最新文芸情報


2003.1〜2

 2月28日〜只今、マンガBESTを2年ぶりに大改装中!なんとか明晩までに新装オープンできると思います。2年も経つとかなり順位が変わってきますね。
 2月27日〜ハル・ベリーがアカデミー主演女優賞をとった話題作『チョコレート』をレンタル。心に傷を追った2人の男女が、共に生きる姿を静かに追った良作。人ってすごく落ち込んでても、チョコレート・アイスクリームを食べると不思議に元気が湧いてくるよね(状況は何も変わってなくても)。つくづく人間って面白いな〜って思う。
 2月26日〜洋楽ベストにクィーン『ボヘミアン・ラプソディ』(18位)と、イーグルス『ホテル・カリフォルニア』(41位)の日本語歌詞を追加!両曲とも有名な曲なので一度は聴いたことあると思うけど、歌詞はとてつもなくヘビー。CMで使うなんてもってのほかッス…(汗)。ブッ飛んで下さいな。
 2月25日〜映画ファンの自分にとって、劇場の映写室はロマン溢れる聖地!今日、関西のミニ・シアター“シネ・ヌーヴォ”で芸術入門講座をやったんだけど、空き時間に聖地を見学させてもらった!小窓から覗くと眼下には客席。まさに「ニューシネマ・パラダイス」の世界ッ!映写機やフィルムにも触らせてもらえ目頭が熱くなった。劇場の皆さん、有難うございました!
 2月24日〜邦楽ミュージシャンのCocoo(4位)のコーナーに、4曲の歌詞を厳選して追加!
 2月23日〜邦楽ミュージシャンBESTを全面的にテコ入れ!紹介歌詞は怒涛の50曲ッ!これだけ揃うと、歌詞から日本文化の全体像が見えてくるかも。そして!ワースト・ミュージシャンもハイテンション解説が入って益々パワーアップ!
 2月22日〜自作小説コーナーに“音楽”という芸術をとことんまで突き詰めた短編作品『音へ』をアップ!もし良かったら一読下さい!//おすすめ番組情報もアップ//今日から公開の『ロード・オブ・ザ・リングU』。早朝8時半からの第一回上映にさっそく行って来た!7時半に劇場に着いたのに、一番後ろ&壁際の席しかないという超人気ぶり。3時間の超大作だ。ド迫力のオープニングの戦いでイッキに引き込まれたが、その後やや中だるみが続き、ぶっちゃけ“この第2部は第3部を盛り上げる為の息抜きか?”と心配したが、それは杞憂だった。後半の巨大クライマックスは、これまでに観たどの映画よりもスケールが大きかった!もう圧倒されて言葉も出ない。人間がここまですごい映像を作れるのかと仰天の連続ッ!考えてみれば途中の中だるみだって、クライマックスにリアリティを持たせるために、物語世界へじっくりと観客を浸していく必要なプロセスだという気がする。「子供の頃に読んで心に残った物語は、以前はなぜ胸に響くのか分からなかった。今なら分かる。彼らはどんなに壁にぶつかっても、決して引き返さなかったからなんだ!」このセリフに泣いた。※全く違うジャンルの映画だけど『ガタカ』を思い出した。
 2月21日〜東京で1月から公開されてる話題沸騰の『ボウリング・フォー・コロンバイン』。大阪の公開はなんと3月下旬!なんで関西は2ヶ月も遅いんだ!?最近いつもこうだ。関西は好きだけど、こういうとこはやはり関東が羨ましい//今日、関西地区の夕刊の映画広告(オン・ザ・ボート)欄に「カジポンさん」とちっこく(9ミリ!)名前が載っていた。初めての新聞デビューが犯罪者でなくて良かった(笑)。しかし、肩書きが“芸術文豪評論家”。あの…そんな肩書き一度も名乗ったことないんですけど…。あくまでもド根性文芸研究家ッス!
