「芸術を生むために日々努力をしている人に感謝します。僕は芸術なしでは生きられない」(S・ソダーバーグ監督、アカデミー賞受賞式にて)
「人間性への信頼を失ってはならない。人間性とは大海のようなものである。ほんの少し汚れても海全体が汚れることはない」(ガンジー)
「私は祖国を愛している。だが、祖国を愛せと言われたら、私は遠慮なく祖国から出ていく」(チャールズ・チャップリン)
「後世に残るこの世界最大の悲劇は、悪しき人の暴言や暴力ではなく、善意の人の沈黙と無関心だ」(マーティン・L・キングJr)
「文学者の戦争責任は決して過去のことでなくすでに始まっている。気を抜くなよ、俺は自分を含めとっくに厳しくチェックし始めてるぜ」(いとうせいこう)
「私は貴方の意見には反対だ。しかし、貴方がそれを言う権利を、私は命にかけて守る」(ヴォルテール)


米首都ワシントンDC 2013.12
文芸ジャンキー・パラダイス
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since 1999.5.12
【祝20周年】
オヌシは 番目の旅人でござる
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文芸ジャンキー・パラダイス(文ジャン)へようこそッ!!
このサイトは映画、文学、音楽、マンガ、絵画等あらゆる芸術ジャンルと偉人たちの『お墓』情報を、不肖・ド根性文芸研究家カジポン・マルコ・残月(51)が、
鬼神の如く全世界へ紹介する、愛と狂気と執念の電脳空間!旅&墓関連の掲載画像は怒涛の8000枚、総コーナー数は100ヶ以上、容量25ギガ!
うっかり足を踏み入れたのも何かの縁、この文芸天国にトコトンつきあってもらいましょう。そう、毒を喰らわば皿まで!ビバ、アート・サンダー!!
この世は芸術であふれ返っている!人間に他者への共感力があるからだ。芸術は人類が分かりあえる証拠!人間は国籍や文化が違っても、相違点より
共通点の方がはるかに多い
。常にこれを忘れちゃいけない!他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」!
芸術は難しくない!敷居を少しでも低くして全人類が親しめるものにする事が、このHPの主旨ッス!


(名言救命ロープ) (恩人墓巡礼) 日本人/外国人 (徒然日記) (ジョジョ総目次) Twitter/フェイスブック/インスタ/育児blog (お絵描き) (掲示板)



アジア大気汚染速報
200深刻/300危険
毎日更新・人類恩人カレンダー(食前に彼らを讃える杯を!)※記号説明&年間分※1872年以前は旧暦
4月 23日 1564シェイクスピア生&1616命1775ターナー生(画)1616セルバンテス命(文)1875上村松園生(画)
1891プロコフィエフ生(C)、1992サタジット・レイ命(監)、1952河島英五生(M)、1850ワーズワース命(詩)、
1899ナボコフ生(文)1936ロイ・オービソン生(M)、1954マイケル・ムーア生(監)、303聖ゲオルギウス命(宗)
4月 24日 1946星野富弘生(詩)、1942L・M・モンゴメリ命(文)、1948つかこうへい生(演)、1942バーブラ・ストライサンド生、
1934シャーリー・マクレーン生(役)、2012土田世紀命(マ)

〔おすすめ番組表〕★番組はイチオシ ※過去の番組 ※YouTube ※アマゾン ※musictonic ※翻訳 ※海外 ※映画 ※サーチナ ※乗り換え ※東京新聞 ※地図 ※首相動静 ※護憲運動 ※画像検索
【4月23日のおすすめ番組】 【4月24日のおすすめ番組】
●5時BSプレミアム『クラシック倶楽部 郷古廉&加藤洋之』…ベートーベン バイオリン・ソナタ全曲演奏会から。
●7時Eテレ『シャキーン!』…朝から頭をフル回転!幼児も大人も楽しめるクイズが続々と出てくる、充実の15分番組。
●8時NHK『連続テレビ小説 なつぞら(20)なつよ、女優になれ』…朝ドラ第100作!ヒロインはアニメーターを目指す。
●22時Eテレ『先人たちの底力 知恵泉/失敗の理由はKY?源義経(後編)』…人間関係を失敗しない知恵を探る。
★24時NHKBS1『世界のドキュメンタリー テロリストの息子に生まれて』…シリアの過激派組織にカメラを入れ、テロリストの父のもと幼い頃から戦闘訓練を受けて育つ少年たちに長期密着。深い闇を映し出し、サンダンス映画祭などで受賞、アカデミー賞ノミネート。
●5時BSプレミアム『クラシック倶楽部 
●7時Eテレ『シャキーン!』…朝から頭をフル回転!幼児も大人も楽しめるクイズが続々と出てくる、充実の15分番組。
●8時NHK『連続テレビ小説 なつぞら(21)なつよ、女優になれ』…朝ドラ第100作!ヒロインはアニメーターを目指す。


3日おきに更新・人生の名言(救命ロープ)
失敗じゃないさ。この方法では上手くいかないって発見が出来たじゃないか。だからこの実験は成功なんだよ(エジソン)


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“時代に合わない”から憲法を変えるのではなく、憲法がうたう理想の方に時代を変えていかなくちゃならない。非戦を誓った憲法は国民が目指すべき旗。旗を降ろしたときに理想は遠ざかる。誇るべき旗!

          
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   残月徒然日記(最新文芸情報) ★ほっこり更新!日々前進!笑門福来!★



『ハチョ〜ッ!皆様の御訪問をお待ちしておりました〜ッ!ガルルルル…
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※時事問題は新情報が次々と出てきて日記の更新が追いつかない。僕が注目しているニュースはツイッターの方でも流しているので、よろしければフォローして頂けると有難いです。r(^_^;)
−−−−−−−−−

●4月22日…今夜のBS『ザ・ウォーク』、高所恐怖症じゃなくても、画面を見てるだけで倒れそうになった映画。クライマックスは綱渡りシーンだけど、そこに至る過程も面白い。どうやってビルとビルの間にロープをはるかとか、見つからずに機材を屋上まで運ぶかとか。友人たちの協力なしでは不可能。そのあたりも良い。着眼点がゼメキス。

●『ルパン三世』で知られる漫画家モンキー・パンチ先生が他界。

●クイーンが来年1月に来日公演決定。ヴォーカルは定評のあるアダム・ランバート。

●自分の目が信じられない。築850年、パリど真ん中の世界遺産・ノートルダム寺院が火災により屋根が崩落、尖塔が倒壊。歴史が炎の中に…。防火対策、どうなってたん?消火設備が未熟な中世ならともかく、どうしてこうなるまで消火できなかった…。

  倒壊する尖塔(高さ93m)

●墜落したF35Aのパイロットがなかなか見つからない。もっと捜索に人員を。

●ゴールデンウィーク前で原稿の締め切りが軒並み前倒しになっており、更新が遅れています。

●4月5日…〔今日の良かった〕朝ドラ『なつぞら』第4話、草刈正雄が素晴らしすぎる。ヒロインの“なつ”は戦災孤児。見知らぬ北海道の牧場で懸命に働き、初めて搾った牛乳でアイスクリームができる。
「美味しい美味しい」と食べている彼女に、開拓民の草刈爺が語りかける
「それはお前が搾った牛乳から生まれたものだ。よく味わえ。ちゃんと働けば必ずいつか報われる日が来る。報われなければ、働き方が悪いか、働かせる者が悪いんだ。そんなとこは、とっとと逃げだしゃいいんだ。だが一番悪いのは、人がなんとかしてくれると思って生きることじゃ。人は人を当てにする者を助けたりはせん。逆に自分の力を信じて働いていれば、きっと誰かが助けてくれるもんじゃ。お前はこの数日、本当によく働いた。そのアイスクリームはお前の力で得たものだ。お前なら大丈夫だ。だから、もう無理に笑うことはない。謝ることもない。お前は堂々としてろ。堂々とここで生きろ」

  

●4月4日…〔今日の良かった〕昨日の森鴎外に続き、芥川龍之介の『侏儒の言葉』を再読。芥川龍之介が自死したのは、陸軍が中国大陸進出のための謀略、満州事変を起こす4年前。『侏儒の言葉』には“当時”の軍人の横柄な様子を「小児のようだ」と酷評するなど反軍的な主張もあり、没後の1939年、軍人を侮辱しているという理由で検閲され、軍から改訂が命じられた。以下の2項は特に問題とされた。

〔小児〕軍人は小児に近いものである。英雄らしい身振を喜んだり、所謂(いわゆる)光栄を好んだりするのは今更此処に云う必要はない。機械的訓練を貴んだり、動物的勇気を重んじたりするのも小学校にのみ見得る現象である。殺戮を何とも思わぬなどは一層小児と選ぶところはない。殊に小児と似ているのは喇叭(らっぱ)や軍歌に皷舞されれば、何の為に戦うかも問わず、欣然(きんぜん)と敵に当ることである。
この故に軍人の誇りとするものは必ず小児の玩具に似ている。緋縅(ひおどし)の鎧や鍬形(くわがた)の兜は成人の趣味にかなった者ではない。勲章も――わたしには実際不思議である。なぜ軍人は酒にも酔わずに、勲章を下げて歩かれるのであろう?

