「芸術を生むために日々努力をしている人に感謝します。僕は芸術なしでは生きられない」(S・ソダーバーグ監督、アカデミー賞受賞式にて)
「人間性への信頼を失ってはならない。人間性とは大海のようなものである。ほんの少し汚れても海全体が汚れることはない」(ガンジー)
「私は祖国を愛している。だが、祖国を愛せと言われたら、私は遠慮なく祖国から出ていく」(チャールズ・チャップリン)
「後世に残るこの世界最大の悲劇は、悪しき人の暴言や暴力ではなく、善意の人の沈黙と無関心だ」(マーティン・L・キングJr)
「文学者の戦争責任は決して過去のことでなくすでに始まっている。気を抜くなよ、俺は自分を含めとっくに厳しくチェックし始めてるぜ」(いとうせいこう)
「私は貴方の意見には反対だ。しかし、貴方がそれを言う権利を、私は命にかけて守る」(ヴォルテール)


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共通点の方がはるかに多い
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7月 16日 1796コロー生(画)1989ヘルベルト・フォン・カラヤン命(C)1919板垣退助命1858島津斉彬命(政)
1872アムンセン生(冒)、1868広瀬武夫生(武)、1943桂三枝生、1946古川登志夫生(声)、1949松本隆生(詞)、
2017ジョージ・A・ロメロ命(監)
7月 17日 1959ビリー・ホリディ命(J)1967ジョン・コルトレーン命(J)1600細川ガラシア命、1929工藤栄一生(監)、
1903ホイッスラー命(画)1969市川雷蔵命(役)、1790アダム・スミス命、1958ウォン・カーウァイ生(監)、
1957大竹しのぶ生(役)、1912アンリ・ポアンカレ命(学)、1987石原裕次郎命(役)

〔おすすめ番組表〕★番組はイチオシ ※過去の番組 ※YouTube ※アマゾン ※musictonic ※翻訳 ※海外 ※映画 ※サーチナ ※乗り換え ※東京新聞 ※地図 ※首相動静 ※護憲運動 ※画像検索
【7月16日のおすすめ番組】 【7月17日のおすすめ番組】
●5時BSプレミアム『クラシック倶楽部 アメリカ海兵隊バンド 日本公演』… 創立1789年。大統領直属の演奏団体としてホワイトハウスの公式行事で演奏。マーチ王・作曲家スーザが第17代隊長を務め、世界最高峰の吹奏楽団に鍛え上げた。
●7時Eテレ『シャキーン!』…朝から頭をフル回転!幼児も大人も楽しめるクイズが続々と出てくる、充実の15分番組。
●8時NHK『連続テレビ小説 なつぞら(92)なつよ、恋の季節が来た』…ヒロインはアニメーターを目指す。
★9時NHKBS1『激動の世界をゆく 巨龍 中国の“素顔”を探して』…政府による言論統制や監視が強まるなか、中国の人々はいま何を思い、どう生きようとしているのか。中国取材を長年続けてきた鎌倉千秋キャスターと関・中国総局長が、現代中国の素顔を探る報道紀行ドキュメンタリー。
●17時BSプレミアム『時代劇特選 ちかえもん(6)義太夫些少活躍』…近松門左衛門が主役の傑作人情話。
●22時Eテレ『先人たちの底力 知恵泉/菅原道真 “オタク男子が自分らしく生きる極意”』…正論に価値を見出した道真。
●5時BSプレミアム『クラシック倶楽部 
●7時Eテレ『シャキーン!』…朝から頭をフル回転!幼児も大人も楽しめるクイズが続々と出てくる、充実の15分番組。
●8時NHK『連続テレビ小説 なつぞら(93)なつよ、恋の季節が来た』…ヒロインはアニメーターを目指す。


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   残月徒然日記(最新文芸情報) ★ほっこり更新!日々前進!笑門福来!★



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※時事問題は新情報が次々と出てきて日記の更新が追いつかない。僕が注目しているニュースはツイッターの方でも流しているので、よろしければフォローして頂けると有難いです。r(^_^;)
※日記の見方…トップのみ「今日の良かった」、それ以降は悲喜こもごも。

−−−−−−−−−
★『残月徒然日記』バックナンバー
★BBCニュース日本語版

●7月14日…話題になっている山本太郎氏の政見放送を見た。すごいな、これまでいろんな政見放送を見てきたけれど、これほど胸に響くものは初めてだ。徹頭徹尾、弱者目線。議員になった当初は首を傾げるような発言もあったけど、この6年間、本当に国民の声をよく聞き、勉強してきたのがわかる。なんとか得票率2%以上を獲得、もしくは議員5人以上を国会に送り込んで政党要件を満たせてあげたい。この条件を満たせばテレビの党首討論に参加できるし、政党助成金も得られて来年の衆院選でさらに大規模に活動できる。

※政見放送の動画。冒頭の挨拶の後、魂の11分(頭出し済)。政見放送はテレビ局がカットできないし、誰にも邪魔されない。彼は与えられた時間をフルに使い、思いのたけを語っている。この動画はずっと残る。この世に生まれてきて、一生に一度、公共の電波で17分23秒、日本の将来について自分の夢を語る…僕は偉大な芸術作品に触れたときのような感動を味わった。

〔山本太郎氏の政見放送から〕(一部要約)

1年間の自殺者、2万人を超え、未遂だけでも50万人を超える。完全にこの国は壊れています。
政治を諦めた、政治なんて興味ない、そんな選挙で投票に行かない40%の人々が力を合わせれば、 国は、 社会は、 変えられます。それが選挙、 政治なんです。
あなたが死にたくなる、 自分に自信が持てなくなる理由の1つ、 生活の苦しさはありませんか。今いちばん必要なことは人々の暮らしを大胆に底上げすること。

日本を守るとは、あなたを守ることから始まる。あなたに降りかかる不条理に対して、全力でその最前に立つ。何度でもやり直せる社会を構築するため。20年以上にわたるデフレで困窮する人々、ロストジェネレーションを含む人々の生活を根底から底上げ。中卒、 高卒、 非正規、 無職、 障がい、 難病を抱えていても、 将来に不安を抱えることなく暮らせる、そんな社会を作る。私たちがお仕えするのは、 この国に生きるすべての人々。それが私たち、 れいわ新選組の使命。

私たちのれいわ新選組では比例代表で9人立候補。そのうち、重度障がい者といわれる2人が特定枠です。ALS=筋萎縮性側索硬化症のふなごやすひこさん。全身まひ、人工呼吸器を装着しています。そして、生後8か月、保育器ごと玄関に落ち、首の骨を損傷して、 ほぼ全身を動かせなくなった木村英子さん。れいわ新選組では、 このお二人が特定枠で優先的に議員になります。
山本太郎に100万票集まれば、ALSのふなごさんが国会議員になり、山本太郎に200万票集まれば、重度障がいの木村英子さんが国会議員になります。一方、山本太郎が議員として国会に戻るには300万票必要になります。まずは、 難病と重度障がいを持つお二人が当選したあとでないと山本太郎は国会議員になれません。比例代表は山本太郎と書いてお力をお貸しください。

生産性で人間の価値がはかられる社会、それが現在です。これが加速すれば、医療費を口実に、生産性を言い訳に、人間の生きる価値を、期間を、 一方的に判断される時代がやってくる。
さて、 2人の立候補者、発表した際に、こんな声が届きました。「障がい者を利用するつもりか」。この言葉に対して、私は言います。上等です、障がい者を利用して、障がい者施策を変えようじゃないかと。
もう1つ、寄せられた意見。「障がい者に国会議員、務まるんですか」。当事者とは、その道のスペシャリストです。ALSのふなごさんが、ご自身の選挙で作ったキャッチコピー「強みは、障がい者だから気付けることがある」。
障がい者運動の有名なスローガンは「私たち抜きで私たちのこと決めないで」。実態はどうですか。700人以上いる国会議員には、人工呼吸器をつけた人も、重度の障がいがある人もいません。そのような、いわゆる健常者が国会で障がい者施策を決めて、法律が作られる。しかし、当事者のニーズを最も分かっているのは当事者。だから、その声を反映させる必要があるんです。

残念ながら、今の国会での多数派は、経団連など特定の存在に忖度し続ける代理人がほとんど。晴れて2人が当選すれば、 国会のバリアフリー、確実に進みます。本会議場で投票する際、階段を上れない車いすはどうするのか。普通、本会議場には議員本人しか入れません。1人では水も飲めない木村さん。定期的にたんの吸引が必要なふなごさん。介助者は本会議場に入れるのか。想像するだけで、あらゆることが健常者向けにしか設計されていない、それが国権の最高機関です。

この国の障がい者の人数、 身体障がい者436万人。知的障がい者、108万超。精神障がい者、392万人超。それぞれの声を代弁する当事者議員がほとんどいなかった。それ自体がおかしくありませんか。これこそが、 掛け声だけではない、 真のダイバーシティ ー、多様性だと思います。今、あなたが元気であっても、誰もが年をとる。病気になったり、障がいをそのうち持つかもしれません。
障がい者は高齢化社会を生きる、そのモデルを作るフロントランナーです。これから迎える超高齢化社会において、障がい当事者の知見は非常に重要です。生産性という言葉が、人の命を選別するような、そんな空気がまん延する時代。そんな空気は確実に人々を生きづらくさせている。だからこそ、そんな言葉を吹き飛ばしたい。人間の尊厳を守れる社会は、あなたが守られる社会です。山本太郎に、その先頭に立たせてください。

国の現状を簡単にお話しします。痛みを伴う改革、そのあとに残ったのは痛みだけでした。20年以上に及ぶデフレ。奪われたのは、あなたの生活と人生。厚労省、国民生活基礎調査の最新版。生活が苦しいと感じている人、57.7%。母子家庭(で苦しい人)80.7%。平均所得を下回る世帯数は過去最多。日本銀行の調査、1人暮らしの貯蓄ゼロ世帯、20代で61%、30代で40%、40代で43%に上る。
ここから分かることは2つ。1人生きるだけで精いっぱいでは、家族など持てない。少子化は加速するのみ。そしてもう1つ、貯蓄ゼロの若年から中年たちも、やがて高齢化します。そのとき、国は人々を救うのか。救いません。このままでは、野たれ死にです。
あなたの生活が苦しいこと、 あなたのせいにされてませんか。これまでの政治による間違った経済政策と、 構造上の問題です。れいわ新選組が政権を取ったら何をするか。

消費税は廃止。そんなの無理だよ、あなたはそう考えましたか。マレーシアは法人税の次に税収の多かった消費税を廃止。高級なサービスなどを利用するときにかかる、金持ち向けの税制を復活させました。マレーシアでは人々がそれを本気で求めた。そして、政治を動かした。だから実現したんです。
消費税が10% になった場合、年間で約1か月分の所得が消えることになります。つまり消費税を廃止にした場合、1か月分の給料をあなたにお返しするイメージです。
消費税なくしたら社会保障どうすんだよ、(という声に)だまされないでください。消費税を増税した分はすべて社会保障の充実と安定化に使うと政府は約束し2014年から消費税は5%から8%に増税されましたが、増税分の税収8兆円のうち社会保障の充実に使われたのは、 たった16%のみです。消費税を引き上げる一方、むしろ逆に、現政権は7年間で社会保障を4兆円以上削っています。
じゃあ、 消費税は何のためにあるんでしょうか。消費税収の実に約73% が法人税収の減少分に割り当てられていた計算が成り立ちます。金持ちに優しい、大企業に手厚い、でも、あなたのことは考えない今の政治です。

消費税増税と強制的な物価の引き上げ。でも、あなたの賃金は上がっていない。実質賃金は下がるばかり。生活が苦しいのは当たり前。消費に関わるすべてを冷え込ませるのが消費税。これがある限り、本当の好景気はあなたのもとにはやってこない。
ここで心配になるのが、 じゃあ、消費税をやめても、その20兆円分をどうするんですかって話。答えはシンプル。消費税を導入する前に戻します。所得税の最高税率を上げる、刻みを増やす。要は、法人税の累進性の導入など累進性の強化。ほかにも分離課税をやめる、大企業優遇をやめるなど、すべてで29兆円の財源が確保される。 消費税をやめても、お釣りが出ます。消費税を廃止すれば、物価は初年度5%下がる。本物の好景気がやってくるので、企業も内部留保を投資に回しだす。

今年初めの参議院、代表質問で私は「日本以外でデフレが20年以上続いた国があるか」と総理に聞いたところ、 「我が国のほかにはありません」と総理のお答え。当たり前です。戦争をやっていない国々の中で、成長していないのは日本だけ。どの国も、穏やかなインフレ。日本は20年間デフレという、瀕死の状態です。
現在の日本、子どもの貧困、約7人に1人。高齢者の貧困、5人に1人。1人暮らしの女性の貧困、 3人に1人。このままではこの国に生きる人々はもちません。国は責任を果たす気は全くありません。山本太郎は税制改革以外にも財源が必要な場合には、デフレ期であれば、躊躇することなく新規国債を発行します。財政規律、 財政再建。それは景気がよくなってからの議論です。今、それをやれば政府の財政カットと増税を進めることになる。間違いなく、デフレ不況は悪化、人が死にます。私は必要な分野に積極的な投資を行います。
例えば、 全国一律最低賃金1500円、これを政府が補償します。中小零細で1500円など対応できない、そうおっしゃる方々、冷静になってください。 消費税が廃止になっていれば、中小零細企業の負担も大幅に減っていきます。それでも厳しいという企業には国が補填いたします。
ほかにも、奨学金徳政令。現在、 奨学金を借りている、返済されている方々、全部で約555万人。国がやっているサラ金、それが奨学金。それでもうけているのが金融機関。年間350億円の利息収入を懐に入れている。国の失策に対する賠償金として、奨学金はチャラにします
ほかにも、空き家、中古マンションを利用した安く住める家を増やす、公的住宅。敷金礼金必要なし。住まいは権利です。
さらには、介護士、保育士などを正規の公務員にします。公務員は雇用の受け皿でもあり、安定雇用は経済政策です。

現在の政治に足りないのは、この国に生きる人々をおもんばかる気持ち。そして、この国に生きる人々への投資。愛と金が圧倒的に足りていない。国からの大胆な財政出動で、 あなたの生活を本気で底上げ。それが、20年以上に及ぶデフレからの脱却の道です。死にたくなる社会から、生きていたい社会に転換させる。全国の皆さん、2枚目の投票用紙、山本太郎とお書きください。全国のどこでお住まいであっても、 比例代表に山本太郎とお書きいただけます。国会内で、ガチンコでけんかをする勢力を、あなたの力で拡大させてください。

●7月13日…今日、ツイッターで“れいわ新選組”へのカンパが3億円に達したことを知った。そのほとんどが千円など小口の献金という。企業がバックにいないからこそ、誰にも忖度せず真に庶民目線の政治ができる。小口で3億、これはもう社会現象であり報道はもっと取り上げるべきだ。
実は、僕も5月にカンパした。その時はまだ1億円に行ってなかったので3億突破は感動的。僕が政治献金をしたのはこれが初めて。なぜ献金したか、彼がゴールデンウィークに福岡・小倉駅前で叫んだ伝説の演説(8分43秒)をネットで見たからだ。そして落涙してしまったからだ。政治家の演説を聞いて泣いたのは初めてであり、彼の「生きづらい日本を変えたい」という真摯な思いに、目に見える形で賛同の意を示したかった。キング牧師やケネディの演説が後世の教科書に載ったように、山本氏の演説も将来の日本の教科書に載るのでは、そこまで思わせる気迫と涙があった。

この動画、冒頭で聴衆から「ひとりで国会を変えられるんか」と野次られている。そう、5月の段階では山本太郎氏、ただひとりの党だった。彼はカンパが集まれば2人目の候補者が立てられるといい、実際に蓮池透さんが候補者になった。拉致被害者の兄にして、元東電原発技術者というガチの原発のプロ。そして次々に経済や福祉の専門家など“十傑集”と呼ばれるメンバーが揃った。中には、かつて特別会計予算の闇を公表しようとして、2002年に口封じで刺殺された民主党(当時)石井紘基さんの名をあげて、「石井さんの無念を晴らす」と公約する候補者も。特別会計予算は、山本氏でさえ「まだ死にたくない」と言って斬り込めないでいる日本最大の暗部。れいわ新選組の気概に賭けたい!

※「8分43秒も見られねーよ!」という方は、せめてこの短い2分バージョンを!
「(この国は)いま人間を交換のきく部品のように扱っている。いま勝ててる人でもいつまで勝てるか分かりませんよ。あなたが経団連の関連企業の御曹司だったら話は別かもしれない。(タックスヘイヴンなど)海外に資産を大量に移してこの国からいつでも逃げられるって状況だったら助かるかもしれない。でも一人一人、この国に生きる大多数はこの国で生きるしかないわけでしょ、だったら政治を変えるしかない。何もかも壊された人たちがいっぱいいます。働き方むちゃくちゃにされて。誰が救うんだよこれを、政治しかないだろうって。その政治を変えるの誰だ?って言ったら、みんなじゃないですか!」

【れいわ新選組の公約〜八つの緊急政策】

(1)消費税は廃止
庶民が購買力を取り戻すために必要。即、実質賃金アップに繋がる。財源は累進性の強化。所得税の最高税率アップ、法人税の累進性の導入。不労所得の株取引の利益・配当金に高い税率をかけるなど。

(2)最低賃金1500円
これによる事業主の赤字は政府が補償。地方でも暮らしやすくなり、地方活性化の切り札にもなる。

(3)奨学金徳政令
奨学金は国がやっているサラ金。借金で苦しむ555万人を救う必要あり。

(4)公務員を増やす
原発作業員の給料を中抜きさせないため、そして低賃金・重労働で人材不足になっている介護士、保育士の就労希望者を増やすためにも、これらの職業を公務員化する。日本の公務員数は多くなく、1万人あたりの公務員数は、英国の3分の1、米国の2分の1しかいない。

(5)一次産業(農業・漁業など)戸別所得補償
国を守るためにも日本は食糧自給率を高める必要がある。生産者が安定した生活を送れるよう政府が戸別補償。アメリはここがめちゃくちゃ手厚い。

(6)「トンデモ法」一括見直し・廃止
安保法制、秘密保護法、共謀罪、カジノ法、水道法など、議論不十分の欠陥法や憲法違反の疑いが濃い法律を、廃止も視野に入れ見直していく。

(7)辺野古基地建設中止
沖縄の民意は辺野古にNOと選挙でハッキリと示された。民意を聞くのが民主主義。そもそも米海兵隊の元幹部でさえ辺野古基地は必要ないと断言している。

(8)原発即時禁止・被曝させない
今後はガスを中心に置きながら、自然エネルギーも充実させていく。これから首都圏直下型や南海トラフの大地震がくるのに再稼働などあり得ない。政治の使命は国民の生命・財産を守ることにある。

※れいわ新選組の寄付サイト (使い道が書かれてます)
ちなみに全国比例区の立候補者は600万円、選挙区の候補者は300万円の供託金を払う義務がある。新選組の場合、全国比例区で9人、東京選挙区で1人立候補させているので、合計5700万円の供託金が必要になる。そもそも、人間は平等なのに金持ちしか立候補できないシステムがおかしいよね。欧州は無料か格安。

●7月12日…記者と官僚のダブル主人公、話題の映画『新聞記者』、勇気ある力作だった!こういう気骨ある社会派作品がヒットしてほしい。
描かれるのは“日本のCIA”内閣情報調査室(内調)の暗躍。松坂桃李演じる若手エリート官僚・杉原は、「国民に尽くす」という高い志を胸に外務省から官邸、内調に出向してきた男。ところが、与えられた任務は政権を守るための情報操作やマスコミ工作ばかり。公安と連携して文科省元トップのスキャンダルを作ったり、首相と親しい男から性犯罪にあった女性が会見を開くと、その女性が野党の差し金という嘘をでっち上げた怪文書をばら撒く。
国民に尽くすという信念とは裏腹に、政権を維持するための世論コントロールに明け暮れる日々。官邸に不都合な事実をもみ消すためには民間人を陥れることも厭わない−−。
一方、ある新聞社に官僚から匿名の情報が寄せられる。医療系大学の新設をめぐる内閣府の不正行為が示唆されていた。これは内部リークなのか、それとも誤報を誘う罠なのか。真相を追う女性新聞記者・吉岡の父は、かつて政府がらみの不正融資について誤報を出し、責任を追及され自殺に追い込まれた。自分も誤報を出すわけにはいかない。そして、ある事件をきっかけに内調の杉原と吉岡が出会い、物語は一気に動き出す。

マスコミやネットを通じてデマ情報を拡散させる内調の不気味さ。主人公2人には、上層部から凄まじい圧力がかけられていく。内調の冷徹な参事官を演じる田中哲司さんが怖いの何の(汗)。新聞社デスクを演じた北村有起哉さんも好演。
内容が内容だけに、主役の記者を演じる女優が国内に見つからず(どの事務所も官邸が怖くてオファーを断る)、結局、韓国で日本語を話せる女優(シム・ウンギョン)を見つけて演じてもらった。日本語の微妙なイントネーションのずれは、主人公が「父は日本人、母は韓国人、育ちはアメリカ」という設定にすることで乗り切った。
「実は、最初は女優の宮崎あおいや満島ひかりにオファーしていたんです。しかし、この映画に出演すると“反政府”のイメージがついてしまうため断られた。大手事務所に所属の女優さんは誰もやりたがらなかったんです。だからしがらみのない韓国人の女優さんに決まったというのです。」(映画ライター)

元文部省事務次官・前川喜平氏「安倍政権の恥部、暗部、闇をえぐり出すような映画。真っ向から安倍政権に挑戦している。こんなものを作ったらこれから映画界で生きていけないかも知れない、それを覚悟のうえで作っている。しかもわざと参院選の前に公開している」
「主役の女優は日本の女優は皆尻込みしてやらなかったので韓国の女優がやってます。そして協力する若い官僚役を松坂桃李がやってるんです。松坂桃李、よくこの役を引き受けたなと。こんな役やったら官邸から睨まれて奴はもう干せということになるかもしれない。それでも彼はこの役を引き受けた。天晴れだと思っています

河村プロデューサー「同調圧力を感じつつの製作過程でありました。“映画こそ自由な表現を”の旗を掲げ、ご覧頂いた皆様のご意見とご感想を糧に、映画『新聞記者』は前人未踏の道を進んでまいります」

藤井道人監督「脚本作りの行程では多くの新聞記者さん、官僚の方々にも協力して頂いています。取材を通して痛感したのは『知らない』という状態の怖さです。自分に知識が少ないことは、最初から自覚していました。でもいろんな事を調べていくうちに、何も『知らない』状態に慣れてそれを不思議とも感じていなかった自分に気付いた時には、正直“これはヤバイぞ…”と怖くなりました。この時抱いた焦りや危機感も、作品を完成させるうえで大きな力になっています」

松坂桃李さん「作品に対していろんな意見や見方が出てくるとしても、若手官僚の役をしっかり生きてみようと。そこに迷いはなかったですね。権力の内側でもがく1人の男の姿が立ち上がってくればいいなと」

この映画はテレビ・メディアではほとんど黙殺されている。大ヒットすれば、ニュース番組も無視できなくなる。近くに上映中の映画館があれば、スタッフ、キャストにエールを贈る意味でも、足を運んで頂ければ嬉しいです。
来年、日本アカデミー賞に一部門でも輝けば、多くの人が存在を知ることになるので獲得して欲しいなぁ。

※官僚組織に逆らって信念を貫く「杉原」のネーミングは、同じ外務省の反骨の役人、杉原千畝さんから来ているのだろう。戦時中、リトアニア・日本領事館に勤めていた杉原さんは、ナチスから逃れてきたユダヤ人に、外務省の「関わるな」という命令を無視して“命のビザ”を発給し続けた。

※前川さんが講演でこの映画の裏話などを語っている動画(頭出し済)。ここから10分ほど映画の話です。ユーモアも交えた親しみやすい語り口。映画以外にも、日本の政治の問題点、メディアの腐敗など様々な分野で熱論。最後まで聞くに値する貴重な講演です。動画のアップ主に感謝!