 2月20日〜洋楽ミュージシャンBESTにダメ押しでさらにコメント増量!超巨大コーナーになってしまいました…。そして紹介する歌詞も18曲に。洋楽は苦手、あまり興味がないという方も、ぜひ歌詞(日本語対訳の)だけでも御一読下さいまし。洋楽の歌詞はほんと奥が深いッス!(とりあえずこれで洋楽はひと段落)
 2月19日〜イケメンズ・コーナーに、一度見たら忘れられない強烈な髪型の“五劫思惟(ごこうしゆい)阿弥陀如来”を追加!//フォーレ&モーツァルトのレクイエムを聴きにシンフォニーホールへ。クラシックのコンサートは洋楽ロックの倍ほどチケットが高いので、滅多に足を運べないが、今回は巨匠ミシェル・コルボが指揮をする(70歳なので最後の来日という噂)というので迷ってる場合じゃなかった!フォーレの演奏はCDで聴く以上に透明感と、繊細な響きにあふれ、涙がチョチョ切れた。モーツァルトは超速すぎて正直面食らった(レクイエムというよりマーチ)。いずれにせよ、多人数が一つの作品を創りあげる現場に居合わせるのは、とてもエキサイティングな事だと改めて実感した。
 2月18日〜フーッ、やっと洋楽ミュージシャンBESTのコメントを100位まで入れ終わった!すでに入っていたコメントも全面的に手を加えました。アップした歌詞はインパクト最強のものばかりです!
 2月17日〜独仏政府が米国に反戦の態度をあらわにした事で、米下院軍事委員長は「ドイツの自由のために米国が払った犠牲に対する、ドイツの感謝の涙はあっという間に枯れた」、下院議長は「フランスから輸入しているエビアンや高級ワインに経済制裁の輸入制限をかけよ」と脅迫めいた発言を繰り出す始末。正気の沙汰とは思えん。英政府は最も米国に協力的だが、英の反戦組織ストップ・ザ・ウォー連合は、ロンドン市内の平和デモ参加者が200万人を超えたと発表した。200万人!これは史上最大の規模。「もう戦争はウンザリ」という空気が確実に変わってきた。
 2月16日〜アクセス11万件達成!この前の10万ヒットは元旦。1ヵ月半で1万アクセスがあったのは、これまでで最速ッ!//邦楽ミュージシャン・ベストのコメント入れを、なんとか100位まですべて終えました。ああ、目まいが…//このコーナーの新キャラクター、左上はブルース・リー、右下はゴッホです。ゴッホは耳に包帯してます(汗)。恩人カレンダーは芥川と漱石です(念のため)。
 2月15日〜週刊番組情報を更新。日本文学、西洋画家の両ベストのコメント入れがほぼ終了。洋楽ミュージシャン・ベストにジミ・ヘン、ジャニス、ジム・モリソンという27歳で亡くなった3人の画像をアップ。
 2月14日〜アメリカのオスカー女優スーザン・サランドンが、ブッシュ政権の対イラク政策を批判するテレビCM(!)に登場し、戦争回避を訴えた。先日は同じく俳優のショーン・ペンもバグダッドに入って反戦を訴えている。日本の場合ミュージシャンには戦争反対をアピールする人がいるけど、俳優からは殆どこうした声は聞こえない…ウーム//墓写真コーナーに紀貫之いわさきちひろ川口浩吉川英治をアップ!イケメンズも少し手を加えました。
 2月13日〜地味な作業を続けてます。墓写真館で完成済みのコーナーを総点検し、コメントもれ(中島敦ルイス・キャロルなど)に解説をつけていってます。俳優ピーター・セラーズの眠っている墓地は墓石の代わりにバラを植えており、非常に珍しい墓地ッス。
 2月12日〜夕刊を読んでビックリ!宇宙の起源と未来に関する最新見解をNASAが発表した!この“最終結論”によると、宇宙の年齢は137億歳で、従来の定説・150億歳より13億年も若く、また、宇宙は今後“縮まる”ことはなく、永遠に膨張し続けるとのこと!これは天文学の歴史を左右する超ド級ビッグ・ニュースだ!!