〔武器〕正義は武器に似たものである。武器は金を出しさえすれば、敵にも味方にも買われるであろう。正義も理窟をつけさえすれば、敵にも味方にも買われるものである。古来「正義の敵」と云う名は砲弾のように投げかわされた。しかし修辞につりこまれなければ、どちらがほんとうの「正義の敵」だか、滅多に判然したためしはない。
日本人の労働者は単に日本人と生まれたが故に、パナマから退去を命ぜられた(注:パナマを支配していた米国が移民制限法を導入。ただし対象は諸外国すべてであり日本を狙い撃ちしたものではない)。これは正義に反している。亜米利加は新聞紙の伝える通り、「正義の敵」と云わなければならぬ。しかし支那人の労働者も単に支那人と生まれたが故に、千住(注:荒川区、足立区)から退去を命ぜられた(失業問題に困り行政が中国人労働者を退去させた)。これも正義に反している。日本は新聞紙の伝える通り、――いや、日本は二千年来、常に「正義の味方」である。正義はまだ日本の利害と一度も矛盾はしなかったらしい。
(略)わたしは歴史を翻(ひるが)えす度に、遊就館(靖国の軍事博物館)を想うことを禁じ得ない。過去の廊下には薄暗い中にさまざまの正義が陳列してある。青竜刀に似ているのは儒教の教える正義であろう。騎士の槍に似ているのは基督(キリスト)教の教える正義であろう。此処に太い棍棒がある。これは社会主義者の正義であろう。彼処(あそこ)に房のついた長剣がある。あれは国家主義者の正義であろう。わたしはそう云う武器を見ながら、幾多の戦いを想像し、おのずから心悸(しんき)の高まることがある、しかしまだ幸か不幸か、わたし自身その武器の一つを執りたいと思った記憶はない。

/漱石は『三四郎』で、日露戦争勝利に沸き立つ国民の様子に「日本は滅ぶね」と予言、森鴎外は軍籍でありながら乃木大将の殉死を美化せず『阿部一族』で反殉死を表明、徳冨蘆花や石川啄木は、大逆事件において無実の罪で処刑された左派活動家(幸徳秋水ら)を追悼。小林多喜二は資本家と軍が結託して労働者を貧困に突き落としていると『蟹工船』で痛罵して特高警察に虐殺され、その死を志賀直哉が嘆く。芥川も、言うときは言う作家だった。

●4月3日…〔今日の良かった〕森鴎外の短編『安井夫人』を読む。芥川龍之介の夫人による回想記によると、芥川25歳、夫人17歳のときに2人は婚約し、芥川は恋文に「私はあなたを愛しております この上愛せないくらい愛しております だから幸福です 小鳥のように幸福です」と書き綴り、初めての原稿料で蝶の形の帯留めを贈ってくれたという。そして鴎外の『安井夫人』を読むよう手渡されたらしい。いったいどんなことが書かれているのだろう、そう思って読んでみると−−

「お佐代さんは夫に仕えて労苦を辞せなかった。そしてその報酬には何物をも要求しなかった。ただに服飾の粗に甘んじたばかりではない。立派な第宅(ていたく)におりたいとも言わず、結構な調度を使いたいとも言わず、うまい物を食べたがりも、面白い物を見たがりもしなかった。」

このように、登場するお佐代さん(安井夫人)は贅沢を好まず黙って夫を支えるという、おそらく芥川が求めていた理想の細君の姿であり、僕が芥川夫人ならちょっとプレッシャーを感じるかも。(^^;)
また、以下のような印象的な一文があった。

「翁は自分の経験からこんなことをも考えている。それは若くて美しいと思われた人も、しばらく交際していて、智慧の足らぬのが暴露してみると、その美貌はいつか忘れられてしまう。また三十になり、四十になると、智慧の不足が顔にあらわれて、昔美しかった人とは思われぬようになる。これとは反対に、顔貌には疵があっても、才人だと、交際しているうちに、その醜さが忘れられる。また年を取るにしたがって、才気が眉目をさえ美しくする。翁はざっとこう考えた」

ここに書かれていることは、男性にもそのまま当てはまることと思った。自戒を込めて当日記に記しておこう。

●4月2日…〔今日の良かった〕映画の予告編だけで涙がにじんだのは久しぶり。フランスの作曲家ドビュッシーが1890年頃に書いた『ベルガマスク組曲』には、第3曲「月の光」(5分12秒)という神曲がある。この素晴らしいピアノ曲を、1974年に冨田勲氏がシンセサイザーに編曲&演奏(5分50秒)し、世界的な話題となった。そして来月31日公開予定の米国版ゴジラ『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の予告編(1分52秒)で、再びシンセサイザーで甦り、これがもう、映像の壮大さとあいまって、とんでもない化学反応を起こしている!!もともと良かったドビュッシーの曲が、神がかったものに!!繰り返して聴けば聴くほど、感電してしまう。
予告編で流れた曲は、必ずしも本編で使用されるとは限らない。どうか、このBGMを本編でも使って欲しい!映画『ソーシャルネットワーク』の予告編でレディオ・ヘッドの名曲「クリープ」の女性コーラス版がかかったのに、本編では最後まで流れなかったあの失望感、もうあんな悲しみは勘弁。この超ド級スーパー「月の光」を劇場の大ボリュームで聴かせてくれ〜い!!

//メルカリのホームページが90年代レトロ調になり話題になってるとツイッターで見て笑った後、この文芸ジャンキーパラダイスを開いて、既にネット・シーラカンスになっていることに愕然。

●4月1日…〔今日の良かった〕新元号の令和、賛否ありますが、これを機に現存最古の歌集「万葉集」(全20巻)を手に取る人が増えればいいなと思う。万葉集は仁徳朝の伝承歌から淳仁朝までの約130年間・約4500首と漢文の詩等を収録。大伴家持が編纂に携わったが最終的にまとめた人物は不明。
新元号の六つの原案は、「令和」「英弘(えいこう)」「久化(きゅうか)」「広至(こうし)」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」。個人的には江戸時代っぽい「万保」にして、享保の改革ならぬ「万保の改革」をやってほしかったけど、天保の飢饉・享保の飢饉のように「保」がつく元号は飢饉のイメージもあるので、落選したのかも。
とにかく、先述したとおり、「万葉集」に光が当たったという点は良かったと言っておく。

ちなみに「令」を辞書でひくと−−
【広辞苑 −令−】
(1)命ずること。いいつけ。
(2)おきて。
(3)長官。
(4)他人の家族などを尊敬していう語。

このように良い意味は4番目。現政権の沖縄に対する仕打ちや、公文書改ざんを「命令」されて自殺した財務省職員のことを考えると、「令」のイメージが、命令、号令、指令などに(僕の場合は)直結してしまう。だが、言葉が持つ意味は時代によって変わっていくもの。10年後には「令」の良い意味が1番目にくるような善政がこれから行われるよう切に願う。むろん、そうさせるのは国民であり、幸い今週末は統一地方選挙。誰に投票するにしろ、棄権だけは絶対に駄目。

●3月31日…〔今日の良かった〕4月21日(日)に名古屋で無料の墓マイラー講演決定!主催は旅行会社のクラブツーリズム。会場は名古屋中心部のセントライズ栄4Fです。とことんお墓愛を叫びます。無料なのでお気軽に!

申込みはリンク先のカレンダーから登録をお願いします。
午前の部(10:30〜12:30)
午後の部(14:00〜16:00)
【重要追記4/16】残念ながら申込みが最少催行人数に満たず中止決定です。まだ2万年早かったようです…。

〔内容〕墓巡礼の魅力を400枚のスライドを駆使して伝えます。心に残った国内外の偉人の墓や、旅先で体験した温かい交流について紹介。また、5月22日(水)に実施される京都の坂本龍馬、木戸孝允(桂小五郎)ら志士の墓参ツアーと、6/22(土)に同じく京都で開催される新選組や会津藩士ほか著名人の墓参ツアーのガイダンスも行います。これらは名古屋発のバスツアーですが、現在、関西在住の方が参加しやすいよう現地集合プランをクラブツーリズムさんは検討中とのこと!

●3月30日…〔今日の良かった〕誰かが愛する作品、それが音楽であれ、絵画であれ、熱く語っているのを聞くのが好きなんだけど、サイトのオフ会に参加されたこともある声楽家のみっきーさん(現在イタリア留学中)がブログにアップされた、映画『アリータ:バトル・エンジェル』のレビューが摂氏1万度の熱さでもう最高!16年前にジェームズ・キャメロンが実写化の構想を語った時からひたすら待ち続けたみっきーさん。ネタバレを避けつつ、昔からの原作『銃夢(ガンム)』ファンとして、期待が報われた歓喜の爆発をリミッター解除状態で叩きつけられてます。画像が多くてビジュアル的に分かりやすいし、後半は音楽の紹介まであり。
キャメロンの人望もあって、役者陣はクリストフ・ヴァルツ、マハーシャラ・アリなど旬のアカデミー賞俳優が出演している本作。予告編で主人公の瞳の大きさに戸惑う人がいるかも知れないけど、僕は映画が始まって10分後にはすっかり慣れてしまい、終わる頃にはむしろあの瞳にすっかり魅了されていた。

日本のコミックが海外で実写化されると、ドラゴンボールや北斗の拳のように残念な結果になりがち。でも日本のSFコミックをリスペクトしているキャメロン(制作・脚本)とロバート・ロドリゲス監督なら、安心して鑑賞できたし、実際、想像を超えるハイクオリティ作品になっていた。僕は4DXで鑑賞し、バトルロイヤル・レース“モーターボール”のド迫力にブッ飛び、劇場で原作者の木城ゆきと先生に「先生、圧倒的な映像作品に仕上がり、本当に良かったですね!待った甲斐がありましたね!」と心の中で吠えていた。
※モーターボールといえば、最近はスクリーン3枚を使った新しい上映形態「ScreenX」で楽しめる劇場があるという。『アリータ ScreenX版』のYouTube動画を見てポカーン。視界270度、これ実際に劇場で見たら失神すると思う(汗)。

『アリータ』は天文学的な製作費がかかっているため、続編を作るためには特大ヒットが必要であり、国内外でアリータ中毒の熱狂的ファンが「10回観た」「30回観た」とエールを送っている。近所で公開中の劇場があれば、皆さんも是非出撃を!

