8月18日〜ロシアから無事に帰国!モスクワから車で3時間離れたトルストイの墓に行く時、窓も開かないポンコツ車なのに運転手が160キロもスピードを出すので、この恐怖の往復6時間が一番怖かったデス(汗)。明日からアラスカ方面へ最後の出国!月末に帰ってきます!※ミニレポあり 160キロ! 8月10日〜本日だけ一時帰国。ゴッホの命日(7月29日)に、彼が愛したヒマワリを片手にお墓を巡礼してきましたッ!! ※ミニレポあり |
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6月15日〜ゴッホ、宮沢賢治、ロートレック、ラファエロ…僕の敬愛する多くの芸術家・作家が37歳で人生を終えている。いろんな文献を調べてみても、50歳未満で著名人が最も多く亡くなっているのは37歳のようだ。なぜ『37歳』なのかは分からない。でも彼ら先人たちは、その年齢までに自身の存在証明ともいうべき傑作を世に残して旅立った。そして僕もまた37歳になった。
人生に感動を与えてくれた芸術家や作家など、全ての恩人に感謝の言葉を伝えるべく、18年かけて600人に御礼を言ってきたけど、まだ100人近くも墓参していない恩人がいる。今まで行けなかっただけに、交通事情が極端に悪かったり、ブルッちまう治安の場所だったりするコトも多い。だから、この百人に「ありがとう!」を伝えきって“必ず帰国する”ことを僕なりの『37歳』にしようと決めた。この為に何ヶ月も前から図書館、ネットで資料を調べ、地図を集めたり、仕事の段取りを付けて準備をしてきた。そして今日から、ひと夏をかけて墓前で感謝を伝えてくる。 ★今回の主な巡礼予定者(再墓参も含む)。何もトラブルがなければ全員に感謝の言葉を伝えられるハズ! ・6月15日から8月9日※順番は現地の交通事情で激変するので未定です。 ●スペイン…ゴヤ、ダリ、ミロ、グレコ、セルバンテス、ロルカ ●ドイツ…ゲーテ&シラー、グーテンベルク、アンネ・フランク、ショーペンハウアー、ロンメル ●フランス…ゴッホ、ロートレック、ダ・ヴィンチ、ランボー、カミーユ・クローデル、ガレ、ラディゲ、デカルト、ジード、ジュール・ヴェルヌ、クールベ、ルオー、パスカル、ヴェルレーヌ、カンディンスキー、ルソー、リュミエール兄弟 ●イタリア…ラファエロ、ボッティチェルリ、ティツィアーノ、ベルリーニ、ヴィスコンティ監督(リベンジ) ●スイス…チャップリン、フレディ・マーキュリー、クレー、ユング ●オーストリア…ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、マーラー ●チェコ…ミュシャ、カフカ、メンデル、ドボルザーク ●ポーランド…ショパン、コペルニクス、キシェロフスキ ●フィンランド…シベリウス ●スウェーデン…イングリッド・バーグマン、グレタ・ガルボ ●ノルウェー…グリーグ ●オランダ…エッシャー ●ベルギー…アンナ・ボック(生前のゴッホの絵を買った唯一の人) ●スロベニア…カルロス・クライバー ●ハンガリー…バルトーク、G・ショルティ
●セルビア…チトー ●ルーマニア…ドラクル公 ●イギリス…ニュートン、ヘンデル、ダーウィン、ジョー・ストラマー、ヴァージニア・ウルフ、ビビアン・リー、S・モーム、ロセッティ、ウィトゲンシュタイン、T・E・ロレンス、コナン・ドイル、ナイチンゲール、バイロン、JRR・トールキン、ジョージ・オーウェル、アガサ・クリスティ、ブライアン・ジョーンズ、ジョン・ボーナム、アーサー王、ジェーン・オースティン、ウェッジウッド、ブロンテ姉妹、ジョージ・スチーブンソン、ワーズワース ※ロシア入国前に治安対策のため一時帰国(8月10日)。撮りためた写真や資料を家に置き翌日再出国。 ・8月11日〜8月16日 ●ロシア…ドストエフスキー、トルストイ、ツルゲーネフ 、チェーホフ、ゴーゴリ 、チャイコフスキー 、ムソルグスキー、ショスタコーヴィチ、ガガーリン、エイゼンシュテイン ・8月下旬はアラスカ。31日最終帰国。 巡礼中は、(午前)観光局や警察で墓の場所を調べる→(昼)巡礼にGO→(夜)次の土地へ夜行で移動、これをひたすら繰り返す。ドストエフスキーは1987年以来18年ぶり。ゴッホは89年以来16年ぶりになる。墓巡礼をライフワークにするきっかけとなった2人の墓前に立った時、僕の胸にどんな感慨が湧き起こるのだろう。初墓参のロートレックは僕と誕生日が同じなだけでなく、37で永眠した彼を37の僕が巡礼するわけで、個人的にかなり人生を左右する巡礼になると思う…!(彼が眠るのはフランスのめっさ田舎らしいけど、なんとしても会いたい!) 【重要】僕宛のメールは8月1日以降にお願いします。それ以前だと保管期間オーバーで消えてしまうんです。(>_<) ※もし可能なら時々でも掲示板に近況をカキコします。 |
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6月11日〜出国まであと何回更新できるか分からないけど、どうしても書いておきたいことがある。今の世論(特にネット)で僕が一番危険と思うことについて。それは、『ひとくくり』と『思い込み』だ。どこの国にも善いヤツもいれば悪いヤツもいる。それは日本だって同じだ。それなのに、「だから○○人は…」と、あまりに“ひとくくり”にする意見が多すぎる。また先入観という“思い込み”に縛られて、違う角度から物事(相手)を見ようとしなくなっている。見解の違いを批判するだけで、相手が異なる意見に至った経緯や、その心の動きを想像しようとしない。こうした閉鎖的・排他的な考え方には、僕は絶対に反対だし断固として抵抗する。(これは国内世論に限ったことじゃない) | |||||||||
6月10日〜出国まで残り5日。おすすめ番組情報に特番モノは載せてないので、今月後半の番組をピックアップ。 ●17日19時半NHKBS2『映画音楽ベスト100』…選出は米の俳優や監督らで構成されたアメリカ映画協会。映画関係者が選ぶベスト100、これは興味深いッ! ●27日23時NHKBS2『アニメ夜話/未来少年コナン』、28日『同/劇場版エースをねらえ!』、29日『同/マクロス・愛おぼえていますか』…三夜連続で過去の名作アニメの魅力を、各回1時間かけて徹底分析! //月刊ランティエの連載は、巡礼&取材中の期間はお休みします(再開は秋以降になります)。 |