 
2月11日〜怒涛の更新を見よ!女優ベスト映画音楽作曲家ベストは殆ど新コーナーに等しい大改装、ワースト映画もプリティ・ウーマンやファントム・メナスその他が加わって、魔の50本態勢に。ワースト俳優3人のオマケ付きっす//座骨神経痛がかなりマシになった(嬉しい!)ので、溜まってた創作意欲が爆発しまくってる今日この頃。もっともっと飛ばすぞーッ!
 2月10日〜約15年前の映画『赤ちゃん泥棒』を観る。赤ちゃんをめぐるドタバタ・コメディで、劇中にもの凄く良いセリフがあった。「愛に満ちた美しい世界だから、早く生んでやらないとかわいそう」--なんちゅう力強い言葉!この言葉を、こんな時代だからこそ、“意地でも”支持したい!
 2月9日〜監督編に続いて男優ベストを全面リニューアル!ベスト20が70に大増殖!以前のものはもう原型を留めていません。これは疲れたぁ〜。
 2月8日〜週間番組情報を更新//週刊『日本の美をめぐる』について。今週発売された“東照宮と桂離宮”、先週の“空海と曼荼羅宇宙”は、共にオススメです。前者の桂離宮はシンプルながら、日本で最も美しい建築かもしれない。後者は仏教の難解な曼荼羅(マンダラ)を解説しているので、テキストとして重宝できる。
 2月7日〜映画監督ベストが超パワー・アップ!これまで20人の名前が載っているだけだったのが、コメント付のベスト50+αになり、しかも代表作と生年まで書き込んだ。入魂の力作を見よ!
 2月6日〜22時から放送された『作家プリーモ・レービへの旅』に胸を締め付けられた。彼はナチの強制収容所・アウシュヴィッツから奇跡の生還を果たしたユダヤ人だ。解放後、収容所の地獄の日々を記した著「これが人間か」を発表し、世界へ生命の尊厳を訴えた。ところが、後年、彼は自殺してしまう。理由は3つあった。1.ナチに非道な仕打ちを受けたはずのユダヤ人が、今度はイスラエルという国家の形でパレスチナのアラブ人を虐殺している事実、2.「ガス室はでっちあげ」と主張するネオ・ナチが欧州各地に勢力を広げている現実--“人々は過去の歴史を学ぶ意思がないのでは”という絶望、3.収容所で生き残るべきだったのは、自分ではなく他の誰かではなかったのか、という後ろめたさ。これら3つが襲いかかり彼は身を投げた。トリノの共同墓地にあるレービの墓には銘文がなく、ただ「17457」という数字だけが彫られている。それは収容所で体に刻まれた囚人番号だった。世間が忘却していく“不幸な歴史”を、朽ちる事のない墓石が叫んでいるように見えた。プリーモ・レービ、絶対にその名を僕は忘れんぞ!!
 
2月5日〜芸術家の誕生日や命日を記した恩人カレンダーに昨年度の最新情報を反映させました。皆さんも家族や友人がどの芸術家と同じバースデーかチェックしてみては?

 
2月4日〜邦画ベストは290本で止まっていたけど、最近邦画を立て続けに観た事で、ついに念願のベスト300になった!300本目はレンタルしてきた『ハッシュ!』。去年絶賛されたのも納得。なんせセリフの“間”が絶妙。出てくる役者はみんな演技が上手でグイグイ引き込まれる。中でも片岡礼子はスクリーンの中ではなく、ホントすぐそこにいる感じがした。冒頭では別々の存在の若者3人が、互いに支えあい、気づかいあいながら、不器用でも懸命に生き続ける姿は純粋に胸を打つ。さりげない優しさに満ちた作品だった(スポイトには笑った!)。それとワースト映画コーナーに、デ・ニーロの目がイッてる写真を入れました。
 2月3日〜またまたイケメンズ・コーナーが拡張。いったいこの暴走に終点はあるのか!?//昨年末から左足が腰の辺から“ズキュゥン、ズキュゥン”と猛烈に痛むので、2年ぶりに病院へ行く。診断は“座骨神経痛”!長時間同じ姿勢で物を書き続けている為だそうだ。運動した方が良いか訊いたら“こうなっては運動で負荷を与えるのは逆効果”とのこと。痛み止めの薬を出されたが、薬で治るものなのか?針灸ってやったことないんだけど、薬よりは効きそう…。今年で36歳、残りの寿命のことを考えると、休んでなんかいられない。表現したいことは、まだまだ山ほどある!