〔追記〕みっきーさんはサイト掲示板にもアリータについて投稿されており、以下の情報を書かれています。
『アリータ』の損益分岐点は約4〜5億ドル。2月末での世界興行収入は2億6577万ドル、遅れて公開された日本と中国でのヒットが鍵を握っているため、ネットの日本版予告には海外のファンから「続編の為にも映画館に行ってアリータを救ってくれ!」「中国・日本よ、アリータを支えてくれ!彼女は興行収入で悩んでる。あとは君達しか彼女を救えない!映画館に行ってくれ!」などと熱い応援が書きこまれていた。そして!先日『アリータ』の全世界興行収入が4億ドルを突破!
公開から1ヶ月半で100回鑑賞した人や、映画館を自費で貸し切って会社の同僚103人を招待した人がいるなど、完全にカルト映画と化してきているとのこと!

※みっきーさん情報では、イタリアではIMAX3Dの鑑賞でも13ユーロ(約1500円)。日本は映画が高すぎるよなぁ。

●3月29日…〔今日の良かった〕ネットの差別的書き込みが問題となるなか、昨日、米交流サイトのフェイスブックと日本のYahoo!ニュースが、「コメントの禁止・削除」に関する新たな運営方針を発表。

・フェイスブックは傘下のインスタグラムを含め、白人中心の国家を目指す「白人ナショナリズム」や、「白人分離主義」を称賛したり支持したりする投稿を禁止すると発表し、人種差別対策を強化するとのこと。ニュージーランドの虐殺事件が契機に。米国ではトランプが2017年に大統領に就任して以降、ヘイトクライム(憎悪犯罪)は2割も増加し、KKKをはじめ白人至上主義を掲げる団体は100団体から150団体に5割も増えた。排他的な感情は放置していると必ず先鋭化する。

・Yahoo!ニュースが策定した新しいコメントポリシーから、禁止行為の例。
特定の地域や家柄、障がい者、性別、職業、LGBTなどへの差別的な内容を含むコメント
特定の民族や国に対する差別やヘイトスピーチにあたるコメント
・被害者・被害者の親族、加害者・加害者の親族および関係者などに対する人権侵害、誹謗・中傷に該当しうるコメント
複数のアカウントを取得し、多くの意見として印象を扇動する行為
・特定のユーザーに対して執拗につきまとったり、あおりや誹謗・中傷を繰り返したりする行為
Yahoo!ニュースのコメント欄は長くヘイトの無法地帯だった。パトロール専門部隊が24時間365日対応しているといい、今後はレイシストが我が物顔で差別書き込みできない場所になることを願う。

/ニュージーランドのアーダン首相がイスラム教徒虐殺の容疑者を「暴力的な過激右派テロリスト」と呼び、オーストラリアのモリソン首相も「右翼の暴力的テロリストによる犯行を絶対的に非難する」と声明を出し、単なるテロ犯ではなく「右翼」(right-wing)と明確に区別した。
腑に落ちないのは安倍氏。アーダン首相に宛てた言葉に“右翼”は登場せず「卑劣なテロ攻撃を断固として非難します」「テロはいかなる理由でも決して許されません。共にテロと断固として戦う決意です」。
今回の事件はヘイトクライム(憎悪犯罪)であることが最大の特徴であり、そこに言及しなくてはこの事件の追悼にならない。なぜゆえアーダン首相やモリソン首相が語った「右翼」という言葉を使わないのか。安倍氏には排外主義への危機感をもっと持って欲しい。

/行政のトップである首相がヘイトスピーチやレイシズムに甘い態度をとっているせいか、ここ数日で役人による酷いヘイト騒動が2つ起きた。

(1)3月19日、厚生労働省の武田康祐・賃金課長が韓国金浦空港で泥酔、「韓国人が嫌いだ!」と大暴れして警察に身柄を拘束。本人は反省している様子が全くなく、フェイスブックで「なぜか警察に拘束されています」「変な国です」と投稿。帰国後も「酔っていない」「暴れたが相手には当たっていない」と言い訳をしていたが、ニュース番組で武田氏が空港職員にローキックや右ストレートを放つ証拠動画が流れて、大嘘をついていたことが判明。そもそも国家公務員が渡航する場合に必要な届け出をせず、お忍びで4日間滞在している時点で規約違反を侵している。こっそりと韓国に滞在していた理由は分からない。そして帰国時に金浦空港で職員から泥酔状態と判断され、搭乗を待つように言われて激高、職員に襲いかかった。
この時期、外務省は韓国の「3・1独立運動」100周年記念式典で反日感情が高まっているとして、渡航の「注意喚起」を発している。だが、独立運動がらみで日本人が暴力をふるわれた事件は一件も起きなかったし、結果的には日本の官僚が、わざわざ韓国に出向いて「I hate Korean! I hate Korean!」(韓国人が嫌いだ! 韓国人が嫌いだ!)とヘイト暴言を吐き、韓国の人に殴りかかるという真逆の事態に。国会では厚労省を震源とする統計不正問題で「賃金」が議論になっている只中であり、当事者の厚労省官僚が紛糾する国会をほったらかして言語道断の言動。
 
この武田氏は「安倍総理の強い思いを実現する」など安倍政権を持ち上げる発言を繰り返してきた安倍シンパのひとり。内閣参事官として「働き方改革」に取り組み、政府代表として講演。「アベノミクスの第2ステージ」「究極の成長戦略」とアベノミクスのアピール役を務めてきた。厚労省発行の「総合職入省案内」では、自身について「私は内閣官房一億総活躍推進室・働き方改革実現推進室の総括担当の内閣参事官として、安倍総理を直接支えながら取り組んできました」と紹介している。
海外では公の場で泥酔すると逮捕される国もある。武田氏は泥酔したうえに暴力事件を起こしており、民間企業なら懲戒免職でもおかしくない事例。しかも海外に行く際に必要な上司の承認も得ていない。それなのに、厚労省は武田氏を大臣官房付に更迭するにとどめる大甘の処分。安倍シンパだから忖度されたのか。
【追記】続報により、武田氏は事件発生の2日前の17日にも同空港でトラブルを起こし、飛行機への搭乗を拒否されていたことが発覚。どうしようもない。前々日の15日にニュージーランドで悲惨なヘイトクライムが起きたばかり。民族差別の危険性を世界が再認識している最中のこれ。

(2)3月25日、日本年金機構・世田谷年金事務所の葛西幸久所長が匿名でツイッターに人種差別的な投稿を繰り返していたことが発覚。葛西氏は韓国人について「属国根性の卑怯な食糞民族!」「在日一掃、新規入国拒否でリセットしましょう」などと投稿、野党議員についても「いるだけで金もらえるタカリ集団」と投稿していた。さらには、精神科医の香山リカ氏のツイッターに「さすが金梨花さん」などと事実無根の名前を挙げて返信。香山氏「外国籍の事実はないが、特定の民族への差別的な発言は非常にショックだ。民族差別を煽るような発言は、決して許されるものではない。より悪質なのは、障害年金の診断書を受理する立場の年金事務所の所長がヘイト発言を繰り返していたこと。私が審査した障害年金の申請者について、所長が不利益な扱いをしていないか心配だ。また、私の非公開の医師名(本名)を診断書で確認してネット上にさらしたのであれば、個人情報の漏洩にあたる」。
葛西氏は実名と所属を明かして運用していたインスタの投稿をツイッターに“誤爆”し、「ヘイト発言を繰り返していた人が、年金事務所の所長だったとは」と騒ぎになった。
葛西氏は過去に札幌年金事務所課長、大阪・豊中年金事務所長を務めている。日本年金機構は葛西氏について所長を解任、本部人事部付けに更迭し、調査の上で処分を検討するとのこと。

なんというか、厚労省や年金機構といった人々の暮らしに直接関わる行政の人間が、こんな常軌を逸したヘイトを垂れ流していることに気が重くなる。身元を特定された葛西氏は観念し、「私の個人的な発言により、傷ついた皆様に深くお詫びいたします」と謝罪しており、少なくとも自分が酷い発言をしている自覚はある。問題は、同じ内容のことを書き殴っている作家・百田尚樹氏や医師・高須克弥氏が、社会的な立場を失うどころか、百田氏は普通に連載を持ち続け、高須クリニックのCMを拒否するテレビ局もないこと。公務員なら更迭され、自営業なら許される、それが日本社会。変えていこう。

※高須氏は今月15日、ポーランドにあるアウシュビッツ強制収容所跡を管理、運営するアウシュビッツ・ビルケナウ博物館から抗議を受けている。高須氏がツイッターに「南京もアウシュビッツも捏造だと思う」と投稿したため、博物館側が日本語で「アウシュビッツは世界中の人々の心に絶えず忠告する史実だ」と書き込んだ。これに対し、高須氏は17日、反省するどころか「売られたけんかは買う」と投稿。僕は絶句した。最近はパートナーの漫画家・西原理恵子さんも慰安婦を侮辱する漫画を描いてるしほんと辛い。
高須氏は昨年11月、大西議員(国民民主)に敗訴している。CMが「イエス!○○」と中身がなく陳腐と議員に言われ、名誉棄損として訴えた。裁判官は「この程度の発言で評判は落ちない」と高裁が請求を棄却、高須氏の敗訴が確定した。…っていうか、橋下氏といい、スラップ訴訟(批判封じを目的に法外な金額を賠償請求)はやめてほしい。裁判所は国民の税金で運営されているのだから。

※3月20日の国会では少年院の男性法務教官による“ヘイト洗脳”問題も取り上げられている。この男性教官は以前から「中朝のキチガイ」「在日を送還しろ!」とヘイトスピーチをツイッターに繰り返し投稿。今年、百田尚樹氏の『日本国紀』の制作に携わった有本香氏に、「私は法務教官をしておりますが、自分の担当する寮でも宣伝しまくっています。副読本と併せて、保護者に差し入れを要求する子が急増中です。少年院に入るような少年はあまり勉強していない分、変に染まってないので洗脳…じゃなくて教育しやすいです」と投稿。法務省はこの法務教官の処分方針を示した。法務教官が百田尚樹氏の本で洗脳すると公言、それが許されると思わせる空気が既にあることに目まいがする。

