★第1回アート感電ツアー・大江戸美術館めぐりのご案内


ババーン!年頭に予告していた美術館めぐりのスケジュールです。


●決行日時…2002年3月10日(日)9時半に集結

●集合場所…東京『出光美術館』のチケット売り場周辺。最寄の駅はJR有楽町駅。
帝劇ビル9階で駅からすぐだそうです。(自分も行くの初めて!)
『出光美術館』の地図→
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkanriyou.html

当日のワシはノートに大きく『カジポン』って書いて立ってるつもりなので(これは恥ずかしい!)、初対面の人も分かると思います。

※もし20名以上集まったら団体割引がきくので、勇み足でチケットを買わないように。


●行程

(1)東京出光美術館『国宝 松林図屏風展』

出光美術館が開館35周年を記念してやってくれた。国立博物館の倉庫に保管されている至宝、“松林図屏風”を公開してくれるのだ!桃山時代に描かれたこの長谷川等伯の屏風は、現在多くの美術研究家から“日本絵画史上の最高傑作”と絶賛されている国宝の中の国宝。この超幽玄な水墨画を見ずに芸術は語れない!

→その後、上野・浅草方面に移動 

(2)龍宝寺にて川柳の創始者・柄井川柳の墓参!

(3)誓教寺にて浮世絵師・葛飾北斎の墓参!

(4)東京国立博物館『横山大観 その心と芸術』

北斎、広重と並ぶ日本3大絵師の一人(とワシが思っている)、横山大観御大の展覧会でござる!大観は印象派のモネやルノワールのように、光や大気を表現しようとした日本画の革新者。当時の画壇からは“朦朧(もうろう)とした絵だ”と馬鹿にされたけど、信念を持って自分の芸術を極めた天才絵師だ。
構図、配色、絵の主題、何もかもが素晴らしい大観芸術に酔いませう。全国に散らばる大観の名作がこれだけ一堂に集まることは、今後半世紀はないと思う!

※ここで、次の国立西洋美術館に入る前に、巨大美術館での鑑賞のコツをミニ講座。

(4)国立西洋美術館『プラド美術館展』&ロダンの彫刻解説

ルーブル、オルセー、ボストン、メトロポリタンと並ぶ、世界屈指の美術館、スペインのプラド美術館。マドリードまで行けないという貴方のために、向こうからワザワザやって来てくれました!日本でのプラド美術館展は今回が初めてです。
エル・グレコやベラスケスなどスペイン絵画の巨匠の作品が展示されますが、何と言っても最大の目玉はゴヤが描いた『巨人』。雲を突く巨人(実は戦争の象徴)から人々が逃げ惑う戦慄の1枚です。
ただ正直言って、公表されてる展示目録を見る限り、必見と断言できるのは『巨人』以外ないようです…。とはいえ、単に自分の知識不足かも知れないので、とにかく足を運びましょう。

また、仮に『プラド美術館展』がハズレでも、西洋美術館は通常の常設コーナーに、ロダンや印象派の絵画など素晴らしい作品が幾つかあるので、そちらを色々と紹介させてもらいます。特にロダンの展示品は傑作揃いで、絶対に見て損はないです!!


●参加申し込み…不要。直接、集合場所で落ち合いましょう。

●定員…なし

●参加費…無料(実費のみ)

●もちろん、途中離脱自由デス。

●昼食について…食べてる時間はナイっ!と、言いたいとこですが、それではまるで地獄の行軍なので、コンビニでパンかオニギリを買っておいて下さい。公園で食べるか、“歩き食い”(多少行儀が悪いですが)をします。


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