アンドロメダ星雲 | X-ウイング |
こんなソフトを待っていた!ダウンロード後に起動して、最初に映るのは漆黒の宇宙を照らす太陽。そしてカメラがスライドして青い地球へ。衛星軌道には建設中の国際宇宙ステーション(ISS)やハッブル宇宙望遠鏡が浮かんでいる。視点をずらすと地球の後方には月が静かに輝いている…(涙)。
基本ソフトが無料で公開された後、世界各地の天文ファンが素晴らしい追加画像を制作して、これまた無料で公開している。宇宙にロマンを抱き、愛してやまない人々の、無数の善意(コスモ)が集まった聖地、それが「Celestia」ッス!!(*^o^*) 【Celestiaの5大特徴】 1.タイムマシン機能 通常はリアルタイム(米国時間)の宇宙が映し出される「Celestia」。時間を過去に指定することで、その日その時間しか見られない光景を目撃できる!例えば初の人工衛星スプートニク、月面上空を飛行するアポロ11号、木星に衝突するシューメーカーレビー彗星、彗星に体当たりするディープ・インパクト等々。僕もまだすべての現象を見尽くせていません。 2.美しいグラフィック 各惑星の雄大な姿、リアルな宇宙船&探査機、文字通りの星の海。 3.充実した銀河、星雲 有名な銀河や星雲の大半を網羅。立体で表現されたものも多数あります! 4.SF映画ファン感涙 『スター・ウオーズ』『2001年宇宙の旅』『スター・トレック』などに登場した宇宙船やステーションも登場!この遊び心が嬉しい! 5.無料 あり得ないッス! 【ダウンロードの仕方】 1.http://www.shatters.net/celestia/ ここにアクセス。 2.ウィンドウズかマックかを選択。 3.近くのサーバーを選択。日本(Asia)なら石川県の北陸先端科学技術大。あとはダウンロードさえすればOK!基本的にはこれで宇宙旅行が可能デス。 【使用ガイド〜快適な銀河旅行のために】 この宇宙旅行は主に3つの方法で行えます。 ●遊び方・その1〜上部のメニューボタンから行動を選択! ・メニュー「ナビゲーション」の使い方 下から3番目の「太陽系ブラウザー」をクリックすると、全ての惑星とその衛星たち、彗星、宇宙船が一覧でき、選択後に右側の「Go To」ボタンを押せば、ズギュゥゥゥンと宇宙を飛んで行きます!「Follow selection」は対象を追うカメラなので、これもよく使用します。 《重要》たどり着いた衛星や宇宙船は、右クリックを押したままマウスを操作することで、全方位から鑑賞することができます! ・メニュー「タイム」の使い方 下から2番目に「Set Time」と出てくるので、これをクリックするとタイムトラベルが可能です!これは当ソフトの超重要な機能で、例えば現在のハレー彗星は宇宙の彼方にいて尾も消滅していますが、1986年2月3日あたりに設定すると、金星の軌道の内側を飛んでいて、非常に美しい尾を見る事が出来ます!※彗星本体に接近し過ぎると尾は見えないので、マウスのホイールで距離をとりましょう。 ●遊び方・その2〜手打ち入力で目的地へ! Enterキーを押すと行き先を打ち込むボックスが出てくるので、そこに入力します。画面左上に目的地の名前が表示されていることを確認したら、再度Enterを押して確定し、“ G ”ボタンでゴー!あとはホイールマウスをグリグリ回して、接近するもよし、遠くから眺めるもよし! 海王星とボイジャー2号。バッハのレコードが針と一緒に積まれている。 ●遊び方・その3〜キーボードを使って、よりディープな旅行を! 惑星、衛星、宇宙船など、そのれぞれの名前はキーボードで表示可能。っていうか、宇宙は広大なので、表示させないと速攻で漂流する破目になります。 代表的なボタン操作は以下の通り。星印は僕が感じた重要度。超便利なのでマスターすべし!(Special Thanks:くのさん) D デモモード(まずはコレを見てエキサイトしよう!) X 画面の中央へ飛行★★★ G 選択したものに移動★★★ C 目的地を画面中央に持ってくる(ダブルクリックでも可)★★★ A 加速★ Z 減速★ S ストップ★ Q 反転★(スピードの出し過ぎで目標を通過した際に) * 真後ろを表示 H 太陽を選択★★(遠い星系に行って地球に帰って来れなくなった時は、“H”→“G”ボタンで帰還しよう) K 時間を遅く★★ L 時間を早く★★ J 時間の反転★★ space 時間の停止★★★(“時止め追い”で多用) ESC 追尾モードを解除 / 星座の表示★ Ctrl+B 星座境界線の表示 P 惑星の名前表示★★ M 衛星の名前表示★★ U 銀河の名前表示★ B 主要な星の名前表示★ w 小惑星の名前表示 W 彗星の名前表示★(数が多いので通常はOFF。