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6月9日〜今日ジーンときてメモッた言葉。1827年3月29日、ベートーヴェンの葬儀の当日、オーストリアの詩人グリルパウツァーが墓前で読んだ追悼文がめっさ良かった--「彼は芸術家であった。しかし同時に一人の人間であった。(略)世間を避けたので彼は敵意に満ちていると言われた。感情を避けたので無情の人と言われた。愛情が深かっただけに世間に対抗する武器を持たなかった。だからこそ世間を逃れたのである。己の全てを同胞に捧げたが代わりに得るものは何もなかった。だからこそ身を引いたのだ。己の分身を見つけることが出来ず独りのままでいた。しかし死ぬまで全ての人々に父親のような心を持ち続けた。彼はこうして生き、そして死んだ。そして永遠に存在し続ける。墓までついてきた民衆よ、悲しみを抑えなさい。我々は彼を亡くしたのではなく得たのである。生身の人間は永遠の命を得ることは出来ない。死んで初めて永遠の世界の門を通ることが出来るのだ。諸君が嘆き悲しんでいる人は今、最も偉大な人々の仲間入りをし、もう永遠に傷つけられることがないのである。心痛のまま、しかし落ち着きを持って家路につきなさい。今後、彼の嵐のような力強さに圧倒された時、またそれらに対する情熱が次の世代に受け継がれた時、今日のこの日を思い出しなさい。彼が埋められた時、我々は一緒にいたのだ。彼が亡くなった時、我々は泣いたのだ」。--なんて悲しく、そして美しい弔文なんだろう。交響曲第7番の第2楽章を聴きながら読んでいると、まるでその場に居合わせているかのような錯覚に陥った。//コンビニで売ってるカルピス紅茶、良い香りがして美味し〜い!やっべ! | |||||||||
6月8日〜人物の絵を描きたいけど基本が分からないという方に、超お薦めのサイト『人を描くのってたのしいね』を紹介!顔や髪だけでなく、服や筋肉の描き方までやさしく&楽しく解説されてマス!文章も親しみやすく、ホント良いサイトです〜。(*^o^*)// 昨日紹介した『ザ・インタープリター』は、上映前に“貧困は人災”というメッセージを込めた1分間のミニ映像が流れる。出演者は、ブラピ、ジョージ・クルーニー、ボノ(U2)、キャメロン・ディアス等々そうそうたる顔ぶれ。タイトルはズバリ『クリック』!//昨年11月のアートツアーの際、“次回は6月のゴッホ展です!”と予告していたのですが、次週からの墓巡礼(&その準備)で実現不可能になりました…スミマセン!その代わり、というわけではないのですが、秋に京都で小さなホールを借りて4時間の芸術入門講座を敢行するつもりです。めちゃくちゃ気合を入れて資料を作っているので、どうか期待して待ってて下さいッ!(☆o☆) ジャキーン//ワールドカップ、日本代表が一番乗りで予選突破!アルゼンチンよりも早いなんてスゴ過ぎる。日本は強くなったと思ってたけど、まさかここまでとは。1993年10月28日の「ドーハの悲劇」をリアルタイムで見ていただけに、今回の「出場決定第1号」は感無量のものがある。おめでとう! | |||||||||
6月7日〜憎しみの連鎖を断ち切るために、どうすれば敵に「復讐したい気持ち」を克服する事が出来るのか…。おそらく僕の本年度第1位になるであろう、公開中の米英合作映画『ザ・インタープリター』レビュー、あまりに気合を入れすぎて、ここに入らない分量になったのでリンク先にアップしますッ!こういう映画が作られるから、僕はまだ米英の良心を信じてしまう(ブッシュやブレアが国家そのものじゃないって)。
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6月6日〜『ザ・インタープリター』のレビューを執筆中!//明日は荒木先生の45回目の誕生日ッス!!//あと9日で『文芸ジャンキー・パラダイス』は約2ヶ月間のお休み(更新停止)に入ります。※3年ぶりに長期墓巡礼に出ます。 6月5日〜今年のアカデミー作品賞他主要4部門を受賞した話題作『ミリオンダラー・ベイビー』のレビュー。もう若くはない女性ボクサー・マギー(ヒラリー・スワンク/主演女優賞!)と老トレーナー・フランキー(C・イーストウッド/監督賞)の心の交流を、フランキーの親友(モーガン・フリーマン/助演男優賞)の目から描いたヒューマン・ドラマだ。僕は芸術でも学問でも、“何かを始めるのに遅すぎること(年齢)はない”というのが信念だから、31歳のマギーがたとえ「プロを育てるには4年必要だ。30を過ぎてバレリーナを志すか?」と言われようと、不屈の精神とガッツでリングに上がり、自分よりずっと若い選手と闘い続ける姿に超テンションがあがった!イスに半座りになってエールを送り続けた! 冒頭、イーストウッドが作曲したノスタルジーなギターの音色(公式WEBの曲)に、モーガンの独白が重なった瞬間、あまりの渋さに卒倒しかけた。老いたイーストウッド(75歳)とモーガン(68歳)がスクリーンの中で並ぶと、たとえ黙ってても、その強烈な存在感に鳥肌が立ちっ放しになる。 そしてヒラリー・スワンク…笑顔が素晴らしすぎ!(あんまり嬉しそうな顔をするので、悲しい場面じゃないのに泣けてくる)。主要キャラの3人は皆孤独で、痛みと悲しみが生活の一部となっているような人間だ。色んな人間の人生に触れる事が「生きる」ことであるなら、僕は意味のある時間を劇場で過ごしたと思う。物語の後半は衝撃的な展開になるけど、あのラストをアカデミー協会が受け入れ「作品賞」を与えたこと自体が、何かの救いになった気がする。 ●『ミリオンダラー・ベイビー』ネタバレ感想はコチラ |
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6月4日〜今日ピカソとトルストイの調べものをしていて、以下の2つの言葉を思わずメモった。/1904年、日露戦争が勃発した際、ロシアの文豪トルストイは英国のタイムズに次の反戦論『思い直せ』を載せた--「戦争はまたもや起こった。見よ、一方は一切の殺生を禁じた仏教徒であり、一方は世界の人々の兄弟愛を公言するキリスト教徒であるというのに。今や極めてむごたらしい方法で、互いに傷つけあい、殺戮を重ねようとしている。陸に海に、野獣の如く相手の隙をうかがっているのだ。なんという悪夢なのか」。※このトルストイの文章に応える形で書かれたのが、与謝野晶子の「君死にたもうことなかれ」だ。/1937年4月、スペイン北部の町ゲルニカが、フランコ将軍&ヒトラー(ドイツ空軍)によって史上初の無差別爆撃を受け壊滅した。パリにいたスペイン人のピカソは、多数の女性や子どもが殺された事をニュース映画で知り、激しい怒りと共に大作『ゲルニカ』の制作を決意、次の声明を出した--「スペインの動乱は人民と自由に対する反動勢力(軍部右派)との闘争である。私の芸術家としての全生涯は、反動と芸術に対する絶え間なき闘争以外の何ものでもない。私が反動と死に対して同意出来るなどと、誰が考えることが出来ようか。私は“ゲルニカ”と名付ける現在制作中のパネルにおいて、スペインを苦痛と死の中に沈めてしまった軍国制度に対する嫌悪を、ハッキリと表現する」。(絵「ゲルニカ」) | |||||||||