//昨日、地球と火星の軌道付近を回る直径約900mの小惑星リュウグウに探査機「はやぶさ2」が再着陸に成功、小惑星の地下から太陽の光や放射線で風化していない砂や石を採取できた可能性が高いという。約46億年前に太陽系が誕生した当時の物質を調べることで、太陽系の成り立ちや生命誕生の謎に迫ることができる。リュウグウは初代はやぶさが着陸したイトカワより炭素や有機物が豊富にあり、成分を詳しく分析すれば、生命のもとになった材料がどこから来たのかの解明につながる。来年の年末に砂や石が入ったカプセルを地球に送り届けてくれるといい、分析結果が楽しみだ。

●7月11日…僕は創価学会員ではないけど、東京選挙区れいわ新選組・野原よしまさ候補が演説で語った池田名誉会長の沖縄についての言葉に胸を打たれた。「(池田大作氏の著作から)沖縄から見ると日本の正体が良く見える。今も続く人権無視の重圧。日本はどこまで紅涙(こうるい、血涙)の沖縄を踏みつけにすれば気がすむのか。多数のエゴで弱い立場の人を犠牲にするのが民主主義なのか。人の犠牲のうえに安逸を貪るのは人間として恥であり、罪ではないのか。20世紀どこよりも苦しんだ沖縄を、21世紀にどこよりも幸せにするために、全身全霊を傾けなければ日本に正義はない、民主主義もない。繁栄が続くこともないだろう。差別する者はその不正義の報いを必ず受けるからだ」。
野原氏は学会歴35年。安保法制、共謀罪に賛成した公明党執行部に異を唱え、「辺野古新基地反対」を掲げて、公明党の党首・山口那津男氏がいる東京選挙区にあえて立候補した。東京で候補になったのは、「米軍基地問題は沖縄だけの問題でなく、日本全体の問題だから首都で訴える」とのことだ。理にかなっている。
野原候補は公明党に反旗を翻した形になったけど、選挙演説で池田大作氏の言葉をそのまま引用して党執行部を批判しているので、いわゆる“仏敵”には出来ないと思う。演説には日蓮仏教の専門用語が出てきて、僕には意味がわからない部分もあるけど、野原氏が信者の人に最も分かりやすい言葉を選んだ結果、そうなるのだろう。
★野原よしまさ候補の街頭演説(学会員じゃなくても僕は話に引き込まれた)

それにしても…東京選挙区の山口党首のポスターには「公明党」の「こ」の字も書かれていない。一方、野原氏のポスターにはデカデカと「創価学会壮年部」の記載がある。部外者から見ると、学会員を代表して立候補しているのは野原氏に見える。僕が注目しているのは、野原氏がまだ除名されてないこと。学会内部でも野原氏に共鳴する人がいるから除名されないのかな。選挙当日、東京の学会員の人は何割が意思表明として、同じ学会仲間の野原氏に投票するのか、いろんなことが票数として可視化されるので注視したい。
※動画の最後、野原氏からマイクを引き継いだ山本太郎氏が「公明党のキャッチフレーズは“小さな声を聴く力”。そこに沖縄の声は入っていますか」と語っていたのも印象に残った。
公明党の党首なのに
公明党の文字がない山口氏
正しい政治をしているなら
胸を張って公明党と書けば良い

一方、野原氏は
創価学会壮年部と堂々記載
マニフェストの
「辺野古新基地反対」
「消費税廃止」
もしっかり掲げている
消費税廃止の財源は
株の売却益や配当に高い税率を
かけるなど、大企業と富裕層へ
の課税強化
ないところからとるのではなく、
あるところからとるという政策

//昨夜ジャニー喜多川氏の訃報を伝えた『news23』で、2017年の所属アイドル達の舞台「ジャニーズ・オールスターズ・アイランド」の模様が紹介されていた。驚いたのは、第二次世界大戦の描写があったこと。空襲で街が燃える中、登場人物がこう叫んでいた。「これが戦争なんだ!自らが招いた戦いが故郷(ふるさと)を焼き尽くし、たくさん人が死んでいく!これが戦争なんだ」。ジャニー喜多川氏は和歌山大空襲を経験し、川に逃れて死体の山を見たという。あの戦争を“聖戦”と美化することなく“自らが招いた”とセリフで叫ばせる、そこに戦火を生き延びた人の言葉の重みを感じた。

●7月10日…厚生労働省が昨日発表した毎月勤労統計によると、1人当たりの現金給与総額(名目賃金)は前年同月比0.2%減の27万5597円。物価の影響を加味した実質賃金は1.0%減で、名目、実質ともに5カ月連続のマイナスに。
家計は苦しくなる一方。低所得者ほどダメージが大きい消費増税に断固反対。っていうか、与党はこれまで社会保障費にまわすと言っていながら、消費増税分とほぼ同額の法人減税をやっているので、低所得者が血税でもって大企業の減税分を穴埋めしている状況になっている。そして企業側は空前の利益を上げていながら従業員の賃金をあげず、役員だけ報酬を爆上げ。
日本は輸出立国ではなく内需大国であり、アメリカより個人消費の比率が大きい(医療以外)。このまま庶民の購買力が弱ければ衰退あるのみ。世界中の賃金は上がり続けてるし、物価も上がってるのに、日本だけ30年も停滞しており、明らかに異常。北欧の消費税は25%だけどそれ以外の税金は日本ほど多くない。日本は消費税以前にあらゆるものに課税されており、消費税は5%が限界。やるべきことは消費増税ではなく消費減税。アベノミクスは失敗しているというのを認めないと次の経済政策に進めない。
立憲枝野氏は党首討論で民主党政権時代に消費増税を進めたことを素直に謝っていた。「5%から8%、そのたった3%の増税がこれほど国民の購買力を奪うと思わなかった」と。これが消費税10%になったらとどめになる。
※安倍氏は「悪夢のような民主党政権」がお気に入りのフレーズだけど、株価が底を打ったのは麻生政権の時。首相がそんな誤魔化しを選挙演説でやっていいのか。それに雇用率はアベノミクスが始まる前、既に民主時代から右肩上がりに上昇していた。民主政権は雇用率が下がっていたかのような言い方、ほんと酷い。酷いというか卑怯。

//韓国への輸出規制、発端が徴用工問題だけに解決が難しい。どちらもメンツがあるし、どこまで拡大するのか。2国間交渉だと、折れた方が国民から叩かれるため、強気にならざるを得ない。長引くほどロクな事にならず、早くWTOの判断を仰ぐ方が良いと思う。前回の衆院選挙の前は北朝鮮ミサイル脅威、今回の参院選は韓国との貿易対立、選挙前に外国に目を向ける事案がクローズアップされ、その影で生活が悪化してるという数字や経済指標はアリバイ作りのように小さく報道されるのが歯がゆい。
政府は韓国に輸出したウラン濃縮素材(フッ化水素)の3割が北朝鮮に流れていると疑いをかけており、韓国側はあり得ないと言っている。この辺もWTO提訴でハッキリするだろう。3割ってすごい量だし、日本が勘違いしているのか、それとも伏せている事情があるのか、ここは明らかにしないと。もう一度書くけど、長引くとほんとロクな事にならない。

//今日メモった言葉。テニスの大坂なおみ選手「人は怒りを強さと誤解することがあります。その2つの区別がつかないから」。

●7月9日…ロシアの作曲家ボロディン(1833-1887)は『弦楽四重奏曲第2番』という名曲を残している。この曲の第3楽章は人生の晩年に生まれ故郷や懐かしい子ども時代を思い出すような、そんなノスタルジーあふれるメロディーで知られている。
2006年、ディズニーはこの曲を使って一本の短編アニメを制作した。それが『マッチ売りの少女』(5分14秒)。冒頭から涙腺決壊警報、すべてのシーンで少女の表情が素晴らしい。名作が多いディズニー短編の中でも、個人的にぶっちぎりの最高傑作。YouTubeには2年前に削除されないよう小さな画面でアップされ、他はすべて消されていることから、ディズニーはギリギリ黙認してくれてるようだ(有難いことに、スマホやパソコンの画面拡大である程度見られます)。
もともとは『ファンタジア2006』の一本になるはずだったけど、映画そのものが企画中止になり、この短編だけが残った。本作の存在はほとんど知られておらず、それが実にもったいない。たった5分のアニメでここまで心を動かされる…映像と音楽が完全に噛み合ったとき、これほどの化学変化が生まれる。作曲したボロディンに見せてあげたいな。

●7月8日…ジョジョ最新話の作画が超絶ハイクオリティで圧倒された!そのまま劇場のスクリーンで上映してもいけるレベル。ブチャラティの「ジョルノ…オレは…生き返ったんだ」「ゆっくりと死んでいくだけだった…オレの心は生き返ったんだ……おまえのおかげでな…」は、ほんと泣ける…たまらん…。そしてGEレクイエムの演出も、巻き戻し描写にゾクゾク。最高の作画陣に恵まれてファンは至福っす。しか〜し、次回の放送が3週間後(7/28)とは!あんないいところで!
NHKの『ガンダム THE ORIGIN』も、さあクライマックスのルウム戦役というところで、いきなり毎日曜の放送から月イチに。こちらも放送は28日夜。引っ張るなぁ…。

●7月7日…24時45分NHKで放送開始のアニメ『ヴィンランド・サガ』、超お薦めです!中世の北欧のヴァイキングにとって他人の生命は羽毛のごとき軽さ、主人公は少年時代からその殺伐とした価値観の中で育つが、様々な出会いが彼を劇的に変えていく。胸打つヒューマニズム、大傑作です。原作は文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞!第1話から3話まで一挙放送!
※この作品はスロースタート、序盤はヴァイキングの生活描写が続き、大きく物語は展開しません。最近主流の1話から急展開で視聴者を惹き付ける路線はとらず、大河ドラマのようにじっくりと登場人物の心の動きを追っていきます。3カ月後には1週間が待てなくなっているはず!

//本日セミの声を聞く。例年は7/10前後なので3日ほど早い。

●7月6日…日本最大の前方後円墳「仁徳天皇陵」(大仙古墳)を含む大阪南部の「百舌鳥(もず)・古市古墳群」の四十九基が、ユネスコの世界文化遺産に登録!令和に入って最初の世界遺産がお墓というのが墓マイラー的にとても嬉しい。

●うーむ、まだ尿管結石が出てこない。救急病院の医者は3日で出ると行っていたのに、もう18日目。いくら何でも長すぎる。いたたたた。これほんとに出てくるのかな。なんで石は出てこないのだろう。外の世界の方が素敵なのに…。

●れいわ新選組、当選確実とみられていた山本太郎氏があえて比例名簿順位を3番目に下げ、重度障がい者の候補者の方お2人を1番目と2番目に。人間の価値を「生産性」という言葉で表現する一部の自民議員がいる国会に、なんとしてもこの2人を送り込みたいという山本太郎の本気を感じる。そして新選組の候補者に創価学会歴35年の信者の方が候補者になったのもインパクト絶大。この展開はまったく予想できなかった。蓮池透さんが候補になって以来、なんかもう目からウロコの連続。蓮池さん「弟が拉致され、東電で32年間、原子力をやってきて、働いた原発が爆発…数奇な運命を背負ってきたが、もう1度、チャレンジします」。
山本太郎 「消費税は増税でもなく凍結でもなく、減税しかないですよね。廃止にしてしまえってことなんです。財源どうすんだ?って話。消費税が始まるまではどうやっていた? 所得税と法人税から取っていたんです。消費税が出て来てからその2つの税金はどうなったか。どんどん税率が安くなった。要は金持ちをもっと金持ちにするために、大企業を儲けさせるために、尻拭いとしてあなたに払わせる消費税が上がっていった。消費税は社会保障になんて一部にしか使われていません(消費増税分のうち84%が使途不明)」。
/報道番組の党首討論、安倍氏は制限時間を超えて喋り続ける行為を繰り返し、司会者に注意されてもまだ喋っている。しかも聞かれたことに答えていない。時間が可限られた党首討論で、安倍氏はルール違反で延々と喋ることが、他人の発言時間を奪っていることに気づいていない。他者の立場になって物事を見る能力は、政治家にとって最も大切なもののひとつ。そこが首相には欠如している。あと、首相が出してくる数字データが野党側とかけ離れている。どちらかが嘘を言っているわけで、報道番組は討論後にファクトチェックをして、国民を騙しているのはどちらか伝えるべき。それがジャーナリストの仕事。さもないと、嘘の数字でもなんでも「言ったもん勝ち」になってしまう。

●今週末『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』『X-MEN:ダーク・フェニックス』『新聞記者』『アラジン』のうち、どれか2本を観る予定。『トイ・ストーリー4』は7/12から。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は日本語吹き替えがミスキャストすぎて、物語が頭に入ってこず…。ごつい中年親父の主人公から、高校生みたいに若々しく甲高い声が聞こえた瞬間、椅子からずり落ちそうになった。俳優(カイル・チャンドラー53歳)の声と違い過ぎる。確かにカイルの声は少し高めだけど、オッサン特有の渋い響きが加わった高さだ。普通なら少々違和感があっても10分ほど観ていれば慣れるものなのに、最後の最後まで困惑。なんで収録時に問題にならなかったんだろ…。吹き替えをした田中圭さんは20歳も若い。むろん田中さんは悪くないし、全力でやり切ったと思う。キャスティングした人の責任。あと、巨大生物モノなのに、バトルが夜のシーンばかりで巨大さが伝わってこないのが残念すぎた。夜の南極(建物なし、住民なし)ではなく、昼の大都会でこそ怪獣が映える。人間がいない場所で怪獣同士が戦うと間延びしてしまう…。

//雑司ヶ谷霊園巡礼会で個人的に感動したことがあった。古来墓参を趣味にする人は掃苔家(そうたいか)と呼ばれている。僕は少しでもお墓のイメージを明るいものにしたくて(感謝の言葉を伝える場が暗い場所のはずがない)、「墓マイラー」という言葉を使っていまるけど、この言葉が持つポップな“軽さ”が、墓地側の人に「ふざけてる」「不謹慎」と思われていないか、それが心配だった。正直不安でした。
なので、墓地側に申請書を書くときも、先方に疑念を持たれないよう「偉人顕彰会」のようなガッチリした名前で提出している。
ところが、雑司ヶ谷で初めて「あのう、カジポンさんですか?」と事務所の方から声をかけられ「笑ってコラえて!楽しかったです」と予期せぬ言葉!僕は「ええっ!?」と声が裏返りました。“墓マイラーってバレてる”(汗)
「あのう、“墓マイラー”という言葉を使ったことで、マナーの悪い人が観光感覚で来たりしませんか」とドギマギしながらたずねると「大丈夫ですよ。お墓のイメージを明るくして頂き、私たちも嬉しいです」とのこと!!うおおおおおおおお!!!ホント涙がチョチョ切れそうでした。
その後、ちょっと恥ずかしい間違いが。事務所の女性も「テレビで見ましたよう!」と言って下さったので、満面の笑みで「笑ってコラえて!ですか」って聞いたら、「いえ、リトルトーキョーライフです、その“お隣”の方の」。そう、横にいた黒坂君のことでした!(笑)

  
(左)石川啄木と言語学者・金田一京助のツーショット写真を紹介している黒坂君
(右)泉鏡花の墓前で彼の人生と作品を紹介するわたくし

●週末の雑司ヶ谷霊園巡礼団に参加された方、お疲れさまでした!台風を気合いで太平洋に押しやり、続く低気圧は午後の巡礼中だけ雨をストップ、奇跡のようでした。東北・宮城、九州・大分など遠方から来られた方、無事に帰宅できたでしょうか。約30人で漱石先生やジョン万次郎、竹久夢二ら12名+αの墓参りができて、まっこと至福のひとときでした。自身が尊敬している作家や芸術家の言葉や生き方を、墓前で紹介し、そして墓に手を合わせる、これ以上の幸福がこの世にあるでしょうか…いいや、ありますまい!参加者に石材屋さんが数名おられたおかげで、墓マイラー以外の視点(石の材質、産地など)が加わり、僕も勉強になりました。家系図マスターの金子さん、詳細な資料のご用意有難うございました。
/懇親会の交流も楽しかったです。様々な業種の方が参加しているので、興味深いお話をいろいろ伺うことができました。3時間半でも話は尽きず。次回は二次会をしても良いですね。後日レポをまとめます。次回は秋に青山霊園を予定、犬養毅、大久保利通、北里柴三郎、星新一、志賀直哉等々、お楽しみに!(青山は巨大墓地ゆえ、土日の2DAYSを検討中)

※懇親会で「東京ではこの2日どこに行かれるのですか」と質問があったので、土日のカジポン家の動きを記します。ウチの子(9)が新選組と『文豪ストレイドッグス』にハマっているので、ゆかりの人物のお墓参りをしました。
29日…早朝夜行バスで到着。最初に六本木の沖田総司の墓へ行き、続いて、福澤諭吉、映画で坂本龍馬を演じた俳優原田芳雄さんの墓参。その後、早稲田に移動して漱石生誕地と、終焉の地(2年前にオープンした漱石山房記念館)へ。漱石山房の庭には「我が輩は猫である」のモデルになった猫のお墓があります。午後、雑司ヶ谷へ。
30日…日野で土方歳三の墓参。生誕地にも行ったのですが整備中で入れず(公園になる?)。調布に移動して遠藤周作『沈黙』ロドリゴ神父のモデルになったキアラ神父の最初の墓、そして初めて深大寺を訪問し、国宝の釈迦如来像(座禅を組んでない珍しい如来像)を拝観、俳人石田波郷(はきょう)に墓参。そこから多摩の近藤勇局長の墓に行きたかったけど、まったくタクシーがつかまらず、5社に電話をかけても繋がらなかったり「深大寺に回せる車がない」と断られたりで全滅。断念してバスで三鷹の禅林寺へ。ここには森鴎外と太宰治の墓が。太宰は命日(桜桃忌)が終わったばかりで、墓前にはサクランボがたくさんありました。他にウイスキー、タバコ、そして大きなリンゴ(津軽出身ゆえ)。鴎外と太宰はほとんど向き合っている状態なので、同じお供え物だと先輩の鴎外が「あんな太宰の小童(こわっぱ)と同じ供え物とはけしからん」と言われそうだったので、明治男児の鴎外先生にはワンカップ大関と大福餅、ハイカラな太宰には“午後の紅茶”とカステラを捧げた。これで一同ニッコリなはず。この時点で16時。すぐに東京駅に向かえば予約した新幹線に間に合う。近藤局長に行けば間に合わない。家族会議の結果、「沖田、土方に行って、局長に挨拶しに行かぬわけにはいかんだろう」ということになり、新幹線は自由席で帰ることにして局長が眠る龍源寺へ。合掌した後、龍源寺の近所にある局長の生家跡と産湯の井戸跡、天然理心流道場も訪問。復路の新幹線はバラバラの席になったけど、達成感に包まれて今回の上京を終ました。

●令和最初の台風よ、頼む、土曜の午後までに列島を抜けてくれい!台風一過の青空を!

●6月26日…本日深夜24時12分、テレビ東京系列『リトルトーキョーライフ 実は楽しい!?“お墓”の世界』放送。世界墓マイラー同盟の盟友・黒坂君が“師範”として出演、僕もルーマニアの墓地など写真提供で協力しています!(週末の雑司ヶ谷霊園巡礼会は、僕と黒坂君の2人がガイドです)

世界墓マイラー同盟とは---
歴史上の偉人を顕彰し、感謝の心を伝えるためにお墓参りをする目的で、有志により結成された秘密結社です。旧来の歴史ファンと、アート・文学を愛する文芸ファンの高次元合体。
メンバーの行動力は「教科書に載っていない忘れられた傑人」「生前は評価されず悲運の生涯を送った人物」を巡礼する際に、最大限のパワーを発揮します。ラインで日々情報交換。2016年に結成。

※世界墓マイラー同盟の規約は3つだけ。
(1)身内のお墓参り以外に年に1人以上墓参すること
(2)墓地は慰霊・追悼の場であり観光地でないことを理解していること
(3)他のお墓参りに来ている人を優先すること
会費は無料。加盟希望者はイベント時に直接メンバーに申請して下さい。

/尿管結石で仕事が溜まり、日記の「今日の良かった」が13日で止まっていますが、仕事がヤマを越えたらすぐに再開します。

●6月25日…今週29日(土)に実施する東京・雑司ヶ谷霊園巡礼会、いったん定員になり締め切りましたが、あと3名追加で募集します!土曜の午後、一緒に漱石先生や竹久夢二のお墓に巡礼しませんか。文芸や歴史に興味がある方は是非。雨天決行です。

●6月24日…本日22時50分からNHK『ノーナレ 画面の向こうから』、番組予告を見てこれはただ事ではない気が。−−ある日、ベトナム人技能実習生からNHKに「助けて下さい」というメッセージと携帯動画が次々と送られてきた。そこには、劣悪な住環境、厳しいノルマを課され、低賃金労働を強いられる日常が。雇い主に見つからないようSOSを発信し、工場を抜け出した女性を取材。ノーナレーション、映像の力だけで現実を視聴者に伝えるとのこと。30分番組。
※現代の奴隷制度と言われている技能実習生の使い捨て。技能実習生の労働環境の改善は、日本人の労働環境の底上げにも繋がり他人事ではないと思うんです。

●6月23日…尿管結石、四つん這いになってワナワナと震えている状態は脱しました。ヘビーな鈍痛はありますが、土曜の雑司ヶ谷霊園ツアー、何が何でもやり遂げます!(ほんとそれまでに石ころ我が身体より外へ出でよ!)

●6月20日…結石の症状改善せず別の病院へ。診察中に激痛で再び嘔吐、超強力な鎮痛剤を肩の筋肉に注射してもらい落ち着く。先生いわく「腎臓の近くにある今が一番痛い時期。落ちてくると痛みは小さくなる」。もう少しの辛抱。
結石の辛いところは「ラクな体勢がないこと」。どんなポーズをしても激痛は変わらず、痛みからの逃げ場がないという…。ドクターに涙目で「限界です、気絶する薬を下さい」って頼んだら「そんな危険な薬はない」と言われました。粉石処置は「砕いて4ミリ以下になれば手術成功」なので、既に3.5ミリの僕は対象外。どひ〜。

●6月19日…昨日の朝、起床して5分後にお腹の激痛でぶっ倒れ、のた打ち回った挙げ句、救急車で搬送されました。尿管結石でした。あまりの痛さに救急車の中で吐いたのですが、「痛すぎて吐く」というのは尿管結石くらいだそうです。CTの結果、犯人は3.5ミリの石ころ。治療法は飲み薬と座薬で痛みをごまかしながら、2、3日かけて石ころが出てくるのを待つのみ。今も腹痛で額から脂汗、キツすぎる、はよう出てくれい…(涙)
メタボリック症候群の一部とのこと、皆さんも結石にならないよう気をつけて。前日まで何の兆候もなく突然来るのでホント怖いです。
※もっと大きい石(10ミリとか)だと、入院して衝撃波で結石を破砕するそうです。
  真ん中の白い光が結石。小さな暴君

●YouTubeで人気の“せやろがいおじさん”がアップした『年金制度の限界を認めたお偉いさんに一言』(3分)が、笑いあり、説得力もあり、思わず共感の拍手。安倍政権の増税ラッシュについて「“蓄え作りや、税金上げるけど”っていうのは、“太らなアカンで、飯減らすけど”言うてるようなモンや。自然の摂理に反する」。福祉予算を削りまくってトランプから戦闘機6兆円爆買いすることには「もちろん国を守るのはめちゃめちゃ大事や。でももう内側から壊れかかっとんねん。めちゃくちゃ高価な最強の鎧でガッチガチに身を固めた風邪ひいてる人みたいになってんねん。そのカネあんねんやったら、先に病院行って治療しい!ってなりません!?」。沖縄の美しい海もグッジョブ。

  ユーモアは大事やね。心に届く

/せやろがいおじさんの過去動画で特に心に残っているのは、松本人志氏がいじめで自殺した子に「死んだら負け」と言ったことに対する提言。芸人さんにとって松本批判は命取りになる行為に等しい。だからこそ、めちゃくちゃ言葉を選んで自分の思いを叫んでいる。「死んだら負けより、逃げるが勝ちと伝えたい」(2分44秒)。

/せやろがいおじさんへの取材記事、いろいろ学ぶべきことがあった。そしてこの“聞き手”の島袋コウ氏もなかなかの人、島袋氏の次の言葉をメモった。
→せやろがいおじさんは、相手にきちっと「逃げ道」を作る優しさを感じます。問題発言をした人に「正論」だけをぶつけすぎると、相手は絶対に謝らなかったり、支持者に向けてしか心を開かなくなる。その結果、みぞが深くなる。でも、せやろがいおじさんは「こう言いたかったんやろ?」「この言い方の方が良くない?」といった、余白があります。

--このスタンス、僕もなるべく日記に取り入れようと試みているんだけど、徹底しきれていない。かくありたいもの。

●今度は吹田で警察官が襲われた。警察官の生命をどうやって守るか…。本当に命懸けの仕事。どうか意識が戻りますように。

●今夜(16日)のNHKスペシャル・モネ絵画修復プロジェクト、そしてBSの天才振付家キリアン特集めっちゃ楽しみです。特にキリアンの舞台『ベラ・フィギュラ』は音楽も振付も照明も全てが美しく永久保存版です!!