※野党の立憲民主党にもヘイト騒動があった。夏の参院選に立候補を予定していた元東京地検検事で弁護士の落合洋司氏がツイッターに「韓国のようなごろつき、三等国家の大使館が、港区の中心部にあるのは目障りだし迷惑。国交を断ち、民間交流のための連絡所を、邪魔にならないところにひっそりと儲ければ十分だろう」などと投稿。法曹界の人間とは思えぬ書き込み。自民や維新の議員でもここまでは書かない。立憲民主党は「一連の投稿はヘイトスピーチであり、党としては到底、容認できない」として公認の取り消しを決め、枝野代表は「ヘイト対象とされた方、当該投稿を見た方、党にご期待を頂いている方、すべての皆さんにおわび申し上げます」と謝罪した。落合氏の書き込みは数年前のものではなく2月。しかも同種の内容が大量にある。なぜ公認にしたのか、立憲は組織として機能しているのか問われても仕方ない。再発防止体制を早急に確立しないと。

愛国心とは他国を憎むことではなく、自国の文化を愛すること。頭が良いはずの日本のエリート層が、こんなにも簡単に隣国や在日の人への憎悪感情にまみれてしまったことに暗澹たる気持ちに。韓国や中国の人に日本旅行は大人気なのに反日教育と騒ぐことはない。っていうか、歴史を正しく学べば、相手がもっているわだかまりも、同意は出来なくとも理解はできる
憎悪扇動がどれほど危険かは、ニュージーランドの事件が示している。あの犯人は「自分はごく普通の白人」といい、“普通でない”と判断した人間は殺したっていいんだと、幼い子どもまで射殺した。2019年に生きる僕らは、人間は憎悪を煽られるとブレーキが効かなくなる側面があることを、ナチスの蛮行、ルワンダの虐殺をはじめ、歴史から学んできたはず。これでは虐殺の犠牲者を2度殺すようなものではないか。だから、安倍氏には「テロは許さない」ではなく「右翼排外テロは許さない」と事件の本質をきちんと捉えて批判してほしい。

●3月28日…〔今日の良かった〕みうらじゅん氏の以下の例えに目からウロコ。

みうら氏
『(サッカーの国際試合のシーズンは)飲み屋さんでもテレビをつけますから、その季節にはみんなが一丸となって、サッカーの話になります。
隣の席のOLも、ヒゲを生やした社長さんまで、全員がおんなじ話題をする日々です。
ぼくとしては、国宝阿修羅展の話もしたいわけですよ。
おなじ飲み屋でおなじお金を払ってるのに、ずーーーーっとサッカーの話をされて、阿修羅の「あ」の字も出ない状態です。
格差社会とか、よく言われますけど、そんな疎外感を味わってる人の気持ちになったことがあるのか、と言いたいです。
それは貧富の差ではない、気持ちの差です。
世界レベルでいじめを受けている状態です。
そういうことが大きくなると、戦争とかになってくるんですよ。
国をあげてやることは体(てい)のいい戦争なんです。
ほんとうにサッカーが好きなら、「日本、日本」と言わずに「サッカー」と言えばいいんです。
国ではなく、「サッカー、サッカー」と、サッカーを応援してくださいよ。』(リンク元『ほぼ日刊イトイ新聞』

/ユーモアを交えたみうら氏の“物言い”。サッカーに限らず団体戦のスポーツは、無意識に「日本、日本」と言ってしまうもの。それが悪いことではないけど、みうら氏の視点を心の隅にとどめておきたいもの。

●3月27日…〔今日の良かった〕京都に住んでる知人が、「さくらの開花情報が知りたかったらここがおすすめ」と教えてくれた『京都・桜の名所開花情報』。こ、こ、これは使える!情報が新しいし、これまで墓参で行ってたお寺が、実は桜の名所だったと分かる新鮮な発見もある。なんていうか、各地の写真を見ているだけで目の保養に。眼福です!

//先日のイチロー選手の引退会見、最後の部分が印象に残った。「アメリカに来て、外国人になったことで、人の心をおもんばかったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れたんですよね。この体験というのは、本を読んだり、情報をとることができたとしても、体験しないと自分の中からは生まれないので、孤独を感じて苦しんだこと、多々ありました。ありましたけど、その体験は未来の自分にとって、大きな支えになるんだろうと今は思います。だから、つらいこと、しんどいことから逃げたいと思うことは当然のことなんですけど、エネルギーになる元気な時に、それに立ち向かっていく。そのことはすごく、人として重要なことなんではないかなというふうに感じています」。

//大御所声優の白石冬美さんが昨日他界。享年82歳。僕の世代は、ガンダムのミライさん、イデオンのカーシャ、パタリロ・ド・マリネール8世、あしたのジョーのサチなど、思い出の多い声優さん。特にカーシャの「じゃあ、あたし達はなぜ生きてきたの!?」の叫びは、わが記憶の最深部に刻まれており、常にあの声が体内でこだましている状態。心から哀悼の意を表します。

●3月26日…〔今日の良かった〕ニュージーランドの面積は北海道を引いた日本の面積と同じくらい。人口は480万人だから福岡県よりちょっと少ないくらい。その小さな島国の女性首相が、凶悪な差別テロが起きた際に指導者が取るべき対応の手本を示している。
アーダン首相は38歳という若さ、そして世界で初めて首相在任中に産休をとった政治家として知られている。今月15日に白人差別主義者が50人のイスラム教徒を虐殺した翌日、アーダン首相は現地ヌールモスクを訪れ、「私たちが共通の価値観として掲げるのは多様性だ」とヒジャブ(イスラムの女性が髪を覆うスカーフ)を被って被害者家族を抱擁するなど、すぐさまムスリムコミュニティを守る行動に出た。これは事件後にイスラム教徒の女性から「怖くてヒジャブを被って外を歩けない」という声があがったことも理由だ。
(注)中東イランでは街中でヒジャブを外すと投獄されるため、ヒジャブが女性を抑圧していると、近年はヒジャブ義務づけ反対運動も起きている。アーダン首相の場合は、「怖くて被れない」という言葉へのリアクション、「連帯のシンボル」としての着用。

アーダン首相は自動小銃の所持を禁止する法案を議会に提出すると既に発表している。トランプと大違いというか、とにかく動きが速い。そして銃撃犯についての歴史的名演説を行った。
移民・難民はニュージーランドを自らの故郷に選びました。彼らは私たちの仲間です。このような差別テロを行った者は仲間ではなく、ニュージーランドには彼らの居場所はありません」
「私が彼(犯人)の名前を口にするのを皆さんが聞くことは決してないだろう。彼はテロリストであり、犯罪者であり、過激主義者だが、私が話す時は名前で呼ばない。皆さんも命を奪った者ではなく、奪われた人々の名前を語ってほしい。あの男は悪名をはせようとしたのかもしれないが、我々ニュージーランド人は彼に何ひとつ与えない。名前さえも」。
  

22日の追悼礼拝では、イスラム教徒5千人に加え一般市民1万5千人も参列。SNSで「調和のためにスカーフを」と呼びかけがあり、スカーフの女性が多かった。キリスト教徒の女性が、イスラムの隣人からスカーフを借りて着用したという。参列者「イスラム女性たち、安心してほしい」。
事件後、ニュージーランドのメディアには、容疑者ではなくアーダン首相の姿が繰り返し登場し、迅速な対応が称えられている。

//オーストラリアの極右アニング議員が「ニュージーランドの銃撃事件の原因は移民政策」「世界中でイスラム教徒が信仰の名のもとに人々を殺している」と発言、この議員に対して17歳の少年が頭に生卵ぶつけ、逆上したアニング議員はその場で少年の顔面を張り倒し、二発目を入れるところを周囲の大人たちに制止された。この様子は複数のカメラに映っており、巨漢の極右議員が無抵抗の子どもをぶん殴る様子は拡散され、「差別主義者の暴力性」が改めて知らされることになった。豪州のモリソン首相もツイッター上で「(移民政策が原因という)このような考え方がオーストラリア国内に、ましてや議会に存在する余地はない」と強く非難している。豪のネットでは「豪州に新たな英雄が誕生した」「よくやった卵少年」などの書き込みが相次いでいる。

●3月25日…〔今日の良かった〕昨日の番組を見た方から「芥川龍之介の本を読みたくなりました」「サイボーグ009の6巻を読みます」という感想をいただき、感無量。墓参りをする姿を通して、故人の作品や人生に興味を持ってもらえたら、それこそ墓マイラー冥利に尽きます!僕にとって故人への恩返しになります(涙)

//発売中の『音楽の友』4月号に「世界音楽家巡礼記(25)」を寄稿。今号はイタリアの作曲家・前編です!