6月3日〜本当に悔しい。掲示板にいくら注意してもアダルトサイトの宣伝が書き込まれるので、警察(所轄警察署と府警ハイテク犯罪対策室の2箇所)とプロバイダーのニフティに発信源のアダルト業者に警告するよう頼んでみた。結論から言うと、警察もニフティも何もしてくれなかった。全く動いてくれなかった。※現在掲示板には数件しか広告がないけど、それは僕が見つけ次第削除しているからです。 それぞれの電話での回答は以下の通り・・・ ニフティ「4月から個人情報保護法が施行され、たとえ迷惑なアダルト業者であろうと、警察(裁判所)の令状がない限り、発信源を特定する情報は公開できないし、相手に警告もできない」 警察「今の法律には掲示板へのアダルトサイトの宣伝を禁止する条文がない。法を犯した“事件”ではないので、警察は動けない」 つまり、アダルト業者からのアクセスを禁止するどころか、メールでの注意勧告すらできず、どれだけ迷惑行為になってようとアダルト業者には何の咎(とが)もないという事だ。僕は、青少年が多く閲覧する掲示板である事、当サイトの他にも被害が出ている事、クリックするまでアダルトサイトだと分からない事など、色々問題点を訴えたけど、ニフティも警察も「何も出来ない」「無視すればいい」「もっと荒らし対策の充実したヨソの掲示板に移転するしかない(ニフティがそれを言うか!?)」の一点張り。プロバイダーによっては、アダルト業者にアクセス制限をかけた良心的な会社もあると聞く。ニフティには警察の判断どうこうではなく、企業モラルとして無差別書き込みを行なうアダルトサイトと戦う姿勢を見せて欲しかった。個人情報を保護するのはもちろん大切だ。しかし、被害者の権利よりも、迷惑をかけている者の方の権利を優先保護するのは、どう考えても馬鹿げている。(今後、年齢制限のあるサイトの無節度な宣伝を規制する法制定を働きかける必要がある)以上の経緯の結果、アクセス禁止機能を持つ他の有料掲示板に移転する決断をしました。6月14日までは旧掲示板へのリンクを残しておきますが、以降は新掲示板だけになります。※旧掲示板へのリンクは消えても、今までの貴重なログを抹消することはありません。URLを各自保存しておけばいつでもアクセス&閲覧可能です。 これまで6年間、特に荒らされる事もなく、文芸情報から政治的話題まで、様々なメッセージが書き込まれた当掲示板が、アダルト業者によって移転を余儀なくされることになるとは正直思わなかった。心底、残念だし腹立たしい。しかし、ニュー掲示板に移転して良いこともある。今度の掲示板には過去ログ検索機能がついており、膨大なレスの中からキーワード検索が可能!(こりゃ便利!)。設定を変えれば画像もアップできる(これについては後日対応)。ニュー掲示板では宣伝カキコ阻止の為にパスワードを設定しますが、これは最初に打ち込むと次からクリックだけで済むので、皆さんどうか、掲示板が移転しても今後とも文芸ジャンキーをよろしくお願いします!!m(_ _)m |
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6月2日〜今夜は『Z(ゼータ)ガンダム・星を継ぐ者』レビュー!本作はガンダム第1作の正統な続編(設定は7年後)で、元々は20年前にテレビでオンエアされたもの(全50話)を、新作部分を含めて3部作に再構成、監督曰く“新訳”した作品。その第1部がこの『星を継ぐ者』だ。権力は必ず腐敗する。ジオンとの戦いに勝利した地球連邦政府は宇宙移民者への弾圧を強め、軍内部には地球出身者だけで編成されたエリート部隊「ティターンズ」まで誕生した。特権意識を振りかざすティターンズに反感を抱く主人公は、反連邦組織に入り、そこで名前を変えたシャアやかつてのホワイトベースの面々と出会っていく…。結論から言うと、ガンダムファン(以下ガノタ)は絶対に見に行くべし!描き直されたモビルスーツはべらぼうにカッコ良いし、サラウンドになった“音”がメチャクチャ良い!ガノタとしてこんなに興奮したのは久しぶりだ。リック・ディアスとアッシマーは観てるだけで涙が。新作パートには富野監督のファン・サービスで、カイとハヤトが再会後に話す場面があり鳥肌が立った!第2部『恋人たち』は10月公開。パンフの予告には宇宙にいるアムロが描かれていた(TV版では宇宙に出ない)ので、どんな展開になるのか非常に楽しみだ!!※でもコピーにある“キスの記憶…”はやめて欲しい。そんな軟派なノリの宣伝はノー・サンキュー!※ただ不満が2点。旧ガンダム3部作は全43話をまとめる為に、毎回上映時間が2時間以上あったのに、『Z』は50話もあるのになぜ90分しかないのか!また『めぐりあい宇宙』ではTV版の映像を全て新たに描き起こしていたのに、『Z』は長い制作期間があったにもかかわらず、20年前のセル画を各所で使いまわしていた。制作費を浮かす為と思うけど、新作部分が美しいだけにアレは見てて辛かったぞい!日本政府は富野監督に補助金を出すべき。//全国で発見されているガードレールの突起物、ありゃ何だろうね。一人じゃ無理だろうし、車の破片?でも、それならとっくに話題になってるハズ。 | |||||||||
6月1日〜公開中の『キングダム・オブ・ヘブン』シネマ・レビュー!本作はエルサレムを奪い合う十字軍とイスラム軍(サラディン軍)の超激戦を描いたもの。ここんとこ『指輪』『トロイ』『アレキサンダー』と大規模戦闘ものが続き、この手の映像(大軍バトル)には慣れっこになっていたハズなのに、ド迫力に息をするのも忘れるほど圧倒された。公開前の予告編では甘々のラブロマンスっぽかったけど、蓋を開ければド硬派史劇だった。戦闘の緊張感、現場に居合わせているという臨場感は、このジャンルの作品中では過去最高かと。ただし『指輪』のように劇中に何度も見所があるわけではなく、スゴイのはクライマックスだけ。そこに至る1時間半はかなり退屈。主人公がエルサレムに向かう動機が弱く感情移入できない。でも、そういうマイナス面を引いても、あの攻城戦を観られただけでチケット代の価値はあった!当時の戦いがどんな風に行なわれていたか分かったし、サラディン軍の無数の投石器から次々飛んでくる巨大な岩石には、マジでビビッた!とにかく登場する兵士の数がハンパじゃない。蜃気楼の中からゆっくりと現れるボードワン4世率いる十字軍と、サラディン率いるイスラムの大軍が対峙する場面は、両王に強烈なカリスマ性があるので、戦闘シーンじゃなくてもめっさハラハラした(主役のオーランド・ブルームはこの2人に完全に喰われて影が薄かった…)。何が驚いたと言って、キリスト教徒の十字軍がイスラム軍に敗北する物語を、今このタイミングでハリウッドが作ったこと。しかも両軍の描かれ方は、基本的に「知的なイスラム軍」対「野蛮で好戦的な十字軍」という構図だ。十字軍が略奪者集団だったことは事実とはいえ、ここにハリウッドの懐の深さを見た。 ●プチ・ネタバレ…壮絶な攻城戦が終わって「ふぅ」と力が抜けて椅子に沈むと、次に欧州から遠征に出る新たな十字軍が映り、エピローグのテロップに「それから1000年。エルサレムはいまだ平和とはほど遠い」と出てクラッときた。1000年も経つのに、人間は何をやってるんだろね。 |
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5月31日〜当絵板に“さすらいの大臣”さんがアップされた「ディオ様着せ替えセット」、凄すぎッス。マウスで服を脱がせた後、いろんなコスを着せてあげませう(笑)。どうやってこんなの作るんだろう!?//掲示板で話題になっている今週の少年ジャンプの最後のページ。『すごいよ!マサルさん』『ピューと吹く!ジャガー』の作者、うすた京介氏のコメント全文--「イラクで人質になった人を自己責任だと責める人達は何なんだ。皆も違和感感じませんか」。実際、これまで世界各国の人が誘拐されたけど、本来は被害者であるはずの人質を、政府と国民が一緒になって糾弾したのは日本だけ。他の国では救出された人質を空港まで元首が迎えに出るほどなのに。被害者を“3馬鹿”“死んで当然”などと平気でいう残酷さが、この国の空気に満ちていく不気味。うすた氏が今回のコメントでバッシングされないことを祈る。//先日ここで調査願いを出したフィレンツェの教会(ボッティチェリの墓)について、情報を下さった方、本当に有難うございました!これで行けます!(☆o☆) | |||||||||