●6月14日…

●6月13日…〔今日の良かった〕待望の「チケット不正転売禁止法」が14日に施行!これで映画や音楽、スポーツなどのチケットを定価よりも高く売ることが違法になった!これは思いもしなかった五輪のプラス効果。転売禁止は国際オリンピック委員会が開催国での対策を求めたもの。五輪チケットの抽選結果が20日に出るため、これに間に合うように大急ぎで法律が作られた。明日からは、人気チケットを買い占め、転売サイトで10倍以上の値段で売るテンバイヤーが市場から消える。ほんと良かった。
※「座席が指定されていない券」は対象外。えー、対象にすればいいのに。

●6月12日…〔今日の良かった〕先日のNHK『天安門事件 運命を決めた50日』、NHKの本気の取材に圧倒された。元軍人、学生運動の元リーダー、現場を目撃した市民、人権派弁護士、失脚した官僚、50分の放送時間の中でかなりの人数に取材を敢行。中国当局の監視を警戒し、カーテンを閉めた部屋で「いま初めて話す」「何が起きたか語る」、身の危険を感じながら勇気を出して語り始めた人々、その勇気を讃えたい。
印象に残ったのは、上層部の命令と市民の板挟みになった兵士たち。事件の数日前、天安門に派遣された兵士は誰も流血の事態になると思っていなかった。
事件数日前、軍人にバナナやキュウリ
を差し入れする天安門の学生たち
「軍の命令には従いますが人民は撃ち
ません」 この後、非情な命令が下る
事件前日、7つの軍に包囲。
画面左から第38軍が広場に突入
元軍人「いかなる代償を払っても
広場を解放せよと命令されました」
当初、軍人たちは政府に抵抗した。第38軍の司令官は出動を命じられ、「市民に銃を向けることは出来ない」と拒否し更迭された。そして見せしめのように、この第38軍が最初に天安門広場に突入する任務を与えられる。手前の大通りで市民と小競り合いになり、1人の兵士が空に向って威嚇射撃をした。元38軍下士官「すると、群衆は撃たれることはないと思って襲いかかってきました。そして市民に向けて発砲してしまったのです」。この最初の衝突だけで134人の市民が殺された。現場を生き延びた市民が天安門に危険を知らせに走る。
元38軍「この発砲が市民を殺しても良いと
いう号令となってしまったのです」
天安門に駆け込み「西から発砲しな
がらこっちに向かっている!!」
そして午前4時、ついに戦車が広場に突入した。猛スピードで学生たちをなぎ倒しながら…。
広場の近くで銃撃を受け左足を失った男性(63)
「若者が押し潰され、まるでスイカを潰したように頭が割れました。
それでも戦車は止まらず死体の上を次々に走り抜けていきました」
元第39軍中尉「平和的なデモをしていた学生たちを軍は実弾で射殺した。これは恥ずべきことです。30年間、心の痛みは続いています。こうして語ることで苦しみを和らげたいです」。
当時、党総書記の趙紫陽は本物の民主主義を中国に根付かせたいと思い、一党独裁を終わらせ多党制まで視野に入れていた。だが最高指導者のケ小平はそれを認めず、天安門事件を口実に趙紫陽を失脚させた。ケ小平「200人の死が中国に20年の安定をもたらすだろう」。

NHKは最後にブッシュ(父)大統領が1989年7月21日(事件翌月)にケ小平に送った密書をスクープしていた。驚愕の内容だった。
ブッシュ「先日の先進国首脳会議の共同宣言の草案には中国を過度に非難する文言がありましたが、アメリカと日本が取り除きました。アメリカ議会は中国との経済関係を断ち切ることを求めていますが、私は波風を立てないよう全力を尽くします。今は厳しい時期ですが米中は世界の平和と両国の繁栄のため共に前進しましょう。」
おい…日本政府は国民にそれ説明してないよ。てっきり、天安門事件に猛抗議していると思っていた。真逆のことをやっていたのか。道理で中共政府は事件後も強気で弾圧を続けたわけだ。日米が理解を示してくれるんだから…。当時は自民・宇野内閣。日本は殺された市民の側に立って、人命の尊さと民主主義の何たるかを語るべきだろう。このスクープを報道した番組製作者に敬意。

/ネットではよくNHKや朝日が中国の回し者のようにバッシングされている。力の入った天安門事件特集、中共政府の言論弾圧に対する厳しい批判を見れば、そういうレッテル貼りがいかに的外れか分かるだろう。ネット右翼は「アンチ安倍=中国の回し者」と決めつけて叩くが、安倍政権が隠ぺいだの改ざんだの酷いことをやってるから、日本を良くしたいと思って批判している訳で、中共政府の味方をしている訳じゃない。改めてそれを示す天安門事件30年目の特集だった。

//香港から自由の灯火が消えるのか。政治犯を含む刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡すことを可能にする香港政府の「逃亡犯条例」改正案に香港市民が猛反発、9日に103万人(香港市民の7人に1人)が参加する大規模デモがあった。そして今日は学生と警官隊が衝突。議会は中共政府に取り込まれており、審議が始まれば可決されてしまう。学生たちは議会が開けないよう議場を包囲して戦った。催涙弾130発が使用され鎮圧されたが、議会の開催は阻止した(次の議会は来週)。これだけ海外の中継が入っているから天安門事件のような武力行使はしないと思うけど、可能性がゼロとは言えない。世界が注視していることを各国はもっとアピールしないと。

●6月11日…〔今日の良かった〕文芸ジャンキー20周年記念企画、世界墓マイラー同盟による東京・雑司ヶ谷霊園巡礼会を6月29日(土)の13時から開催します!先着20名強。申込み方法など詳細は告知ページにて。夏目漱石、泉鏡花、小泉八雲、竹久夢二、ジョン万次郎など12名の偉人への感謝の墓参行脚です!
※追記。定員まであと2名です(6/14時点)

//NHKから速達、何事かと思ったら13日(木)深夜の『NET BAZZ』(ネットで話題になった番組のアンコール放送枠)に、先日僕も撮影にかかわった『グレーテルのかまど “ジョジョの奇妙な冒険”のごま蜜団子』が選ばれたのとのこと、嬉しい!10日間で3度目の再放送!

●6月10日…〔今日の良かった〕NHK交響楽団が演奏する『ウルトラセブンのうた』、とどろき渡る4本のホルンが心地よく何度も聴いてしまう。良いオーケストラだとセブンの音楽もいっそう雄大に聴こえる。

//大阪ミナミでボッタクリバーを多数展開していた半グレ(準暴力団)アビスのリーダーが月に2千万の収入を得て、その一部を山口組系に上納していた件。半グレは振り込め詐欺もやるのに、暴力団じゃないから暴対法を使えないという。早急に法改正が必要だし、暴力団も半グレを利用するなと。

//お笑いコンビ、カラテカの入江慎也氏が振り込め詐欺グループの宴会に吉本のタレント(宮迫・ロンブー田村)の参加を仲介し契約を解消された。よりによって最悪の反社会勢力、振り込め詐欺グループ!入江氏は「背景を知らなかった」、宮迫氏・田村氏は「誰のパーティーか知らない、ギャラはもらっていない」。モヤモヤする。

//政府が年金不足を理由に「70歳定年」を打ち出した。しかも金融庁は65歳の時点で2千万円の貯蓄が必要という。50代の貯蓄ゼロ世帯が3割を超えている実状とかけ離れている。しかも今仕事をしている人だって、いつ親の介護で離職するか分からないし、晩婚化が進んでいるから、子どもの教育費も高齢でのしかかってくる。つまり、50代になると貯金はますます貯まりにくくなる。
それでは皆が貧しいのかといえば、富裕層の貯蓄は右肩上がりで増え続けている。富の再分配がうまく機能していない。
僕が子どもの頃は55歳が定年で、その後は「第二の人生」と呼ばれ、旅行や趣味を楽しむ人が多かった。70歳から第二の人生が始まっても、身体のあちこちが痛くなってくる年だし、旅先でレンタカーのハンドルを握るのはいろいろ怖すぎる。これでは、働くために生まれて来て、「第一の人生」だけで生を終えてしまう。世界第三位の経済大国なのに、どうして他の経済規模の小さな国よりも人生がハードモードなんだ。

//高齢者は運転に不安があるから免許の返納を促されているが、地方で生活している人は車がないとどうにもならない。これはJRがソロバン勘定で旧国鉄の路線を廃止しまくったからだ。たとえ赤字路線であろうとそこに人は住んでいるわけで、廃線するべきではなかったのに、コストだけに目を向けて人々の足を奪っていった。国庫からサポートして存続させるべきだった。日本は税金の使い方を誤った。

●6月9日…〔今日の良かった〕徳川家康には英国人の外交顧問・三浦按針(あんじん)ことウィリアム・アダムス(1564-1620)がいた。彼の伝承墓が長崎県平戸市にあるんだけど、なんせ江戸初期の人物であり、本当に遺骨があるのか、石碑だけの供養塔なのか分からなかった。そこで来年の没後400年を前に平戸市が調査を開始、壺の中の骨を確認した!骨から抽出したミトコンドリアDNAの塩基配列は欧州に見られるタイプで、骨に含まれるコラーゲンの炭素の測定で、死亡時期も重なっている可能性大と判明。
同時期に平戸では約70人のヨーロッパ人が他界したが、西・北ヨーロッパ系で死亡時期が重なるのは按針を含め10人のみ。もう三浦按針でええと思う!

//空白だった5月30日〜6月1日の日記を更新しました。

●6月8日…〔今日の良かった〕政府が先頃「妊娠を理由とした外国人技能実習生の解雇は無効」と見解を示し、法務省も企業に注意喚起を行ったことで、少しずつ実習生の人権環境が改善され始めたとのこと(news23)。日本人女性は妊娠を理由に職場を解雇されないが、外国人技能実習生(国内28万人、うち女性12万人)は妊娠が発覚すると「強制帰国」させられる問題が多発してきた。多くの実習生は来日のための借金をしており、追いつめられて中絶するケースも多い。1月には出産直後の赤ん坊を民家の前に置き去りにした中国人実習生が逮捕されるなど、人道上の危機はまったなしの状態だ。慣れない日本の暮らしでは、孤独感から人を恋しくもなろう。そもそも妊娠は人として当然のこと。受け入れ企業は母体を守る措置を講じるよう。それが人間を雇うということ。外国から機械の部品を調達したわけではない。
※技能実習生の国別最多は約13万人のベトナム。

●6月7日…〔今日の良かった〕先日朝日コムで見た1枚の風景写真に息をのんだ。まるで『千と千尋の神隠し』だ。満潮で海に消える道はときどき見かけるけど、街灯が点灯する場所は初めてだ。場所は熊本県宇土市の長部田(ながべた)。熊本のJR住吉駅から徒歩25分で、有明海に消えるコンクリートの道が見えてくるとのこと。この道は干潮前後の船着き場(ノリ養殖と貝採取の船)として設置されたそうだ。

  熊本県宇土市、有明海

//荒木先生、59回目の御誕生日オメメタァございます。来年はついに60歳の大台に。ルックスは写真によってはまだ30代後半に見えるから、全然もうすぐ60歳手前の実感が湧きませんね。

●6月6日…〔今日の良かった〕白血病の治療で重要な造血幹細胞を、文房具の液体のりで大量培養に成功。白血球や赤血球に変われる造血幹細胞は0.5リットルで数万円の培養液でも増やすことが難しかったのに、コンビニで売ってる100円くらいの液体のりの成分(ポリビニルアルコール)で培養できたという(東大や米スタンフォード大のチーム)。白血病の治療はドナーの骨髄や臍帯血(さいたいけつ)の移植に頼る場面が多かったが、これが画期的な治療法につながる可能性があり、専門家は「まさにコロンブスの卵だ」と驚いている。

//作家の田辺聖子さんが本日他界。享年91歳。主人公のモデルとなった朝ドラ『芋たこなんきん』、楽しかったな。

●6月5日…〔今日の良かった〕先日の『日曜美術館 微笑む仏』、素晴らしかった。お薦めです!江戸時代中期に木喰(もくじき)上人は56歳から諸国巡りを開始、民衆を救済するため仏像千体を彫り上げることを誓う。米や麦など穀物を断ち、木の実しか食べない修行をしながら各地で優しく微笑む仏を彫り続けた(700体以上が現存)。画像は56歳から93歳までに歩いたルート!

  北海道から鹿児島まで!


●6月4日…〔今日の良かった〕当サイトのタイトル右側の写真は、天安門事件の際に進軍する戦車に身一つで立ち向かった男性。世界では“タンクマン”と呼ばれている。この写真の後、彼が撃たれたり轢かれていないか心配していたけど、一部始終を撮影した動画(2分22秒)を初めて見て、この場からは生きて離れたことがわかった。その後の消息は不明だけど、名乗れないだけで、どこかで生きていると信じたい。
※追記。ガーン、タンクマンは刑務所らしく、ブレーキをかけて彼を轢かなかった戦車の軍人も所在不明になったという。中共政府、闇過ぎる…。

/丸腰の市民に向って人民解放軍が発砲した「天安門事件」から今日で30年。朝日の朝刊は、のべ4ページの特集を組んでいる。ネットの有料記事では初公開の現場写真も多数掲載されていた。保守右派は「朝日は中国の手下」と誹謗するが、手下はあんな特集を組まない。
今日の中国は車両番号が「8964」の鉄道が運休になった(1989年6月4日と繋がるため)。天安門では普段でも、遠足で訪れた先生が「6年4組」の旗を持っていただけで事情聴取されるとのこと。

●6月3日…〔今日の良かった〕本日『グレーテルのかまど(ごま蜜団子編)』、無事オンエア!収録に参加させて頂き感謝です。冒頭の瀬戸君のジョジョ立ち「花京院立ち」と「アナスイ立ち」は現場で監修しました。後半は瀬戸君ならではの「癒やし系ジョジョ立ち」が絶妙な味になっており、僕自身がもっと見たくて、いつの間にか見守り隊になっていました(笑)



アナスイ立ち 花京院立ち

25分という短い間に、荒木先生のコメント、ストーリーの概略、ジョジョ料理の再現、東北の餅文化の紹介、そして最も視聴者に伝えて欲しかった「戦いだけではなく友情や愛情など人間の温かい心を描き続ける作品」の一言も入り、見事でした。自分のジョジョトーク、カットされちゃったけど全体のバランスを見て納得。
放送前に書いた「ミッション」とは原作の(団子の中身の)ごま蜜飛ばし再現だったんですが、オンエアされず逆に胸をなで下ろしています(笑)。あれをハイビジョン撮影なんて放送事故になります。ちなみに達人の話では、皮の薄い方を前方にして、舌、上顎、唇で挟み込むように圧をかけると再現可能とのこと(噛むのではなく破る感じ)!
当日の撮影で一番感動したのは瀬戸康史君の優しさです。朝ドラ『まんぷく』で“かんべさん”ファンになった小4の子にサインをお願いしたら、メッセージまで書いて下さり(うちの子の名前“風”はジョジョ黄金の風から)、「あのう、写真を…」「ハイ、一緒にジョジョ立ちで撮りましょう!」。彼は次の仕事があるのに!ルックスもハートもイケメンです!!
※再放送はNHK総合が6/7(金※なんと荒木先生の誕生日!)午前11:05から、Eテレが6月10日(月)午前10:25からです!
  

●6月2日…〔今日の良かった〕明晩22時からEテレ『グレーテルのかまど』に出演!イケメン俳優の瀬戸康史くんがジョジョ第8部『ジョジョリオン』に登場する「ごま蜜団子」づくりに挑戦。リアル瀬戸君はテレビで観るよりも“さらに”ナイスガイ。めっさ優しい人でした。この番組を見れば、皆さんも自宅で美味しいごま蜜団子を作れます!
※出演依頼を受けた際、僕はジョジョの魅力を熱く語ったりジョジョ立ち解説で呼ばれたのかと思い、撮影現場にジョジョリオン全巻及び料理が出てくる回を収録した各部単行本を持ち込んだら、現場で言われたのは「すみません、料理番組なので…」。僕を待ち受けていたのは予想もしないものだった!それはそれで楽しかったけど、放送でどんな風に編集されているのか見当もつきません(笑)
とにもかくにも、Eテレ・デビューが墓マイラー関連でなく、料理番組になるとは想像もしていなかったです。

●6月1日…〔今日の良かった〕国際労働機関(ILO)が6月の総会で、「仕事の世界における暴力と嫌がらせの撤廃に関する条約」の採択を目指す。この条約は国際的な労働基準となり、批准国は条約に合わせて国内法を整備する必要があるため、日本でもパワハラやセクハラをなくす方向に動き出すか。
ILOが世界80カ国を対象に、職場での暴力やハラスメントを規制する法律があるかを調べたところ、4分の3にあたる60カ国が法規制をしていたが、日本は法規制がない国に分類された。採択されたら日本は必ず批准するように!

●5月31日…〔今日の良かった〕爆笑問題・太田さんの言葉に胸を打たれた。
28日に発生した川崎殺傷事件は小学生の列に襲いかかるという卑劣な犯行であり、現場の子どもたちはどれだけ怖かったろう…。犯人に対しワイドショーでは「死にたいなら1人で死ぬべき」(立川志らく)という意見が続出した。それに対し、犯人が悪いことを大前提としたうえで、「“1人で死ぬべき”論は解決にならないばかりか、絶望者を叩き落とし、次の殺人者を生む」とする反論もすぐに出た。
前者の立場を代表する松本人志氏「僕は、人間が生まれてくるなかで、どうしても不良品って何万個に1個、絶対に(生まれる)。これはしょうがないと思うんですよね。それを何十万個、何百万個に1つぐらいに減らすことはできるのかなって。みんなの努力で。正直、こういう人たちはいますから、絶対数。もうその人たち同士でやりあってほしいですけどね」。松本氏の人間に対する「不良品」発言はこれが初めてではなく、言葉のあやというより信念だろう。
対極にあるのは爆笑問題・太田光氏「この犯人の場合は自分も死ぬわけじゃないですか。自分の命もたいして重く見てないというか。『俺って生きていてもしょうがないな』と。(略)…俺なんか同じ50代ですけど、やっぱり高校生くらいのときに、何も感動できなくなったときがあったんですよ。そういうときにやっぱり、このまま死んでもいいんだっていうくらいまで行くんだけれども。自分がそうなら他人の命だって、そりゃあ大切には思えないよね。だけど、たまたま美術館に行って、ピカソの絵を見たときに、なんか急に感動が戻ってきたの。『ああ、こんな自由でいいんだ』と。そこから色々なことに感動して、色々なものを好きになる。好きになるってことは結局、それに気づけた自分が好きになるってことで。人でも文学でも、映画でも、なんでもいい。そういうことに心を動かされた自分って、捨てたもんじゃないと思うの生きている生物や人間たちの命も、やっぱり捨てたもんじゃないのだと
太田氏が見つけたような“ピカソの絵”を、孤立して気持ちがパサパサになっている人が見つけられるように、そんな社会をみんなで作っていこう。

●5月30日…〔今日の良かった〕アイルランドを訪問予定のトランプが自分のゴルフ場での首脳会談を提案、アイルランドが拒否。そりゃあそうだろう、大事な話をゴルフ場でする意味がないし、アイルランドの国民にトランプは人気がないから、首相も安易な迎合姿勢をとらない。安倍氏が「ゴルフ場に招待されました!」と尻尾が千切れんばかりに喜び、日本のマスコミが無批判にヨイショ記事を書くのと雲泥の差。

●5月29日…〔今日の良かった〕当サイトは「人間は国籍や人種が異なっても、相違点より、はるかに共通点が多い」、なんとかこれを伝えたくて20年間更新を続けている。酷いテロや戦争があってもそう思うのは、人々が赤の他人の芸術作品を、時代を超えて後世に残そうとしたり、墓参を通して世界の人々の共通の反応を見てきたから。それが綺麗事に聞こえる人がいるのもわかる。だから、僕が映画を観たり音楽を鑑賞するのは“証拠探し”という一面もある。

いま、海外のジョジョファンのアニメ実況が熱い(友人Yさんが教えてくれた)。特に5部アニメのアバッキオの旅立ち。何度も何度も原作を読んだし、アニメも繰り返し見ているのに、YouTubeに登場する8人の外国人の反応を見ていると、思わずもらい泣きしてしまう。肌の色や瞳の色が異なっても、ジョジョという作品を通して全員の心と時間が重なっている。大好きなアバッキオに対する抑え難い気持ちを、それぞれが語っており、すべてのジョジョラーと共有したい動画です。日本語の字幕を入れてくれた有志の方に、心から感謝!
※第28話『今にも落ちて来そうな空の下で/海外の反応』、アバッキオの海岸シーン:頭出し済み


突然攻撃を受けて驚愕している 字幕翻訳者のセンスが光る
あまりの衝撃にみんな(左下以外)固まってる「アバッキオはダメだって…」
「誇りに思うか」「深いな」
殉職警官のくだりも、外国の人の心を捉えていた
殉職警官いわく「わたしは「結果」だけを求めてはいない 「結果」だけを求めていると人は近道をしたがるものだ…近道した時真実を見失うかもしれない。やる気も次第に失せていく。大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。向かおうとする意志さえあればたとえ今回は犯人が逃げたとしてもいつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな…違うかい?」

●5月28日…〔今日の良かった〕今年のカンヌ映画祭が25日に閉幕。パレスチナ系や黒人女性監督に光が当たるなど多様性を反映したものに。最高賞パルムドールに輝いたのは格差拡大をとり上げたポン・ジュノ監督『パラサイト』。韓国映画がカンヌの栄冠を手にしたのは初めて。カンヌ映画祭は結果発表の際にブーイングが起きたり大荒れになることもあるけど、今回は大きな拍手が巻き起こり、誰もがパルムドールに納得したとのこと、公開が待ち遠しい。昨年は是枝裕和監督『万引き家族』が受賞しており、2年連続で東アジアの映画が頂点に。テーマが格差社会というのも共通している。
カンヌ運営者は「#5050by2020」(2020までに映画界の男女比を50対50にしようという運動)に署名したことを発表している。今年は長編応募作のうち26%が女性監督だった。第2席のグランプリは黒人女性監督マティ・ディオップの『アトランティック』、審査員賞は黒人監督ラジ・リの初長編『レ・ミゼラブル』と、ブラジル映画の『バクラウ』。特別表彰を受けたエリア・スレイマン監督(『天国に違いない』)はパレスチナ系。
今年は仏の名優アラン・ドロンに映画への長年の貢献をたたえて名誉パルムドールが贈られた。84歳のドロン氏は既に引退を表明している。コメント「皆さんが私をスターにしてくれた。心からありがとうと言いたい」「今日は私のキャリアの最後でもあり、人生の最後でもある。さようなら」。この“さようなら”がめちゃくちゃ寂しい。胸が締め付けられる言葉だ。

●5月27日…〔今日の良かった〕藤井道人(みちひと)監督の社会派サスペンス映画『新聞記者』(6月28日公開)、試写会を観た人が絶賛しており期待に胸が膨らむ。原案は官邸の記者会見でいつも官房長官に斬り込んでいる東京新聞・望月記者の自伝。聞けば、この映画には加計学園問題、官僚の自殺、伊藤詩織さん暴行事件、安倍政権界隈の様々な事件をモデルにしたエピソードが登場するといい、そのあまりの反骨ぶりに主演の新聞記者役を引き受けてくれる女優が日本で見つからず、日本語を話せる韓国のシム・ウンギョンさんが抜擢されたとのこと。
W主演で上司の命令と良心の板挟みになる内閣特別調査室の若手官僚を松坂桃李さんが演じる。ネット右翼に大バッシングされる可能性もあるのに、松坂さんはよく引き受けたし、僕の中で彼の評価が跳ね上がった。藤井監督はまだ32歳の若手。この映画を監督するのは並大抵のメンタルでは不可能、相当タフな胆力を持っている。安倍政権が退陣するまで日本ではこういう“忖度ゼロ”の映画は作られないと思っていたので、ほんと嬉しい。公開日が参院選の直前というのも凄いタイミングだ。 ※『新聞記者』予告編(1分8秒)

●5月26日…〔今日の良かった〕Eテレ『日曜美術館』のエッシャー特集、中盤に荒木先生の解説もあって見応えがあった。番組では“だまし絵”の天才エッシャーの傑作『空と水』(1938)、『昼と夜』(1938)を紹介しつつ、荒木先生がエッシャー作品のオマージュとして描いたジョジョ第4部エニグマ戦のバトルシーンを紹介、クレイジーDとエニグマの白黒の手が“正則分割”で交互に重なっていく様子がオンエアされた。うおお、日曜美術館でジョジョの絵がエッシャーと並んで紹介されるなんて素敵すぎる!全カジポンが泣いた!
エッシャー『空と水』
魚の間から鳥が生まれる!
初期の代表作
Eテレのスタッフがエッシャーと聞いて
このエニグマ戦を思い出したのだろう。
先生にコメントをもらうってグッジョブすぎる

有名なだまし絵『上昇と下降』(1960)の魅力について、荒木先生が「人間が永遠に階段を上りながら実は下りていたとか」と嬉しそうに語るのを聞いて、すかさず「DIOの館のポルナレフだ!」とテレビにツッコミ(笑)。


先生のエッシャー論が聞けるとは! 『上昇と下降』

先生はエッシャーの風景画の雲の配置の妙や、永遠を感じさせる岩の描き込みの面白さなど、各作品を愛おしそうに語られていた。生涯の紹介でメモったのは−−
・エッシャーの兄は結晶の構造の研究者。エッシャーの作品がミクロの世界で同じ図形を繰り返し重ねているのは結晶がモチーフ。
・ピカソのグループとは交流がなく、完全にエッシャーはワン・アンド・オンリー。同時代の美術書には「評価が難しい」と書かれている。
・長さ4mの大作『メタモルフォーゼU』(1939-40)は圧巻。端っこに書かれた文字が様々な形に変容し、再び文字に戻って行く。実物を見たいと強く思った。6月まで愛媛にきているそうだ。
・今回の日曜美術館は、エッシャーが“命懸けで守った男”、オランダの版画家メスキータのことも紹介していた。僕はこの版画家のことをまったく知らなかった。メスキータはエッシャーが通った美術学校の先生。強烈な黒と白のコントラストのインパクトのある版画を彫った。メスキータはエッシャーの才能をいち早く見つけ、生徒である彼の作品を部屋に貼っていたという。

1944年、ユダヤ人のメスキータはナチスによって強制収容所に送られ、家族もろとも殺された。メスキータのアトリエには、軍靴に踏みつけられていた版画が残されていた。エッシャーと同志は荒らされたアトリエから恩師の作品を密かに持ち出したが、もしもナチスに知られたら命の保証がない行為だった。エッシャーは命懸けで恩師の作品を隠し守り抜いた。エッシャーは晩年までアトリエにメスキータの写真を飾っていたという−−。

軍靴に踏みつけられていたメスキータの版画 戦争翌年のエッシャー作品は瞳にドクロ

●5月25日…〔今日の良かった〕大英博物館で日本の漫画をテーマにした『マンガ展』が開催!漫画家約50人の約70作品が展示され、萩尾望都先生の繊細・華麗な『ポーの一族』の原画も展示されるとのこと。海外の漫画展では過去最大規模で、大英博物館のメイン・ギャラリーを使用する日本関連の展覧会は初めて。そもそも、現役アーティスト中心の展覧会自体が大英博物館にとって初の試み。作品展示にとどまらず、漫画の描き方や読み方、コミケ・コスプレの社会への影響なども紹介されている。5月23日から8月26日まで。

/この大英博物館を会場とした記念すべき『マンガ展』の入口に巨大看板があり、そこに描かれたのは『ゴールデン・カムイ』のヒロイン、アイヌの少女アシリパ。なぜ数ある漫画キャラから、大英博物館はアシリパを選んだのか。もし理由が「先住民族」への敬意としてのものなら素晴らしいな。渡来系の弥生人より早くこの島国に暮らしていた縄文人の遺伝子は、アイヌ民族と琉球民族に多く受け継がれている。ある意味、本当の日本人であるアイヌの少女こそ『マンガ展』のイメージキャラに相応しいという判断なら胸熱なんだけどな。

  アイヌの少女アシリパ

/2008年、国連人権委員会は日本政府に対し「アイヌ民族および琉球民族を国内立法化において、先住民族と公式に認め、文化遺産や伝統生活様式の保護促進を講じること」と勧告。同時に「アイヌ・琉球両民族の子供たちが、自分たちの民族の言葉や文化を習得できるよう十分な機会を与え、それらの子供たちの通常の教育課程に、アイヌおよび琉球・沖縄の文化や歴史に関する教育を導入すべきだ」と求めた。
その後、日本政府の動きが鈍いため勧告は繰り返し出され、今年4月19日、勧告から11年を経てようやく、国会はアイヌ民族を法律に「先住民族」と明記したアイヌ支援新法を成立させた。同法により独自の文化の維持・振興に向けた交付金制度を創設。今後、政府や自治体の責任で産業や観光の振興にも取り組み、アイヌ以外の国民との共生や経済格差の是正を図る。
ただし、2007年の国連宣言で民族の権利とされた「自決権」や「教育権」が盛り込まれておらず、付帯決議で宣言を尊重するよう政府に求めるにとどめたため、アイヌ関係者から批判も出ている。「自決権」や「教育権」こそ、国連勧告の肝になる部分なのに、そこをスルーした法律はまったくもって不十分。国連の勧告には「琉球民族」もあったのに、アイヌだけを認定したのは、おそらくこの「自決権」に政府がビビっているからだろう。今後、琉球民族を先住民族と認定した場合に、アイヌに自決権が付与されていると琉球にも付与することになり、米軍基地を県民の総意で撤去する事態になりかねないからだ。

●5月24日…〔今日の良かった〕先月、首相が主催した「桜を見る会」の問題点が明らかになるにつれ、同会の招待を千原ジュニアさんが断った気概を讃えずにいられない。
「桜を見る会」そのものは安倍政権以前からあったけど、国民の血税で飲み食いするわけだから、それは予算内の節度を保ったものだった。ところが、安倍氏が首相に返り咲いてから「桜を見る会」が急速に大規模化し、昨年の支出額は予算額の「約3倍」に膨れあがった。百田尚樹氏やケント・ギルバード氏、千原せいじ氏、デヴィ夫人など右派の「安倍応援団」を大量に招待し、従来の参加者は1万人前後だったのに、今年は1万8200人まで膨らんだ。過去5年間で経費が3000万(既に予算オーバー)から5229万円に2千万円以上も跳ね上がっている。今年は参加者が増えたのでもっと高いはず。

招待の基準も不透明であるため、安倍氏のための芸能人との交流会になっていると批判が噴出。衆院財務金融委で野党が「招待者の推薦がどの府省庁で増えているのか」と質問したところ、内閣府の井野官房長は「今年の資料はすでに開催が終わったので破棄した」、リストはないと答弁。毎年開催しているのに前年度のリストを参照しないわけがなく、そんなわけあるかと。資料を全部捨てたら来年はいちから招待客を選定する作業となり、役人の業務効率は超悪化する。むしろ、リストがない方が問題なのに、マスコミはなぜ「どうしてリストをとっておかないんだ」と怒らないのか。馬鹿みたいな嘘をそのまま伝えることが報道なのか?

