《2008年おすすめ展覧会 特選16本立て!》

美術館&博物館は、過去の実績、交通の便などを考えて、以下の23館を中心に年間スケジュールをチェックしました。今年の16本のおすすめ展覧会の中でも特に期待大なのは、夏に東京国立博物館で催される『対決−巨匠たちの日本美術』展!出展される作品があり得ないほど豪華!国宝&重文のオンパレード!東京以外にも巡回してくれると良いんだけど、もし東京オンリーならこれを見るためだけでも上京する価値がありマス!
※秋にはミレイの傑作『オフィーリア』が英国から上陸!

《以下、すべて08年4月15日時点の公式サイトから》
札幌芸術の森美術館 09年3月29日まで発表
東京国立博物館 09年3月1日まで発表
国立新美術館  08年10月20日まで発表 
国立西洋美術館 08年8月31日まで発表(09年5月まで改修中)
東京国立近代美術館 08年8月3日まで発表
東京都美術館   09年4月5日まで発表
Bunkamura ザ・ミュージアム 08年12月23日まで発表
サントリー美術館 09年1月26日まで発表
出光美術館    09年3月22日まで発表
東京芸大美術館 08年7月21日まで発表
京都国立博物館 09年5月10日まで発表
京都国立近代美術館 09年2月4日まで発表
京都市美術館  08年8月31日まで発表
国立国際美術館 09年3月22日まで発表
大阪市立美術館 09年3月22日まで発表
大丸ミュージアム梅田 08年9月15日まで発表
サントリーミュージアム天保山 09年1月25日まで発表
奈良国立博物館 08年9月28日まで発表
奈良県立美術館 09年3月22日まで発表
神戸市立博物館 09年3月29日まで発表
兵庫県立美術館 09年3月29日まで発表
九州国立博物館 09年3月15日まで発表
福岡県立美術館 09年2月22日まで発表


●開催日順にピックアップ!!


★「ガレとジャポニズム」
サントリー美術館(3/20-5/11)関東
サントリーミュージアム天保山(5/22-7/13)関西
19世紀の天才ガラス工芸家エミール・ガレ。本展ではガレが30余年にわたって創り出した数々の名品を楽しみつつ、彼が受けた日本美術の影響を見ていく。(ガレ以外の作品を含め約140点を展示)
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/08vol02galle/index.html
http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/next.html


★「国宝・大絵巻展」九州国立博物館(3/22-6/1)九州
絵巻に焦点を当てた特別企画として、九州で初めて開催される「大絵巻展」。奈良時代から室町時代までの国宝9件・重要文化財14件を含む名品26件、約150場面を展示。いにしえの都の人々の暮らしが甦る。
http://www.kyuhaku.com/pr/exhibition/exhibition_s11.html


★平城遷都1300年記念「国宝・薬師寺展」東京国立博物館(3/25-6/8)関東
7世紀末に創建されユネスコの世界遺産に登録されている奈良の名刹・薬師寺。寺内には門外不出の国宝仏像がいっぱい。この度、平城遷都1300年を記念して名仏の日光・月光菩薩立像(国宝)が寺外で初公開!それだけでもスゴイのに、僕が国内で最も美しいと思っている聖観音菩薩立像まで博物館で展示ッ!他にも秘仏の慈恩大師像(国宝)、吉祥天像(国宝)、八幡三神坐像(国宝)や仏画の名品もドッサリ展示。関西に住んでいてもこれらを一気に見られる機会は滅多にない。1300年かけて実現した名仏のおでまし。次回開催が1300年後なら3308年。このチャンスを見逃すなッ!
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=5129


★「生誕100年・東山魁夷展」東京国立近代美術館(3/29-5/18)関東
透明感&静けさに満ちた東山魁夷の作品世界。その代表作のほぼすべてが集結した過去最大の回顧展!以下のリンク先後半の小さな画像だけでも目の保養になりマス!
http://www.momat.go.jp/Honkan/Higashiyama2008/index.html
(7/12-8/31は長野県信濃美術館で展示)


★写真展「20世紀の巨匠たち」大丸ミュージアム・東京(4/3-4/21)関東
20世紀を代表する14人の写真家の代表作を一堂に展示!ルイス・ハイン、ロバート・キャパ、ユージン・スミス、マン・レイ、アンディ・ウォーホル、ロバート・メイプルソープ、アービング・ペン、ヘルムート・ニュートン、エドワード・ウエストン、アンドレ・ケルテス、ウイン・バロック、ウイリアム・クライン、アンセル・アダムス、エルンスト・ハースという、そうそうたる顔ぶれの作品が展示される。
http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/tokyo/20seiki_tokyo_shosai.html