●3月24日…〔今日の良かった〕本日、BSフジ『散策・お墓プラネット〜墓マイラーと行く!偉人メモリアル』が放送された!事前に見せてもらってないので、どんな編集になったのかドキドキしながら見てた。そして、見終わってすぐにディレクターさんに御礼の言葉を伝えた!文学や芸術が人間にとっていかに大切か、お墓とはいえ先人に直接お礼を言えることがどれほど嬉しいか、墓巡礼は感謝を伝える旅、重要な部分はすべて放送された!(番組の随所に「カジポン語録」が登場、笑)

自分で言うと恥ずかしいですが、なかなか良い番組になっていたかと!作家枠に漱石や芥川、画家枠に葛飾北斎、漫画家枠に石ノ森章太郎、音楽家枠にいずみたく、学者枠に伊能忠敬、番外編にねずみ小僧など、いろんなジャンルの人が入っていて人選が良かった。そして、北斎の墓を守るお寺でのご住職の貴重な墓トークがあり、ねずみ小僧の墓所でもお寺の方のトリビア情報をいただき、雑司ヶ谷霊園では世界墓マイラー同盟の同志・黒坂君による墓解説もあって、番組に深味が出たと思う。『サイボーグ009』第6巻名シーンの画像使用許可をとって頂いたBSフジさんに感謝。

そして最大の幸運は天気!前日と翌日は雨。撮影日だけが晴天!後半の芥川の墓地までずっと良いお天気。冬の雨に打たれながら傘を差して案内するのと、陽だまりの中で故人を回想するのは全然ビジュアル的に違う。墓前の花も風雨に凍えるより、暖かい陽射しの中で輝いてる方が絶対に良い。お墓参りという行為は、一般的に地味で少し暗いイメージがあるので、「恩人に御礼を言うのは楽しいこと」と伝えるためにも、晴れていることは超重要だった。ロケの朝、青空を見た瞬間に番組の成功を確信した。
私事だけど、半生が詳しく紹介された『笑ってコラえて!』と、具体的に墓巡礼の意義を伝えた『お墓プラネット』、この2本は車の両輪のように2つでワンセットであり、将来、ウチの子が大きくなって両番組を見たときに、父はどんな人生で、何を想って墓マイラーを続けていたか、メッセージの大事なところは伝わるだろう。そんなことを思う51歳の春。いつか地上波でもオンエアされるといいな。

  動画リンク(43分)

/番組のナレーションをされた方のブログに「あまりに感動的な内容で、原稿を読んでいて、思わず泣きそうになってしまいました」とあり、それを読んでこちらもグッときました。

●3月23日…〔今日の良かった〕本日の富山県での墓マイラー講演会、足を運んで下さった31名の方、本当にありがとうございました!遠くは、静岡、京都、東京、岐阜からのご参加。講座をする側としても胸熱でした。参加者に中学一年生の男の子がいて、ジョジョ好きかつ墓トークにも興味あり、彼の将来がとても楽しみです。
そして様々な経費がかかっているにもかかわらず、この講演を文化事業と位置づけ「参加費無料」として下さった主催の杉本工業所さん、その志に感動しました!懇親会もみんなが食べきれないほどの料理を用意して頂き、感謝×感謝です。

今回の富山講演は、僕にとってかつて体験したことがないほど話しやすく、講演後、理由を考えてみました。そして分かりました。理由はただひとつ、参加者の多くの方が、開始前に「“笑ってコラえて!”を見ましたよ」と声をかけて下さったからです!あの番組を見たということは、既に僕の人生、墓マイラーになった経緯を知っていて、当方は自己紹介を済ませた状態です。参加者の方とは「初対面だけど初対面じゃない」という不思議な関係になっています。
カジポンが何者か分かった上で来場されている=話を聞く態勢が最初からできあがっているのが分かり、それゆえに話しやすかった。「墓マイラー?何それ?なんか怪しい人だな」という警戒オーラをまったく感じませんでした。結果、最初からフルアクセルで講座ができ、2時間強を全力で駆け抜けました。ほんと『笑コラ』が取り上げてくれてよかったです。

懇親会の後の、喫茶店での2次会も楽しく、27歳のS君が「気温が下がっているから」と自分の着ているパーカーをくれたことに感激しました。端から見ると、51歳のオッサンが若者の身ぐるみを剥がすような光景であり、何度も「ほんとに良いの!?」と確認したのですが、彼はどうぞと言ってくれるし、初対面の人から着ている服をもらうのは初めてというレアイベント性もあって、本当に大阪まで着て帰りました。っていうか、今も部屋の中でそのパーカーを着てこの日記を書いてます。
富山では年内にもう一度講演する計画が進行中で、こちらは青空の下、初の野外ライブになりそうです。墓巡礼の素晴らしさを、またいろんな方と分かち合えますように。


2時間10分ノンストップで
墓巡礼の魅力を吠えたおしました

//前述した『笑ってコラえて!新春SP』が、奇遇にも本日関東エリアで再放送。これもほんとラッキーなことで、もともと再放送の予定はなかったものが、番組改編前&本放送が好評だったこともあり、土曜の昼間に再びオンエアされることに。再放送は時間が少し短いため、本放送が少し編集されているのですが、菅田将暉さんのコーナーと僕のコーナーはノーカットでそのまま残ったとのこと!

●3月22日…〔今日の良かった〕映画にはお墓が登場する名シーンがある。1971年公開の『小さな恋のメロディ』に11歳の2人(ダニエル&メロディ)が“墓地デート”(人が少ないから冷やかされない)をしているときに、ある墓石の碑文をメロディが読み上げる。
「愛する妻エラ、ここに眠る。50年の幸せに感謝を捧げる。1893年7月7日。夫ヘンリー、エラの元へ旅立つ。1893年9月11日。奥さんが死んで2カ月後よ」「すごく愛してたんだ」
亡き妻に夫が「50年の幸せに感謝を捧げる」と。石の墓なればこそ言葉が残り、想いも後世に伝わる。この映画のように親族以外の人にも…!(予告編

●3月21日…〔今日の良かった〕『法務省、集団への差別表現も削除求める』。共同通信の記事が伝えた3行の記事。内容の全文は「法務省がインターネット上のヘイトスピーチの削除対象について、個人に向けた差別表現だけでなく、集団に向けた表現にも広げるよう全国の法務局に通知したことが21日、分かった」、ただこれきりなんだけど、法務省はこれまで個人への差別のみを問題とし、集団(「韓国人」「中国人」等)に対しては「被害を特定可能な個人がいない」と不問にしてきた。今回の通知を機に、ネットに蔓延する民族差別、憎悪煽動に歯止めがかかることを願っている。
何度も言うけど、他国政府の政策に対する批判はOK、民族丸ごと侮辱したり見下すのはNG。“民族丸ごと”はナチスがユダヤ人にやったこと。

この通知がどれほど重要か。警察はレイシスト(差別主義者)に対して甘く、反レイシスト(カウンター)に対して厳しいという現実があり、レイシストは自分が公権力に守られていると悦に入ってヘイトを垂れ流しているからだ。3月9日に起きた京都の事件はその典型。
以下、 詳細を伝えるリテラ記事を要約&自分の意見をつけて解説。
→その日、観光客でごった返す京都の繁華街に4人のレイシストが集まった。彼らはかつて朝鮮籍の小学生が通う小学校に“授業中”に押しかけ、拡声器を使って「スパイの子」「日本から出て行け」「犯罪者に教育された子ども」と連呼、子どもたちは震え上がって泣きだし、多くの子にトラウマを植え付けた。この「朝鮮学校襲撃事件」では、メンバーの一部が威力業務妨害などで逮捕され、複数のメンバーに有罪判決が下った。さらに名誉毀損で約1200万円という高額賠償が命じられ、司法が「ヘイトスピーチは人権侵害行為」だと強い姿勢を明確に示した判例となった。それにもかかわらず、このヘイトデモは「朝鮮学校襲撃事件」の“10周年記念”として企画され、有罪判決を受けたK氏(元「在特会」副会長)も参加。
ヘイトデモのスタート地点・円山公園前にカウンターが集まったが、そこに立ちはだかったのが大勢の警察官たち。現地にはレイシスト4人が集まり、うち3人が車に乗車し、K氏ひとりが車道を歩いた。彼らは予想通り拡声器で「朝鮮人は朝鮮半島にさっさと帰れ」とヘイトスピーチを繰り広げ、円山公園から祇園、四条大橋を渡って観光客が往来する河原町通を警官に囲まれながら行進。途中から車は消え、何度も事件を起こしてきたK氏という、たったひとりのレイシストを100人を超える警察官たちが“護衛”したことで、京都のど真ん中でヘイトスピーチが公然と垂れ流されてしまった。
京大出身の作家・平野啓一郎氏のツイッター「国家の要人のSPでもあるまいし、馬鹿じゃないのか何が悲しくて税金でヘイトのボディガード代を出さなきゃいけないのか日本の異様さを国際観光都市が全力でアピールしてる」と非難。日本文学研究者のロバート・キャンベル氏「異様な光景。警官の膜にやさしくくるまれて流れるヘイトという毒魚」。
このデモではレイシストの車が出発しようとしたとき、カウンター市民が非暴力・無抵抗のシットイン(座り込み)で対抗。「ヘイトデモ中止!」と訴えたが、警察は市民を排除する一方、レイシストを乗せた車を大勢で何重にも取り囲んで守り車を出発させた。車中の人物はスピーカーを通してカウンターにこう叫んでいた。
「轢くぞ、轢くぞー! 帰れバーカ、バーカ」「おらおらおら。来いよお前ら、来いや来いや。おらおら。轢くぞ轢くぞ、いけいけいけ」
このような故意の暴力を公言する人物を乗せた車を、警官は何重にも守る…こうした“どっちの味方なんだ”案件は何度もあった。
・2013年、カウンター市民に対し警察が抗議プラカードを抑止したり、肉声の抗議に対しても取り囲みをおこなって現場から離れさせる処置。中心的なカウンターはその場にいるだけで警官に取り囲まれ、隔離され、「今日は逮捕するぞ」などの脅し。プラカードを規制する権限は警察にないし、無言で立っているだけで「逮捕するぞ」は越権行為。
・2016年JR川崎駅前で極右政治団体「新風」の街宣で、「これからヘイトスピーチをします」という宣言に対し、「デマを言うな」と声を上げた男性がヘイト街宣参加者十数名からリンチされた際、現場にいた多数の警官は、暴行を制止せず、現行犯逮捕もしなかった。
・同じ2016年、新大久保のヘイトデモに抗議していたカウンターの女性が、「警視庁」の腕章をした私服警官に首を鷲づかみにされ、女性が身を仰け反らせるほどの力が加えられた。
  「差別をやめて」と訴える148cmの女性を押し込む
国会で有田議員(現立憲)が「警察官は安全を図るためにヘイトスピーチに反対する人の首を絞めるんですか」と追及。警察庁長官官房の答弁は「道路上にとどまりつづけたため女性の肩に手を伸ばしたところ、結果的に女性の首に当たってしまい、そのまま歩道まで押してしまった」「首を絞めたというものではない」。映像では「結果的に首に手が当たった」というようなものではない。
警察は「デモが安全におこなわれるための警備」と言いながら、プラカードを掲げるという非暴力・無抵抗のカウンター運動に対して、時に直接的に暴力まで行使し、レイシストたちを守っている。これで差別主義者が増長しないはずがない。海外なら逮捕されるヘイトデモが、逆に日本では過剰警備によってレイシストに万能感を味わせている。僕は差別に荷担するために納税しているんじゃない。