 2月2日〜シャトルが徐々に空中分解していく映像は、あの中に人がいると思うと戦慄で身が凍る思いがした。5機のシャトルのうちコロンビアとチャレンジャーが消滅し、残りはチャレンジャー、アトランティス、エンデバーの3機になった。7人の冥福を祈る//9ヶ月ぶりに芸術万歳宣言を改定・増補しました!
 2月1日〜ウガーッ!昨日オープンしたイケメンズ・コーナーは、ますますトンマ度がパワーアップ!イケメンズの破竹の進撃は留まることなし。さらなる大ブレイク必至ッ!
 1月31日〜このHP内最強のおバカ・コーナーが完成ッ!美形仏像ユニット“イケメンズ”本日デビュー!あなたのハートはイチコロっす!
 
1月30日〜5体のイケメン仏像をフィーチャーした「仏像写真館」の制作に燃えてます(人気グループも戦隊モノも5人が王道!)。今夜中か、明晩にはオープン出来るハズですんで御期待あれ!
 1月29日〜久々に墓場写真館の新コーナーが完成!「番外編」コーナー、「冒険家、スポーツ選手」コーナーの2ヶ所です!
 1月28日〜サイモン&ガーファンクルの『コンドルは飛んで行く』のサビの歌詞にジーン。“人は大地に縛り付けられ 世界に向かって 悲しげな声をあげている この世で一番悲しい声を”//先日オンエアされた『千と千尋』は視聴率46%。これは『ジョーズ』を抜き、映画としては歴代最高記録となった//老舗のニューヨーク・タイムズ紙が社説でイラク攻撃を急ぐブッシュ政権を批判。僕もアメリカ惨歌のページをさらにパワー・アップ!
 1月27日〜今日出会った言葉「たとえどんな理由があるにせよ、人を殺す理由にはならない。“汝、殺すなかれ”だ、理由なんか成り立たない」(ジョン・レノン)//昨日の新日曜美術館のゴーギャン特集は胸を打った。ゴーギャンは傲慢さと尊大さを前面に出して突き進んだ画家だ。自画像も周囲を見下すような視線をしているものが多い。ところが、絵が売れずにパリを追われ、死地となったタヒチで描いた自画像は、「私は落伍者だ。もはや自尊心すらない」と彼が記した通り、目から光が消え憔悴しきったものだった。ゴッホと親交があった頃の野獣のような自画像と比べ、そのあまりの変わり果てように、僕はテレビの前で絶句した。死の直前の手紙から--「こと芸術に関しては私は正しかったと思う。たとえ私の作品が後世に残らなくても、絵画を解放した芸術家の記憶は永遠に残るだろう」。ゴーギャンは自分の作品が残らないと思っていたのだ。
 1月26日〜墓について調べものをしていたら、なんと香川県に桃太郎と彼のおじいちゃん、おばあちゃん、サル、イヌ、キジの墓があるという!ただし、墓碑銘は桃太郎ではなく「稚武彦命(わかたけひこのみこと)」いうらしい。香川には浦島太郎の墓もあるらしく、うーむ、こ、これは気になる!
 1月25日〜おすすめ番組情報を更新。それからシネマ・ベストの全ページと、ド根性恋愛小説『カントレフ、彷徨』のレイアウトを見やすくしました//それにしても、昨夜の『千と千尋』は画面の色調がメチャクチャ赤かったっすね。あれはちょっと酷過ぎる!