僕らの税金が湯水のように使われている以上、招待客の選考過程は透明であらねばならない。都合の悪い資料は廃棄するって、森友、加計学園の問題と同じで、決定のプロセスを検証不可能にしている。最悪だ。菅官房長官は「各界において功労、功績のあった方々をお招きしている」と答弁しているけど、完全にレイシストな百田氏、ケント氏、有本香氏の「功績」なんて僕は認めないし、税金で飲み食いさせたくない。不透明な形で招待、支出をどんどん増やすやり方は大問題だ。そんなに派手に開催したいなら安倍氏が自分の財布でやってくれ。それなら文句を言わない。

今年の「桜を見る会」は、直前に空自のF35が青森沖に墜落してベテラン・パイロットが行方不明になっており、首相は自衛隊の最高指揮官なんだから、捜索の真っ只中に花見をやって高笑いしている状況じゃないはず。しかも、「忖度」発言で塚田国交副大臣が更迭されたばかり。任命責任が問われる最中でお花見を主催し、芸能人の政治利用に多額の税金を注ぎ込み、自己宣伝するような人物が首相だなんてほんと勘弁して欲しい。何度も書いてるけど、自民議員は衆参で404人もいる。豊富な人材が売りなんだから、まっとうな自民議員に首相交代を。
そして芸人さん、森友問題で財務省から自殺者が出ているのに、原因は調査されない、誰も処罰されないというまま今に至っているんですが、首相の隣でニコニコしまくり、本当に良いんですか。くどいようだけど、行方不明の自衛官を捜索中ですよ…。

/この「桜を見る会」の論評で最も鋭かったのが古谷経衡さん。古谷さんはかつてチャンネル桜に出ていた保守右派陣営だったのに、ほんと変わった。もちろん良い方に。

★総理と「桜を見る会」でハシャぐ有名人の気持ち悪さ(古谷経衡)
毎年恒例とはいえ、今年も総理主催の「桜を見る会」が新宿御苑で開催された。今次は、いつになく盛況でその参加者は1万8000人。その模様が複数のメディアから出ているが、絵面からして本当に気持ちが悪いの一言に尽きる。有象無象の芸能人やらタレントやらが、権力者にすり寄って散り際の桜の下で笑顔を振りまいている。いつから日本人には「恥」という概念が喪失したのであろう。首相官邸ウェブサイトには「芸能人やスポーツ選手は政府与党が推薦する」とあるが、こんな魑魅魍魎を推薦したのは誰なのだろうか。
そして一層問題なのは、このような権力者からの招待制パーティに参加することそれ自体が、本人の思想信条に関係なく、外部からは権力への迎合と捉えられかねないという危惧が、この連中にはまったくないことである。まして、言論人と自称している連中が、この会の至るところに見られたのは興味深い。
なにも私はペンを握る者は反権力でいるのが正しい、だのと言うつもりはないが、ここにも「恥」という概念が欠落している。権力者に近しいことが一等のステータスであるという考え方を、何の躊躇もなく開陳する彼らの神経のマヒ、よく言えばずぶとさは、この世界で喰っていくために連中が考案した知恵か何かなのだろうか
少なくとも私は、時の総理大臣の横でにやにやと笑って写真に納まるのは、言論人としての死を意味すると思うし、そういった連中のオピニオンや書籍は何の価値もないカストリに堕ちたと思っているが、そういう感覚が一切ないということ自体に、異常な不気味さと知能の暗愚さを感じる。
聞けばこの「桜を見る会」、各自民党員に招待枠が設定され、16日に配信された「FRIDAYデジタル」の情報では、ダフ屋が8万円の値で捌いているともいう。真偽のほどは定かではないが、「国家の最高権力者と一緒に桜を見る権利」が、招待を受けることのない市井のでしゃばりにとっては8万円の値になるということだ。アホらしさもここまで来ると一種の「伝統」の終焉のようで興味深い。(全文

●5月23日…〔今日の良かった〕昨年約357億円が騙し取られた振り込め詐欺。1日1億円が被害にあっており、これはもう国難レベル。本日、全国で初めて振り込め詐欺事件で暴力団トップの代表者責任を認めた判決が出た!当然だし遅すぎるくらいだけど、どんどん黒幕を処罰してほしい。子や孫を思う高齢者の優しさにつけ込んだ、吐き気を催すほどの邪悪。外国のマフィアはそれなりに高齢者に敬意を払っているのか、こんな犯罪はあまり聞かない(少なくとも日本よりはるかに小さい規模)。老後の備えを根こそぎ騙し取って何が任侠だ。絶望して自殺した年配者だっている。「今だけ、自分さえよければいい」「騙されたヤツが馬鹿」、そんな価値観が生んだ恥ずべき犯罪。ヤクザまでが今の日本を象徴している。

今日の裁判は2016年の住吉会系の組員らによる詐欺事件で、茨城県内の被害者3人が住吉会の関功会長と福田晴瞭特別相談役を提訴。水戸地裁は最高幹部らの責任を認め、金をだまし取られた2人に計605万円を支払うよう命じた。事件では組員が周辺者に詐欺の「受け子」を探させ、犯行グループを組織した。
判決では「組員が詐欺グループのメンバーを集める際に暴力団の威力を利用しており、暴力団の力を使った資金獲得にあたる」と認め、暴力団対策法31条2項の威力利用資金獲得行為の規定に基づき代表者責任を認めた。シノギと呼ばれる資金獲得活動について、末端の組員が暴力団の威力を「利用すること」を幅広くとらえ、組織のピラミッドの頂点にいる暴力団組長の責任を認定した意義は大きい。
この判決を受け、構成員ではなく、準暴力団や半グレと呼ばれる集団のメンバーらを使って地下に潜る傾向が進む可能性があるため、罰則を超強化すべき。組織幹部は「懲役20年以上」の一択にすれば、暴力団がらみの振り込め詐欺は激減するだろう。
※2004年の暴対法改正で、抗争で市民が巻き添えになった際に組長ら代表者が賠償責任を負うとする「代表者責任」が明示された。さらに08年の改正では、組員による恐喝など暴力団の威力を示した資金獲得活動について、直接関与していなくても代表者に賠償責任を負わせられるようになった。

/振り込め詐欺ではもう一つ動きがあった。タイの振り込め詐欺の拠点で日本人の男15人(22〜54歳)が不法就労の疑いでタイ警察に逮捕された事件で、警視庁は九州の暴力団が関与している可能性があるという。このグループによって、分かってるだけで約80件、7千万円が騙し取られた。15人はタイから東京の市外局番「03」で発信できるIP電話とメールを使い、電子マネーのギフト券を購入させ利用権を得ていた。

…っていうか!背後に暴力団がいることが分かっているのに暴力団を撲滅できない政府は無能すぎるだろ。安倍内閣だけじゃなく、野党も公約に暴力団撲滅を掲げていない。選挙ポスターに「任期中に暴力団を撲滅します」って書けばみんな投票するよ。そもそも、犯人グループが国際テロ組織や左翼活動家であれば、日本の警察力なら公安フル稼働で半年以内に壊滅できる実力があるだろう。それなのに暴力団が振り込め詐欺の背後にいても手をこまねいている。どんどん被害者が増えているのに。
公安は反原発デモや沖縄基地反対デモの参加者をビデオ撮影する労力を、高齢者を騙し、薬物を蔓延させる暴力団の殲滅に注いでくれないか。振り込め詐欺は国民にとって目の前にある、まったなしの危機。安倍氏は北朝鮮のミサイル実験に際し、「国民が安心して暮らせるようにすることが総理の務め」と語っていた。本当にそう思うなら暴力団とも戦ってくれ。6兆円の戦闘機大量購入で外敵に備えると息巻いているけど、内側の反社会的組織との戦いが見えてこない。冒頭にも書いたけど1日1億円の被害が出ているんだ。政治家たちは腹をくくるとき。そして国民も声をあげていこう、日本に暴力団はいらないと。

●5月22日…〔今日の良かった〕ハリウッドの大型SF作品の公開予定が出揃った!大満足の傑作『アベンジャーズ/エンドゲーム』でお腹いっぱいになったのに、公開を控えているSF作品のオンパレードを知って、早くも期待でムズムズ。あらゆる設定をやり尽くした印象があるヒーロー映画に、まだ新作用にアイデアが残っているのが凄い。スター・ウォーズやアバターを含めた大型SF作品の今後の公開予定を以下に並べます。

【2019】
『X-MEN:ダーク・フェニックス』2019年6月21日
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』2019年6月28日
『ジョーカー/ Joker』2019年10月4日
『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー』2019年12月20日
【2020】
『X-メン:ザ・ニュー・ミュータンツ/ X-Men: The New Mutants』2020年4月
『ブラック・ウィドウ』2020年5月1日
【2021】
『ドクター・ストレンジ』続編
『ブラックパンサー』続編
『ワンダーウーマン 1984 / Wonder Woman 1984』2020年6月5日
『ザ・バットマン / The Batman』2021年6月25日
『アクアマン』続編 2022年12月16日
『アバター2』
【2022】
新作スター・ウォーズ(パート1)
【2023】
『アバター3』
【2024】
新作スター・ウォーズ(パート2)
【2025】
『アバター4』
【2026】
新作スター・ウォーズ(パート3)
【2027】
『アバター5』

/『スター・ウォーズ』といえばロスのディズニーランドに今月からスター・ウォーズのテーマランドがオープン。東京ドームの約1.2倍の敷地に惑星バトゥーの貿易港を再現。レジスタンス野営地や宇宙船基地など12施設があり、目玉は等身大ミレニアム・ファルコン!過去に等身大Xウィングは見たことがあるけど、ファルコン号は初。日本のディズニーランドにも作られないかなぁ。スターウォーズ名物の宇宙酒場で2杯まで飲めるそうだ。




●5月21日…〔今日の良かった〕「ベストセラー作品は、まるで砂浜に水がスーと染み、波が引いたら何も残らないもののような一面があると思うんです。ベストセラーの方が早く消えてしまうこともある。その大波がね、小さな生き物を育むんですよ。岩のくぼみに魚が住み着いていくようにね。それが僕が好きな文芸の世界。魚の生命力は強く、それはいつか大きい魚になる可能性はあるんです」。作家・津原泰水(やすみ/54歳)さんの言葉が胸に響き思わずメモ。

この言葉は津原さんと幻冬舎・見城徹社長とのバトルから生まれた。事の発端は、安倍首相がSNSで直々に宣伝した、間違いだらけの百田尚樹氏の“コピペ歴史本”『日本国記』(幻冬舎)を、津原さんが「欠陥がある本を出してはいけない」と批判的にツイートしたことによる。これに怒った幻冬舎側は、同社から刊行真近だった津原さんの文庫を出版中止にした。実際、『日本国記』は無断引用やウィキペディアの丸写しが多数発見され、第6刷の段階で16カ所も文章の内容が修正されている。しかも誤植を除いてだ。こっそり修正しており、そのやり方がひんしゅくを買っている。
津原さん「無断転載などを指摘されたら、開き直ったでしょう。そして、版を重ねる度にこっそり直していった。どんな作家だろうが、そういう指摘があれば、対応を迫られると思います。(疑惑があるにもかかわらず)出版社の社長が謝らず、それを批判した者に攻撃するのは問題」。
そして見城社長は津原さんに激高したのか、あろうことか業界のタブー中のタブーである作家(津原さん)の実売部数をツイートで暴露。これには多くの作家が反発し、見城社長は「本来書くべきことではなかったと反省しています」と謝罪のうえ当該ツイートを削除した。見城社長は首相と親しく、いわゆる“安倍応援団”として有名だ。

飛ぶ鳥を落とす勢いで幻冬舎を成長させてきた見城社長に、ガチンコで対峙できる作家はそう多くないと思う。それだけに津原さんがカッコいい。しかも渦中にあって余裕だ。「(本の売り上げの)金額としては少ないからと言って、価値を見いださないのは、僕の好きな世界ではないですね。部数に関して言われても、作家としてダメージにならないです。ある意味、僕の作品は純文学的なところがあるし、この世界は初版はとても少ないんです」「今年でデビュー30年です。『売れない作家』と言われても、僕は自分の書くものに自信があり、消えることはないと思っているし、幸せなことに、ずっと僕の作品を読んでくれている読者もいる。少なくともウィキペディアを参考にする作家には負けません」。
『日本国記』では「南京大虐殺はなかった」と書いているが、投降した捕虜を揚子江岸で何万人も殺害したことは、日本側の記録に残っている。学会の通説と作家の思いつきを同列に並べるのは、混乱の原因になるのでやめてほしい。
歴史本を多く手がける有志舎・永滝稔社長は、増刷の際に何度も修正することは歴史書の世界では異例だと指摘。「誤植の訂正ならば増刷時に行えばいいが、ここまで内容や引用元を変えるのであれば『新装版』や『改訂版』として出し直すのが一般的だ。きつい言い方をすれば、引用上のミスは捏造(ねつぞう)。場合によっては絶版にもなりかねない事態だ」。百田氏と幻冬舎は、まだ正誤表を発表していない。修正箇所を早く告知しないと、安倍首相をはじめ『日本国記』の読者は誤った知識を得ることになる。出版人として誠実な対応をするべき。

/この件については次のようなツイートもある。ハッとした。
木野寿紀@Kino_Eesti→「日本の売文屋どもがいまさら見城叩いてるけど、お前らのポイントは「実売部数を晒したから」って、そこかよー。売文業界の風習がどうこうとか、そんなものこっちは知らないっつーの。歴史修正本にもヘイト本にもずっと黙ってたくせに、なんだこいつら」

●5月20日…〔今日の良かった〕大相撲五月場所、石川県金沢市出身の前頭・炎鵬(えんほう/24歳)の土俵が素晴らしい。小柄の力士で身長は168cm、体重99kg。土俵を見ていると大人と子どもほどの体格差にもかかわらず、小さな体を活かして相手の脇下をすり抜けたり、片足を抱え込んで押し出したりと、他の力士とまったく異なる戦い方で勝ち星をあげている。後半戦になると、対戦力士が上位になるし、自分の得意技を研究されて勝負が難しくなってくるけど、なんとか勝ち越して欲しい。身長が同じくらいだから、全力で応援している!
  超高速移動で「足取り」!

//10年前、いわゆる“ネット右翼”は若者に多いという認識だった。最近はむしろ高齢者に多い。というか激増している。様々な人生経験を経て、見識を深めているはずの高齢者が、「敵か味方か」「白か黒か」の単純な二者択一に陥る。その心の闇について議論しているスレッドがあったので保存しておこう。反対意見が掲載されない「まとめサイト」の情報を鵜呑みにすることがいかに危険か。高齢者を騙す点で特殊詐欺と同じ。

●5月19日…〔今日の良かった〕大怪我をして政界を引退した自民の谷垣禎一(さだかず)前総裁が、リハビリ好調、政界復帰の可能性!2016年に自転車事故で入院し、一時期は会話もできなかった谷垣氏が、昨日の自民参院議員の会合にビデオメッセージを送った。その笑顔で語りかける姿はグッとくるものがあった。
僕は無責任体質の安倍政権に怒っているけど自民をひとくくりに全否定はしておらず、応援している議員さんも何人かいる。谷垣氏は自民の中でもリベラルとして知られており、人柄も尊敬されている。2月の第86回自民党大会に谷垣氏が車椅子で登壇した際、安倍首相以上に大喝采を浴びた。その際、「けがをするまでは、障がいに対して漠然とした意識しかなかったが、障がいは1人1人、抱えている課題が違うことを感じている」と演説。昨日のビデオは「私は不注意でけがをし、政治の世界は一応引退したが、若い世代の政治家にはもっと大きく羽ばたいてもらい、日本の行く末をしっかり定めてほしい」。
谷垣氏は政界復帰を促す声に「老兵は死なず、ただ消えゆくのみ」と回答しているけど、憲政史上初の車椅子の総理を求める声は大きい。現在74歳、是非とも参院選に出馬してほしい。
※党大会で安倍氏より谷垣氏への拍手が大きかったのは、自民議員の中にも安倍内閣に反発し、うんざりしている議員が多いことの証左。選挙公認を外されるのが怖いとはいえ、政権に異を唱える気持ちがあの拍手になったのだろう。

●5月18日…〔今日の良かった〕先月他界された漫画原作者・小池一夫さんのツイッターは、生きていくうえで助けになりそうな言葉にあふれており、一部を紹介。以下に書きだしたツイートは、小池さんが旅立たれる前月から没するまでのもの。つまり、ラストメッセージ集です。

・たとえ今日負けたとしても、ずっと人生は続く。そのうち勝てれることもあるだろう。たとえ今日が辛かったとしても、ずっと人生は続く。そのうち幸せな日も来るだろう。「今」だけの感情で、自分の全人生を決めつけないこと
・子育てでも、部下育てでも、友人でも、「失敗しましたよ」じゃなく「間違えただけですよ、やり直しましょう」と言って欲しい。
・誰と出会うかで人生は決まる。そして、出会う人数も大事。出会った人の数だけ自分の視野が広がる。自分の意見が増える。自分の人格が定まる。出会う人の量が増えれば、出会う人の質も自ずと上がる。人生に生きがいを感じない時は、まだ大切な人と出会えていないだけ。
・人からの、ちょっとした悪意に驚くほど傷ついてしまうこともあるけれど、ちょっとした好意が涙が溢れるほど嬉しいときもある。だから、ちょっとした好意は自分が思うよりも、すっごくパワーを持っているので、ばンばン発していけば良い。自分の知らないところで、きっと誰かを幸せにしているから。
・国会議員の失言が相次いでいるけれど、「失言は、本音」ということは忘れちゃダメだぞ。
・好きな人や好きなことには、自然とやさしい大らかな態度になるけれど、嫌いな人や嫌いなことに、「攻撃してもいい」「失礼な態度をとってもいい」と言うことではないんだよ。僕は、後者には、なるべく考えない、関心を持たないことで対処します。短く言うと、「ほっとけ」。
・嫌いな人を応援しろとは言わないが、嫌いな人の足を引っ張りはじめたら、自分が腐ってきたということ。ほっとけ。
・「怒りの沸点の低い人」には係わらないこと。もし、家庭や職場など距離が近い所に怒りの沸点が低い人がいたら、自分を成長させてくれる人ではないと割り切り、心の距離を置くこと。成長には時間がかかり失敗も当然あるが、その度に怒られていたら心が持たない。成長を「待っていてくれる人」が大事。怒りの沸点が低い人の大きな特徴は、何かが起こると、必ず人のせいだと言いますね。あおり運転するような人は特に。
・「漂えど沈まず」という言葉が好きだ。人生は漂うもの、しかし、沈んではだめだ、ぐらいの価値観で生きられると楽だね。もっと自由に生きてもいいんだということを人は何度でも忘れる。
・以前、「今のあなたの発言にはにはがっかりしました、でも、フォローは辞めません」、というフォロワーさんがいて、なんだかホッコリ。発言一つが全人格だと思われたら、ツイッターなんてできないもんね。
・死に方は選べないけれど、生き方は選べます。そうです、生き方は自分で選べるのです。今日も、良い生き方を選択したなあと思えるような一日だとイイですね。
僕の手帳には「生まれ変わる日」と何度も書かれています。自分が負のループに入ってしまったときに、そう書きます。そうすると、今日からやり直すんだ、やり直せるんだと、気持ちの切り替えができます。何度生まれ変わってもいいのです。今日も生まれ変わった自分で生きてみます。おはようございます。

/その他、もっと以前からメモしてきた小池さんの言葉もいくつか追記。

愛情でも、友情でも、親子でも、恋人でも、友人でも、関係はうつろっていく。最後に人と人を繋ぎとめるものは、「敬意」である。「情」ではない。
・どれだけ遠くまで進ンでいたとしても、間違った道だと気付いたら、出発点に戻らなければならないのだ。間違った道の先には、間違った到着点にしかたどり着かない。原発のニュースを見ながら、強くそう思う。
・ネットでは、無責任に好き勝手なことが書かれている。前にも強く言ったのだが、表現者は絶対に匿名掲示板などを見るな。悪意の深淵を自ら覗くな。
好きな人がいっぱいいる人は、好きなことがいっぱいある人は、人生が深刻化しません。深刻になって行き詰っているときは、とても視野が狭くなって「好き」が無い状態です。「真剣になれ、深刻になるな」。

●5月17日…〔今日の良かった〕ロックの命は反体制にある。それは右派政権でも左派政権でもかわらない。今月2日は忌野清志郎さんのちょうど10年目の命日。「最近は清志郎さんのように強者と戦うロッカーが減っているなぁ」、そんなふうに感じていたら、友人がロックバンド「RADIO歌舞伎町」の存在を教えてくれた!彼らの『オレは改憲がしてー!』にブッ飛んだ。なんだこのリミッターを解除した政治ロックは!すげえ…。ぜひ紅白歌合戦に出て欲しい。YouTubeに動画がないのが残念すぎる。どうしてツイッターでしか見られないんだ!