●3月20日…〔今日の良かった〕24日15時からBSフジ『散策・お墓プラネット〜墓マイラーと行く!偉人メモリアル』(番組HP)にて1時間まるまる東京の著名人墓所を案内します!葛飾北斎、伊能忠敬、夏目漱石、芥川龍之介、石ノ森章太郎などなど!尊敬している恩人に、墓石とはいえ直接お礼の言葉を伝えることができる至福。これ以上の喜びはないです(キッパリ)。BSが映らないという方、まだ2日あります、これを機会に受信セットを揃えましょう!最近は良い映画もたくさんやってます。
関東地区の人は、前日23日昼の『笑ってコラえて!』再放送と合わせて墓マイラー2DAYSです!よくこんな偶然が重なったと驚いてます。っていうか、23日夜は富山で墓巡礼講演をやるので3つが2日間に集中(汗)
それにしてもBSフジ、番組URLが http://www.bsfuji.tv/hakamaira/pub/index.html と、中に墓マイラーの文字が入ってる。わざわざこのURLを収得したところに番組スタッフの本気を感じました!

●3月19日…〔今日の良かった〕ウルトラジャンプ4月号を見て仰天、東京&大阪で26万人以上が足を運んだJOJO展が、来年なんと九州に初上陸!『荒木飛呂彦原画展 長崎県美術館』は2020年1月25日〜3月29日の日程で開催。東京展が約1カ月ちょい、大阪展が1カ月半だったことを考えると、九州の人は2カ月超えでめちゃラッキーだね!実物原画はケタ違いにに発色が美しく、サイズも大きくて構図の迫力が異次元アップ、塗り重ねた筆先から荒木先生の息づかいまで伝わってくる。独自の生命力があり、印刷物とはまったく違〜う!一度原画に触れて感動すると、しばらくすると「またあの黄金体験を!」と原画ジャンキーになるので、今回のように東京、大阪とは別の年に日本のどこかで開催してくれると、定期的に“充電”できるのでホント嬉しい!
直近の大阪展から1年の間隔が
開くので、展示作品に追加される
ものもあると思う。
長崎展用のキーヴィジュアルと
なる新作絵に期待ッ!!

●3月18日…〔今日の良かった〕富山県にて講演決定!
日時は3月23日(土)18:00〜19:30、無料です!会場は富山県民会館704号室。墓巡礼の魅力をスライド上映と共に語ります!主催は地元の石屋さん「杉本工業所」。杉本さんは『笑ってコラえて!』の放送直後に「もっと墓巡礼の話を聞きたい、墓マイラーの想いを知りたい」と熱い感想を送って下さり、この講演が実現しました。
施設の使用料金や大阪から僕を呼ぶことで経費がかかっているのに、「石の墓の文化を守り伝えるために」との想いから無料で開催され、その心意気、志に胸を打たれました。
先着順で40名まで受付ますので、富山近辺の方、よろしければ是非!墓巡礼スライド400枚紹介します。
※申込み先の電話番号はリンク先のチラシに。オープンなフェイスブックですが閲覧できない場合は、杉本工業所に御電話076-472-0472をお願いします。

●3月17日…〔今日の良かった〕取り急ぎ、上映中の『キャプテン・マーベル』『アリータ:バトル・エンジェル』『ドラえもん のび太の月面探査記』どれも良かったです!知人が『スパイダーマン:スパイダーバース』(今年のアカデミー・アニメ長編賞)を絶賛しており、早く行きたい。

//ロックミュージシャンで俳優の内田裕也さんが他界。享年79歳。パートナーだった樹木希林さんが昨年9月に旅立たれて、わずか半年。

●3月16日…〔今日の良かった〕17日夜8時の『日曜美術館 奇想の画家たち〜江戸絵画に見る“前衛芸術”』(再)は永久保存版です!先週の本放送めっちゃ良かったです。江戸時代の超個性的な6人の画家、伊藤若冲、岩佐又兵衛、狩野山楽、曾我蕭白(しょうはく)、長沢芦雪(ろせつ)、白隠禅師の作品と人物に迫る45分。“異端”とされた画家たちが、今やこんなにも愛されている!

//昨日発生したニュージーランドのモスクでの銃乱射事件。犠牲となった50人には子ども2人も含まれている。血も涙もない凶行、ほんと酷すぎる。犯人はイスラム移民を敵視し、侵略者は出て行けと言うが、それをいうならニュージーランドは先住民マオリのものだ。そして豪州はアボリジニのもの。自分が白人の侵略者ということを棚に上げてる。犯人の論理なら、まず自分自身がそこから出て行けと。
犯人は低所得層の白人とのことだけど、もし仕事を移民に奪われて生活が厳しいというなら、問題をはき違えている。誰が好き好んで生まれ育った国を捨てて海を渡るだろう。経済や治安の問題で仕方なく見知らぬ土地に来ている。前者は構造的に固定化した“富めるものはより豊かに、貧しき者はより貧しく”という社会システムの被害者だし、後者は国家丸ごと武器商人のような大国が武器をばらまいたせいで治安が悪化した。
目の前の移民に仕事を奪われることは敏感なのに、「世界の超富裕層26人が世界人口の半分38億人の総資産と同額の富を独占している」ことを大問題と感じない。おかしいだろ、26人と38億人の資産が同じ額って…。国際NGO「オックスファム」によると、最富裕層がたった0.5%多く税金を払えば、現在教育を受けられずにいる子どもたち2億6200万人に教育を授け、330万人の命を救えるだけの保健医療を提供しても、余りある資金を確保できるという。諸悪の根源は、グロテスクなまでに広がりすぎた貧富の差。ここを改善しない限り、世界はヘイトクライム(憎悪犯罪)が続発する。
※シンガポールは国民の暮らしが安定しているから、イスラム、ヒンズー、キリスト、仏教、それぞの信者が互いに尊重しあい、主義主張を強要することもない。あの国を訪れるたびに、「こんな小さな国土で宗教衝突もなく犯罪も少ない」と驚く。将来に不安がなく、毎日きちんと食べていられるなら、他人がどの宗教であろうと憎悪感情は生まれない。第一次世界大戦の前は、中東パレスチナでさえパレスチナ人とユダヤ人とが仲良く近所づきあいしながら共存していた。
※犯人はトランプを支持しているという。ほんまトランプ、いい加減にしろと。憎悪を焚き付けるなと。

●3月15日…〔今日の良かった〕ジョジョ5部アニメの新エンディング曲、エニグマの『Modern Crusaders』(3分50秒)が神曲すぎる!これ途中からカール・オルフが作曲したカンタータ『カルミナ・ブラーナ』(2分16秒)の旋律やん!ちょうど歌詞の部分が運命論になっており、いかにも5部にあっている。これ以上ないというほどの選曲に震える。前回のエンディング曲は荒木先生ご自身のチョイスなので、このエニグマも間違いなく先生が選ばれたものだろう。ひょえ〜。

●3月14日…〔今日の良かった〕日テレ『笑ってコラえて!』のスタッフから連絡があり、僕が出演した新春スペシャル回が好評とのことで、3月23日土曜日の14時半から再放送されるとのこと!関東地区のみだけど、めっさ嬉しい。土曜日の午後なら、また異なる視聴者層の方に墓巡礼の魅力を伝えることができる。この再放送はゲストの菅田将暉さんというのが大きい。菅田さんがゲストの回でホントよかった。未見の方、ぜひ楽しんで下さいね!