 1月24日〜アートに挑戦!ネットを駆け巡った2つのネタでアメリカ惨歌を作ってみました//旅行会社の近畿日本ツーリストが宇宙旅行5日間のプラン(06年以降)を発表。ただし5日間といっても打ち上げから帰還までは90分間。他の時間は地上で講義や訓練を受けるらしい。気になる費用は1200万円。無重力体験は出来るとのこと。高いと見るか安いと見るか。2016年まで待てば300万ほどになるそうだが…。
 1月23日〜墓写真館の「よくある質問」コーナーが堂々完成。それと「フィギュア・スケート」コーナーをちょっとかわいくしてみました。選手の世界ランキングも最新のものに更新!ミシェル・クワンが1位に上がり、ソルトレイク金のヒューズは3位、男子は本田が4位、そして5位には超美形のあのアブト様がついにランク入り!ペアは中国の申雪組がソルトレイク金のロシア&カナダ組をダブルで抜いた!2ヶ月で大変動だね。
 1月22日〜映画情報を2本。北野監督の次回作はなんと時代劇。それもあの座頭市!たけし自身が座頭市に扮するという。時代劇史上、未曾有の血の雨が降るのは間違いない。もう1本の新作は実写版『新造人間キャシャーン』!原作のアニメは確かに良かったが、まさか今さら光が当たるとは思ってなかったので、おったまげた!大作映画並みの予算を注ぎ込んでSFXを使いまくるそうだ。こいつぁ、楽しみだぜ!(ちなみに監督は宇多田ヒカルのダンナ)
 1月21日〜昨日に続いてマンガ、洋楽ミュージシャン、缶ジュースのページを見やすくしました//みかんは丸いものより平たいもの、切り口は太いものより細いものの方が、樹上で垂れ下がり糖分が溜まって甘いそうです。
 1月20日〜ジャズ、プロレス、外国文学、邦楽ミュージシャンのページがゴチャゴチャしていたので、少し手を入れ、スッキリさせました。
 1月19日〜年明けに放送された歌舞伎『助六由縁江戸桜』(すけろくゆかりのえどざくら)は最高に面白かった!江戸時代の設定なのに舞台上の役者のケータイが鳴り(着メロは“モーニング娘。”のLOVEマシーン!)、年配の観客は度肝を抜かれていた。もちろんこれは事前に仕込んでたお遊びだが、こういう“何でもアリ”が歌舞伎にあることを若い人が知ったら、もっとみんな歌舞伎座に足を運ぶのになぁ〜// ビデオで仏映画『ヴィドック』を観る。今年初のワースト!映像も音楽も凝っていたし、ドンデン返しも驚いた。しかし、ラストのカットでワースト入り決定。(ここからネタバレ)続編を作る気なのか知らんが、あれだけ生理的に受けつけん残虐な事件を起こした悪党が、まんまと生き残るなんてどういう脚本だ。プンスカ。映画の中くらい正義を実現してくれ。後味最悪!
 1月18日〜番組情報のコーナーを更新しました!今回は金曜の夜が三つ巴でパニック!水曜夜の『絵本のよろこび』は、前回、講師の松居氏自身の手による絵本「桃太郎」が紹介され、その設定にジーンときた。氏の桃太郎は、ラストで鬼の宝物を土産にしないのだ。発表当時、周囲からそれはおかしいと叩かれたが、氏はあくまでも“土産なし”にこだわった。氏は言う「戦争を体験した私にとって、もう戦いの後に相手のものを奪うというのは、うんざりだったのです」。
 1月17日〜童謡『大きな古時計』が春のセンバツ入場曲に。いくらヒットしたからといってそれは違うだろう。「今は、もう、動かない」って、試合にのぞむ選手はヘナヘナだよ//震災から8年。今でも微震で額に汗が滲む。部屋中の本棚が倒れてきた恐怖はなかなか消えない。
 1月15日〜うおお!30年以上前にロンドンのレコーディングスタジオから盗まれた、ビートルズ最晩年の幻の生録音テープ約500本が、オランダ・アムステルダム近郊で発見された!CD17枚分にあたる260時間の楽曲が録音されているという。これはもう、ビートルズ・ファンは喜びで半狂乱だね。いや〜、めでたい!//長野で旧式の「丸ポスト」(円筒形)が盗まれる。ポストの盗難は前代未聞。集配で訪れた郵便局員がポストがなくなっていると警察に届けた。レトロな丸ポストは全国に約5千しか残っておらず、マニアの犯行らしい//グーグルで『崖』という言葉を検索して、なんか笑ってしまった。92万8千件もヒットするのだが、このHPが最初から1ページ目、それも上から4番目に出てくる。どうやら“崖っぷちパラダイス”がひっかかるようだ。他に本格的に崖を扱った地形学のサイトがあると思うけど、一体どういう仕組みになってるんだろうねぇ。
 1月14日〜『世界の七不思議』という、ワクワクするサイトを発見!資料をコンパクトにまとめていて読みやすいし、好奇心が刺激されまくりで、とっても面白い!ぜひどうぞ!

