湖東三山 ミニ・フォト・レポ

〜2006年秋…琵琶湖・東岸の名寺たち〜


●金剛輪寺

  

「ふんぬー!邪鬼退散ッ!喝ッ!」山門の四天王はド迫力!




参道の両側には紅葉を待つ木々

こちらは既に色付き始めている 石で巨大な滝を表現している見事な庭園

 

「ピ、ピンクの茶室ッ!」廊下に敷かれた赤布に午後の陽射しが反射し、室内は赤く染まって摩訶不思議な空間に!






参道両側には風車をそえた千体もの地蔵が並ぶ。寺の人の話「花は数日で枯れるけれど、
風車はいつも元気に回っているので、花の代わりに風車をさしているのです」。



中には全く意味不明の石碑も(笑)


●西明寺



国宝・三重塔。塔内には国内唯一の鎌倉時代の壁画がある。毎年、期間限定で公開されるので、事前に調べて訪問しよう。
大半の絵は隙間風や湿気で消えているけど、驚くほど鮮明に彩色が残っている部分もあり、早く見られることをお薦めしマス。




参道にあった大木(中央右)を見て
思わずシャッターを切った
石垣の上の、あんなわずかな空間に
生えていた!その生命力に感動!


●百済寺










山門に近づいてビックリ! ぬおー!巨大なワラジ草履が左右に!な、なんちゅう大きさ!






庭園の斜面は上まで登ることが出来る

“天下遠望の名園”と言われる様に、視界の彼方に比叡山、
そして遥かな先には百済(半島)があるという



この庭園は眺望も良いけれど、何にもまして水音が素晴らしかった。流水の音がチャポチャポと良く響くよう石が敷かれて
ていて、それはもう美しいのなんの。視覚を楽しませる為ではなく、耳を楽しませる為に再訪したいと思った庭園ッス!!



 

帰途。午後4時、近江鉄道の尼子駅。電車を待つ間、駅前のベンチに寝転ぶ。晴れてよかった。