5月30日〜『誰も知らない』『コンスタンティン』のシネマレビュー。/まずDVDで観た『誰も知らない』。昨年のカンヌ映画祭主演男優賞に、14歳(史上最年少)で輝いた柳楽優弥君がどんな演技をするのか、興味津々で観た。感想は…この子はスゴイ!感情を抑えた演技なのに、喜怒哀楽がビシビシ伝わってくる。ダテに賞は獲ってない。これからどんな役者になっていくのかとても楽しみだ。劇中の母親(YOU)の自分勝手さに呆れ果て、この映画を観てしばらくは、バラエティに出てるYOUに対し「早く家に帰ったれい!」と怒髪が天を突いていた。/公開中の『コンスタンティン』はアンチ・ヒーローを演じたキアヌ・リーブスがとにかくカッコ良い!(マトリックスの時より細い)。長く保たれてきた天国と地獄のバランスが崩れ、悪魔や天使が人間界で活発に活動し始めた世界が舞台。キアヌは悪魔を地獄に送り返す悪魔退治屋。ただし、彼は人類の為なんてこれっぽっちも思ってなく、自分が天国に行く為に神にアピールしているだけだ(ヘビースモーカーの彼は肺ガン。悪魔との戦闘じゃなくタバコで死ぬ事にキレ気味)。ずっとブツブツとグチをこぼしながら悪魔をやっつけているのが可笑しい。ぶっちゃけ聖書に馴染みの薄い日本人は“置いてきぼり感”が否めないけど、映画全体を貫くブラック・ユーモアが、僕は好きだなぁ。※エンディングの最後に後日談があるので、途中で帰らないように。 ●ネタバレ『コンスタンティン』…クライマックスで天使ガブリエル、そしてサタン(ルシファー)までが登場して鼻血が出そうなほど興奮した!またサタンが白いスーツを着ている事にオオッてなった。元々サタンは大天使だったから、その名残だろう。なんせ、生きてる方が辛い事は多いと、サタンが「罰として」肺ガンを治す展開に爆笑した。 |
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5月29日〜今日出合った良い言葉「心が変れば行動が変る。行動が変れば習慣が変る。習慣が変れば人格が変る。人格が変れば人生が変る」。19世紀フランスの哲学者アミエルの日記から。//僕は明治のお菓子『カール』が大好きなんだけど、なんとコンビニで“チョコ味”を発見!美味しかったけど、写真を撮ったら不気味(幼虫系?)に見えるね…。 カール“チョコ味”!チョコフレークっぽい。 |
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5月28日〜“救命ロープ”で紹介しているセリフ「美のあふれているこの世界で、怒りは長続きしない」(映画「アメリカン・ビューティー」)、これ本当に良い言葉っす。実際、美に圧倒されると、どんな怒りや悲しみもちっぽけで些細な事に感じるもの。こうした美を前に思考が吹き飛ぶ場面は他作品でも強く印象に残る。小説ではモーパッサンの『ピエールとジャン』で主人公が喧嘩後に夜空の美しい月を見て呟く「あれだ。それなのに俺たちは愚にもつかぬことに腹を立てている」、マンガでは水樹和佳の『イティハーサ』第1巻の青比古が戦場で月に見とれる「今一瞬…俺の目も心も酔うように月にだけ向いていた(中略)いつもこうだ…俺という人間は…一瞬のうちに天に地に心が翔(と)んでしまう」。※皆さんもこういうシーンがある作品を御存知でしたら是非教えて下さいッ。//有名な源頼朝の肖像画が別人ということは知っていたけど、今夜の『世界一受けたい授業』で、聖徳太子、足利尊氏の肖像画までが他人と言ってて驚いた。旧一万円札の聖徳太子は、太子の死後ずっと後になって想像で描かれたとのこと。鎌倉幕府も1192年成立ではなく1185年(全国に守護・地頭を設置)の方が正確なんだって。ふぇー。//ネット中に見つけた芥川龍之介の落書き。最後の内田百閧ェイイ。//一昨日にここで“更新応援メッセージ”を書いた『変ドラ』に入魂の変パパ(のび太のパパ特集)がアップされている!ビックリ&感動。※変ママの完成、楽しみに待ってマス!(*^v^*) | |||||||||
5月27日〜最近の海外トピックを2つ。/これまで宇宙から地球を眺めるには、あり得ない競争率を勝ち抜いて宇宙飛行士になるしかなかったけど、3年後の2008年からついに民間宇宙旅行がスタートする。ツアーを企画したのは宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック社とクラブツーリズム。カリフォルニアから飛行機で高度15キロまで運び切り離し、無重力になる宇宙空間(高度100キロ)まで打ち上げる。1回の飛行は約3時間で、宇宙に滞在するのはその中の25分間。機体の乗員は操縦士2人、旅客6人。日本では7名分が売り出され12月末で締め切られる。応募者が7名を超えた場合は抽選。気になる料金は1人当たり20万ドル、約2100万円!チョ〜高いけど、お金さえ捻出すれば、自分の目で青い地球を見られる時代になったのが何よりすごい。※今はまだ高いけど20年後には7分の1の約300万まで下がっているとのこと(それでも高いけどね)/英国では今年12月に同性カップルを法的に夫婦と認める「同性市民パートナー法」が施行される。つまり、男女の夫婦と同様に、配偶者の亡くなった後の年金受給や、相続の優遇税制、基本的な社会保障が適用されるんだ。これを受けて人気歌手のエルトン・ジョン(58)が12月に40代男性と挙式をとり行うという(既に北欧やドイツ、オランダで同性カップルの「結婚」は認められている。今回は保守的な英国でも法制化された事で世界がビックリ。愛の形態は人の数だけ様々と僕は思っているので、この流れはもちろん賛成)。 | |||||||||
5月26日〜ドラえもんの研究サイトには力のこもった良サイトが多いけど、この『変ドラ』は管理人さんの視点がとてもユニークでお薦めッス。メインコンテンツは風変わりなエピソード集。「え?こんな話あったの?」と感心しきり。他にも美味しそうな食事シーンを集めた“旨ドラ”、ブラックなエピソードを集めた“恐ドラ”など、見せ方が面白い。残念ながら1年近く更新が止まっている様なので、未完のパパ・ママ暴走シリーズの完成へ向けて、応援エールを送らせて頂きますッ!(トップがとても見やすいので、サイト管理人として勉強になりマス。ウチはゴチャゴチャだからねぇ) | |||||||||