http://www002.upp.so-net.ne.jp/sgun/nana/nana.html
 1月13日〜国内の世界遺産登録第一号の国宝『姫路城』(1346年創建、1609年完成)をついに来訪ッ!城の地下(石垣内部)にも部屋があり、計7階建て・33mという勇姿!これは完成当時、江戸城に次ぐビッグ・スケールだった。姫路城は美しい白壁と、清楚なシルエットの天守で有名。天守や“やぐら”の構成美が、「白鷺(サギ)が羽を広げた様な優美さ」で、別名“白鷺城”と呼ばれている。だが中に入ってみてビックリ。姫路城は流麗な外観に反して、戦闘用の堅牢な要塞だった!鉄砲用の穴が至る所にあり、堀は深く、城内はまるで迷路。熱湯をかける罠や落石の装置など、随所に様々な仕掛けがあり、難攻不落さがビッシビシ伝わってきた!江戸時代の城はどんどん単調なデザインになっていったので、姫路城は美と強さを備えた文字通り最後の城だ。嗚呼、戦乱や空襲で焼けなくて本当に良かった!
 1月12日〜昨年度の世界のニュースから、あまり国内で伝えられなかったものや、ユニークなものを集めてアップしました!
 1月11日〜9.11の遺族が結成した米国の反戦NGO団体「ピースフル・トゥモローズ」のメンバーが、アフガンに続いてイラクを訪問。湾岸戦争の際に米軍の誤爆で400人も市民が犠牲になったバグダッドの建物で、「我々は対イラク戦争を防ぐため全力を尽くす!」と声明を出した。このNGOグループの行動力には、ほんと感動する。遺族の発言の重みに、ブッシュが気づいてくれればいいが…。
 1月10日〜創刊が大正時代という老舗の映画雑誌キネマ旬報。同誌が02年度のベストテンを発表した。洋画は1位「ロード・トゥ・パーディション」2位「ノー・マンズ・ランド」3位「鬼が来た!」。邦画は1位「たそがれ清兵衛」2位「刑務所の中」3位「KT」。邦画1位の清兵衛は、監督賞、脚本賞、主演女優賞、主演男優賞、新人男優賞を総ナメ。これはすごい。実際、良い映画だったもんなぁ。「ロード・トゥ…」は見る予定がなかったけど、うーむ、これは行かねばならぬか。
 1月9日〜色々ユニークな年賀状を頂いたが、圧巻だったのは架空の「宇宙ツアー」パンフ。地球を眼下に浮かぶシャトルの写真の上に、“宇宙一周の船旅(宇宙船) 種子島発着・95日間 2103年12月打ち上げ”など色々なことを、実に上手く合成し印刷していた。見るからに手間暇かかった労作に感動!(でも肝心の差出人が書いてなかったよ〜う)//先日、映画『パッチ・アダムス』『スパイ・キッズ』をレンタル。前者は“笑いこそが最高の薬”という信念を持った医者の話。確かに、よく笑う人は体内の免疫効果も高いと聞く。良作だった。スパイ・キッズは第2弾が作られるほどヒットしたので観てみたが、観てる間はそれなりに楽しかったけど、見終わって3分経つと何を観たのか忘れそうなスカスカの作品だった…。
 1月8日〜DVDの『スターウォーズ/エピソード2』は本編以外のオマケ映像が盛り沢山。なかでも“R2-D2の素顔”は爆笑モノ!あのR2-D2(ロボット)が実在の俳優というおバカ設定で、演劇学校を卒業した彼(?)が下積み時代を経てスターウォーズ出演という幸運をゲット、その後に訪れたスランプと酒に溺れた日々、そういった迫真のサイドストーリーをスピルバーグやコッポラら巨匠が大真面目に“証言”するという約10分間のジョーク映像だ。こういうプロの遊び心っていいね!
