(中村橋之助)の見せ場が多く、三成ファンの僕としてはとても嬉しかった。だがしかし!親友・大谷吉継との友情や居城の質素さなど、彼の人柄を伝える様々な重要エピソードが抜けまくり。どれほど石田三成が魅力的な人物であったかを、以前に『あの人の人生を知ろう』の石田三成編でアップしているので、未読の方に読んで頂けると光栄デス!(これらのエピソードを今の素晴らしい橋之助・三成で見てみたかったのになぁ)//世界で初めてヒレが4本あるイルカが見つかった。海から陸地に上がった生物の中には、“やっぱ海がいいや”って鯨の様に戻っていったものもいる。この第4のヒレは後ろ足の名残とのこと。進化の軌跡なんだね。
 11月4日〜「ついてくる犬よおまへも宿なしか」「酔うてこうろぎと寝ていたよ」「生死の中の雪ふりしきる」「こうまでよりすがる蝿をうとうとするか」「ともかくも生かされてはいる雑草の中」。旅と酒を愛した昭和の芭蕉、『あの人の人生を知ろう〜種田山頭火編をアップ!「句は心の酒だ」と語り、素晴らしい作品をたくさん残してくれた、大人気の俳人ッス。名句が生まれた背景には凄絶な人生があった!山頭火(さんとうか)を御存知ない方は是非ご一読をッ!※蝉しぐれが墓に降り注ぐ動画もありマス。//昨日は文化の日ということでアートに関する話題を調べていたら『ゾウも芸術の秋』という奇妙なタイトルの記事が。リンク先を読んで仰天!本当にゾウが木の絵を描いてる!しかもちゃんと色を使って!それにしても記事の文章、「筆を持つ鼻に力がこもる」「園長は“日本一絵が上手”と目を細める」とかユーモアがあって面白いねぇ(笑)。

 11月3日〜今晩深夜12時からのNHK教育・3時間スペシャル『夜回り先生・水谷修のメッセージ』、何度目かのアンコール放送なのですが、是非お薦めします!薬物、いじめ、リストカット、自殺、深刻な問題に直面する子どもに向けた「生きていて欲しい」という魂のメッセージ。そして大人たちにも“どう子どもと向き合えばいいのか”を真摯に語る。微妙な問題なので、水谷先生の考え方を受け入れられない人もいると思う。でも、この先生は子ども達を救う為ならヤクザの事務所にも乗り込む、本当に命懸けで子どもの味方になってくれる数少ない大人。凄絶な人生経験に裏付けられた言葉には説得力がある(しかもガンと闘病中)。3時間は長いけれど、最後まで見る価値はあります。「シンナーをやると脳が縮み、しかも傷ついた脳は2度と修復できない。絶対にシンナーはやるな」「夜の街で大人が子どもに優しいのは“利用できる”と思われているからだ。特に女の子は薬物と風俗で2度儲かるので大事にされる。すべてお金の為。しかし子どもはお金の為の優しさを見抜けない。或は分かってて騙されるほど優しさに飢えている。その、子どもの弱さを利用する大人が許せない。(子どもという)“花”は太陽の下でしか咲かない。夜の世界に子どもがいちゃダメなんだ」(水谷修)。
 11月2日〜流浪の俳人・種田山頭火の巡礼レポ、佳境に入ってます。それにしても良い句が多い!「風の中おのれを責めつつ歩く」「閉めて一人の障子を虫が来てたたく」「咳がやまない背中をたたく手がない」「お月さまが地蔵さまにお寒くなりました」「まったく雲がない笠をぬぎ」「すべってころんで山がひっそり」。//本日“ジョジョの奇妙な冒険”の通算90巻目(!)となる7部『スティール・ボール・ラン』第10巻発売!表紙のジョニィはため息が出るほどイイ男(笑)。本編に関してはネタバレになるので触れないけれど、巻末にオマケ・ページが付いてて、これが13ページもあり超興奮ッ!内容は「精神的なエネルギー=スタンド」についての絵付き解説。ジョジョファン以外の人には何のことやらサッパリと思いますが、なんとこの図説では同じ1コマに、ダーク・ブルームーン、パープル・ヘイズ、グレイトフル・デッド、レッド・ホット・チリペッパー、FF、シンデレラ、ハーヴェスト、タワー・オブ・グレーが各部を超えて描かれ、別ページには承太郎、ジョルノ、ポルナレフ、チーム杜王が並んで歩くカットなんてのもある!仗助&クレイジー・ダイヤモンドが“動いた”のは’96年の47巻以来10年ぶり!たとえ小さなコマでも、康一君や重ちー、ダービー兄などの懐かしい顔ぶれと再会できたのは、思いがけず同窓会が開かれたみたいで、すごく、すごく、嬉しかった!!//仗助といえば、第1部ゲームの初回特典映像のインタビューで荒木先生が「機会があればもっと仗助の内面も描いてみたい。4部はまだ終わってないですからね。続けようと思えばいくらでも続けられるんですよ」と語ってられてて、僕はこれまたエキサイト。外伝でミキタカや静・ジョースター(透明の赤ちゃん)のその後なども登場したら楽しそう!
〔スティール・ボール・ラン10巻〕
こ、この表紙、めっさカッコイイ!
思わず息を呑んだ。ジョジョ未読
の方でも、コレ、思わず衝動買い
しそうになりませんか!?(笑)
2巻の表紙からずっとジョニィ
とジャイロがペアだったのに、
今回はジャイロの姿がない!
ジョニィの真の成長がここから
始まるのか!?※拡大