5月25日〜世界一有名なニュース情報誌、米国のタイム誌(1923年創刊)が「名作映画100選」(英語タイトル)を発表した。「カサブランカ」「アラビアのロレンス」「ゴッドファーザー」「シンドラーのリスト」「ブレードランナー」「ロード・オブ・ザ・リング」「ファインディング・ニモ」などが入選。邦画からは「生きる」「用心棒」(共に黒澤明)、「雨月物語」(溝口健二)、「東京物語」(小津安二郎)の4本がランクイン。まっとうな百選だと思うけど、「酔拳2」「ザ・フライ(ハエ男)」が入ってて、黒澤の「七人の侍」が入ってないのはどうよ!?//生き続けるということは、友との別れを体験し続けることなのか。僕と同じ37歳で、環境保護活動や平和運動にNGOを通して頑張っていたポール・メイスン(最近は赤十字で活動していた)が、5月18日夜、故郷のオーストラリア・メルボルン近郊にてバイク事故で亡くなった。息子のノア君は4歳になったばかり(ノアは前からウチの絵本コーナーに出てた)。親日家で日本語を完璧にマスターし、海外NGOと日本のNGOの架け橋となり、誰とでも大きな手で力強く握手したポール。真面目な顔でジョークを飛ばし、ハードロックを愛する一方で、先住民アボリジニの楽器もマスターしていた。どこの国を訪れても異文化を恐れず、むしろ異なるがゆえに愛していた。生前“幸せ”について、彼はこう言った「生きていくには綺麗な水と十分な食事が必要。それさえ満足させられれば、次はどれだけ自分が周りの人に貢献できるかだと思う。自分がいることでこの場所がよりよくなり、この人がよりよい生活ができる、って実感できることが幸せかな」。同じ年の友を失うのは二度目だ。…良いヤツほど早く逝ってしまう。 本当に優しい男だった |
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5月24日〜本日発売のランティエに与謝野晶子、樋口一葉、向田邦子の墓巡礼ルポを書いています!//なんと、巨大本屋の紀伊国屋・新宿店で、『お墓お散歩ブック』が“今月のオススメ本”として平積みされてるらしい!(写真を送ってくれた)。入ってスグの場所とのこと。書店の店員が手書きのポスターで「“墓なんて”って言ってるあなた。あなたは何もわかってない!」とお薦め文を付けてるんだって。なんて素晴らしい店員なんだッ!(涙)
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5月23日〜先日の『英語でしゃべらナイト』は海外ゲストのインタビュー特集で、めっちゃ良い言葉がいっぱい出てきた!「人生はジェット・コースターのようなもの。山や谷を受け入れ楽しむようにしてるの」(キャメロン・ディアス)※谷も楽しむこと!、「皆、モノの見方が違うからこそ面白いんだ。同じ言葉しか持ち合わせていなかったら、詩なんて存在しない」(エルビス・コステロ)、「I want to sit in the driving seat of my life./僕は自分で人生のハンドルを握って生きたい」(ディカプリオ)、「私達は毎日何かを学ばなければならない。生きてる限り前に進むか、後戻り(退化)するかどちらかだ。それなら前に進もうじゃないか」(イーストウッド、74歳でなお学ぶ!)、「Do your homework./あなたの宿題をしなさい」(ジュリー・アンドリュース)、「口に出す前に言葉を完全に自分のものにすること」(ウィル・スミス)、「モットーは常に尊敬の気持ちで人に接すること。俳優とは人々の心に小さな灯りをともす仕事です」(オーランド・ブルーム)、「忍耐は素晴らしい武器なの。色んな体験を積むことは女優にとってかけがえのない財産になるの」(ソフィー・マルソー)。ソフィーは母であり映画スター。“仕事と子育てのバランスをどうとるのか”という質問に、次のように答えていた「頑張るだけよ、両方の時間を作るように。女性って同時進行で色んな事が出来るのよ。一つの事に集中しない事で、逆にバランスをとっているの。本当に女性には何だって可能なの。働くこと、母であること、良き妻でいて美しくあること。掃除をすることや、子どもにご飯を食べさせる事だって、いくらでも楽しめるじゃない」。うーん、素晴らしい!! | |||||||||
5月22日〜本日おすすめ番組情報を更新!今週は28番組です〜ッ!//カメラ写りのトリビア。記念写真などで太陽が眩しくて、どうしても目が開かない時があるよね。そんな時は撮影者の黒髪や、とにかく周囲の黒いもの(黒い服、黒い車etc)などを凝視すれば、目が開くそうです(人間の瞳は暗いものを見る時に開くとのこと)。これから陽射しが強くなるので使えるね。 | |||||||||
5月21日〜今夜見た『美の巨人たち』では不覚にも落涙した。イタリアの彫刻家ベルリーニの特集。僕はこれまでミケランジェロやロダンを熱賛するばかりで、ベルリーニのスゴさを分かっていなかった!(ベルリーニ、ごめん!)単純にポーズをとる人間を大理石に映すのではなく、一つの動作から別の動作に移る、最も劇的な一瞬を見事に立体化していて、もう超ドラマチック!衣服や肌の表現は、石で出来ているとは思えない柔らかさ!(体を掴む指が肌にめり込んでいる)。放送を見逃した方、ご安心あれ。番組HPで詳しくオンエア内容が再現されてます。さらにベルニーニの代表作を熱く語っているページもあったので併せて紹介。コチラ(TOP頁)はアップの写真が多く、コチラ(TOP頁)は噴水がメイン。いやはや、人類ってのはどこまでスゴいんだ!(☆o☆)//一昨日に全米で公開された『スター・ウォーズ/エピソード3』の初日興行収入が、映画史上最高の約5000万ドル(約55億円)を記録!たった1日で55億。すっごいフィーバーぶりだ。 | |||||||||
5月20日〜いやはや、便利な世の中になったものだ。僕が以前から絶賛してきた時代劇アニメ『サムライチャンプルー』の第一話が、今だけ『BIGLOBEストリーム』(無料)で最初から最後まで見られる!冒頭の悪代官との会話「どうだ、土下座してでも許しを請う気になったか」「テメェらに頭を下げて生きるくらいなら、思い切り背を伸ばして死んでやるぜ!」で、いきなり魂に火がつくと思うッ!(あとはもうフルスロットルだ)リンク先のメニューバーをスクロールして3分の1ほど下がったところに『サムライチャンプルー』がある(選択しないと全然違う英国の恋物語が始まるので注意)。正味23分なのに映画一本分くらいの密度がある。お楽しみあれ!//友人に薦められて『ケロロ軍曹』を見る。制作がサンライズだけあってガンダム・ギャグが多く、様々な小ネタにニンマリ。//声優がゴッソリ入替わったニュー『ドラえもん』。のび太、しずか、スネ夫、ジャイアン、みんな雰囲気は同じで悪くない。問題はドラえもん。話し方は先代と同じなんだけど、なんせ声が甲高すぎる。あのキンキン声を30分聞くのはかなりツライかと…(汗)。 | |||||||||