彗星追跡時にON) N 宇宙船の名前表示★★(常に表示させておいた方が楽しいです) O 惑星の軌道表示 V ステータスの表示 ] 光度アップ [ 光度ダウン F 1〜F 7 追尾中の天体に向かう移動速度。F1(停止)、F2(1km/s)、F3(千km/s)、F4(光速)、F5(光速の10倍)、F6(1AU/s)、F7(1ly/s) <or HOME 対象に接近★★ > or END 対象から離れる★★ Enter 天体の検索。直接入力用。入力の途中で候補が出たら、TABキーで選択可★★★ F 選択先に付いて行く★ Y 対象にシンクロする T 常に選択物の方を向く(FとYの違いは時間を早めて確かめよう) 1-9(ファンクションキーの下側)太陽系内で使用。水星から順番にショートカット★ 1-9(テンキー) 方向転換★ F10 画面をキャプチャ保存。記念撮影しまくり★★ 《マウス》 すべて多様します! 左クリック 目標を選択 左ダブルクリック 目標を画面中央へ 右クリック 惑星や恒星の上でメニューを表示(これは便利!!) 左ドラッグ 移動 右ドラッグ 対象を全方位から観察 ホイール 対象との距離を調整 左右ドラッグ ホイールよりも急速接近or急速離脱 【追加ファイル(Add-Ons)の入れ方】 Celestiaの真の楽しみは、SF映画の宇宙船やブラックホール、立体の銀河など、着々と増え続ける新しいファイルをアップすること。大半のAdd-OnsファイルはCelestiaフォルダの中のextrasフォルダに放り込むだけで認識してもらえます(簡単!)。ただ、一部に手作業で拡張子ごとに振り分ける必要のあるファイルも存在するので要注意ッス(作業は1分もあれば充分)。 〔代表的な手作業ファイル〕 ●スター・ウオーズ関係…これは絶対に導入して欲しい!デス・スター不気味!映画と同じくX-ウイングはデス・スター上空を高速で飛びます! 拡張子「.scc」はextrasフォルダに 拡張子「.3ds」「.cmod」はmodelsフォルダに 拡張子「.jpg」「.bmp」はtexturesフォルダの下のmedresフォルダに入れます。 ※これは基本原則なので、もしスター・ウオーズのファイル以外で自動認識をしないものがあれば、同様に振り分けてもらえればOKです。 【お薦め追加ファイル】 当初、調子に乗って全ての宇宙船、銀河、星雲をどんどんアップしていたら、あまりに重すぎて動かなくなってしまった!銀河&星雲の追加ファイルは選んだ方がいいようです。全てを試した結果、画像の美しさ、立体感、銀河の形のユニークさ、知名度などを考慮して、以下の約60個から選んでいくことを特にお薦めします! これらは全てのファイルが3D(立体)という訳ではなく、写真を取り込んだだけのもありますが、息を呑むように美しい星雲なのでオススメです。 《太陽系/Solar System》 ●Solのコーナーから ・太陽のコンプリート・バージョン。リアルな表面や黒点だけでなく、動画でフレアが立ち昇る!もう、ただボーッと太陽を見ているだけで、美しさに視界が滲んできます。ただし!136Mもある為、これを入れると太陽系での動作が重くなります。快適な動作環境をとるか、他星系から我が太陽系に戻る度に感じる温かな輝きをとるか…実に迷うところです。※太陽のフレアを見るときは少しだけ時間を早め、黒点の移動を見る時はかなり早めて下さい。 あまりに神々しい我らの太陽。 ●Cometコーナーから ・ハレー…尾を見る条件は先に記した通り。 ・シューメーカーレビー…「Time」を1994年7月16日に設定すると、18時5分から木星にシュメーカーレビー彗星が次々と衝突していきます!最初の彗星は「SL9-A」。これはパッと消える感じ。どんどんぶつかった後の7月22日8時7分8秒の「SL9-W」は画面全体が爆発の閃光で3秒間真っ白になった!(彗星から45kmくらいの距離がベスト) 《宇宙船/SpaceCraft》※時間を早めると動いているのがよく分かります。 ●Earth-Orbit(地球の周辺軌道)コーナーから ・ハッブル宇宙望遠鏡(17M版)…ショボいハッブルの姿が、一気にカッコよく! ・スペースシャトル/アトランティス…いろんな人が作っているので好きなものを。 ・スプートニク…人類初の人工衛星。飛行期間は 「04 Oct 1957 - 04 Jan 1958」なので、「Time」を1958年1月1日に設定すると感動の対面となります。 ハッブル宇宙望遠鏡。なんと宇宙に浮かぶ望遠鏡だ! ・国際宇宙ステーション(ISS)の完成リアル・バージョン…これはちょっとややこしいけど、手間をかけるだけの値打ちはあります!