●3月13日…〔今日の良かった〕僕が続けている墓巡礼は、感謝の言葉を伝えるのが目的だから、故人が芸術家の場合は基本的に作品に触れた後で墓前を訪れている。でも中には例外がいて、劇作家のアーサー・ミラー(1915-2005)はその1人だ。彼がピューリッツァ賞を受賞した代表作『セールスマンの死』は、演劇ということもあってなかなか鑑賞する機会がなかった(映画化されているけど、舞台版と同じではない)。それでも、彼がマッカーシズム(赤狩り)への警鐘を鳴らしていたこと、戦後アメリカが繁栄するなか社会の影を見つめ続けていたことを知っていたので、敬意を払っていることを伝えたくて墓参をした。そしてミラーの墓前で、『セールスマンの死』を見ることを誓った。ちなみにミラーはマリリン・モンローの3番目の夫でもある。
先日、BSの深夜番組で『セールスマンの死』全2幕(長塚圭史演出)がオンエアされ、ついに鑑賞できた。63歳の主人公ウィリー・ローマンの死に至る最後の2日間を描いた戯曲。ローマンを演じるのは風間杜夫さん。鬼気迫る入魂の演技に圧倒された。長年勤めた会社はリストラ、30代になっても自立できない2人の息子とはケンカばかり、ローマンは過去の思い出にすがるばかり。
一方、長男は長男で、父の過剰な期待で窒息寸前、「父さん、僕を解放してくれ!」の嗚咽が切実だった。妻リンダは最大の理解者だったのに、ローマンは八方塞がりで耳を貸す余裕がない。リンダが一番可哀想。労働者の使い捨て、親子の断絶、行き場のない若者など、1949年の作品だけど、現代でも問題は共通しており普遍性のある脚本だった。ローマンの最大の悲劇は、成長期のアメリカ社会にあった「幸福な家庭はこうでなければならない」という思いに縛られ過ぎたこと。「さもなければ不幸」、こんな考え方こそ自分も周囲も不幸にする…。

//昨夜のピエール瀧氏の逮捕は衝撃的だった。麻薬がダメなのは、それが暴力団など反社会勢力の資金源になるからだ。「健康被害が出ても自己責任だし」では済まない。同い年だから応援していただけに残念だ。一方、俳優としても引っ張りだこであったtめ、これまで無数の映画やドラマに出演している。公開を控えている作品もある。それら多数の人間の血と汗の結晶がお蔵入りになるのは、あまりに可哀想すぎる…。ここは本当に難しいところ。「ここまで大ごとになる」と示すことで、薬物と訣別する人間がいるかもしれない。だが、そんな判断ができる人なら、そもそも薬物にのめり込まないとも聞く。ほんと、どうすればいいんだろう。アナ雪のオラフのように子どもの人気キャラの声優を引き受けるならドラッグをやめるべきだし、自分の意思でやめられないならオラフ役を引き受けるべきではなかった。まったく、取り返しのつかないことを…。

●3月12日…〔今日の良かった〕先日BSでやっていた『最後の講義 みうらじゅん』が面白かった。この番組は“もし人生最後の講義とすれば何を語るか”というコンセプトで各界の著名人が教壇に立っている。
みうらさんは学生たちを相手に「人間は比較して生きているから不幸になる」「比較なんかしちゃいけない」と『比較三原則』を主張。比較三原則で比較を禁じているのは、「他人」「過去の自分」「親」。この三つと比較しそうになったときは、小さく「比較三原則」と呟いて我に返り、平穏な心を取り戻すという。僕もまったく同感で、20代の頃は他人と比較して何かと落ち込んだりしていたけど、墓巡礼に人生を捧げようと決意した30代以降は、もう比較をやめてマイペースで生きている。みうらさんの場合、そこに「過去の自分」まで入っているから一歩進んでいる。
みうらさん「自信満々のときって一番油断しているから、そういうときこそ小さい声で“比較三原則”と口に出すよう心がけている」。
講義ラストの“走馬灯プロジェクト”は圧巻だった。死ぬ直前に見るという人生の走馬灯を、先に映像で作っておいて、死ぬ前にそれを思い出して「何だかんだで良い人生だったな」と満足しながら死のうという計画。
みうらさん「走馬灯は記憶が編集した、人生のベスト盤になるらしい。僕は男子校でモテなかったから、そんな映像が1枚でも走馬灯に入ったらもったいない。だからいっぱいチョコをもらってることにし、死ぬ前に“あれ?そうだっけな”とか思いつつも、最期だし誰にも見せないし、“少し盛ってあるけど、まっいいか!”みたいな、そんな走馬灯を作ってきた」
「今からみんなこれを頭に焼き付けて、“つまんねえ人生だったな”と思ったときに、すぐこの映像に切り替えて死ぬように」。
上映された走馬灯は、大河ドラマのOPのように白い馬が駆け、スター・ウォーズのテーマ曲が鳴り響き、お乳を飲んでいる幸せな赤ん坊時代、テスト100点だらけの小学生時代、ラブレターをいっぱいもらった思春期、ラグビー部に入って優勝した思い出、他校の番長と夕暮れの堤防で殴り合って友情が生まれたこと、海外留学で卒業式に帽子を投げたこと、就職後は営業部トップの成績だったこと、クールな車で彼女とアメリカの西海岸をドライブしたこと(みうらさんは免許を持っていない)、自分のお葬式にいっぱい人が来ていること、そういった映像が次々と出てくる。エンドロールが映ると「ほら、こんなにいろんな人と関わってきたんだなぁ、1人じゃないんだ、ああ楽しかった〜!」、そう叫んで講義は終わった。みうらさんの人柄がにじみ出た、優しい講義だった。

●3月11日…〔今日の良かった〕東日本大震災から8年目、慰霊の日。正直、避難中の被災者の方がいまだ5万人以上いるので、“今日の良かった”という心境ではない。避難先での孤独死も多い。
強いて“良かった”を書くなら、「防災省」の創設の動きと、東北岩手出身の小林陵侑選手の奮戦。

現在、災害対応や被災者支援は主に内閣府の防災担当があたっており、定員は約90人だけ、幹部は各省からの出向で、2〜3年で戻るため、 防災や危機管理の知識が継承が困難だ。結果、避難所の質に格差が生まれるという同じ様な事態が繰り返されている。全国知事会や自民・石破元幹事長が提言している「防災省」は、単なる復興庁の後継ではなく、防災・減災から、復旧、復興までを総合的に担う役所を想定。専門的な人材を育成し、現場のノウハウを共有した災害対応に専念できる組織だ。専門職員がいれば過疎地向けの復興制度も作れる。地震や豪雨被害は毎年のように起きており、確実にやって来る南海トラフ巨大地震(250万棟全壊予想)や首都直下地震に備えるためにも、今から司令塔となる防災省を作っておくべきだ。

スキージャンプ男子のW杯で、岩手出身の小林陵侑(りょうゆう)選手(22)が日本男子初となる個人総合制覇達成の快挙を達成!W杯開始から40季目にしてついに日本人が制した。っていうか、日本初にとどまらず、欧州勢以外で初だ。まだ若く、今後の活躍が本当に楽しみ。

/先日、報道番組で東北の方が、「“復興五輪”から“復興”の二文字をとってほしい。東京が盛り上がっているだけで、福島には何の恩恵もない。五輪の開催地を決める際に、“復興”という言葉が利用されただけだ」と、憤っておられた。故ドナルド・キーンさんいわく「敗戦直後の日本はみんなが貧しかったから、自分が生きるので精一杯、困っている人を助ける余裕がなかったのもわかる。現代は違って、震災の被害を受けていない人がたくさんいるのに、被災者をもっと助けようとしないのが寂しい」。

●3月10日…〔今日の良かった〕菅田将暉さんが教師を演じたドラマ『3年A組 今から皆さんは、人質です』の最終回が素晴らしかった!マジでネット世代全員が見るべき必見作だった。こんなに良い最終回なら、もっと前から宣伝すればよかった!

舞台は高校。フェイク動画を拡散され、SNSの誹謗中傷に晒された女子生徒が自殺したことから、教師の柊(ひいらぎ)は生徒29人を監禁し、真犯人に迫っていく。事件解決まで10日間にわたり、ネットはいわゆる“祭り”状態の大騒ぎに。最終回で、主人公はこの事件をアレコレと噂するネット民に向けて、約10分にわたって、怒り、悲しみ、祈りにも似た想いを訴える。

柊「(自殺に追い込んだ人物を推測する全国のネット民に)お前たちはこの10日間でどれだけ自分の意見を変えた?信憑性のない情報を頼りに、どれだけ心ない言葉をネットで浴びせた?俺はそんなお前らの愚かな行動をあぶり出すために、この事件を引き起こしたんだよ!「関係ねー」じゃねえんだよ!これを娯楽としか思っていないアンタに言ってんだよ!おい!そこの!周りに流されて意見を合わせることしかできない、お前に言ってんだよ!お前ら(自殺した)景山の何を知ってたんだよ?会ったことねえだろ!話したことねえだろ!何も知らねえだろ!たいして知りもしねえのに、なんであんなに叩けるんだよ。「ウザイ」「キモイ」「死ね」、よくもまぁそんなゲスな言葉がポンポン出てくるもんだわ恥ずかしい。それだよそれ!そのお前の自覚のない悪意が!景山を殺したんだよ!お前らネットの、何千何万という悪意にまみれたナイフで、何度も何度も刺されて、景山の心が殺されたんだよ!
…フェイク動画が景山を苦しめたことに違いはない。けどあれは言わば、一次災害に過ぎなかった。あのフェイク動画を鵜呑みにしたお前たちが、誹謗中傷を浴びせた二次災害こそが景山を死に追いやった原因なんだよ!景山はネットの罵詈雑言によって、幻覚や幻聴を感じるようになった。彼女の気持ちが分かるか?お前らが浴びせた言葉の暴力が、彼女の心を壊したんだぞ!お前たちが、景山の命を奪ったんだ」

この言葉に対してドラマ内のネットの反応は「自由に言えるのがネットの良さでしょ」「ネットの意見を真に受けた景山が悪い」「傷つくならネットなんか見なきゃいいのよ」

そして柊「お前も!お前も、お前も!今まで散々正義感を振りかざしてきたくせに、分が悪くなった途端に、子どものように責任転嫁を始める。自分を正当化するのに必死だ。つまんねえ生き方してんじゃねえぞ!!」