 1月7日〜昨日の続き。竹生島は行けなかったが高月の渡岸寺に暴悪大笑面で有名な十一面観音(仏像コーナー参照)を拝観。さらに先週末の国宝探訪で紹介されたばかりの彦根城へ足を運ぶ。前者は観音様を背後からも鑑賞出来るうえ、後頭部にわざわざライトが当てられており、大笑面がよく見えるようになっていたことに感動。後者はこぶりな城だが複雑に重ね合った天守が夕陽で金色に輝き、あまりの美しさに時が経つのも忘れて見とれてしまった!
 1月6日〜ムギューッ!昨日、琵琶湖北部に浮かぶ竹生島へ初詣に向かったが玉砕!この島には奈良時代に建てられた古い寺(門は国宝!)があり、以前から足を運んでみたかった。島へは1日3便の船が長浜港から出ているが、昨日は吹雪のせいでJRのダイヤが乱れまくり、長浜駅に着いた時点で最終便出港の4分前。駅から港までは徒歩15分。はるばるここまで来てあきらめてたまるか!ダッシュでタクシーに乗り込み、運転手の肩をつかんで「2分で港へ!」と必死の形相でせかす。「お客さん、無茶ですよ!信号につかまっただけで2分経ちます!」「たとえ100%無理でも絶対に間に合わせて下さいッ!」。タクシーはラリー・カーのように疾走し港へ。すると岸壁に船の影が!まだ着岸していたのだ!「ウオオオ!」素早くお金を払ってタクシーを飛び出す!「その船待ったぁ〜っ!」…チケット売り場に看板が出ていた。『本日悪天候のため全便欠航します』。ズッテェーン!もはや何も言うまい。素晴らしい一年になりそうだ。//私鉄・阪急のホームに、阪急電鉄労働組合が以下のような標語のポスターを貼っている---『戦争は 準備をすると やってくる』。実にリアルな警鐘だ。
 1月5日〜メルマガで配信している『週末おすすめ番組情報』を、今週からHPにもアップすることにしました!
 1月4日〜友人が貸してくれた松崎ナオのアルバム『虹盤』に“ひとつの果て”という素晴らしい曲があった。冒頭の歌詞に胸が熱くなった---“あなたの隣りで泣けるなら/それは悲しみでないということを/あなたに伝えることが出来るなら/青い月の中一人でいれる”。
 
1月3日〜ハリウッドの舞台裏を紹介した番組を見る。1年間に公開される作品のうち、6割が赤字の失敗作、2割が収支トントン、1割がヒット、最後の1割がメガ・ヒットになるらしい。その1割のメガ・ヒット作の利益で、かろうじて赤字を埋めており、きらびやかに見えるハリウッドも大変だと思った。
 1月2日〜それにしてもDVDソフトは安い。今日購入した名作『2001年宇宙の旅』は定価で1500円だよ、1500円!音声はサラウンドだし、映像は息をのむ美しさ。映画ファンにはなんとも幸福な時代になったものだ。
 1月1日〜皆さん、新年明けましておめでとうございます!今年もガンガン、バリバリ古今東西の傑作芸術を伝えまくりますッ!//な、な、なんと偶然にも、元旦にHPの来訪者が、10万人をヒットォーッ!!約4年をかけての10万件アクセス。長い道のりだった…。ただ、5万件ヒットからまだ1年も経っていないので、訪問ペースはかなりあがっている。このまま“全人類文芸ジャンキー化計画”の野望を全力で実現するぞーッ!!





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