このリアルバージョンはめっさカッコイイ! (1)建設の13段階のファイルをisstextures含めて14個全てダウンロード。 (2)isscompleteのフォルダ中のisscomplete.3dsというファイル名をiss.3dsに書き換え。 (3)Celestia本体のmodelsフォルダの中のiss.3dsファイルを捨て、代わりに(2)で作ったものを入れる。※もともと浮かんでるISSに新しいものを上書きするので、元のデータの名前と同じにして新しいデータを読み込ませている) (4)isstexturesの画像をCelestia本体のtextures内のmedresに全て入れる。 (5)最後にiss1からiss12までのフォルダをextraに入れて完了! 国際宇宙ステーション(ISS)は2010年完成予定。90分で地球を周る。 ●Otherコーナーから ・アポロ11号…アポロ11号は1969年7月21日あたりに設定すると月面を飛んでいます。アポロが分離する瞬間も2度ありますよ! ・ディープインパクト…2005年7月3日の6時に小型ポッドを射出!そして7月4日、6時1分にテンペル彗星に衝突!スローで見ると彗星がゆっくり迫ってきてド迫力! ・月面装甲車たち…月が賑やかに。 ・パイオニア10&11号…異星人へのメッセージを積んで飛んでます ・ヴィーナス・エクスプレス…金星探査機。初期設定では金星に探査機がなく寂しい。 ・ヴァイキング…火星探査機。 ・ボイジャー1&2号…地球から外宇宙への遥かな旅。 ボイジャー2号の追跡はロマン爆発。ぜひ時間を早めて惑星間の旅をしよう。 1977年8月20日 地球出発 1979年7月9日 木星に最接近(7万4000km) 1981年8月25日 土星に最接近(1万100km) 1986年1月24日 天王星に最接近(1万700km) 1989年8月24日 海王星に最接近(4万8000km)※現在は冥王星との中間地点に。 「ボイジャー2号の旅のコツ。惑星間は1万から10万倍くらいの速さで。最初は木星にカメラを向けると段々近づいてくるのが分かる。近づいたらスローに。続いて土星、天王星、海王星とカメラを向けると、惑星間の距離が実感できる。木星の重力を利用して加速したので、木星接近時には引力に引かれるギリギリを駆け抜け、彗星衝突とは違った迫力があります!」(旅人:nesさん談) スプートニクの勇姿。全てはここから始まった。 《他星系/Extra Solar》 ※初期データのものは「M 31」、追加ファイルは「M31」というように、検索の時は英字と数字の間隔で使い分ける(追加ファイルなのに間隔が空いてる場合も時々ある)。また有名な星雲は愛称で登録され番号がないのもある。どちらも引っ掛かりやすいトラップなので要注意。 ●Galaxies(銀河)コーナーから M 31(reinhard版) アンドロメダ お隣の宇宙 M 81 3D M 83 3D M 104 ソンブレロ NGC 2207(jestr版) 衝突 NGC 3314 衝突 NGC 4314 真上から眺めると美しい 3D NGC 4567&4568 重なって見える NGC 4676 衝突 NGC 6822 写真 星だらけ UGC 10214 おたまじゃくし銀河 ●Messier Nebulae(星雲)コーナーから M 1 カニ星雲(牡牛座) 3D M 53 球状銀河 M 16 イーグル/わし星雲(astroboy版) M 20 trifid星雲 3D(やや地味) M 27 ダンベル(亜鈴)星雲 M 42 オリオン大星雲★ M 57 環状星雲 3D(jll版)※重複データはextra以外捨てる M 97 owl/ふくろう星雲 3D ボール型 ●Other Nebulaeコーナーから AM0644-741 銀河が銀河を貫通 写真★ H2-104 オレンジの星雲(小鼓みたい) 3D ハッブル・ディープ・フィールド 写真 銀河だらけ★ IC434 馬頭星雲★ MZ3 アリ星雲 3D NGC 346 写真 とんでもない数の星★ NGC 1499 カリフォルニア星雲・赤い NGC 2264 コーン/クリスマスツリー星団 NGC 2392 エスキモー星雲・骨が刺さったみたい 3D NGC 3132 エイト・バースト星雲 見事な惑星状星雲! 