5月19日〜本日、サイトのアクセスが300万件をヒーット!!か、か、感無量ッ!!//東京の読売文化センターから講師の依頼(半年)があってガッツポーズをしたんだけど、喜びも束の間、「交通費は出ません」ということでガックシ。大阪〜東京の往復2万5千円に対し、1回の講師代は1万前後。やればやるほど赤字になるので、さすがに長期講座は不可能。そういうわけで、“一度だけなら”と単発でやることになり、10月20日の午後に多磨霊園をガイドします!同墓地は与謝野晶子、三島由紀夫、岡本太郎、江戸川乱歩、中島敦、吉川英治、長谷川町子、有島武郎、向田邦子、北原白秋ほか、そうそうたる顔ぶれが眠っているけど、甲子園球場32個分というとんでもない広さ!効率よく周るにはガイドが必要ということで、この野外講座を企画しました。まだ参加受付が始まってないので、詳細は後日書きますね。(指定されたのが平日なので、若者より定年後の方がメインになりそう)//NHKの『しゃべり場』が新メンバーを募集しているらしく、“ジョジョ立ちに青春を賭けている10代の若者はいませんか”と問い合わせがあった。NHKがジョジョ立ちを知っていることにビックリ。//フジからも「立っている所を撮りたい」ってきたけど、テレビの為に「立つ」のはちょっと違うしなぁ…。//テレ朝からは「銭形金太郎にジョジョ立ち参加者を…」それも何か違う。//ライフワークの墓巡礼の方では、英字新聞の「ジャパン・タイムズ」から取材を受けた。こちらは6月19日の日曜版にインタビューが載るそうです。 | |||||||||
5月18日〜先日、小学校で1時間半の「芸術入門講座」をやるというとても貴重な機会を頂いた。小学校、といっても子ども達を相手にするのではなく、約60名の保護者の方が生徒さんだった。つまり、『芸術の素晴らしさを子どもに伝える為に、まず大人が芸術の感動をたっぷり味わおう』というのがコンセプト!クラシックや歌舞伎をはじめ、スケートから落語まで、古今東西の様々な芸術の魅力を吠えまくった(会場には0〜3歳児の姿もアリ)。この講座は2つの意味で自分にとって新鮮だった。僕は人間の魂が健康的(コレ重要)に育つ為に、「芸術」という明るい光と美味しい空気が絶対に必要だと思ってて、日頃から子育て真最中のお母さんにこそ、様々な芸術に触れる“きっかけ”を紹介したいと思っていた。でも、小さなお子さんを持つ方は、周囲の方に気遣いしてか、こういう長時間の講座に来られる事はあまりない。今回は子連れOKと分かっているので気楽に参加できたのか、たくさんのお母さん方が参加されてて、すっごく嬉しかった。そしてもうひとつ。3歳以下の子ども達の反応を見られたのが、めちゃくちゃ興味深かった。90分は大人でもお尻が痛くなる長さなのに、(お能とかもあるし)退屈して「帰りたい」って大泣きするんじゃないかと、ぶっちゃけ始まる前は心配してた。でも、子どもは子どもで、分からないなりに芸術を楽しんでいて、ほとんどグズることがなかった!うーん、芸術の力はあらためてスゴイと実感したッ!!/最後に謝礼が少し出たんだけど、領収書の先が“○○市教育委員会”だったことに「ウオーッ!」と胸中で雄叫びをあげた!行政から頂くと世間に認められた気がするのと同時に、なぜか“してやったり”感があるのが可笑しいデス(笑)。
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5月17日〜週末にオンエアされた、世界的に有名なロシアのアニメーション作家ユーリー・ノルシュテインさんの特番で、強く印象に残った言葉があった。ノルシュテインさんはゴーゴリ原作の『外套(がいとう)』の制作を、なんと24年間も続けている。しかも、それは全体の半分がようやく完成したところだという。氏は今年64歳。「私はプロとして、もっと楽に他の作品を撮る事ができます。でもやはり『外套』を離れることが出来ません。この道しかないのです。(寿命を考えると)完成させることが出来ないという恐れは常にあります。でも私には作品がどうなるのか見届けたいという好奇心の方が勝るのです」。どんなに苦労しようと、自分の作品を誰よりも楽しみにしているノルシュテインさんは本当に幸福だと思う。僕は自分が信じた道を歩き続ける勇気をもらった! | |||||||||
5月16日〜万葉集。普段当たり前に触れているものが、他人から指摘されてその魅力にあらためて気づく事がよくある。日本語をこよなく愛する米国人リービ英雄さんは、旅に出て歌に詠まれた景色を実際に歩いた時に、最初は「ガッカリ」したという。たとえば“春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山”の香具山。どれほど雄大な山かと思えば、「山というより“丘”」だった。イメージとのギャップに失望したんだ。ところが万葉集を読み進むと同様のケースが幾つもあり、そのうちリービさんは「小さな風景を大きく詠む万葉人の“想像力”に感服した」と考え方が一変したという。一枚の葉の水滴に全世界を映し込む様な、万葉人の自然に対する感受性の豊かさ(深い観察力)に驚嘆したとのこと。また、彼が「和歌のエベレスト」と呼ぶ人麻呂の高市皇子への長大な追悼歌について、「神話から始まり、戦乱の具体的な描写は古代ギリシャのホメロスの壮大な叙事詩に匹敵し、最後に作者の感情が詠まれる(単なる事実の羅列に終わらない)事で抒情詩となり、ついにホメロスを超えた」と熱賛。古代の和歌は、内容の中心が歴史や一般の世相でも、最後には必ず作者の個人的な想いが練り込まれる。リービさんは「世界の古代文学を見渡しても、これだけのスケールと多様さと深さのある抒情的な詩集は他にないと断言できる。万葉集は日本の宝ではなく世界人類の宝。古代人が持っていた感性が人間の基本だとすれば、それは決して死に絶えていない。重要なのは感性が言葉になったこと。感性が実際に言葉の表現になり、1300年経った今でも僕らが読める。頑張れば他国の言葉に翻訳することも出来る。感性が言葉になった芸術作品、それが万葉集!万葉集は世界文学だ」と絶賛してやまない。外国の方にこれほど高く評価されるのは、日本人として嬉しいッス!//以前、ここで絶賛していた少年ジャンプの『銀魂』、もうダメかもしれない…。ここ数ヶ月、脚本の質がガタ落ちで目も当てられない(名セリフ発生率が激減)。ヒューマンな黒澤映画のようなノリだったのが、今はページ稼ぎの為の不必要なバトル、下ネタや排泄物ネタで笑いを狙うようになり、本当に残念だ。 | |||||||||
5月15日〜来月中旬から欧州へ墓巡礼に行くことになり、これまで墓の場所が不明だった恩人達を徹底的に再調査した。その結果、パウル・クレー、セルバンテス、ルソー、サガン、バイロン、ティツィアーノ、メンデル、ショーペンハウアー、ヴィットゲンシュタイン、 JRRトールキン、T.S.エリオット、ロンメル、ブライアン・エプスタイン、メニューイン、ポカホンタス、ストコフスキー、スチュアート・サトクリフ、テニソン、マルタン・デュ・ガール、モンテーニュ、ヴェルレーヌ、カンディンスキー、エロイーズ、アングル、リュミエール兄弟、キキ、シュザンヌ・バラドン、ジャンゴ・ラインハルト、ジュール・ヴェルヌ、グーテンベルク、デカルト、ノーベル、エラスムス、ナボコフ、レマルク、アルビノーニ、ヨハネ・パウロ2世、セルジオ・レオーネ、カラヴァッジョ、ロドリーゴ、ウェッジウッド、マクベス、ヴェルサーチ、その他、新たに76名の眠る墓地名が分かり、欧州の未墓参恩人は163名に増えた!念を押すけど、76名はあくまでも墓地名が判明しただけで、どこにあるのか、どう行けばいいのかを、これからさらに調べなければならない(コレが大変!)。これまで約20年かけて600人を巡礼したけど、まだ何年もかかりそうだ。//イタリア在住or旅行予定がある方に調査願いがあります!フィレンツェ駅近くに画家ボッティチェリの墓を擁する「Ognissanti教会」があるのですが、僕が墓参した時はいつも閉まっています(涙)。あの教会は何曜日、或いは何時頃なら開いているのでしょうか?“午前中なら開いてる”という噂を聞いたことがあるので、もし確認されたらぜひ連絡お願いします!//ジョジョ第1部に登場したメアリー・スチュアートの忠臣ブラフォードとタルカスについて情報を求めてます。「英国の教科書に出てくるほど有名」「完全に荒木氏の創作キャラ」と意見が分かれていて混乱しています(実在していたならなんとか墓を探したい!)。英国史に詳しい方、情報をお寄せ下さい。→●追記〜コチラは「創作」ということで落ち着きました。情報を寄せて下さった皆様、本当に有難うございました! |