 

 

 

たんに歌詞が突き抜けているだけでなく、メロディーラインも良いし、ギターテクニックも素晴らしい。こんなバンドが存在していたとは!嗚呼、清志郎さんに聞いてほしかった。

●5月16日…〔今日の良かった〕「戦争なんて言葉は使いたくないです。使いたくない」。北方領土旧島民のご年配の毅然とした姿勢に胸を打たれた。11日夜、日本維新の会に所属していた丸山穂高衆院議員(35/大阪19区)は日露友好の「北方領土ビザなし交流訪問団」に参加した際、平和交流でロシア人島民の家庭を訪問して夕食時に飲酒。その後、宿舎の「友好の家」に戻り、食堂で訪問団の懇親会が催されていた午後8時ごろ、酒に酔った議員は、記者団による大塚訪問団長への取材に割って入り、やり取りがレコーダーに記録された。大塚さんは89歳という高齢であり、戦争で悲惨な体験をした方。その大塚さんに、丸山議員は大声で戦争による領土奪還をけしかけた。

丸山「戦争でこの島を取り返すことには賛成ですか?反対ですか?」
大塚「戦争で?」
丸山「ロシアが混乱しているときに、取り返すのはOKですか」
大塚「戦争なんて言葉は使いたくないです。使いたくない」
丸山「でも取り返せないですよね」
大塚「いや、戦争するべきではない」
丸山「戦争しないとどうしようもなくないですかぁ?」
大塚「戦争は必要ないです」

大塚団長は怒りを抑えて、さとすように反論されていた。当サイトでは以前から丸山議員の危険性、無思慮な攻撃性を指摘してきた(4月7日にも書いたばかり)。戦争が引き起こす悲しみをいやというほど味わった当事者に、そして自分の倍以上も年上の方に、相手を小馬鹿にするような煽り口調で「戦争しないとどうしようもなくないですかぁ?」。絶句する。人間は深酒したからといって、まったく心にないことを口走ることはない。
ビザなし交流が始まったのは1992年であり、故郷の島を追われて47年もかけてようやく実現したもの。訪問団は北方領土での不測の事態を避けるために夜間の外出を自粛しているが、丸山氏は酔っ払って夜中に外出しようとして制止されたほか、深夜、鍵のかかっていない部屋に入っては旧島民に議論をふっかけ、睡眠を妨害したという。耳を疑うばかりだ。
翌日、丸山議員は訪問団の北見市職員(旧島民2世)の北村浩一さん(59)に呼び出され、みんなの前で「あなたは深夜に及んでもまだ事務局のお世話になって大声を出した。ここが国後島でなくとも一般常識として、社会的にあなたのやったことは許されない」と説教され、残りの日程への参加自粛を求められる。

 

訪問団の清水征支郎さん(80)いわく「コップで机をバンバンたたいて大騒ぎをしており、国会議員の態度じゃないと腹が立った。翌日も嫌々謝罪し、本気でないように見えた」。8歳のときにソ連軍の侵攻に遭い、翌年、何も持たずに歯舞群島を命からがら脱出した角鹿泰司さん(82)は「戦争のために我々は島をとられて苦労した。だから戦争は絶対してはならない。そんなことを、まさか国会議員が言うとは」「1人の勝手な言動で規制が厳しくなる」。

−−政治家がそもそも戦争を提案する時点で論外。
憲法9条は「(武力行使は)国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と明記し、国連憲章は国際紛争を平和的な手段で解決するよう加盟国に義務付けている。外交上でも1956年の日ソ共同宣言で「紛争の平和的手段による解決」を約束している。
日本は1945年8月15日を終戦と考えているが、ロシアは降伏文書が調印された9月2日を終戦と考えており、それ以前に占領した土地はロシア領土と主張している。世界史的に9月2日が第二次世界大戦終結日であるため、日本の立場に各国の賛同が集まりにくい要因になっている。またロシアは北方領土の返還後に米軍基地ができることを恐れており、それも返還の妨げになっている。ロシアは沖縄の辺野古問題を例にあげ「日本は民意が反対であっても米国の要求を断ることができない」と判断、プーチンに「日本は本当に主権国家なのか?」とまで言われているが、官邸はこれに反論できないでいる。

邦人の北方領土訪問には原則的にビザが必要だが、日本政府は北方四島が日本領土という立場からビザをとって渡航することに反対している。両者に挟まれて旧島民は墓参ができず、これではあまりに気の毒とロシアは人道上の理由から「ビザなし渡航」を認めた。民間交流を積み重ねて相互信頼を築きあげた成果だ。このような歴史的背景をもった「北方領土ビザなし交流訪問団」にあって、まさに四島滞在中に「友好の家」の親睦会で飛び出した「戦争しないとどうしようもなくないですかぁ」。この暴言後も大騒ぎする議員に事務局も手を焼き、懇親会を退席する人が続出。夜10時まで予定されていた懇親会は9時前に終わったという。
安倍政権にとっても大災難だ。安倍氏は2016年、プーチンに経済協力の名で3000億円を献上したのに何も成果がないため、ロシアの機嫌を取るために北方領土と呼ばず北方四島と呼ぶようになった。さらに先月、官邸の意向を受けた外務省は2019年の外交青書から「北方四島は日本に帰属する」の文言を削除した。外交を扱う公文書から、「北方領土」どころか「北方四島」まで消えたのだ。

それほどまでに官邸はロシアに対して腫れ物を触るかのような外交をしているのに、その最中の国会議員による戦争発言。しかも心証を最悪にする「ロシアが混乱しているときに、取り返すのはOKですか」という卑怯な内容を含んでいる。さっそくロシア上院のコサチョフ国際問題委員長が記者団に「日露関係の流れの中で最もひどい発言」と批判している。ガルージン駐日大使も「戦争という言葉、ロシアの混乱を望むようなことは非常に不快」「酒を飲んだからということで言い訳にはならない、というロシアのことわざがある」と厳しい。ロシアにしてみれば、平和交流のビザなし訪問でやってきた議員が戦争を口走り、しかも所属党が改憲派、これで警戒しない訳がない。既に国際問題になっており、議員辞職が筋。自民は閣僚に失言が多いため、失言を理由にした辞職勧告には及び腰にだが、そういう状況じゃないだろう。自衛隊制服組トップの統合幕僚長を先月まで務めた河野克俊氏が「非常に不適切で論外、むちゃくちゃです。自衛以外の戦争は国際法違反だと知らないのでしょうか。」と呆れるのも当然だ。

戦争を知る世代である旧島民の大塚団長の「戦争はすべきでない」の重み。一方、35歳の丸山議員が語る、当事者感のない「戦争しないとどうにもならない」。近年の学校教育が、日本の負の歴史から目を背けるように、きちんと戦争の悲惨さを教えないから、軽いニュアンスの戦争論が出てくる。丸山議員は当初、「発言を切り取られた」とマスコミのせいにしていたが、他の会話を聞くと記者にも絡んでおり印象はさらに悪くなった。本当に切り取られただけなら、現場にいた誰かが丸山議員をかばうはずだが、誰1人フォローしないのはなぜか。印象操作というなら、どうして現場で謝罪させられたのか。また、「賛成か反対か聞いただけ」と主張しているが、旧島民が戦争にノーと答えるとイエスしかないだろうと畳みかけており、賛成か反対か聞いただけではない。僕は彼の意見には反対だけど、なぜ言ってなかったことにするんだ。昨年、靖国神社の小堀邦夫宮司が「今上陛下は靖国神社を潰そうとしてる」「新しく皇后になる彼女は神社神道大嫌いだよ。来るか?」発言で職を追われたときも、小堀氏は当初「言ってない」ととぼけていた。籠池氏を称えた後に知らん顔をしている青山繁晴議員もそう。「愛国」を掲げる論客は同様のケースが多すぎる。日本のためと信念があるなら貫き通せばいいのに、言い逃れを繰り返すさまが見苦しい。

丸山議員のいう戦争にリアリティがないのは国連の敵国条項を失念していること。国際連合も、第二次世界大戦の連合国も、英語表記は同じ「United Nations」。国連の母体は大戦の戦勝国であり、日本・ドイツ・イタリアなどに対して国連憲章で「敵国条項」を定めている。すなわち、通常他国に対する武力制裁には国連安保理の許可が必要だが、旧敵国に対しては許可がなくても武力行使が可能となっており、「他の加盟国はこれを妨害してはならない」とされている。日本政府は、敵国条項がなくならなければ日本の戦後は終わったとはいえないという立場で、これらの削除を求めて運動しているのに、敵国条項の国が常任理事国に戦争をしかけるなどあり得ない。北海道に自衛隊を集め始めるとすぐに察知され、配置が終わる前に殲滅されてジ・エンド。
近年ロシアのラブロフ外相が二言目には「日本は第2次世界大戦の結果を受け入れろ」と言っているのは「大戦の結果を認めないとこちらが判断したらいつでも軍事制裁を行なっていいんだぞ」というニュアンスを含んでいる。想像するのも馬鹿げているが、電撃作戦で北方領土を一時的に奪還できても、その後、総力をあげて取り返しにきたロシア軍を防ぐ軍事力は日本にない。もうひとつ、日本人視点では第二次大戦からの問題だけどロシア人視点ではシベリア出兵の復讐であることも頭に入れておきたい。あれはまさにロシア革命という「混乱に乗じて」の出兵であり、丸山氏の「ロシアが混乱しているときに取り返すのはOKですか」がいかに最悪の表現かわかる。

丸山議員は維新で三期も政治家をしている。彼を育てたのは松井氏であり、橋下氏であり、維新の先輩政治家だ。あのように外交の選択肢に「戦争」が入るのは、日常的にこの言葉がポンポン飛び交う環境にあるからだろう。むろん、上級国民の議員本人は戦場に行かず、犠牲になるのは彼らが名前を知らぬであろう一般の自衛隊員だ。丸山議員のツイッターにはいつも彼をチヤホヤするネット右翼の人々がいる。彼らは日頃、年長者を敬え、戦争の犠牲者に感謝しろと言っているのに、旧島民の方々を「お花畑」と批判して丸山議員を擁護している。僕は「ああ、彼らが丸山議員を増長させ、暴走させたのだ」と理解した。支持者がおだて、甘やかし、のぼせあがらせ、このていたらくとなった。
維新の会はこれまで丸山議員を「鉄砲玉」として使ってきた。2017年5月19日の衆院法務委で自公が強行採決した共謀罪は、丸山議員が先導したもの。同法はテロ集団だけでなく「一般人」にも捜査が及ぶ懸念が残ったままであり、追加される277項目もの罪状をまだまだ審議する必要があった。ところが丸山議員は委員外にもかかわらず「これ以上ピント外れの質疑ばかり繰り返し、足を引っ張ることが目的の質疑は、これ以上は必要ない!ただちに採決を!」と早々に審議を打ち切らせて与党に強行採決を促したのだ。彼はそれまで法務委の審議に来ておらず、この日初めて共謀罪関連で発言。どの口で「審議時間は十分」と言うのか。あの時、ドヤ顔でイキり倒していた若手議員、それが丸山穂高氏だ。

暴言の発覚当初、松井代表は「言論の自由がある」と丸山議員を擁護していた。その後、手のひらを返したが、党として短慮な所属議員を育て上げたことを真摯に反省してほしい。維新は足立康史議員が「立民(立憲民主)は北朝鮮の工作員」と嘘の中傷をツイートしたり、加計学園問題で戦う朝日について「朝日新聞、死ね。」と目を疑うツイートをするなど、他者に敬意を払う姿勢に欠けている。人工透析患者を罵った長谷川豊を候補者にするなどヘイト体質が問題。ただ、今回の騒動では、対立する立憲民主党に頭を下げて辞職勧告案の共同提出を呼びかけており、その姿勢は評価できる。
上皇は退位前のお言葉で、涙を含んだ声で「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています」と述べられた。戦後の日本政治は、先の大戦の教訓から「いかに戦争を起こさないか」を目標にしてきた。憲法は政治家が国民を縛るためのものではなく、国民が政治家を縛るために存在する。政治家が人気取りで勇ましいことを言って戦争に導かせないための憲法だ。
国会議員の劣化はここまできた。今回の発言は憲法第99条で国会議員に課されている「憲法尊重擁護義務」にも違反している。自民以上に改憲に積極的な維新の議員から今回の暴言が出たことで、いっそう護憲の必要性が増した。

※酒が駄目にするのではなく、隠れていた駄目な部分を酒がさらけ出す。丸山議員は2015年に泥酔して一般人とケンカになり、相手の手を噛むという不祥事を起こしている。その際、ツイッターに「あらゆるトラブルを予防するため、今後の議員在職中において公私一切酒を口に致しません」と禁酒を約束している。この約束を破った時点で、戦争発言にかかわらず議員の資格はない。自分で自分を律せない人間に国家の舵取りは任せられないからだ。

※このコラムは安易に戦争を口にする勢力を念頭に警鐘的な意味合いで書いており、必要以上に議員を追い詰めるためのものではないと付け加えておく。事態は維新の会の片山共同代表と馬場幹事長がロシア大使館を訪れて直接謝罪するまでになっている。勇ましいことをいう人ほど打たれ弱いもの、そこを少し心配している。(このコラムは別ページにもアップしています)
【追記】丸山議員の現地での卑わいなセクハラ発言など続報に呆れまくり。同情の余地なしでした。これほどまでに酷い人物だったとは。

●5月15日…〔今日の良かった〕大阪堺の伝・仁徳天皇陵が世界遺産に!市街地に密集する49の古墳で構成される「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」がユネスコ諮問機関から「登録が適当」と勧告があった。6月からの世界遺産委員会で正式に決まれば、自然遺産を含め国内23件目の登録となる。
実は宮内庁が研究者の立ち入りを禁じているため、考古学的には仁徳天皇陵の埋葬者が誰なのか分かっていない。世界遺産登録を機に宮内庁は調査許可を。お墓の調査に抵抗があるとはいえ、人間違いのまま祀る方がよほど失礼だろう。毎日墓参者に「それ、私ではないのだけど…」と言い続けるのは、考えただけでも辛すぎる。
※正確には「仁徳」の名前は奈良時代の漢学者、淡海三船(おうみのみふね)が考えたものであり、時代が400年ほど異なるため、仁徳天皇自身はその名を耳にしていない。というか、初代神武天皇から第49代光仁天皇までの名は、すべて淡海三船が考案し命名したもの。

/『羅生門』『雨月物語』などに出演し、妖艶美で世界を魅了した京マチ子さんが12日に心不全のため95歳で他界した。海外で最も有名な日本の女優の旅立ちに合掌。マーロン・ブランドとも共演した。

●5月14日…〔今日の良かった〕昨日紹介した英国BBCの日本語版サイトに、さっそく忖度ゼロの鋭い記事を見つけた。それも平成最後の4月30日のもの。

→目立たないように、しかし強い意志をもって、陛下は繰り返し歴史修正主義者たちに対する軽蔑心を表してきた。2015年、戦後70年の節目で、安倍氏は談話を発表した。
「安倍氏は基本的に、日本がいま享受している平和と繁栄は、300万人の戦死者のおかげだと述べた」とキングストン教授は言う。
「翌日、陛下はそれを否定した。陛下は日本がいま享受している繁栄は、国民のたゆみない努力と、平和の存続を切望する国民の意識によるものだと、お言葉で述べた」
テレビ中継を見ていた何百万人もの日本人にとって、それは疑いようのない批判だった。
東京で開かれた園遊会では、右派の東京都の教育委員会委員が、国歌を斉唱するときには全教員を起立させると陛下に誇らしげに伝えた。
陛下は静かに、だがきっぱりとこう言って、その委員を諭した。
「強制になるということではないことが望ましい」

/この陛下の思いをなぜ日本の新聞・テレビは報道しないのか。あれだけ令和を記念した特番を組んでおきながら、この重要な部分を国民に伝えない。何をビビっている?

●5月13日…〔今日の良かった〕漫画家・大和和紀(やまと・わき)先生の『あさきゆめみし』のカラー原画が、アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館『源氏物語展』で展示中!出品されたのは原画計14点。メトロポリタン美術館でマンガ作品の原画が展示されるのは史上初。2009年に荒木先生の作品がルーブル美術館に展示されて以来の快挙。
※『あさきゆめみし』は1979年に連載開始。宇治十帖を含む「源氏物語」54帖を忠実に描いており、累計発行部数は1700万部。どのコマも絵画のごとく華麗に描写され、オッサンの僕が読んでも美しさにため息が出まくり。

//イギリスBBCニュースが日本語サイトを作ってくれていた!これからは毎日見たい。日本の報道メディアは国内ニュースが大半というか、新聞を開いても国際面が少なすぎる。
BBCはフォークランド紛争(英VSアルゼンチン)の際に、どの英国メディアもイギリス軍を「わが軍」と報じたのに、客観性を重視する意味で最後まで「イギリス軍」と言い続けたガチの骨太公共放送局。NHKと違って、社員は政治家との会食が禁じられている。親しくなり過ぎて忖度をしないためであり、視聴者から「メシ友だから擁護している」など色眼鏡で見られないためだ。
極右から「1日の最後に国歌を放送しろ」と言われて、セックス・ピストルズの王室皮肉ロック「ゴット・セイブ・ザ・クイーン」(リリース時は放送禁止になった曲)を流すという無双っぷりを見せたり、安倍首相の伝記の著者から暴行された伊藤詩織さんの密着ドキュメンタリーを撮ったのもBBC。
権力者に対して腰が砕けまくり、自主規制しまくりの日本のメディアとは異なる海外ジャーナリズムの日本語版サイト、国際情勢の勉強になるし、日本の政治が話題になるときはどんな風に世界へ伝えるのか注視したい。

//サイト開設20周年の今年、僕は誓った。墓巡礼で自宅不在じゃない限り、日記に必ず「今日の良かった」を書いていこうと。だけど、GW前は仕事の原稿の締め切りが一斉に前倒しになるため、4月11日から4月25日まで日記に空白期間があった。いかーん!そういうわけで、15日分すべて「今日の良かった」を加筆アップしました!この期間は科学的な発見、時事問題などいろんなことが起きています。元号「令和」の考察もあり、よろしければご一読を。

●5月12日…〔今日の良かった〕1999年5月12日にホームページを開設し、本日ちょうど20年になりました!読者の中には十年以上足を運んで下さっている方もおられると思います。長きにわたり訪問していただき、まっこと有難うございます!
当初のサイト名は『文芸ジャンキー(中毒者)・崖っぷちパラダイス』で、映画、文学、音楽、絵画、漫画コーナーと、お墓コーナーで構成。最初の1週間くらいは、アクセスが1日に8人、そのうち4人が僕自身…。当時のアクセスカウンターは自分の訪問もカウントされたので、必死こいて訪問していた時期もありました(笑)。

開設の前月までパソコンは専門家じゃないと操作できないと思い込んでいたので、パソコンを欲しいとすら思わなかったんですが、PCマニアの友人宅で「ためしにベートーヴェンって検索してみ」と言われて、言われるがまま打ち込んだところ、ズラズラズラっとベートーヴェンに関する資料ページが出てきて椅子から転げ落ちそうに!「これなら部屋でベートーヴェンのことを調べることが出来る!パソコンあったら家が図書館になるのと同じやん!百科事典を持ってるのと同じやん!」、その興奮と共に電気屋で富士通のFMVを購入(Windows 98)、そして同じ趣味の人と繋がりたくて文芸ジャンキーを開設しました。
“ベートーヴェン事件”に続く2度目の感動は、ニフティのパソコン通信のプロレス・フォーラムで、初めてリアルタイム・チャットを体験したとき。見ず知らずの、沖縄の人と2人で好きなレスラーのことを語り合った!大阪と沖縄は遠いのに!「なんと可能性を秘めた交流ツールなんだ」。一気に視界が開けた気がした。その後、Windows Meへのアップグレードに失敗して涙目に。

文芸ジャンキーで最初に人気が出たコーナーは、2003年1月にアップしたイケメン仏像の妄想バンド『ザ・IKEMENSのすべて』。このページに他サイトからリンクを頂き、初訪問され方が少し増えた。嬉しかったなぁ。
そして当サイト最大のブレイクとなったのが、03年4月にアップした『ジョジョ立ち教室』。公開初日、1時間毎に1万アクセスが来てサーバーダウンし、自分で自分のサイトが見られない状態が数日続いた。
当初は『ジョジョの奇妙な冒険・決めポーズ教室』という名称だったけど、舌を噛みそうなタイトルゆえ友人鬼教官と別名を考え「“ジョジョ立ち”が短くてキレもあってよくね!?」と『ジョジョ立ち教室』に改名。あのコーナーを作ったきっかけは、ジョジョ6部が最終回になったこと。それはもう、脱水症状になるほど号泣した素晴らしい最終回だった。次の7部はタイトルのみ判明し、連載開始時期は未定、ファンとして何か行動を起こさずにおられず、溢れるジョジョ愛を全世界にアピールしよう、ポージングなら言葉が通じなくても世界にメッセージを送れる、そんな思いで作成しました。
作者の荒木先生は映画、音楽、美術の造詣が深く、その知識を作品に反映しているため、ファンにもアート好きな人が多い。ジョジョをきっかけにアクセスして下さった方が、「ジョジョ立ちから入ったけど、いろんなコーナーを楽しんでます」「おすすめの映画を見ました」と声をかけて下さることがあり胸熱でした。

ジョジョの次は『月刊石材』連載などで墓マイラーとして少しずつ認知され、今年『笑ってコラえて!』出演のお陰で墓参コーナーのアクセスが増加!そんな20年目です。年に一度の読者交流会(オフ会)はサイト10周年を機に2009年から始めました。各自が好きなアートをリレー形式でプレゼンする1日を心から楽しんでいます。

思えばサイトを公開した1999年は、本当に牧歌的な時代でした。ノストラダムスの予言が大きなトピックになるくらいの。世界では数年前に東欧が民主化され、東西冷戦が終結、もう核兵器も通常兵器もそんなにいらないと、世界の軍事費は年々減少し、未来に希望を感じていました。このサイトも政治的なコメントはなく、僕は映画や漫画の感想を気ままに書いていました。
それが2001年9月11日にアメリカ同時多発テロが起き、世界の軍事費は再び上昇に転じ、終わりのない対テロ戦争でずっと軍事費は高止まり。さらに中国の軍拡、北朝鮮の核武装、米軍の支援要請などで軍縮の道は閉ざされました。

2001年はもうひとつ大きなことがあった。小泉政権が誕生し、政商・竹中平蔵が重用され、弱肉強食の新自由主義に日本は覆われ、「自己責任」だの「勝ち組・負け組」という、それまで日本社会にはあまり馴染みのなかった言葉が日常的に飛び交うようになりました。
小泉・竹中は非正規労働者の業種を広げ、経営者はそれまで従業員を(曲がりなりにも)家族のように扱っていたのが、役員報酬と株主配当金アップに血道をあげ、従業員の人件費をカット対象の「コスト」と見るようになってしまった。この風潮と比例して国内の自殺者は年間3万人を突破するようになり、しばらくその状態が続きました。

民主党政権になったときは大きな期待を寄せましたが、東日本大震災で悲惨な原発事故があったにもかかわらず、そして使用済み核燃料を10万年安全に保管できる土地もないまま原発を再稼働させて僕は激怒しました。さらには裏切りの消費増税。やると言ったことをやらず、マニフェストに書いてないことを熱心にやる姿に怒髪天。政権誕生時の小選挙区の投票率は70%もあり、日本人が投票所へ行ってました。それが今は50%を切る寸前。それだけ失望が大きかったわけで、日本人に政治離れをもたらした旧民主の議員は心底反省してほしい。

新自由主義とネット普及と最悪のタイミングで重なったのが、小林よしのり『戦争論』などで歴史修正主義が広まったこと。誤った歴史認識に基づいた多民族への蔑視がネットに広がり始め、それまでなら書店側が理性をもって店頭に並べなかったヘイト本を、紀伊国屋のような大型書店までが平積みするようになった。在日の方への酷いデマやヘイトスピーチ(憎悪煽動)も始まった。

本来なら理不尽な格差拡大や、歪んだ税制、既得権益に守られたいわゆる“上級国民”への抗議に向かうはずの庶民の義憤が、自分より弱い立場にある人へのバッシングに向かった。日本において匿名掲示板は最悪のヘイト発信地となった。海外では個人が意見を発信するときは本名が基本(だからフェイスブックも爆発的に普及)。
それは自分の発言に責任を持つということだし、匿名で書いていたらそもそも相手にされない。ところが日本にあっては、匿名で無責任に悪口を書くスタイルが大腕を振ってまかり通るようになった。“名無し”の1人になって、安全な場所から誰かを叩く。日本人は基本的に優しく温厚な人が多いのに、ネット掲示板には差別や罵倒が充満し、いまだにこのギャップに戸惑っています。

20年前、日本の侵略戦争の否定や元慰安婦への侮辱といった歴史修正主義がネットで広まり始めたとき、左派界隈は「こんな動きは自然消滅する」「相手にすることはない」とスルーを決め込んだ。そもそも高齢化したリベラル陣営はパソコンを使える人が少なく、ネットで歴史修正主義者とバチバチに戦う人がほんのわずかだった。大学教授や作家、芸術家にはリベラルが多いのに、ネットでは極めて存在感が薄く、一部の学者だけが戦っていた。結果、デマは消えるどころか、一度広がったデマは、後で正しい情報に訂正されても、もはやデマ拡散に訂正が追いつかなくなった。
僕は悩んでいた。一応はパソコンを使えるリベラル。とはいえ、芸術や文学の素晴らしさ、それを生み出す人間の生命の尊さを伝えたくてこのサイトを運営しており、幅広い人に訪れてほしかったので、感情的な衝突を生む政治ネタや宗教ネタはなるべく避けていた。特に、前年の『ジョジョ立ち教室』ヒットで新規のサイト読者が増えていたので、政治的に左に寄ったことを書いて読者が減るのを恐れていた。

2004年、僕は選択を迫られた。日記に政治ネタを書くか決断することになった。4月にイラクで日本人3人がイスラム武装勢力に人質にとられたからだ。解放条件はイラクからの自衛隊の撤退だった。
小泉首相は「撤退はテロに屈することになる」「人質の家族と会うつもりはない。会っても話すことがない」といい、ネットには「自己責任」論の嵐。知り合いのジョジョファンにも人質を糾弾する人がいた。
…だけど僕は、3人が自己責任と思えなかった。イラク戦争の開戦以来、ずっと状況を注視していたので、あの3人が安全なルートを慎重に選んでいることは分かっていた。そもそも、あの時点では外国人の人質事件がまだほとんど起きていなかった。人間の盾に加わるべくバグダッドに向かう人もいたくらいだ。3人が人質にされたのは、直前にイラクのファルージャで米軍が無差別攻撃(住民虐殺)を行ったため、急激に治安が悪化し、ファルージャに近づいた際に「日本は米軍を支援するな」と過激派に拉致されたんだ。

「危険を承知でイラク入りした3人にも責任はある」という人もいるだろう。じゃあ、それは死んで償わなければならないほどの罪なのか?ウラン弾の被曝状況を調べに行ったことが、ストリートチルドレンに食料を配りに行ったことが、首相から「死んでもやむなし」とされる大罪なのか。あの頃、自衛隊はサマワの基地から出られない日が続いていた。ならば形だけでも一時撤退して、治安が回復してから国連指揮下の派遣を再考してもいいじゃないかと思った。
そして声明文『イラクの人質事件について』(3人を見殺しにするな)をアップした。ここから、たくさんの人と意見を交わし、腹をくくって積極的に時事問題を採り上げるようになった。
僕は語らなきゃ駄目だと思った。歴代天皇陵124箇所をすべて墓参し、ニューギニアやソロモン諸島など、旧日本軍の戦跡で慰霊を行った保守属性を持ち、中国共産党の独裁を批判してチベットに心を寄せる一方、日本のタカ派政治家や歴史修正主義者に異論を語る人は多くないと思ったからだ。