★「没後50年・ルオー大回顧展」出光美術館(6/14-8/17)関東
深い精神性を湛えた作風によって20世紀を代表する宗教画家となった仏のジョルジュ・ルオー。代表作の連作『受難(パッション)』と版画『ミセレーレ』を中心に、約200点の作品からルオーの精神世界を描き出す。
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/schedule/200802.html


★「コロー 光と追憶の変奏曲」
国立西洋美術館(6/14-8/31)関東
神戸市立博物館(9/13-12/7)関西
その温厚な人柄ゆえ、印象派の若手画家たちから“コローおじさん”として慕われていた画家カミーユ・コロー。彼の詩情豊かな風景画や人物画を、ルーブル美術館の収蔵品を中心に、世界各国60か所から110余点を集めて展示。“19世紀のモナリザ”と呼ばれる名作『真珠の女』も出展!
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/upcoming.html#mainClm


★特別展「対決−巨匠たちの日本美術」東京国立博物館(7/8-8/17)関東
こ、こ、こんな企画が実現するなんて信じられない!あまりに豪華すぎる!日本美術史に名を刻んだ巨匠24名を2人1組で「対決」させ、代表作と共に紹介するとは!12組の内訳は、運慶VS快慶、狩野永徳VS長谷川等伯、雪舟VS雪村、本阿弥光悦VS長次郎、俵屋宗達VS尾形光琳、伊藤若冲VS曾我蕭白、池大雅VS与謝蕪村、野々村仁清VS尾形乾山、円空VS木喰!出品されるのは国宝10余件、重要文化財約40件を含む計100余件の傑作!どれも個々に展覧会の目玉となり得る作品ばかり。戦国時代最大のライバル、永徳の檜図屏風と等伯の松林図屏風が同じ会場に並ぶなんて、あり得なさすぎる!普段は非公開の国宝名品も多く、これらを実際に見て比較することができるとは…!まさに奇跡の企画であり、万難を排して会場へ足を運ぶべしッ!
http://www.asahi.com/kokka/index.html


★「ウィーン美術史美術館展」
国立新美術館(7/2-9/15)関東
兵庫県立美術館(09年1/6-3/29)関西
ヨーロッパ最大の貴族ハプスブルク家のコレクションを集めたウィーン美術史美術館から名品を出展。※ベラスケスの『マルガリータ』が出る可能性アリ。


★「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」札幌芸術の森美術館(7/12-9/15)北海道
「となりのトトロ」などジブリ作品で美術監督を務めた男鹿和雄の背景画など約600点を展示。名シーンを支えた美しい自然描写(背景美術)を味わう。
http://www.mocas.jp/index.html


★「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」東京都美術館(8/2-12/14)関東
フェルメールをはじめ17世紀オランダ絵画黄金時代を支えた画家の作品約35点を展示。現存するフェルメールの作品は30数点しかないが、そのうち7点が本展で展示される。
http://www.asahi.com/ad/clients/vermeer/index.html


★「英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠ジョン・エヴァレット・ミレイ展」
Bunkamura(8/30-10/26)関東
ミレイの傑作『オフィーリア』が英国テート・ブリテンからやってくる!他にも世界各地の主要コレクションからの油彩、素描などを集めた、日本初のミレイ大回顧展!
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/index.html
※このミレイは、『落穂拾い』のミレーとは別人ッス!

  『オフィーリア』


★「没後80年記念・佐伯祐三展」大阪市立美術館(9/9-10/19)関西
副題は“パリで夭逝した天才画家の道”。遠くフランスの地で、1928年に30才の若さで他界した薄幸の画家・佐伯祐三。没後80年を記念して氏の代表作を見ていく。


★尾形光琳生誕350周年記念「大琳派展 継承と変奏」東京国立博物館(10/7-11/16)関東
尾形光琳生誕350周年を記念し、光悦、宗達、光琳、乾山など、国内外の琳派の名品を紹介。
http://www.tnm.go.jp/jp/exhibition/regular/one_year.html


★「M.C.エッシャー展」福岡県立美術館(10/23-11/30)九州
二次元と三次元が複雑に絡み合い、目に錯覚を起こさせる“だまし絵”。トリック・アートの巨匠エッシャーの作品にスポットを当てた展覧会。
http://fpmahs1.fpart-unet.ocn.ne.jp/cont_j/topics/topics_det2_6.php?TOPICS_ID=140


★「アンドリュー・ワイエス 創造への道程」Bunkamura(11/8-12/23)関東
魂の孤独などを心象風景として描き出してきた、アメリカン・リアリズムの代表的画家アンドリュー・ワイエス。約100点の作品から氏の実像に迫る。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/index.html



※年間スケジュールが確定していない美術館があるので、随時更新しますね!




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