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5月14日〜京都市右京区を中心に墓巡礼を敢行。イケメン歌人・在原業平、法然上人、新田義貞、俳優・板東妻三郎らに謁見。法然が眠る二尊院は阿弥陀さまとお釈迦さまがW本尊という超有難いお寺。庭で三色の牡丹が美しく咲いてた。そこでちょっと驚いたことが。ノーベル賞作家大江健三郎や梅原猛、井上ひさしらが憲法第九条を守る為に結成した九条の会の応援署名を、庭先でブースを作ってお坊さんが集めていたんだ。二尊院といえば西京都を代表する有名寺。観光客だらけだ。そこで「憲法九条を守ろう」とお坊さんが平和運動をやってる事と、署名送付先が「日本バプテスト教会」だった事に2重に驚いた。キリスト教会と仏教寺院が宗教を超えてタッグを組み、活動していることにグッときた。確かに平和を愛する両宗教と九条の理念は合致してるもんね。//この二尊院には藤原定家が百人一首を選定した『時雨亭』の跡があり、小倉餡の発祥の地でもある(空海が中国から持ち帰った小豆の種を栽培し、1200年前に当地で砂糖を混ぜて“あんこ”を作ったんだって)。小倉山の麓だから前者は「小倉百人一首」に、後者は「小倉餡」になった。ちょっとしたトリビア。 5月13日〜週末恒例、おすすめ番組情報を更新ッ!明晩のロシアのアニメーション作家ノルシュテインの特番は必見ですーッ! |
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5月12日〜本日サイト6周年記念!前から温めていたネタ『南半球で一番高い建造物からバンジー』をアップしました! 5月11日〜今夜の『課外授業ようこそ先輩』は演出家の宮本亜門が先生だった。亜門はTVゲーム世代の子どもたちに命の重さを伝えようと、食用のヤギを自ら手にかけた時の話をした--東京から沖縄に移住した亜門は、ある日、地元の友人とヤギを料理することになった。そして、“小さな目をしてウチで飼いたいほど可愛い”ヤギを紐で繋ぎ、海岸に連れて行った。友人が弁当を食べている間、半時間ほど亜門がヤギの頭を撫でていると、友人が「さぁ!始めようか!」と立ち上がった。その瞬間、今まで大人しかったヤギが、狂ったように反対方向へ逃げ出した。ヤギに人の言葉が分かるハズないのに、自分の運命を悟ったのだ。あまりに激しく逃げるので、紐で首を引っ張られ、ヤギの体が浮いていた。友人は亜門に「はい。やって」と銛(もり)を渡した。亜門が震えていると「亜門さん!このヤギを殺す時にしっかり目を見てあげなさい!目を見ないで殺すと、このヤギが可哀想なんだよ。このヤギは生れた時から食べるように飼育されてきたけど、絶対に死ぬ瞬間は、このヤギのことをちゃんと思ってあげなさい。スッと死ねるように。一番悪いのは目を見ないで刺すこと。すごく苦しむんだ」。亜門が銛を首から引くと、友人は「抱きなさい、抱きなさい!命を奪った自分の責任で抱きなさい!」。それから30分、亜門は血だらけになったヤギをずっと胸に抱きしめていると、温かかったヤギが、腕の中でどんどん冷たくなり、ついに命の灯が消えた。--命の尊さを刻み込まれる強烈な体験談だった。//遠い宇宙の彼方では土星探査機カッシーニが、土星の輪の隙間に隠れていた新衛星を発見、これで土星の“お月さま”は47個に。夜空に47個も月があったら、お月見も賑やかだろうネ。カッシーニ、一人ぼっちで寂しいだろうけど頑張って。皆が君を応援している。p(^^)qファイト |
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5月10日〜僕はピーコさんのポジティブな人生観が好きで、発言を集めた『若者の悩みQ&A』というリスペクト・コーナーを以前に作ったんだけど、先日も新聞でこんな相談に答えていた。投書したのは30代の女性で、「友人の離婚を予言し、実際に的中させた有名な占い師が、私を占って“今の彼とは結婚しても離婚、苦労するから別れろ”と予言し悩んでいる。どうすべきか」。ピーコさんは“占いで先の事が分かったらつまらない”と前置きした上で、「どんなにお互いが好きでも苦労はする。苦労のない人生はない。問題は、苦労しがいのある相手なのか、どうなのかということ」。やっぱピーコさんはいい。 | |||||||||
5月9日〜千葉県松戸にある世界初のガンダム博物館『ガンダム・ミュージアム』。なかなか千葉まで行けないという方の為に『これがガンダム・ミュージアムだ!』コーナーをアップ!同時にガンダム・カフェの様子も財布と胃袋でダブル・レポート!//日本中の様々な有名サイトが群雄割拠する『Read Me!』。ここに登録すれば、このトップページだけでなく、サイト全体にどれだけアクセスがあるのか分かる。ウチのサイトはだいたい定位置が80位前後なんだけど、今日クリックして声が裏返った!瞬間最大風速なんだろう、なんと第4位になっていた!(1日約6万件のアクセス)。これはジョジョ絵板の美術館や名場面50選、仏像コーナー、ガンダムの新コンテンツ、先日の「勝ち組・負け組」への異議、番組情報の2日遅れの更新などが一気にリンクされ、こういう結果になったんだと思う。明日になれば間違いなく転落しているので、春の珍事の思い出にここへ記しておいた。//今日、国際問題について友人がボソッと言った言葉を思わずメモッた「傷つく、傷つかないは、言った人が決めるんじゃなく、言われた側が決めることなんだよね」。//映画『コンスタンティン』を観たので近いうちにレビューをアップします。
5月8日〜今週のおすすめ番組情報を更新完了ッ!//ついに『ジョジョ感涙名場面50選』の第5部編が完結(シーン43/眠れる奴隷)!皆さんの『眠れる奴隷』の解釈をぜひお聞かせ下さい。昨年12月から作り始めたこのコーナー、半年をかけてやっとここまで来ました。あとは、第6部を残すのみ!! |
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5月7日〜ズギュン!仏像コーナーを久々にテコ入れ!傑作仏像写真館に三井寺・阿弥陀如来、微妙寺・十一面観音、石山寺・如意輪観音、西往寺・宝誌和尚像という強力な顔ぶれをアップ!(普段は撮影禁止の三井寺ですが、今回特別に許可して頂きました!)。またアイドル仏像グループ・イケメンズの予備軍に化野念仏寺の阿弥陀如来を追加ーッ!!