とはいえ、連日のように歴史認識をめぐる苛烈なメールが届き、一時期、同じ様なやり取りに消耗してしまった。きちんと意見交換をすると、最終的に一致点にたどり着けるんだけど、すべての方とそのプロセスを繰り返すのは、とてつもないエネルギーが必要だった。日本軍の戦争犯罪については、学校がちゃんと教えないので、歴史修正主義者が知らないのも仕方ない部分もあった。
そこでこう考えた。「戦史年表を作ろう」と。なぜ日本が戦争に突入してしまったか時系列で追えて、しかも、日本軍の糾弾が目的ではなく、相互理解に繋がる年表を作成しようと。
そこで5年の歳月を費やして、2011年9月『愛国リベラル近代史年表シリーズ』を書きあげた。喧嘩腰ではなく、膝をつき合わせて歴史認識を語り合うための年表を。以来、右サイドからのメールが激減したので、気持ちが通じたんだと自分では思っています。

最後に。僕はライフワークの墓巡礼を通して、人間は常に事故や急病で予期せず生を終える可能性があることを日々痛感しており、底の浅い文章、それが生き恥を晒すようなものであっても、書かなければ何も伝わらないと、勇気を出してアップしています。
あと、40歳を過ぎて子どもを授かったので、寿命的に子どもと過ごせる時間は多くないので、父がどんなことを考えていたか、そして辛いときに古今東西の良い言葉と出会えるよう、僕がいなくなった後も言葉が届くようにしてあげたい。

2029年、30周年の時には僕も60代になり、知識も少しは増え、様々なコーナーが完成に近づき、今よりもっと充実したサイトになっていると思います。どうか皆さんもお身体を大切にして長生きされ、30周年、40周年と、このサイトを見届けて頂けると幸いです!これからも文芸ジャンキーをよろしくお願いします!!(^_^)v

●5月11日…〔今日の良かった〕プラごみによる海洋汚染が地球規模で問題になるなか、有害廃棄物の国境を越えた移動を規制するバーゼル条約の改正案が採択された。世界規模で廃プラの輸出入を規制する制度は初(先進国がリサイクル不能な汚れたプラごみを輸出し、後進国の輸入業者が海に捨てる構造があった)。法案はノルウェーが提案し日本も一緒に主導した。今後、自然に分解される植物由来のプラスチックに切り替えるなど、廃プラをなるべくなくす暮らしが必要だ。
※180以上の国・機関が締約しているが、肝心の米国は入っておらず世界から米国への圧力が必要。

●5月10日…〔今日の良かった〕本日「高等教育無償化」法が成立。2020年から低所得世帯の入学金と授業料が減免され、給付型奨学金が拡充される。住民税非課税世帯なら国公立大の年間授業料約54万円が全額免除され、私大も約70万円が減額されるほか、「返済不要」の奨学金として国公立大の自宅生で約35万円、私大の下宿生で約91万円が支給される。対象者は実に約81万人にのぼるという。欧州では何年も前から大学は無料もしくは年間で数万円程度、日本もこれで収入によらず進学できる。(ただ財源が、低所得者ほど負担増となる消費増税になってるのが本末転倒…)
※現在、既に奨学金返済で苦しんでいる人が多いため、山本太郎議員は過去に遡った救済策が必要と「奨学金徳政令」を主張しており僕も賛成。
※学生バイトが数十万規模で減ると予測され、人材確保のため時給が上がると見られる。

●5月9日…〔今日の良かった〕海外には家庭内の体罰を法で禁じている国がある。日本では“しつけ”を理由に死に至るまで児童虐待する事件が後を絶たず、同様の法整備が必要と感じていたところ、ついに国会で虐待防止強化の法案が審議入りした。これ以上悲劇を防ぐためにも今国会で成立させてほしい。すべての体罰が禁止されれば、これまでは周囲の人が「よその家のしつけに口出しはし難い」と遠慮していたケースで、「それは違法・犯罪だよ」と注意しやすくなる。

●5月8日…〔今日の良かった〕識者120人が選んだ『平成の10冊』を朝日新聞が発表。村上春樹さんが2作イン。参考にしたい。
(1)1Q84 村上春樹 新潮社 2009
(2)わたしを離さないで カズオ・イシグロ、土屋政雄訳 早川書房 2006
(3)告白 町田康 中央公論新社 2005
(4)観光客の哲学 東浩紀 ゲンロン 2017
(4)OUT 桐野夏生 講談社 1997
(4)火車 宮部みゆき 双葉社、のち新潮文庫 1992
(7)銃・病原菌・鉄 ジャレド・ダイアモンド、倉骨彰訳 草思社 2000
(8)博士の愛した数式 小川洋子 新潮社 2003
(9)〈民主〉と〈愛国〉 小熊英二 新曜社 2002
(10)ねじまき鳥クロニクル 村上春樹 新潮社 1994
リンク先には30位まで掲載されています。

●5月7日…〔今日の良かった〕今月3日に東京・有明防災公園で開催された『平和といのちと人権を!5・3憲法集会』の様子を、音楽評論家・護憲派の湯川れい子さんのツイートで知り、会場を埋め尽くす6万5千人の人の波に圧倒された。

  

いやはや、すごい人数。日本国憲法は、基本的人権の保障と戦争放棄をうたった美しいもの。そして国民を縛るものではなく、権力者を縛るために書かれている。
近年、日本人の政治離れは低投票率が示すように深刻なレベルに達している。そんな中、日本国憲法を宝のように感じている人が、こんなにたくさん集まって胸熱。
この日記にも何度か書いているけど、日本国憲法はけっしてアメリカ人が書いた押しつけ憲法ではなく、オリジナルは日本人の手によるもの。→

日本国憲法の実質的な起草者は福島県の憲法学者・鈴木安蔵(1904年3月3日-1983年8月7日)。鈴木は戦前の学生時代、軍事教育に反対して治安維持法違反“第1号”となる「京都学連事件」で摘発され、2年間投獄された。出所後、憲法学者となったが著書は発禁処分や伏せ字など厳しく検閲される。
鈴木は敗戦2カ月後の1945年10月末に「憲法研究会」を結成。翌月、経済学者の森戸辰男(反権力で東大を追われた助教授、後に文部大臣)、岩淵辰雄(政治評論家・元読売新聞政治記者、戦争の早期終結を目指して逮捕)、杉森孝次郎(元早大教授)、室伏高信(評論家・元朝日新聞記者)ら当時日本を代表する言論人が参加し、日本人の手による憲法作成に挑んだ。鈴木は政治にタッチしない天皇、“象徴天皇”という概念を生み出した。
12月、完成した憲法研究会草案(全58条)を首相官邸と連合国軍総司令部(GHQ)に提出。官邸は無反応だったが、GHQは高く評価し鈴木らの草案を土台として新憲法を2カ月で完成させる。1946年3月、日本政府が修正を加えた日本政府案が完成、さらに5月から帝国議会で修正審議を開始。草案執筆メンバーで国会議員になった森戸辰男は、GHQが草案から削った生存権(第25条/すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する)を復活させた。そして同年11月3日、ついに日本国憲法が公布される。
憲法第9条(戦力放棄)は、当時の幣原喜重郎(しではら・きじゅうろう)首相がGHQに提案したもの。マッカーサーは1958年の手紙に「戦争を禁止する条項を憲法に入れるようにという提案は、幣原首相が行ったのです」「提案に驚きましたが、わたくしも心から賛成であると言うと、首相は、明らかに安どの表情を示され、わたくしを感動させました」と明記している。原案を日本人が書き、さらに帝国議会でも審議され公布に至っており、いま、官邸、維新の会、日本会議が主張している「米国に押しつけられた」はまったく当たらない。

/酷いというか、官邸への忖度がえげつないのがNHK。3日の憲法集会を、当日夜7時のニュースはどう伝えたか。公共放送にもかかわらず、明らかに改憲派の意見が長くとられている。ストップウォッチで計測した結果、改憲派は2分33秒あったのに対し、護憲派は1分26秒しかなかった!公共放送がそんな忖度をしたらダメだろ。
それだけじゃない。最悪なのは「本日、憲法改正をめぐる双方の立場の集会がありました」といって映像を出しながら、参加人数を言わないし、会場の様子(聴衆)を改憲派しか映さなかった。改憲派は1100人、護憲派は6万5千人と約60倍も差があるのに!
1100名が参加した改憲派の集会は
会場にぎっしり人がいるのが分かるが
護憲派の集会は野党各党の代表が
演説している姿だけ!65000人はどこへ
19時のニュースはこの角度を1秒たりとも映さなかったため
視聴者は聴衆が何人いるのか最後まで分からず!画像元

フェイクニュースは、嘘の情報を捏造したケースだけがフェイクになるんじゃない。伝えるべき情報をカットして報道するのも、フェイクニュースと同じです。

●5月6日…〔今日の良かった〕初の韓国縦断巡礼から帰国。海外の墓巡礼は現地の方の手助けなしでは不可能、そして韓国では毎日のように沢山の方が手を差し伸べてくれました。出発前は知らなかった人物に数多く墓参。ソウルも地方の農村の人も、泣けるほど優しい。この6日間の体験は国同士で政治的緊張感が高まった時に、必ず役に立つと思います。ホント相違点より共通点がはるかに多いと日々実感。巡礼レポートをお楽しみに!

//テレ朝『報道ステーション』の劣化、ここに極まれり。僕は報ステとTBS『NEWS23』を録画しているんだけど、5月3日の放送を見て絶句した。この日は憲法記念日であると同時に、朝日新聞阪神支局の若手記者、小尻知博さん(29)が右派テロリストに殺害された日だ。『NEWS23』は毎日系だけど、朝日の小尻記者の死を重大に受け止め、命日の阪神支局の様子(遺品展示や祭壇での追悼)を伝えた。ところが、『報ステ』はまったく赤報隊事件に触れなかった!1秒たりとも!同じ系列の朝日の社員が殺されているのに!っていうか、放送時間が45分しかない『NEWS23』がしっかり伝えて、80分の放送枠がある『報ステ』が完全無視っておかしいだろう…。夜桜中継やドローンの話、長いスポーツコーナーを30秒だけ削れば、小尻記者のことを伝えられたのに。古館キャスターが去り、小川アナは飛ばされ、本当に『報ステ』は酷くなった。

【赤報隊事件】
「われわれは最後の一人が死ぬまで処刑活動を続ける」「言論の自由をまもれというが、そんなものは初めからない」(赤報隊・犯行声明文)。1987年5月3日(憲法記念日)、朝日新聞阪神支局が赤報隊を名乗る男に銃撃され、29歳の小尻知博記者が死亡、犬飼記者が指2本を失う重傷を負った。小尻記者は入社の志望動機に「特ダネよりも町ダネを。人間が好き」と書くなど、庶民の目線で世界を見ていた優しい人。犯人は1メートルの至近距離から無言で発砲、弾丸は小尻記者の左脇腹から入り脾臓(ひぞう)を突き破って胃の裏側ではじけ、200発の散弾粒が内臓や大動脈をズタズタにした。幼い子どもがいた小尻記者。最後の言葉は「ちくしょう…」。
犬飼記者は胸ポケットの財布、免許証、ボールペンのおかげで、弾が心臓の「2ミリ手前」で止まった。二本の指を失う。
自らと異なる思想を反日と断罪し戦後民主主義を否定した赤報隊。犯人の銃弾は自由な社会を求める僕たち1人1人に向けられたもの。

事件は時効となり、ご両親は他界された。母親の故小尻みよ子さん「寂しいです、悲しいです。でも、人にはそういうところ見せられない。私がいつもいつも泣いて暮らしたら皆さん迷惑でしょう。できるだけ(人前では)馬鹿なこと言ったり面白く言ったり…。つらいです。自分でもよくここまで生き抜いてきたと思う」。

  TBS『NEWS23』から(5/3)

●5月1日…〔今日の良かった〕令和元年。新天皇陛下、ご即位おめでとうございます。

//陛下が皇太子時代に語られた、戦後70年談話をいま一度胸に刻む。「戦争の記憶が薄れようとしている今日、謙虚に過去を振り返ると共に、戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています」

//平成から令和への改元を見届け、今夜から韓国の墓巡礼に出発します。18年前にソウルで世界遺産の宗廟のみ訪れたので、事実上、今回が初の本格的な巡礼です。メインは軍事独裁政権時代に民主化運動で犠牲になった大学生・李韓烈(イ・ハンニョル)君、そして軍による市民虐殺「光州事件」を初めて世界に報道したドイツ人記者ユルゲン・ヒンツペーター(映画『タクシー運転手』にも登場!)、死刑囚から大統領になりノーベル平和賞を受賞した金大中、善政をおこないハングルを制定した賢帝世宗大王、秀吉軍と戦い日本側からも敬意を集めた名将李舜臣、韓国で多くの戦争孤児を育てた「木浦の母」田内千鶴子、「韓国孤児の父」曾田嘉伊智、「38度線のマリア」望月カズなど日本人の墓を訪ねる予定。15名以上を墓参したいけれど、ハングルがまったく読めないのでどうなるか(汗)
※ソウル→光州→プヨ(白村江)→アサン→ヨジュグン→ソウルというルート。

//サイトは5月6日の夜に更新再開します!

●4月30日…〔今日の良かった〕天皇陛下の生前退位の願いが実現。長年にわたる国民への励まし、本当にありがとうございました、そしてお疲れさまでした。沖縄や被災地に心から寄り添う姿に何度も心を打たれました。どうか健康で長生きされますように!
※陛下は沖縄に11回訪問された。いわく「払われた多くの尊い犠牲は一時の行為や言葉によってあがなえるものではなく、人々が長い年月をかけてこの地に心を寄せ続けていくことをおいて考えられません」。

/マスコミは改元で浮かれているけれど、ここに至るまでどれほど皇室が安倍官邸に冷遇されてきたか、まったく報道しないのがきつい。詳しくは2年前の4月15日の日記に記している。首相は官邸の意に沿わない宮内庁の人間(風岡典之長官、西ヶ廣渉宮務主管)を懲罰人事で更迭してきた。どちらも陛下が心から信頼していた人物だ。憲政史上、皇室に報復した首相は安倍晋三氏だけ
それだけに、本日陛下が「退位礼正殿の儀」で、天皇としての最後の「おことば」で、「国民を代表して、安倍内閣総理大臣の述べられた言葉に、深く謝意を表します」といわれたときに、居たたまれない思いがした。マスコミはまともに報道しないから、多くの国民は皇室に対する官邸の傲慢さを知らない。

/2013年、安倍政権はサンフランシスコ講和条約の発行日1952年4月28日を「主権回復の日」とし「主権回復式典」を開催したが、天皇・皇后両陛下はこの「主権回復の日」に対し、「その当時、沖縄の主権はまだ回復されていません」と拒絶感を示していた。官邸の強い要請で式典に出席したが、式典の最後に「天皇陛下万歳!」の唱和で見送られた天皇は、側近に不満げな表情で「私はなぜこの式典に出ることになったのか」と漏らしていたという。

/2015年、陛下は終戦日に「さきの大戦に対する“深い反省”と共に、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い」と、戦没者追悼式において史上初めて「反省」という言葉を盛り込まれた。これは歴代首相が式典で言及してきたアジア諸国への「加害と反省」を安倍氏が削ったことと真逆の姿勢だ。また、同年の陛下の誕生日会見では「満州事変に始まる戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」と声明。多くの日本人にとっての戦争は米軍の大空襲であり原爆だけど、陛下はなぜそんなことになったのか、真珠湾攻撃よりもさらに遡って、1931年に中国東北部で日本軍が自作自演テロによって戦端を開いた「満州事変」に言及され、そこから戦争全体を考えよと促された。満州事変は15年に及ぶ日中戦争の発端であり、この戦争を続けるために資源を求めてアジアを南下し、米軍との開戦に至った。
満州事変以降、大陸の日本軍は(1)天皇の裁可がなくても(2)陸軍中央の許可がなくても(3)内閣が反対しても、勝手に戦線を拡大していった。日本が「白人からのアジア解放」をスローガンに掲げだしたのは1940年7月からであり、南京攻略の3年後だ。陛下や皇太子殿下が「歴史を正しく伝えていくことが大切」と語られるのは、「アジア解放」は後付けの理由であり、満州事変から始まったあの戦争を美化するなという事と僕は受け止めている。

/官邸がミサイル警報のJアラートを鳴らしていた頃、2017年9月20日に、天皇、皇后両陛下は“私的旅行”で埼玉県日高市の高麗(こま)神社を参拝された。かつて北朝鮮は“高句麗”と呼ばれ、平壌は都だった。高麗神社は高句麗の王族で来日中に母国が滅亡し、今の日高市一帯の高麗郡長になった高麗若光(こまのじゃっこう)をまつっている。当時の日本は高句麗から亡命してきた帰化人を高麗郡に集めていた。この高麗神社への訪問は「陛下の希望」で実現したという。両陛下は事前に研究者から「渡来人と渡来文化」について話を聞かれている。若光の子孫(60代目)を称し、境内を案内した高麗文康宮司いわく「陛下が来られることは想像もしていなかった。名誉なこととしか言いようがない」。歴代天皇で渡来人を祭った高麗神社を参拝したのは陛下が初めて
ミサイル問題で緊張感が高まるなか、このタイミングで北朝鮮と縁の深い、ある意味友好の象徴ともいえる高麗神社を電撃的に訪れたのは、明らかに政府・国民に向けたメッセージ。戦争を煽る政府をけん制し、先鋭化する一部の世論に冷静さを呼びかけたものとしか思えない。
陛下は2001年の会見で「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると、続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています」と述べている。この頃は小林よしのり『戦争論』で生まれたネット右翼によって、ネット世界が急速に右傾化していた時期であり、“皇室の先祖に半島の血が入っている”とあえて陛下が強調されたことに大変驚いた記憶がある。
僕の目には、タカ派保守層が煽る右傾化の流れに、身体を張って誰よりも抵抗しているのが両陛下に見える。大手マスコミはそういう部分に注目しないから、気づいていない人も多く、それが本当に残念。

/陛下は「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくことをひとえに念じ」られており、いま生前退位の恒久法を作っておかないと、次の天皇になっても2、30年で同じ高齢問題が生まれると、テレビ声明で国民に直接訴えられた。摂政を置くのではなく、退位を希望された。しかし、官邸は支持団体の右派勢力に配慮して、最初から「一代限りの特別法」ありきで、陛下の言葉に耳を傾けなかった。
日頃は大声で愛国だの皇室の伝統だの叫んでいる右派論客が、陛下が直接国民に訴えかけた退位恒久法制定の悲願をことごとく無視し、陛下を批判までして一代限りの特別法にしたことを、「尊皇リベラル」の僕は決して忘れないし、朝から右派論客が改元のお祝いをツイートしているのを見て、「さんざん陛下の切実な気持ちを踏みにじっておいて、何を祝福しているのか」と脱力している。

平成最後の日だから、素直にお祝いだけ書こうと思っていたけど、いっさい上記の件をマスコミが特集番組で報道しないことと、「退位礼正殿の儀」の「国民を代表して安倍内閣総理大臣」というのがあまりに辛く、一筆書いて平成最後の日記とします。令和が良い時代になりますように!

●4月29日…〔今日の良かった〕発売中の月刊『ラジオ深夜便5月号』にて6ページの墓マイラー・カジポン特集を巻頭カラーで組んでいただきました!ラジオで語った巡礼エピソードに沿った写真が掲載されているほか、デンマークまでレゴ創業者オーレ・キアク・クリスチャンセンのお墓に、子どもと「レゴブロックありがとう」を伝えに行った様子なども(公共放送では「レゴ」と言えず誌面のみで紹介)。価格は380円と良心的、興味のある方は是非。(^^)/

倉本聰さんと名前が並び超感涙 ベートーヴェンやNYの野口英世の墓

/ どひー!今夜NHKラジオの担当者から連絡があり、明日の『ラジオ深夜便』が特別編成になったとのこと!よって、残念ながら僕の「お墓偉人伝」は7/30に延期に…!それを前日に言いますかNHK(汗)。まあいい、これも人生、ネタにさせていただきます!

●4月28日…〔今日の良かった〕 「政府が民間を乗っ取るぞ、と民主社会主義への恐怖があおられています。しかし、いま私たちが本当に恐れるべきなのは、企業が私たちの政府を乗っ取ってしまったことです」
史上最年少の米連邦下院議員となった29歳のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(民主党)に期待。略称「AOC」の彼女は1年ほど前までNYのタコス店でバーテンダーをしていたヒスパニック。保守系の記者から「トランプ大統領はあなたのことを若いバーテンダーと呼んでいますけど?」と挑発され、彼女はこう答えた。「それが何か?バーテンダーだったことは何もおかしくないし、そのおかげで、私はこの国の医療保険制度がどんなにひどいのかを、彼よりも知っています。店を閉める午前2時にその日のチップを集めるのが、世界から自分への最大のご褒美。そんな経験がなければ、知りようもありませんよね」。

●4月27日…〔今日の良かった〕上映時間180分という超特大ボリューム『アベンジャーズ/エンドゲーム』、圧巻だった!シリーズ30作品で主役をはった全員に見せ場を用意し、広げに広げまくった風呂敷を見事にたたみきった!特にアイアンマンとキャプテン・アメリカのエピソードが秀逸。それぞれの第1作を見てから本作を見ると感動3000倍かと。単体映画としてみた場合は評価が下がるかもだけど、シリーズを愛してきた者にとっては満点です。黒人のブラックパンサーはかつて国連で「賢者は橋を架け、愚者は壁を造る」と分断が進む現代世界に警告している。本作はそのブラックパンサーとキャプテン・アメリカの絡みが素晴らしく…いや、これはネタバレになるのでよそう。とにもかくにも、2008年の『アイアンマン』から11年、長くドキワクの夢を与えてくれたマーベル映画の制作スタッフに心から敬意を表したい!ありがとう!
予告編 (2分半)

●4月26日…〔今日の良かった〕今夜のジョジョ5部アニメ、タイトルは『今にも落ちて来そうな空の下で』。生きる姿勢を問いかけてくる超重要回。5部だけでなく、ジョジョ全体を象徴するエピソードのひとつ。最高画質で録画予約スタンバイ完了!!
【追記】原作でストーリーを知っていても、ナランチャの悲痛な叫び声で落涙。最高の作画と演出、声優さんの名演技、ジョジョラーとして第28話に関わった方すべてに感謝。永久保存版です。

 

●4月25日…〔今日の良かった〕2年前から原子力規制委員会の委員長に就任している更田豊志氏、ほんと素晴らしい。昨日、規制委は「テロ対策施設の設置が期限に間に合わなければ、運転停止」と全会一致で決定。再稼働原発も対象であり、「延期救済」を求めた電力会社の意向を退けた英断に喝采を送りたい。義務づけられたテロ対策施設とは、航空機の衝突などに備えて遠隔から原子炉を操作できる緊急時制御室等で、むしろ「え?なかったの?」というレベル。スイスやドイツの原発では同様の設備を備えている。
過去に期限を5年先延ばししており、再延長を求める業界の声に更田委員長は「延期を繰り返したら、規制の精神にかかわる」と一蹴。期限を過ぎても一定期間は運転を認める案も「法的に健全ではない」と退けた
設置が遅れているのは、電力会社がテロ対策を本気で考えておらず、そして福島の事故前のように「国が何とかしてくれる」という甘えが残っているから。そう思わせたのが安倍政権であることを国民は認識しなくてはならない。骨のある更田委員長が、理不尽な理由で更迭されないことを願う。

●4月24日…〔今日の良かった〕人手不足にもかかわらず、コンビニ各社の本部が店主へ24時間営業を強要することが問題になるなか、コンビニ店主が求める時短営業を本部が一方的に拒んで店主に不利益を与えた場合、公正取引委員会が「独占禁止法の適用対象」とする方向で検討に入った。営業時間を縮めると人件費が減って店の赤字を避けられ、店主の過労も防げる。独禁法を積極的に使っていこう。

●4月23日…〔今日の良かった〕海自艦船が8年ぶりに中国訪問。日本と中国の間には尖閣諸島をめぐる問題など複数の対立要因があるけど、普段から交流を重ねることが不測の軍事衝突を避けるため重要。本日、中国海軍創設70周年を記念して山東省沖で開催された国際観艦式に、山村浩海上幕僚長が参加し、護衛艦「すずつき」を派遣したのはよかった。前回は幕僚副長を派遣しただけで艦船を出さなかった。観艦式には中国海軍の艦艇32隻と航空機が参加、国外からは日本、ロシア、インド、韓国など13カ国の艦艇18隻が参加。米国は中国駐在の武官のみが参加し、対応が分かれた。

●4月22日…〔今日の良かった〕先月他界した俳優萩原健一さんに寄せた、脚本家倉本聰さんのコメントをメモった。「彼が亡くなって桃井かおりがショーケンを「可愛くていけない魅力的生き者」だと追悼するコメントを出しましたが、まさにその通りなんですね。役者として天才的だけれど、人としてはいろいろよくない。ただ、ショーケンが表舞台から遠ざかったのは、日本の文化を成立させてきた「旦那」と「職人・芸人」の関係がなくなったことも影響しているかも知れない。金を出すだけの「タニマチ」ではなく、技や芸を目利きできるのが「旦那」。かつては、たとえ性格や行動に問題があっても、確かな技や芸を持っていれば認めるし、職人の側も応える、そんな関係がありました。自分も「旦那」でありたいと思ってきましたが、いつからかそんな存在は消えてしまった。70年代に出てきたショーケン、かおり、松田優作ら同世代のギラギラした若い役者たちには、明らかに上の世代とは違った「はみ出し者」の輝きがありました。役者としての力がある彼らを受け止める力量を持った制作側の人間もだんだんいなくなった。芝居がわかっている者は一握り、タレントばかりになってしまった。ショーケンの死は、そんな時代を象徴しているように感じます」。