 11月1日〜村上春樹のカフカ賞受賞式の会見は、本人いわく“人生初めての記者会見”。そういえば、こんなに有名な人なのに、大勢の前で話しているとこって見たことがない。その理由は「小説を書くのが僕の仕事で人前で話すことではない。普通にバスや地下鉄で東京の町を動き回りたいし、映像が出て大勢の人に認識されたくないんです」とのこと。“人に認識されたくない”っていうのが氏らしくていいなぁ(笑)//3日前に紹介した『トリビアの泉』メモの“語源編”に続き、今回は“動物編”を紹介!/日本国内の家庭で飼える最大のペットはキリン。キリンの鳴き声は牛と同じで「モ〜ゥ」。 /アリはどんな高さから落ちても死なない。落下し始めて10cmの場所で引力と空気抵抗の力が等しくなって、それ以上は加速しない。/犬の鳴声の自動翻訳器『バウリンガル』で、野生の一匹狼の遠吠えを翻訳すると「ボクは何をしたらいい?」。切ない。/フラミンゴの体は元々白く、赤い色素を含むプランクトンを食べることで赤くなる。動物園で通常の鳥のエサを与えると真っ白になるので、色素を混合したエサを与えている。/犬、狐、タヌキなどイヌ科の動物は、舌の表側ではなく裏側で水を飲んでいる(丸めてすくっている)。呼吸しながら水を飲み続けることが可能だし、舌の裏側の太い血管を水に当てることで体温を下げている。/サイの角は骨や爪ではなく、毛が集まって硬くなったもの(角質化した)。/ゴリラが胸を叩く時の手はグーではなくパー。/サバイバル本にある「木の年輪の広いほうが南」はウソ。年輪は日差しの向きとは関係なく、木が傾かないように谷側の幅が広くなっている。/江戸時代の日本初の百科事典に「五器噛(ごきかぶり)」と記載されている昆虫は、明治期の生物学用語集の印刷ミスで「ゴキブリ」となった。/水棲生物のクマムシ(体長約0.5ミリ)は地上最強の生き物。何をしても死なない。真空に1時間放り込んでも、−195.8℃で冷却しても、120℃で2時間加熱しても死なない。放射線や化学物質にも耐性がある。ただし寿命は半年しかない。//俳人・種田山頭火の巡礼レポ、激筆中ッス!





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