3D★ NGC 3372 カリーナ(MindToAsk版) NGC 6210 グリーンできれい NGC 6543 キャッツ・アイ(Jestr版) NGC 7293 Helix星雲(惑星) 力作の3D(jll版)★ RCW79 赤いガスの中に星 3D Rotten egg nebula 落とし卵のよう Scorpio nebula(IC4604〜4606/アンタレス)三色の星雲が美しい★ V838 モンスターノヴァ NGC 7635 バブル マジでバブル 3D ※記号のMやNCCについて…新彗星を探していたシャルル・メシエが、星雲と彗星を見間違うことを避ける為に番号を振って整理した星雲・星団を、「M」で現す。「M」は110番まである。NGCは7084個もの膨大な星雲・銀河を記載したNGCカタログによる。 IC434、馬頭星雲。ウットリ…これは真っ先に追加したい! 《フィクション/Fictional》 ●『2001年宇宙の旅』コーナーから ・2001 Spacecraft Pac…ディスカバリー号とモノリスは木星の軌道上に、宇宙ステーションとシャトルは地球周辺、ムーンバスは月面で目撃できます!ファン失神! ●『スター・トレック』コーナーから ・スター・トレック・ユニバース(8.2M)…宇宙ドックの中のエンタープライズなどが地球周辺に。 ●『スター・ウオーズ』コーナーから ファンなら片っ端からダウンロード。アップ方法は先述した通り。X-ウイングとベイダーのタイ・ファイター、ファルコン号、スター・デストロイヤー、デス・スターは絶対に外せない。※重要…太陽系ではなくrho crbという星系にタトゥイーンやエンドアは浮かんでおり、メカは惑星を周回しています。ファイル追加後に行き先を手打ち入力し飛んで下さい。お気に入りにrho crbを入れておくと次回から便利です。 ●Otherコーナーから ・ブラックホール「Black Pit」…動画なので迫力がある!接近して穴に突入する時、バーチャルと分かっていても緊張した。(>_<) ヒエー 木星の衛星イオとディスカバリー号。ポッドは外だ…(汗)
【Q&A】※この質問コーナーは随時加筆していきます。 Q.惑星鑑賞のコツはありますか。 A.やはり“L”ボタンで時間を早めることですね。土星の衛星パンドラを中央に設定して時間を早めると、美しい輪に囲まれた土星、タイタンなど多数の土星の月(衛星)が移動するのが見え、グラフィックの美麗&雄大さに涙がチョチョ切れました。 Q.動作が重いのですが軽くする方法はありますか。 A.光度を“ [ ” ボタンで落とすと見える星の数が減るかわり、動作はかなり軽くなります。でも、宝石箱のように散らばっていた星々が見られないのは寂しいので、動作環境をとるか、目の保養をとるか、決断が難しいところですね。 Q.雲が表示されない。リアル版太陽のコロナが見えない。 A.太陽フレア、雲の表示は上部メニューRender のview optionsの cloudsやatmosphereです。 Q.衝突銀河を見ると発光しすぎて訳が分かりません。 A.それは光度オーバーです。“ [ ” ボタンで光度を4.6まで下げると銀河が正常に表示されます。通常は光度7くらいかなぁ。 正直、このソフトは奥が深すぎて、まだ僕も味わい尽くせていません。宇宙は広い!
作業中のエンデバー。自分はまだ未見デス。 【最後に】 このソフトを最初に紹介し操作方法を書いて下さった、くのさん。約30通ものメールで応用技術を教えて下さった、nesさん。お二人にこの場を借りて心から御礼を。夢のような宇宙の旅を本当に有難うございました! 自宅で太陽系や銀河を散歩できるなんて、良い時代に生まれたものです。(*^o^*) |
★男のロマン爆発!〜パソコンに詳しいアニメ&SFファンの方への叫び 《ガンダムとヤマトの3Dファイルを作って下さいッ!》 (T_T) ●これだけでもあれば嬉しいガンダム関係 コロニーなど…サイド3、サイド7、ソロモン、ア・バオア・クー メカ…ザク、シャア・ザク、ムサイ、ガンダム、ホワイトベース、ラストの漂流コア・ファイター ●さらにこれがあれば、もっと泣けるガンダム関係 衛星など…ルナツー、サイド6 メカ…リックドム、ゲルググ、ガンキャノン、ボール、ジム、マゼラン、サラミス、グワジン ●野郎たち慟哭のヤマト関係 惑星など…ガミラス、イスカンダル、七色星団 メカ…ヤマト、ガミラス艦、ドメル艦隊(三段空母、戦闘空母、ドメル艇) ●その他、漢の魂を震わせる追加オプション 銀河鉄道999(冥王星付近)、ジョジョの奇妙な冒険のカーズ(周回軌道) 当サイトの他にもCelestia解説ページを発見!かなり本格派で、ソースコード、拡張、スクリプトなど詳細なデータを紹介しておられます。素晴らしい。 |
NGC4567とNGC4568は大変なことに。宇宙は何でもアリ! |
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