●4月21日…〔今日の良かった〕衆院沖縄3区補選で「辺野古移設反対」を訴えた無所属新顔のジャーナリスト屋良朝博氏(56)が勝利。当選後、屋良候補は玉城デニー知事と肩を抱き合った。昨秋の知事選と2月の県民投票でも示されていた「辺野古反対」の民意がさらに今回も示された。沖縄はもう十分に国防に協力してきたので、基地移設の代替案は本土が考えないと。そして本土の人間が、安倍政権に工事の強行を止めさせねば。

//今日の統一地方選挙後半戦の投票率は市長選、町村長選、市区議選、町村議選のすべてで戦後最低を記録。市長選の平均投票率は47.5%、市議選は45.6%、東京区議選は42.6%。前から言ってるけど、投票率が半分を超えなかった場合は選挙無効にすべき。そのルールがあれば、行政は投票率をあげるためもっと積極的に動くだろうし、再選挙で再び何億円もの費用がかかることを考えると、投票に行かなかった人は税金がもったいないので投票に行くだろう。
義務投票制をとっているオーストラリアやベルギーでは、投票しないと罰金刑になり、フィジーやキプロスでは投獄される。日本の場合、社会の特性である「同調圧力」がハンパないので、罰則よりも選挙無効のルールが最も適していると思う。

//スリランカの首都コロンボでキリスト教会や高級ホテルを狙った8箇所の同時多発テロ、200人以上が犠牲に。教会が狙われたのは、3月にニュージーランドのモスクでイスラム教徒50人が殺害されたことの報復という。恐ろしい憎悪の連鎖。子どももたくさん死んでいる。どんな思想が背景にあろうと、目の前に小さな子どもいて点火スイッチを押せることが理解できない。子どもを殺しても天国に行けると考える狂信。どうすればこの過激思想と訣別できるのか…。

●4月20日…〔今日の良かった〕米大統領選でロシアがトランプ陣営に肩入れした「ロシア疑惑」で、マラー特別検察官が448ページに及ぶ捜査報告書のうち、約130ページを割いて10件の司法妨害疑惑を詳述。解任・更迭・偽装工作、あの手この手でトランプ氏が捜査を止めようとした実態が明らかになった。今後の追及は議会に託される。マラー特別検察官の勇気に敬意。

●4月19日…〔今日の良かった〕東京芸大がシルクロードを代表する中国・敦煌の世界遺産を「クローン文化財」として大規模に複製することに。観光ブームの中国では、年200万人の観光客の吐息に含まれる二酸化炭素で、敦煌・莫高窟(ばっこうくつ)の壁画がはく落、変色が進む。石窟の滞在を短くするのが急務であり、東京芸大が持つ「スーパークローン」技術(制作当初の姿を復元)、バーチャルリアリティーなどの技術を用いて、現存する735の石窟のうち138窟を再現し「莫高世界文化体験園」として見学拠点にするとのこと。実物を見た後にクローンを詳しく見学すれば、観光と保護を両立できる。芸大から海外への技術供与は初めてという。※芸大は唐の仏像を3Dスキャンしてロボットで発泡スチロールを成形し、唐代と同じ彩色を施して制作時の姿を再現した実績がある。

●4月18日…〔今日の良かった〕人気漫画『NARUTO』のアトラクション「NARUTO&BORUTO 忍里(しのびざと)」が淡路島公園にオープンしてびっくり。期間限定じゃなく常設なのが凄い。約8千平方メートルのエリアに「木ノ葉隠れの里」の象徴「火影岩」を再現した約10メートルのモニュメントがそそり立つ。森に囲まれた園内の立体迷路で忍者修行を体験、人気キャラの等身大人形が点在するなか、忍者になった気分で散策を楽しめるという。『NARUTO』全72巻の累計発行部数は2億部を突破。海外でも大ヒットしているから外国人もくるだろう。夜10時までやってるのも攻めてるなぁ。ぜひ荒木飛呂彦美術館&ジョジョの常設アトラクションも仙台に作ってほしい。

●4月17日…〔今日の良かった〕朝日のコラムによると、ハリウッド映画のロブ・ライナー監督『記者たち 衝撃と畏怖の真実』とアダム・マッケイ監督『バイス』が力作らしく、見てみたい。両作品とも、イラク戦争とブッシュ政権を題材に、愛国主義へ一撃をかましたもの。前者は911テロ後に愛国的空気が支配する米国社会で、徐々に政府の嘘を暴いていく記者の闘いを描く。後者はブッシュ政権の黒幕ディック・チェイニー副大統領の物語で、ブッシュ役のクリスチャン・ベールとチェイニー役のサム・ロックウェルが共にアカデミー賞候補になった。2作ともブッシュ政権を完膚無きまでにこき下ろしているとのこと。
昨年のスピルバーグ監督『ペンタゴン・ペーパーズ』(ベトナム戦争の実態を隠すニクソン政権VS記者)に続く、反骨のエンターテインメント映画。こういう作品が、ごく普通に商業映画としてロードショー公開され、お客さんも入り、オスカーにノミネートされるところが米国の懐の深さ。日本で最後に官邸の腐敗をとりあげた作品は何だろう。昭和まで遡らないとないかも(汗)。

//『子連れ狼』など漫画原作者の小池一夫先生が肺炎のため他界。享年82。小池先生は漫画家育成にも力を入れ、「小池一夫劇画村塾」を設立し、キャラ創作や動かし方、場面での活かし方などを伝えた。この塾からは「うる星やつら」の高橋留美子さん、「北斗の拳」の原哲夫さん、「グラップラー刃牙」の板垣恵介さん、ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの堀井雄二さんら名だたるクリエイターがが世に出ている。小池先生のツイートには胸に染みる言葉が多く、これまでに何度も救われました。心から哀悼の意を表します。

亡くなる前月、3月29日のツイート→
「近いうちに命を失うことをつらつらと考えるに、まだまだ時間のある皆さんへ。死ぬぐらいなら学校に行くことはない。死ぬぐらいなら会社へ行くことはない。死ぬぐらいなら何者かになろうとしなくてもよい。死ぬぐらいなら何かを我慢することはない。好きなように生きれば良い、死ななければそれでよし。」(小池一夫)

小池先生のツイートで一番驚いたのはコレ→「科学戦隊ダイナマンの作詞をしていたことに皆さンに驚かれたのですが、他にも沢山作詞していますよ。マジンガーZ、グレートマジンガー、電子戦隊デンジマン、大戦隊ゴーグルファイブ、大戦隊ゴーグルファイブ、などです。そらにー、そびえるー、くろがねのしろー、懐かしー。東文彦って僕の別名です」

●4月16日…〔今日の良かった〕ネットで「世界一美しいスタバ」が日本にあることを知った。先月、富山で墓マイラー講演した際に、参加者の方が「世界一美しいスタバに行ってきました」と言っておられ、そのときは「?」だったんですが、その後、スターバックス富山環水公園店のことを知り、行かずに帰宅したことを悔やみまくり。同店では、ガラス越しに運河と桜、雪をいただく立山連峰が見事に調和した景色を楽しめるとのこと。スタバ本社主催の店舗コンペ「ストアデザイン賞」(2008)で最優秀賞を受賞し、「四季折々の景色が楽しめる」と評価、10年かけて口コミで広まった。年間に265万人が訪れ、なんと金沢の兼六園280万人に迫る勢い。今度富山に行くときは必ず足を運ぶつもり。

●4月15日…〔今日の良かった〕国の予算抑制や教育改革迷走で日本の大学は疲れ果て、深刻な危機を迎えている。ノーベル賞受賞者の梶田隆章氏や白川英樹氏らの呼びかけで2月に結成された団体「大学の危機をのりこえ、明日を拓くフォーラム」が活動を開始。梶田氏「研究費を減らしても競争すれば研究力が上がるという国の実験は、失敗したと思う」「基礎科学は世界各国でも基本的には国が支えており、日本もさらに国の予算を増やすべきだ」。山本健慈氏(元和歌山大学長)「地方の国立大が減ると、国民が高等教育に接する機会に格差が生まれる」。日本学術会議副会長・甲南大の井野瀬久美恵教授「国が進める大学改革は、教育・研究のためではなく、経営のために行われている」。徳島大・山口裕之教授「研究者を業績評価で競争させると、短期的な成果を求め、チャレンジングな研究をしなくなる。基本的な予算を保証した上で競争する方向に変えるべきだ」。第一線の研究者の提言に行政は耳を傾けてほしい。

//パリのノートルダム寺院が大火災で屋根が崩落。尖塔が倒壊していく映像は衝撃的すぎる。寺宝は取り出され、ステンドグラスも残った。復興は可能だ。

●4月14日…〔今日の良かった〕「令和」の発表から2週間が経ち、様々な学者の見解を読んで小膝ポンとなったものを2つ紹介。どちらも東大教授。「令和」の典拠として安倍総理が挙げたのは『万葉集』巻五「梅花(うめのはな)の歌三十二首」の序の「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ」。これは天平2年(730)正月13日、大宰府の長官(大宰帥)だった大伴旅人が園遊会を主催し、集まった役人たちがそのとき詠んだ短歌をまとめるとともに、漢文の序を付したもの。政府関係者には思いも寄らなかったメッセージが読み解けるという。

(1)日本文学研究者で『万葉集』の専門家、品田悦一(よしかず)・東大教授
「梅花歌」序とそれに続く一群の短歌はこう読み解ける。(令和の詠まれた)梅花宴の前年に、都では大伴旅人が深い信頼を寄せていた左大臣・長屋王が、藤原氏(藤原四子)の陰謀により「聖武天皇の皇太子を呪い殺した」と濡れ衣を着せられ処刑されている。
太宰府にいた大伴旅人は、長屋王事件を機に全権力を掌握した藤原四子に怒り、あいつらは都をさんざん蹂躙(じゅうりん)したあげく、帰りたくもない場所に変えてしまった。王羲之(大伴旅人が手本とした中国古典「蘭亭集序」の作者)にとって私が後世の人であるように、今の私にとっても後世の人に当たる人々があるだろう。その人々に訴えたい。どうか私の無念をこの歌群の行間から読み取って欲しい。長屋王を亡き者にした彼らの所業が私にはどうしても許せない。権力を笠に着た者どものあの横暴は、許せないどころか片時も忘れることができない。だが、もはやどうしようもない。私は年を取り過ぎてしまった。

−−これが、令和の代の人々に向けて発せられた大伴旅人のメッセージ。テキスト全体の底に権力者への嫌悪と敵愾心(てきがいしん)が潜められている。断わっておきますが、一部の字句を切り出しても全体がついて回ります。つまり「令和」の文字面は、テキスト全体を背負うことで安倍総理たちを痛烈に皮肉っている格好なのです。もう一つ断わっておきますが、「命名者にそんな意図はない」という言い分は通りません。テキストというものはその性質上、作成者の意図しなかった情報を発生 させることがままあるからです。
安倍総理ら政府関係者は次の三点を認識すべきでしょう。一つは、新年号「令和」が〈権力者の横暴を許さないし、忘れない〉というメッセージを自分たちに突き付けてくること。二つめは、この運動は『万葉集』がこの世に存在する限り決して収まらないこと。もう一つは、よりによってこ んなテキストを新年号の典拠に選んでしまった自分たちはいとも迂闊(うかつ)であって、人の上に立つ資格などないということです。
もう一点、総理の談話に、『万葉集』には「天皇や皇族・貴族だけでなく、防人や農民まで、幅広い階層の人々が詠んだ歌」が収められているとの一節がありました。この見方は30年前までは通念でしたが、今こんなことを本気で信じている人は、専門家の間には一人もおりません(注・歌の形式が貴族階級のもので、農民と接点がない)。高校の教科書も記述を避けている。安倍総理―むしろ側近の人々―は、『万葉集』を語るにはあまりに不勉強だと思います。(全文リンク

(2)中国思想史が専門の小島毅・東大教授
・書かれた当時の読み方なら「令」は「りょう」。当時の法制度は『律令(りつりょう)』、皇太子の文書は『令旨(りょうじ)』。大宰府で『万葉集』の観梅の宴を主催した大伴旅人なら『りょうわ』と読んでいる。
・「初春令月、気淑風和」からとったというが、「令」は「よい」という意味で「月」を修飾する。「和」は「(風が)穏やかになる」という意味。令と和には直接の関係がなく、結びつけるのは無理がある。
・「梅花の歌」序文は「古今」の「詩」(中国の漢詩)に詠まれた「落梅之篇」に触れる。咲き誇る花ではなく落ちゆく花で縁起が悪い。32首のうち旅人が詠んだ歌は「吾(わ)が苑(その)に梅の花散るひさかたの天(あめ)より雪の流れ来るかも」。梅が散る様子を雪にたとえており、寒々しい時代になるとの解釈もありうる。
・日本独自の元号といっても制度自体、中国から学んだもの。日本の文学は中国古典に多くを学び発展してきた。「梅花の歌」序文のお手本は、中国の古典・王羲之(おうぎし)の「蘭亭序(らんていじょ)」や、詩文集『文選(もんぜん)』の張衡(ちょうこう)「帰田賦(きでんのふ)」。『万葉集』出典と主張しても、中国古典にさかのぼる。「初の国書」という日本独自の文化をわざわざ強調する政府の姿勢が、大陸伝来の文化を基盤とする日本の伝統の成り立ちを軽視している。そもそも大伴旅人が観梅の宴を開いた大宰府は、唐や新羅の使節が訪れて交流した場所でもある。
・元号は中国や日本に限らず、東アジアの漢字文化圏全体が共有する伝統。「日中戦争の最中も昔の中国文明や儒教、漢詩の伝統には深い敬意が払われていた。(「令和」は)中国古典の『文選』と国書『万葉集』のダブル典拠とすれば、東アジア友好のメッセージが伝わったはずなのに」(小島)。

【追記】「令和」の出典となった万葉集の梅の花の句「初春令月、氣淑風和」には、中国に2つの元ネタがあり、王羲之(おうぎし)の「蘭亭序」については先述した品田教授が触れた。もう一方は後漢(25-220)の詩人・張衡(ちょうこう/78-139)の作品『帰田賦(田に帰る賦(ふ)=詩文)』(文選巻十五)にある「於是仲春令月 時和気清」。
題名の“帰田”は、「官職を辞し、故郷の田園に帰って農事に従うこと」を意味する。張衡は後漢の第6代皇帝「安帝」に召されて高官になるが、安帝は側近の専横を許し政治は腐敗、巡察中に32歳で急死する。その後、張衡は安帝の子・順帝(115-144)に仕えるが、張衡は迷信を否定し、正義感の強さから順帝の取り巻きにうとまれ、136年に都を追われ河間国に下った。河間国でも官吏の不正を激しく取り締まり民衆から喝采されるが、既得権益の恨みを買う。張衡は引退を望み「もう官を辞めたい」と願うが許されず、138年、田園に暮らす夢を『帰田賦』に「於是仲春令月 時和気清(仲春のよき月に、時は調和し気は清らかに澄んでいる)」などと綴り、翌139年に61歳で他界した。
張衡は科学者としても広く学問に通じ、2500個の星々を記録して天球儀を制作したほか、地動儀(地震計)を発明したり、円周率を3.16強とする近似値(インド・アラビア数学より400年も早い)を導き出している。張衡の地動儀は500km(東京〜京都くらい)離れた地震を感知することができた。現在、張衡の名は小惑星や人工衛星にもついている。
安倍政権が「令和」の元ネタとして張衡のことを言わず、『万葉集』の梅花詠だけをマスコミに語るのは、権力者の不正に厳しい張衡の話や「安帝」の名で、やぶ蛇になるのを恐れたからかも。

●4月13日…〔今日の良かった〕今月10日、岩手県出身の自民議員のパーティーで「(被災地の)復興以上に議員が大事」と失言というより暴言を吐いた桜田義孝氏が五輪相を更迭された。今も5万人以上が避難生活を送っているのに、被災者を軽んじるあり得ない発言。大臣更迭を「今日の良かった」に書かねばならぬほど、桜田氏は昨年10月の就任当初から議員の資質を疑わせる言動を繰り返していた。
・五輪相に就任して4カ月経ってもオリンピック憲章を読んだことがない。
・競泳の池江璃花子選手が白血病を公表した際、「早く治療に専念して頑張ってもらいたい」という一方で、「期待している選手なのでがっかりしている」「(五輪の)盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」とデリカシーに欠ける発言。
・予算委員会では五輪大会予算の国の負担分「1500億円」を「1500円」などと繰り返し言い間違えたうえ、実際は1700億円だった。
・サイバーセキュリティ戦略副本部長を兼任しているがパソコンに触ったことがなく、USBメモリもよく知らない。英ガーディアン紙「もしハッカーが桜田大臣を標的にしても、何も情報を盗むことができない。彼は最強のセキュリティーかもしれない」。
・国会答弁で「防衛に関することは国防省だ」と、防衛省の名前を間違って記憶。
・就任会見で「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」を「ぱらんぴっく、ぱらぴっく」など読むことが出来ず、4回間違えてそのまま終わる。
・東日本大震災について「国道や東北自動車道が健全に動いたからよかった。首都直下型地震が来たら交通渋滞で人や物資の移動が妨げられる」と事実誤認の発言。震災については2017年に当時の今村雅弘復興相が「東北で良かった」と発言し辞任に追い込まれている。

そもそも、国土交通省の塚田一郎副大臣(自民)が、「忖度発言」の責任を取って4月5日に辞任したばかり。塚田氏は森友問題で自殺者が出ているにもかかわらず、道路整備をめぐり首相と麻生氏の意向を「忖度した」と講演で発言。しかも、受けを狙うかのように「忖度」という言葉を繰り返した(僕は会場で笑い声が起きてビックリした。自殺した人の生命の重みがあの会場の人に伝わっていない)。
塚田氏の辞任で常にも増して言動に注意すべきなのに、そのわずか5日後に桜田氏の暴言。「復興より議員」で問題となったパーティーでは、聴衆に向けて「(乾杯前のあいさつが続き)がっかりしているんじゃないのか。『がっかり』という言葉は禁句なんですけど」と池江選手の件を冗談めかして語っている。言葉もない。辞任は遅きに失したというほかない。明らかに役職不適格なのに、これまで失言の度に安倍氏は「適任」だと擁護してきた。今回の辞任を受け、安倍氏は「任命責任は私にある」と語ったが、その言葉は何度目かと。責任があるのは分かってる。再発防止をどうるのか、再発したときにどう責任をとるのかを聞きたい。「任命責任は私にある」とお決まりの台詞だけを言って、それが責任を取ることと首相は思っていないか。

//安倍政権が外交的大失態。23カ国・地域が行っている原発事故をめぐる日本からの水産物輸入規制を、世界貿易機関(WTO)に“勝てる”と踏んで、まずは韓国を提訴した官邸だが、日本は科学的立証せず逆転敗訴。かえって輸入規制にお墨付きを与えるという裏目に出た。酷いのは菅官房長官や河野外相が「敗訴の指摘は当たらない」と強調していること。国際法の専門家からいっせいに「無理のある説明だ」と批判が出ている。政府は敗訴を否定する根拠として、第一審の判断「日本産食品の科学的安全性は認められた」との記載をあげているが、その文章は第一審の判決文(報告書)にないことが判明している。中川・中央学院大教授「日本の基準が国際基準より厳しいことと、科学的に安全かは同義ではない」。福永・早大教授「そもそも第一審で安全性の認定は行われていない。日本が訴えたのは韓国が日本産食品を差別的に扱っていることなどで、安全性自体の認定は求めなかった」。最近の官邸はいつもそう。なぜ翌日には嘘とばれることを平然と語るのか。敗北を脳内で勝利にすり替えて泥沼に落ち込んだ昭和の戦争指導者と同じ。この敗訴を理由に輸入規制を行う国が増えたらどうするのか。絶対に負けてはならなかったし、少しでも敗訴の能性があるなら提訴すべきじゃなかった。

●4月12日…〔今日の良かった〕昨日の朝日の社説『自由な言論 守り続ける覚悟を』が良かったので一部を紹介。

→自由に考え、自由にものを言う。そんな当たり前の行為が、不当に制限されることがあってはならない。民主主義の基盤を傷つける出来事が、最近も相次いでいる。
京都府南丹市は昨年11月、精神科医・香山リカさんの講演会を中止した。講演を妨害するような電話や、政治団体による街頭宣伝の予告が届いたためだ。露骨な嫌がらせに市は毅然とした態度で臨んでほしかった。警察に警備を依頼するなど対策は十分とり得ただろうし、似たようなケースで行政側の対応を違法とした最高裁判例もある。結果として圧力に屈した形になったのは残念でならない。
一昨年も同様の経緯をへて、香山さんの東京都内での講演会が取りやめになっている。当時、差別的な言動に反対するなど活発に発言していた香山さんは、ネット上で激しく攻撃されていた。今回の妨害行為の背景にも、香山さんの活動に対する敵意がうかがえる。
この例に限らない。憲法や基地問題などを取りあげた集会で、自治体が後援や共催を取り消す事例が絶えない。多様な言論を保障する責務の重さを、行政は認識してほしい。
許しがたい別の嫌がらせ行為もある。女性差別などについて積極的に発言する議員や弁護士に、頼んだ覚えのない商品が送りつけられてきた事件だ。
北九州市の村上聡子市議には昨夏以降、下着などが代金引換で配達された。加計問題で政権を批判した前川喜平元文部科学事務次官を招いて、講演会の司会をした後から始まった。「言論封殺の意図を感じる。こんなことをしても発言をやめはしない」と市議は話す。
残念なのは、こうした訴えを冷笑するような反応が一部にあることだ。ネットには「被害者アピールして何の意味がある」といった言葉が飛び交った。差別に反対する。政権に厳しいことを言う。憲法の大切さを論じる。これらの行為が攻撃対象にされるとは恐ろしい話だ。
恐怖が萎縮を生む悪い連鎖の中で、言論の場が狭まることを危惧する。おかしな風潮を広げないためには、いつ自分も標的になるかも知れないと想像力を働かせ、批判の声を静かに、しかし確実に上げ続けることだ。

●4月11日…〔今日の良かった〕国立天文台などの国際研究チームが、世界初となるブラックホール撮影に成功!世界6カ所の望遠鏡で約5500万光年離れた銀河M87にあるブラックホールを同時に観測し、解像度を「月面に置いたゴルフボールを地球から見分けられるほど」に高め、宇宙の真っ黒な穴を捉えた。ブラックホールに吸い込まれる際に周囲のガスが発するミリ波を観測し画像に変換、質量は太陽の約65億倍に相当するという。銀河の真ん中にブラックホールが存在することを決定づけ、銀河の成り立ちの解明につながる。

//一昨日(9日)、夜間訓練中に青森県沖で消息を絶った空自三沢基地所属の最新鋭ステルス戦闘機F35Aの左右の尾翼の一部が昨日発見されたが、まだパイロットの男性3等空佐(40代、約3200時間の飛行経験があるベテラン)が見つかっていない。「ノック・イット・オフ(訓練中止)」と3等空佐が伝えた直後に機影が消えたという。次期主力戦闘機として安倍氏がトランプに大量買い付けを約束し、計147機体制(一機約140億円)を目指してるF35の墜落事故は初めて。パイロットの命を守るためにもトラブルの原因調査が絶対に必要。編隊長として訓練を統率していた3等空佐の無事を祈ると共に、早く発見されるよう願っています。

//『ルパン三世』で知られる漫画家モンキー・パンチ先生が肺炎のため本日他界。享年81。北海道に生まれ、19歳で漫画家を目指して上京、僕が生まれた1967年に30歳で『ルパン三世』の連載をスタート。4年後にアニメ化され、本放送は視聴率が振るわなかったものの、再放送で人気に火がついた。ルパン、次元、五右衛門、不二子、銭形のとっつぁん、個性的で魅力溢れるキャラたちに会わせてくださり有難うございました。


 ※これ以前は『最新文芸情報バックナンバー』へ!