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5月6日〜先日列車の中で何気なく吊り広告を眺めていたら、「勝ち組になる秘訣」「これであなたも勝ち組に」「勝ち組は語る」「負け組にならない為に」など、目に入った雑誌広告の大半に「勝ち組」「負け組」という文字が踊っていた。何なのだこの世界は。「勝ち組」「負け組」の判断基準は、人格や生きる姿勢ではなく、ズバリ“年収”だ。冗談じゃない。人生に勝ち負けなんてあってたまるか。競走馬のように同じコースを皆で走っているのならともかく、人は誰も各人がその人だけの道を歩んでいて、進む方向もバラバラ。コースが全然違うのに、最初からレースになるハズがなく、人は誰も追い越せないし、追い越されることもない(スタート時の環境も千差万別)。だから、4、5年前に「勝ち組」「負け組」という下品な言葉が出てきた時に、“こんな馬鹿げた言葉は速攻で死語になるだろう”と思っていた。ところが、今や至る所にこの言葉は溢れ、子どもたちまで「将来は勝ち組になりたい」と言い出す始末。もちろん子どもにそんな価値観を教えたのは、僕もその一員である大人社会だ。勝ち負けと違うところに人生があることを、もっと訴えていかねば!//最近、もうひとつ酷い言葉が根付きつつある。定義が“30歳以上で独身・子無しの女性”という「負け犬」だ。アホかと言いたい。子孫を残すことなんか昆虫でもミジンコでも出来る。何が幸せかはその人にしか分からない。独身だから不幸とか、子どもがいないから敗者とか、勝手にくだらない人生観を押し付けないでくれ。どうしてこんな酷い言葉をバラエティ番組や週刊誌が無批判・無抵抗に使うのか、全く理解できない。 | |||||||||
5月5日〜子どもの日ということもあり、ガンダム・コーナーに大阪で開催中の『ガンダムワールド2005・出撃レポ』をアップ!//今年のアカデミー外国語映画賞(作品賞を獲るより難しいと言われている)に輝いた、話題のスペイン映画『海を飛ぶ夢』を見た。尊厳死(安楽死)をテーマにした実話だ。主人公は25歳の時に海水浴の飛込みで大けがをし、それから26年間をベッドで過ごしている(首から下が動かない)。50歳を過ぎた彼は、「今の人生は尊厳と無縁だし、もう充分に生きた」と死を願うけど、身動きできないので自殺は不可能。他人に頼もうにも、自殺を手伝った者は「自殺幇助」の罪で罰せられるので頼めない(キリスト教では神が与えた命を断つ自殺は大罪)。彼は国を相手に、尊厳死に手を貸してくれる人を罰さないでくれと裁判で訴えるが…。ハードな内容にもかかわらず主人公がユーモアに富みジョークばかり言うので、劇場では笑いが絶えなかった。どう死ぬかという問題を通して、どう生きるかということを問いかけてきた作品だった(途中に出てくる、主人公の夢想シーン--窓から羽ばたいて野を越え山を越え、海岸まで飛んでいく夢--はBGMのプッチーニのオペラ「トゥーランドット/誰も寝てはならぬ」の名曲と相まって、めちゃくちゃ感動した!)。 | |||||||||
5月4日〜昨日の熊谷直実&平敦盛の墓参話には続きがある。高野山の寺院や墓地は下界とケーブルカーで繋がってるんだけど、終電が18時半とめっちゃ早い。僕は墓を探すのに手間取って、墓地を出たのが18時10分!ケーブルカー乗り場まで車で15分かかるので絶対バスに乗らなきゃならないのに、3分前にバスは出ていた。だが諦めるのはまだ早い。GWで高野山は大渋滞。先の方でバスも渋滞に巻き込まれているのが見え、僕は猛然とダッシュした。しかし、走れども走れども、バスは少しずつ進んで追いつかない。そしてあと20mで追いつくというとこで、バスは渋滞を抜けて行ってしまった!ぐわー!今夜は高野山に泊まる事になるのか!?そう思った矢先、前方の信号で停車中の車の列が目に飛び込んだ。「ええい、当たって砕けろだ!」僕は最後列のワゴン車の窓をノックして、運転手の女性(40歳ぐらい?)に終電があと15分で出ることを説明した。ゼーゼー言ってる汗だくの男がいきなり車をノックしてきたことで最初はビックリした顔をされた(当然だよね)けど、数秒後には「早く乗って!」。涙がチョチョ切れた。車はパリ・ダカのトップをとる勢いで高野山のワインディングロードを疾走し、ケーブル発車の2分前に乗り場に着いた!僕がガソリン代としてお金を渡そうとすると、女性は笑顔で「高野山に来る人に悪い人はおらんから」と受け取らず(ジ〜ン)、「良かったら今度来た時に梅干を買って行ってね」との返事。その方は、高野山・奥の院の『井上』という梅干屋さんとのこと!めっさ良い人だったので、梅干好きの皆さん、ぜひ『井上』をよろしくお願いしますッ!(*^o^*)//先日ここに画像をアップした太陽の塔について、もっと大きな画像で見たいという声を頂いたので、他の角度から撮ったものも合わせてコチラにアップしておきます! | |||||||||
5月3日〜今日は雲ひとつない青空だったので、早朝から日没まで南大阪&高野山方面に墓巡礼に行ってきた。謁見したのは富田林の西行法師、河内長野の横山やすし、九度山の真田幸村、高野山の空海や戦国武将軍団、曽我兄弟、俳優の鶴田浩二など。胸を打つ墓はいっぱいあったけど、なかでも一番感動したのは源義経の部下だった熊谷直実の墓。平家物語によると、“一の谷の合戦”の際、敗走する平家一門は須磨海岸から争うように沖へ逃れ、その様子を見た歴戦の猛者・熊谷直実が「卑怯者!」と叫んだところ、一人の武将が逃げずに引き返してきた。一騎打ちを制した直実は討ち取った敵将の兜を外して絶句する。まだ10代半ば(16歳)の美少年・平敦盛で、43歳の直実には同じ年頃の子供がいたのだ。さらにこの若い敦盛の懐から横笛が出てきて(敦盛は笛の名手)直実は愕然とする。合戦前夜に直実は平家軍の陣地から聞こえてくる笛の調べの美しさに聴き入っていたのだった。「あの笛はそなただったのか…」直実は人の世の無常と戦うことの虚しさを痛感し、この後、刀をうち捨てて出家した。--高野山の直実の墓は、なんと平敦盛と並んでいたのだ!討った者と討たれた者が共に並ぶ墓。これまで世界各地の墓を巡礼してきたけど、こんな墓は初めてだ! 両者はこのように並んでいた…! |
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5月2日〜昨日に続き『あの人の人生を知ろう』コーナーに、新しく“与謝野晶子”編をアップ!情熱の歌人の熱愛ド迫力短歌と直球ド真ン中の反戦メッセージに圧倒されよ!(男女共に読んで欲しいッス!)//今週のおすすめ番組情報を更新!//本日アクセス290万ヒット! 5月1日〜『あの人の人生を知ろう』シリーズに、“樋口一葉”編をアップ!彼女の本名は“なつ”。これを読むと5千円札を見る度に「なっちゃんサイコーッ!」ってなることウケアイですッ!//掲示板で紹介されていた『サザエさん&ジョジョ』フラッシュ、すごい破壊力ですね。リンゴをカチ割る“タマ”が凶暴すぎ!(笑)//今週のお薦め番組情報、仕事で遅れていますが、完成次第アップします。 |
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