 
日本だけ労働者は涙目。もう自民政権ではこの構造を変えることは出来ない。固定化してしまっている。電力会社などの企業献金に支配されて、他国のような労働者保護の政策がとれない。
戦後1000兆円も借金を作ったうえに(同じ敗戦国のドイツは借金ゼロ)、少子化問題を放置、タックスヘイブンも野放し、過労死多発でもサービス残業を取り締まらない(独仏の労働者は残業なし、夏4週間・冬2週間の休み。現政権は憲法破壊の安保法制強行、不必要な原発再稼働、財源がなくても議員や公務員の給料はアップ実施、もうめちゃくちゃだ。


昨年、安保法制の強行可決後、安倍氏がNYの
国連本部に行った際に出迎えた反戦市民グループ。
画像はコラじゃなくガチ。
「宗主国へようこそ・お土産は戦争法制」
宗主国(そうしゅこく)とは植民地の主。“日本は米国のポチ、
主権なんかない”という皮肉MAXの言葉。
そして左の女性が持っているプラカード、ここには『1984年』
に登場する以下の有名な洗脳スローガンが書かれている。

「戦争は平和なり
自由は隷従(れいじゅう)なり
無知は力なり」

★YouTube『新型学問 はまる!ツボ学/ジョジョ立ち学』(12分)



討論の相手が普通の自民支持者なら会話が成立するけど、新興宗教の信者だと本当に骨が折れる。あまりに教祖がすべて過ぎ、話が一向に進まない。疲れる。真言宗、天台宗など昔からある宗派は反戦・非暴力が信条だし、日本の古いカトリック教会や修道会もリベラル。秘密保護法、安保法制などタカ派の安倍内閣を支持、或いは協力しているのは幸福の科学、統一教会、創価学会という3大新興勢力。創価には知り合いがいる(しかも良いヤツ)からあんまり批判したくないけど、立憲主義を踏みにじってはカルトと言われても仕方がない。安保法制が絶対に必要なら、ちゃんと憲法改正すればいいのに、それをやろうとしない。僕が持っている釈迦やキリストのイメージは、秘密保護法や戦争法を容認する人物じゃない。むしろ真逆。

 
 
 ★動画リンク→「安保法制採決、山本太郎議員の渾身の叫び」(60秒/YouTube)
--------------
「やられたらやりかえす」のは個別的自衛権。これは問題ない。集団的自衛権は日本が「やられていないけどやりかえす」こと。中国や北朝鮮と不測の事態になれば個別的自衛権で対応できる。
〔安倍氏から日本を取り戻す〜時事まとめ〕 集団的自衛権 / 秘密保護法 / メディア /
自民憲法草案の条文解説

●サイトで自分の思いを語るということ
HPで意見を発表すると、自分の「間違った知識」や「一方的な思い込み」を指摘され、初めて誤りに気づけます。これは本当に有難いことです。勘違いしたまま一生を終えるところを、真実に気づくことが出来るからです。自分が独りよがりな誤った考え方をしていないかを確認する為にも、勇気を出して積極的に意見を発表していきますネ!!(*^v^*)
僕は過去の反省と愛国心は両立すると考えている。
むしろ、過ちを反省できぬ国なら情けなくて愛せない。


歴史認識問題に決着!…日本と韓国 /中国 /台湾 / 東南アジア / 米国
・昭和天皇かく語りき / 靖国問題 / 愛国心 / 君が代起立強制 / 消費税 / 残業問題
・安倍首相は原発事故を防げなかった責任を感じて欲しい
・集団的自衛権の問題点
●二次加害者にならないために〜日本人慰安婦の話(美輪明宏)と元日本軍慰安婦に関する正確な知識

・日本軍の記録に残る南京大虐殺(軍命令により実施) http://urx3.nu/ouPU (7分)
・残念だが南京事件はあった〜当時の陣中日記から(2008) http://goo.gl/d2fGMA (32分)
・当時の一次史料『南京事件・兵士たちの遺言』(2015) http://goo.gl/K0U1Ef (45分)
・南京大虐殺の証拠〜当時の記録映像と生存者の確実な証言(32分40秒)

(愛国心を強制することは、「国民には愛国心がない」「法律で“愛せ”と命令せねば愛してもらえない国」と世界に公言してるのと同じ)
「生活」「社民」「共産」は小異を捨て大同団結すべし。リベラル大連合を作り、EU、北欧のように残業ゼロの社会を!EU、北欧に可能なら日本でも可能なはず。日本人に人間らしい生活を!
日本には過労死するほど仕事があり、自殺するほど仕事がない。
※一般市民が他人の財布からお金を盗めば、すぐ警察に捕まる。だけど、経営者が従業員の財布からお金を盗んでも処罰されない。これが「残業代未払い」。他国では許されない。

●『アイヌ、琉球は縄文系=本土は弥生人との混血』…国立遺伝学研究所(遺伝研)や東大などの研究チームが過去最大規模の細胞核DNA解析を行った結果、日本人を北海道のアイヌ、本土人、沖縄の琉球人の3集団に分けた場合、“本物の日本人”は縄文人に起源があるアイヌと琉球人が近く、本土人は中国大陸から朝鮮半島経由で渡来した弥生人と縄文人との混血(弥生人7〜8割、縄文人2〜3割の混血)と判明。国籍や人種にこだわる人はこれで冷静になるだろう。

●『なぜ当サイトは原発再稼働に反対するのか

●YouTube『メディアは沈黙・3分でわかる日米原子力協定の闇
“時代に合わない”から憲法を変えるのではなく、憲法の理想の方へ時代を変えて行かなきゃならない。「人に無理強いされた憲法だと云うが、拙者は戦争はいたしません、というのはこの一条に限って全く世界一の憲法さ」(坂口安吾/作家1906-1955)

「多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。(略)だますものだけでは戦争は起らない。だまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。そして、このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者にゆるした国民の奴隷根性とも密接につながるものである。「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でも既に別の嘘によって、騙され始めているに違いないのである」(伊丹万作/1946年8月「映画春秋・創刊号」)

//ルイ・アームストロングが歌いあげる『ホワット・ア・ワンダフル・ワールド』(2分15秒)を聴きまくり。この全てを包み込む優しい笑顔がたまらない。目を見てるだけでウルウルくる。歌詞も最高!『♪僕は緑の木々や赤いバラを見る/それは僕らのために花開く/僕はしみじみ思うんだ/なんて素晴らしい世界かと/僕は青い空や白い雲を眺める/明るく喜びに満ちた昼、暗く神聖な夜/そして僕はしみじみ思うんだ、なんて素晴らしい世界なのかと/七色の虹が空にかかり、行き交う人々の顔を染めている/僕は友人たちが「ご機嫌いかが」と挨拶しながら握手を交わす姿を見る/彼らは心から告げる「アイ・ラヴ・ユー」と/赤ん坊の泣き声が聞こえる。僕はあの子らが僕よりも多くのことを学び成長していくのを見守ろう/思わず感動してしまう/なんと素晴らしい世界じゃないか/そうさ、僕はしみじみ思うんだ/嗚呼、この世はなんて素晴らしい世界なのかと!」。2分チョイの短い曲なのに、胸がジワ〜と温まり、歩き続ける力をくれる素晴らしい作品っすね。※影絵とのコラボAmazing Hand Shadow(2分21秒)も泣かせます!


●特選レポ&動画…命の環の話//サービス残業問題//普天間基地は国外へ//チェ・ゲバラ巡礼レポ//アフガン伊藤和也さんを悼む//パレスチナについて//暴力団について//2008 南極・スコット巡礼 //チベット問題について//障害者自立支援法の問題点//『YouTube Classic』//静止画像と思えないヘビの回転テントウ虫//ミルクとパンダの赤ちゃん(53秒)//ウーマン・イン・アート(2分52秒)//『世界一周ダンス』(3分42秒)世界7大陸・39カ国をダンスで巡る。見終わって何とも言えない幸福感に包まれる動画。地球最高!※最新版もスゴイ!(4分半)//『SF名文句集』//ボブ・マーリィ巡礼レポ//人体の免疫効果を調べている阪大の研究チームによると、「1日に8回以上笑うことでガンに対する免疫があがる」とのこと。
宇宙はこんなに美しく、
そして果てしなく広大!
究極の天体写真10選
をアップ!美の極致ッス


 

ミレーとゴッホの『種まく人』〜負け戦が続いても、死後に実る麦の種を撒いたと信じて今日頑張る


東京ローカルのMXテレビがパナマ文書に踏み込んだ内容を放送(8分43秒)。パナマ文書リスト記載者の言い訳は全部同じ。
以下の7つを繰り返しているだけ。番組内で企業や投資家の弁明を論破していた。

「ビジネスのためで租税回避(脱税)目的でない」
→租税回避(脱税)目的以外で租税回避地は使われない

「投資先の依頼で」
→投資先の租税回避(脱税)に協力、さらに自分も租税回避、言い訳にならない

「損したから租税回避ではない」
→国内で課税対象の元本の租税回避であり、投資後のゲイン(利益)の話ではない。
 租税回避への投資そのものが税逃れ行為。

「租税回避地と認識していなかった」
→契約書に登記地明記。プロとしてあり得ない。

「金額が小さい」
→大小の話ではなく国民の当たり前の義務を回避したということ

「政治家でないから節税は問題ではない」
→節税ではなく脱税。政治家でなくても犯罪。

「みんなやっている」
→子供の論理






大手メディアがひた隠しにする
“ほんとうのリスト(一部)”

「電通、東電、JALの社名を一切出さない
日本のメディアはジャーナリズム失格、
国会で取り上げない政治家たちも同罪」


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●11年の名品…岸辺露伴ルーブルへ行く/戦国無双3 Z/アメトーーク17・ジョジョ芸人/奇妙なホラー映画論
●12年の名品…オペラ座の怪人・25周年ロンドン公演
●13年の名品…レ・ミゼラブル/ハッシュパピー/荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟
●14年の名品…ゼロ・グラビティ/ガンダムUC(7)/アナと雪の女王/日本鬼子・元皇軍兵士の告白
●15年の名品…インターステラー/荒木飛呂彦の漫画術

【 各種リンク※クラシックは「ユング君」
PART1(71個) お笑いフラッシュ他(44個)
★2014年のお薦め展覧会&美術館リンク集

文芸ジャンキー版・東京探訪MAPを作成!
北海道 東北 愛知・岐阜 四国 奈良 九州
 東京2
 静岡 北陸 北関東 大阪・三重 京都・滋賀 山陽・山陰 神奈川
ヨーロッパ アメリカ アジア

アメリカ自然史博物館(NY)が制作した『The Known Universe』はヒマラヤ発→宇宙の果て→ヒマラヤ着を6分半で表現しており、美麗映像とコスモな音楽がめっさ心地良い!現世から遊離したような、神さま目線の浮遊感覚を味わった。ぜひ最大画面で壮大な旅を味わって欲しい。時々画面の下に出ているのは“光年”などの距離情報。地球の周囲の無数の軌道は人工衛星のもの。その後の軌道は月。70光年離れると青い光で包まれるけど、あれは人類の電波が現時点で届いている距離(つまりそれより遠い惑星に異星人がいても、UFOで来ない限り人類の存在に気づけない)。さらに離れると宇宙が扇状に見える。ホントは球形だけどまだ未観測部分があるため扇状に表示されているんだって。なんちゅう、贅沢なひととき!


(STOP THE HATE!! 国連本部前のオブジェ)
「科学と芸術は全世界に属する。それらの前には国境など消え失せてしまう」(ゲーテ)
「あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者が、あれほど生きたいと願った明日」(趙 昌仁)作家
「人間の先祖は本人の血族ばかりでなく、文学の内にも存在している」(オスカー・ワイルド)作家
「人を憎んでいる暇はない。わしにはそんな時間はない」(黒澤監督の映画『生きる』から)
「私は殺されることはあっても、負けることはない」(ヘミングウェイ)作家
「僕が最もウンザリするもの、それは無知による憎しみだ」(マイケル・J・フォックス)俳優
「船は港にいる時、最も安全であるが、それは船が作られた目的ではない」(パウロ・コエーリョ)作家


●『戦争絶滅受合法案』 (原案は第一次世界大戦の終結後、1929年にデンマーク人フリッツ・ホルムが起草したもの)※長谷川如是閑の創作説もあるけど、ウィキに原文=1928年11/16発表があり、やはり本物のようだ。
戦争開始後、10時間以内に次の行動をとること。以下の者を順番に“最下級”の兵士として召集し、できるだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下で戦わせること。
1.国家元首。君主も大統領もこれに該当。ただし男子に限る。
2.国家元首の男性親族で16歳以上の者。
3.総理大臣、及び各国務大臣、並びに次官。
4.国会の男性議員。ただし戦争反対の投票をした者は除く。
5.キリスト教や仏教のほか、あらゆる宗教関係者の高僧で、公然と戦争に反対しなかった者。
付記.該当者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦または使役婦として召集し、最も砲火が接近した野戦病院に勤務すること。
(後年の妙案)
※有権者の責任…戦争に賛成した議員を選んだ選挙区の有権者から順番に徴兵せよ。
※戦費について…戦費は戦争に賛成した議員の資産、及びその議員を選んだ選挙区の財政でまかなうべし。

  文・糸井重里


●「もともと普通の人々は戦争したいと思っていない。運がよくてもせいぜい無傷で帰って来る位しかない戦争に、貧しい農民が命を賭けようと思うはずがない。だが、国の政策を決めるのは結局指導者であり、反対の声があろうがなかろうが、人々を指導者の望むようにするのは簡単だ。民主主義であろうと、ファシストの独裁であろうと、共産主義であろうとそれは同じだ。『我々の国が攻撃されている。愛国心のない反戦・平和主義者が国を危険にさらそうとしている』と非難しさえすればいい。この方法はすべての国で同じように上手くいく」(ヘルマン・ゲーリング)元ナチス最高幹部/秘密警察創設者
●「(終戦翌年に記す)多くの人が、今度の戦争で騙されていたという。みながみな、口を揃えて騙されてたという。私の知ってる範囲では、“俺が騙したのだ”と言った人間はまだ1人もいない。(略)“騙されていた”といって、平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でも騙されるだろう。いや、現在でもすでに別の嘘によって騙され始めているに違いないのである」(伊丹万作)※伊丹十三監督の父
●「最初にナチスが共産主義者を弾圧した時、不安に駆られたが、私は共産主義者でなかったので、何の行動も起こさなかった。次にナチスは社会主義者を弾圧した。私はさらに不安を感じたが、社会主義者ではなかったので何の抗議もしなかった。それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、その度に私の不安は増したが、それでもまだ行動に出なかった。ある日、ついにナチスは教会を弾圧してきた。そして私は牧師だった。だから立ち上がって行動に出たが、その時はもうすべてが遅かった」(マルチン・ニーメラー牧師)
※結局のところ、武器に頼ろうとする弱虫より、他人を信じて武器を捨てる勇気を持つ人間に、全人類がなれるかどうかということ。たとえ非武装の結果、信じた相手に裏切られようと、僕は弱虫として死ぬより、勇気ある人間として死にたい。これは名誉やプライドの問題でもある。僕はどの戦争であろうと、「侵略」かどうかを決めるのは、「軍隊を送った側ではなく、送られた側」だと思ってマス。これは自虐的云々ではなく当たり前のこと。

高畑勲監督(79)といえば『かぐや姫の物語』の他にも、戦争の悲劇を描いた『火垂るの墓』で知られている。監督は9歳の時に岡山で空襲に遭い、焼夷弾の中を家族とはぐれな がらも逃げのびた。東大卒業後、東映動画で「ハイジ」「三千里」などを演出し、宮崎駿さんとジブリを設立した。2015年の元旦、神奈川新聞に載った高畑監督の メッセージが素晴らしかったので以下に紹介。
→(高畑)原爆をテーマにした「はだしのゲン」もそうですが、日本では平和教育にアニメが用いられた。もちろん大きな意義があったが、こうした作品が反戦 につながり得るかというと、私は懐疑的です。攻め込まれてひどい目に遭った経験をいくら伝えても、これからの戦争を止める力にはなりにくいのではないか。
なぜか。為政者が次なる戦争を始める時は「そういう目に遭わないために戦争をするのだ」と言うに決まっているからです。自衛のための戦争だ、と。惨禍を繰り返したくないという切実な思いを利用し、感情に訴えかけてくる。
「戦争をしたとしても、あのような失敗はしない。われわれはもっと賢くやる。70年前とは時代が違う」とも言うでしょう。本当でしょうか。私たちは戦争中 の人と比べて進歩したでしょうか。3.11で安全神話が崩れた後の原発をめぐる為政者の対応をみても、そうは思えません。成り行きでずるずるいくだけで、 人々が仕方がないと諦めるところへいつの間にかもっていく。あの戦争の負け方と同じです。
再び戦争をしないためには、あの戦争がどのように進んでいったかを学ばなければならないと思うのです。私が戦争中のことをどれだけ知っているかと聞かれれば、大したことはない。でも、安倍晋三首相よりは知っています。
集団的自衛権の行使を認めるということは、海外では戦争ができない国だった日本が、どこでも戦争できるようになるということです。政府は「歯止めをかける」と言うが、あの戦争を知っている者にとっては信じられません。ひとたび戦争が始まれば歯止めなどかかるものではありません。そもそも 日本人は戦前から米国が好きだった。ジャズや野球、映画といった文化に親しんでいた。その国と戦争をするとは誰も思わなかった。やっても勝てないと思っていた。
ところが、真珠湾の奇襲作戦が成功して戦争になってしまったら、あとは日本が勝ってくれることだけを皆が願い始めた。それはそうでしょう。負けたら悲惨なことになるに決まっているんですから。
息子の兵役を逃れさせたり、戦争に反対して逮捕されたりした人もいたが、ごく少数。始まってから反対の声を上げるのは難しい。いやいや戦争に協力させられたのだと思っている人も多いけれど、大多数が戦勝を祝うちょうちん行列に進んで参加した。非国民という言葉は、一般人が自分たちに同調しない一般人に向けて使った言葉です。
「空気を読む」と若者が言うでしょう。私はこの言葉を聞いて絶望的な気持ちになります。私たち日本人は昔と全然変わっていないんじゃな いか、と。周りと協調することは良いことですが、この言葉は協調ではなくて同調を求めるものです。歩調を合わせることが絶対の価値になっている。
日本人は昔から意見の対立を好まない。皆を仲間内にして、和気あいあいとして争いを避ける。寄り合いも全員一致主義で、どうしても駄目なら村八分にする。 個を確立し、意見が異なっている人との違いを認め、その上でうまくやっていくという努力を好まない。議論を戦わせない。古くからあるこの体質によって日本 は泥沼の戦争に踏み込んでいったのです。私はこれを「ズルズル体質」と呼んでいますが、「空気を読む」なんて聞くと、これからもそうなる危うさを感じずに はいられません。
だからこそ憲法9条の存在が大事だと思うのです。これこそが「ズルズル体質」を食い止める最後の歯止めです。
戦後の平和をつくってきたものは何かといえば、9条です。基地の負担を押し付けられている沖縄の犠牲を忘れてはなりませんが、米国が戦争を繰り返す中、9条のおかげで日本人は戦争で命を落とすことも人の命を奪うこともなかった。政権の手足を縛ってきたのです。
これを完全にひっくり返すのが安倍政権です。それも憲法改正を国民に問うことなく、憲法解釈の変更という手法で、です。
隣国との対立が深まり、不穏になっているからといって不戦の理想の方を変えるのはどうかしています。9条を大事にしているということは、武力で解決するつ もりはない、というメッセージになる。東アジアに戦争の記憶が残る中、戦争をしないというスタンスはイニシアチブになるはずです。「普通の国」なんかにな る必要はない。ユニークな国であり続けるべきです。戦争ができる国になったら、必ず戦争をする国になってしまう。閣議決定で集団的自衛権の行使を認めることによって9条は突如、突破された。私たちはかつてない驚くべき危機に直面しているのではないでしょうか。
あの戦争を知っている人なら分かる。戦争が始まる前、つまり、いまが大事です。始めてしまえば、私たちは流されてしまう。だから小さな 歯止めではなく、絶対的な歯止めが必要なのです。それが9条だった。「最小限の武力行使」「戦争をやるとしてもうまくコントロールしてやる」なんて、そん な能力を私たち日本人が持っていると思わない方がいい。安倍首相だけが特別無自覚というわけではないと思います。私たちはこの70年で基本的な体質が変わることはなかったのです。(神奈川新聞2015.1.1より)


奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。
どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。
だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。
過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。
彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、奴隷になっても決してその精神の自由までをも譲り渡すことはなかった。
その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、あるいは反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によって、肥え太った主人を血祭りにあげた。
現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。
そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。
それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの唯一の誇りを見い出しさえしている。
(リロイ・ジョーンズ 1968年、NYハーレムにて)
※ニュージャージー出身、1934年生。詩人、脚本家、小説家(イスラム名/アミリ・バラカ)

格差拡大・福祉削減路線の政治ではなく、所得再分配・社会福祉拡充路線の政治を切望!!

《最後に、これだけは言わせて欲しいッ!》
〜他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」〜

人間は国籍、人種、宗教など、自分と「違うもの」を理由に戦争するけど、芸術を味わうことは他人の中に自分と「同じもの」を見つけることだ。相手(作者)の気持ちに心を重ね共感した時、人は初めて“感動”できる。
僕は確信している、人類は絶対に分かり合えると。そうでなければ、こんなにも多くの作品が、時代や国境を越え残っているはずがない。ここまで世界が芸術で溢れ返っているはずがない。芸術の存在が、国家、民族、文化を越えて人々が分かり合うことが可能だと証明している!
芸術は生き続ける力をくれる。もう人生の選択肢がなくなった、行き詰まって打つ手がない、そう思ったときに文学や映画を通して違う価値観、別の生き方の存在を知ることはいくらでもある。僕は何度もそうやって救われてきた。
こんな時代だからこそ“あえて”叫びたい。この世界は断固生きるに価するとーッ!!

※やたらと「日本人は他民族と違う」と強調している人には「日本人は他民族と異なる部分が多い。ただし共通点はさらに多い」と付け加えて欲しい。
※言葉や口先だけの“人間は素晴らしい”では、僕は納得できない。僕だって“素晴らしい”という証拠が欲しいんです。だからこそ、手当たり次第に音楽を聴き、映画や絵画を見、文学を読み漁るのです。確かな証拠が欲しくて!そして「見つけた!」と思ったものを、このサイトで報告しているのです。

民主主義は「最大多数の幸福を目指す」で思考が止まってはいけない。「最大多数の幸福によって救われない可能性のある少数派をいかに救うか」、そこまで考えるのが真の民主主義

過去の反省と愛国心は両立する:歴史認識問題に決着!…日本と韓国 / 中国 / 台湾 / 東南アジア / 米国 / 昭和天皇かく語りき


日本に誇りを持つ者として、「日の丸を拒否する自由を認ない愛国者」ではなく、個人の内面を大切にし「日の丸を拒否する自由も認める愛国者」で僕はありたい。


愛国心とは他国を憎むことではなく、自国の文化を愛すること


【管理人の雄叫び〜リベラル派は力を合わせてCS専門チャンネル開設を!】NHKが秘密保護法の問題点を伝えず、民放が原発問題を避けるように、大手メディアは政権やスポンサーの顔色ばかりうかがい、時事問題に深く斬り込みません。歴史認識問題についても、一部保守メディアが架空の近代史を広め、ネット上には戦争被害者に対する二次加害の言葉が飛び交っています。保守はCS「チャンネル桜」をフル活用していますが、リベラルでは岩上安身氏の動画配信サイト、IWJが孤軍奮闘している状態。CSに専門チャンネルを持つには多額の資金が必要ですが(“桜”は資本金1億)、リベラル側には宮崎駿氏、坂本龍一氏、大江健三郎氏、山田洋次氏、菅原文太氏、吉永小百合氏といった著名人のほか、ノーベル賞・益川敏英氏などの大学教授がたくさんおり、法曹界にも日弁連の弁護士が大勢います。戦後民主主義が最大の危機に晒されている今、開局資金は集まるかと!池上彰氏や堀潤氏がメインキャスターになれば視聴率も期待可。右傾化が進んでいる若者たちに「リベラルはお花畑」と言われないよう、ちゃんと南京事件の証拠となる一次資料を伝え、慰安婦問題なども保守サイドの認識が国際社会の常識からズレている理由を丁寧に解説すれば、理解してもらえると思うのです資料その2)。権力者は特定の国を敵視させることで内政から目を逸らさせています。若者の義憤は、政治家や官僚の腐敗(天下り、ズブズブの特別会計予算)、生存に直結する労働問題(非正規雇用4割=約2043万人、サビ残・ブラック企業野放し)、原発問題(核ゴミの捨て場なし)、オレオレ詐欺・弱者を苦しめる暴力団、タイミング最悪の増税等々に向けられるべきもの。早急に政権からも企業からも干渉されない、真にジャーナリズム魂・反骨精神のある専門チャンネルを立ち上げましょう。秋には秘密保護法が施行されるため状況は待ったなしです。(2014.3)

 ←安倍氏とベッタリの食事友達(寿司友)の提灯記事に要警戒

ジャーナリズムとは報じられたくない事を報じることだ。
それ以外のものは広報に過ぎない(ジョージ・オーウェル)




★近年公開された激涙・満点レビュー映画!映画ファンで良かった!

善き人のためのソナタ リトル・ミス・サンシャイン ブラッド・ダイヤモンド トンマッコルへようこそ ツォツィ シッコ ※激解説
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重要なのは行為そのものであり結果ではない。行為が実を結ぶかどうかは、生きているうちに分かるとは限らない。
正しいと信ずることを行いなさい。結果がどう出るにせよ、何もしなければ何の結果もないのだ(ガンジー)

闇は闇を追い払えない。ただ光だけがそれをなし遂げる。憎しみはヘイトを駆逐できない。ただ愛だけがそれを叶える(マーティン・L・キングJr

「生まれながらに肌の色のせいで他者を憎む者などいない。人は憎むことを覚える。ならば、愛することを学べるはずだ。なぜなら、
愛というものは人の心にとって、ずっと自然なことだから」(ネルソン・マンデラ/獄中27年)

戦前の日本について肯定的に評価する政治家たちは歴史認識が不十分で、見ていて恐ろしい。考えが足りない人たちが憲法に手を付けるようなことはあってはならない(宮崎駿)

Now is the time

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して考察に使用しており、著作権侵害にはあたらないと判断しています。ご理解よろしくお願い致します。
(問題がある場合はお知らせ下さい。すみやかに対処します)

「海外の活動家は自らが自殺しない宣言をする」(フィフィ)。あえて“自殺しない宣言をする”意味は何かあるのか?ある。「自殺に見せかけて消されるジャーナリストや活動家がいるから」。
うおお…。それであれば、僕も宣言しておく。絶対に自殺はしない、と。(2012.12.17)

『ある芸術作品に関する意見がまちまちであることは、とりもなおさず、その作品が
斬新かつ複雑で、生命力に溢れていることを意味している』 by オスカー・ワイルド

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2010.6.8 ツイッター開始



著者近影
日テレ「笑ってコラえて!」 墓マイラー再現VTR(36分)
BSフジ「お墓プラネット」 東京お墓巡礼(43分)

NHK「ラジオ深夜便」 墓マイラートーク(48分)











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