ネット「ふざけんなよ、バーカ」「くっさwww」「暑苦しいwww」

柊「ふざけてんのはお前らだろーが!自分の親や、友達に面と向かって言えない言葉を、見ず知らずの他人にぶつけんなよお前のストレスの発散で他人の心をえぐるなよ、分かるだろ?俺の言葉が。お前らそこまでバカじゃねえだろ!気づいてくれ…。
いいか、マインドボイス(SNS)は誰もが気軽に繋がれる便利なツールだ。気の合う友達を見つけて、いつでもどこでもコミュニケーションがとれる。人によっては心の拠り所になるだろう、それも大切だ、否定はしない。けど…その一方で恐ろしい暴力装置にもなり得る。言葉は時として凶器になる。ナイフなんて比にならないくらい、重く、鋭く、心をえぐってくる。だから刻んで欲しいんだよ!右にならって吐いた何気ない一言が、相手を深く傷つけるかも知れない、独りよがりに偏った正義感が束になることで、いとも簡単に人の命を奪えるかも知れないってことを!そこにいる君に!これを見ているあなたに!一人一人の胸に刻んで欲しいんだよ。
他人に同調するより、他人をけなすより、まずは自分を律して、磨いて行くことが大切なんじゃないのか?ってか、そっちの方が楽しいだろ。その目も、口も手も!誰かを傷つけるためにあるわけじゃない!誰かと喜びを分かち合うために、誰かと幸せをかみしめるためにあるんじゃないのか?そうだろ!もっと人に優しくなろうぜ!もっと自分を大事にしようぜ!
…俺の言葉が…どれだけ届いているのか…。きっと、ほとんどの人間には痛くもかゆくもないないだろう。でも誰か1人でいい、君1人でいい、感情に任せた言葉が、景山のような犠牲者をつくるかもしれない、そう思って踏みとどまってくれたら、俺が今ここに立っている意味がある。そしていつかきっと、その1人が10になって100になって1000人になって行く、俺はそう信じてる!だからどうか、だからどうか!あなたに届いて欲しい。…聞いてくれて、ありがとう。Let’s think.」

−−事件の一年後、大きく世の中が変わったわけではないが、あるネットユーザーが「お前なんか死ねばいいのに」と文字を打ち込んだ後、EnterキーではなくBack spaceキーを推して削除する描写が映り、そこでドラマは終わる。ほんの少しでも誰かに届くことを願っていた、柊の言葉と想いは伝わっていた。

/ネットの大型掲示板では「氏ね」という言葉を目にせぬ日はない。あまりにも簡単に「氏ね」と書き込んでいる。人間が人間に対して、最も言ってはいけない、この言葉を。僕は怖くて自分の名前を何年も検索していない。20年前、このサイトを立ち上げた頃は、乱暴な言葉遣いをする者がいたら、周囲が「いくら匿名でもそんなことを言ってはダメだ」「ネットマナーを守れ」と諭したもの。いまやネットマナーなんて死語に近く、何でもありの状態だ。どうか、他者を攻撃するためのツールでなく、理解するためのツールに!

●3月9日…〔今日の良かった〕お寺の前にはよく良い言葉が書かれており、気に入ったものは写メってる。先日台東区で見かけたこの言葉は特にグッと来た。





難なき人生は
無難な人生
難あり人生は
有り難き人生

これを読んで次の三つの言葉を思い出した。
「恥じなんてかいてナンボだ。“失敗した”って事は“挑戦した”って事だからな。何もやんねーで他人の事笑ってる人生よりずっとマトモだ」(羽海野チカ『3月のライオン』)
「負け犬の本当の意味は、負けることを怖がるあまり挑戦しないヤツらのことだ」(映画『リトル・ミス・サンシャイン』)
「失敗を恐れるな。失敗することが罪ではなく、目標を低く掲げることが罪なのだ。大きな挑戦では、失敗さえも栄光となる」(ブルース・リー)

●3月8日…〔今日の良かった〕先日のNHKアニメ『ピアノの森』第16話「約束」、主人公カイがショパンコンクールに挑み、演奏後にポーランドの聴衆が「ナシャ・ポルスカ!(私たちのポーランド!)」と喝采を送ったシーンに感動した。日本人ピアニストに向かって「ナシャ・ポルスカ!」って、ショパンを弾く者にとって最大級の褒め言葉。第18話「レクイエム」では、ワルシャワの聖十字架教会に眠るショパンの墓が登場。ショパンは遺言で「私の葬儀でモーツァルトのレクイエムを演奏してほしい」と願ったことから、この教会ではコンクール期間中の命日にレクイエムを演奏している。墓マイラー的にも嬉しい回だった。

//昨日は森友問題で自殺に追い込まれた財務省近畿財務局・赤木俊夫さんの命日。たった一年前のことなのに、メディアはもう忘れ去っている。7時のNHKニュースは1秒も触れなかった。国民がメディアに「忘れるな」と言い続けるしかない。

●3月7日…〔今日の良かった〕今回、東京では巡礼2日目に遠藤周作『沈黙』のモデルになった“転びバテレン”の宣教師や“最後の宣教師”を墓参できた。

フェレイラ神父 (ロドリゴ)キアラ神父 シドッティ神父
(1)クリストヴァン・フェレイラ(1580-1650)…ポルトガル人の著名な司祭・神学者。29歳のときに来日、イエズス会の指導者として布教活動を行い尊敬を集めた。だが、キリシタン弾圧により53歳で捕縛され、5時間に及ぶ苛酷な拷問に耐えきれず棄教する(この時、中浦ジュリアン神父@天正遣欧少年使節は殉教)。その後、「沢野忠庵」の名を与えられ、日本の女性と結婚。フェレイラが殉教せず棄教を選んだことは当時のキリスト教社会に衝撃を与えた。江戸にて70歳で他界。墓所は谷中の瑞輪寺。娘婿で幕医の杉本忠恵の代々墓に合葬。

(2)ジュゼッペ・キアラ(1602-1685)※『沈黙』の主人公ロドリゴ司祭のモデル…イタリア人宣教師。『沈黙』ではフェレイラの弟子。棄教した宣教師仲間を救うべく密入国するも捕縛、激しい拷問を受け浄土宗に“転ぶ”。殉教した武士の後家を幕命で妻とすると共に、その男の「岡本三右衛門」の名を与えられた(妻の夫とは別人という説もある)。1646年から江戸小石川(文京区小日向)の切支丹屋敷に39年間も幽閉され(同屋敷の最初の幽閉者)、隠れキリシタンの吟味に協力、そのまま83歳で生涯を終えた。小石川無量院に葬られたが廃寺となったため、墓石は雑司ヶ谷霊園に移され、そこから子孫のイタリア人が持ち去った後、調布のサレジオ神学院に移された。一方、遺骨は最初の埋葬地にあると思われ、付近の小石川伝通院に「ジョセフ岡本三衛門」の名で供養碑が建立された。宣教師の帽子を被ったような墓になっている。墓碑銘は「入専浄真信士霊 貞享二乙丑年七月廿五日」。

(3)ジョヴァンニ・シドッティ(1668-1714)…イタリア人司祭。“最後の宣教師”。『沈黙』の神父ではないが切支丹屋敷の最終入牢者として有名。1708年に40歳で日本に潜入、捕縛される。新井白石の尽力もあり、「布教しないこと」を条件に助命され、切支丹屋敷に送られた(最初に入牢したキアラ司祭から62年後)。だが、6年後に監視役の世話係2人がシドッティから洗礼を受けたことが発覚し、屋敷内の地下牢に3人とも入れられ、10ヶ月後に衰弱死した。享年46歳。シドッティの死の10年後に切支丹屋敷は火災で焼失。そして没後300年となる2014年に切支丹屋敷跡地を発掘した結果、3体の遺骨が発掘され、DNAから1体がイタリア系男性と判明、年代からシドッティと確定した。残りの日本人2体は例の世話係と思われる。
切支丹屋敷跡地には洋墓風の記念碑があり、僕はこの石をシドッティの墓と見立てて追悼。隣りには、拷問で殉教した信者の墓石と伝わる「八兵衛石」が現存する(写真左端の小さい石塔)。

●3月6日…〔今日の良かった〕東京から帰宅。上京中、仕事の合間を縫って、前からお墓参りしたかった、女優川島なお美さんと、ミュージシャン・かまやつひろしさんの墓前に。2人は同じ麻布の賢崇寺に眠っている。
「お墓はその人そのもの」といつも感じているんだけど、お二人の墓石はまさにその典型。川島さんのお墓は石で出来た素敵な帽子を被っていて、墓前にはワインボトル、ロマネ・コンティの石像が置かれている。こんなオシャレな墓を見たことがない。戒名がこれまた美しく「秋想院彩優美俊大姉」というもの。夫の名パティシエ鎧塚俊彦さんが、心を込めて建立された。墓前は色とりどりのバラで埋め尽くされている。
かまやつさんのお墓は前面にザ・スパイダース時代のヒット曲「なんとなくなんとく」の楽譜(作詞作曲かまやつさん)が彫られ、その下に「Keep On」の文字。そして赤色の石を使ったギター、そして愛煙していたフランスの煙草ゴロワーズののモニュメントが置かれていた。う〜ん、カッコいい!お二人に合掌。※すぐ側に政治家・与謝野馨さんの墓。近隣の善福寺には、福澤諭吉と俳優原田芳雄さんが眠る。

   


●3月4日…〔今日の良かった〕先日のジョジョ5部アニメ第21話は、ギャングのボスのゲスっぷり(麻薬を街に流す&身バレ防ぐため娘を消そうとする&自分の利益の為だけに他人を利用)に激怒した同組織の幹部が、裏切ってボスに戦いを挑むという最高度に胸熱展開の神回。絶大な力を持つボスを裏切ることは、死を意味する。それにもかかわらず、一緒に戦ってくれる勇気のある仲間がいて、そのことに感動した幹部が、これまで見せたことがないウルウル瞳になり(普段は厳しい表情)、そこに全世界のジョジョラーがもらい泣き。
海外在住のジョジョ友が、ツイッターで教えてくれたコラ画像は、名シーンの表情をルーブル美術館など各地で展示しており、感動と爆笑が同時に来た!
 元ツイートはコチラ
 左の元絵はルーブルのモナリザ!
 このセンスが素晴らしい

いやはや、ブチャラティは愛されてるなぁ。そういや、ウチの子が2歳のときに、最初に好きになったキャラもブチャラティだった。
『ジョジョの奇妙な2歳児』(2分13秒)この動画、いつの間にかアクセス12万超え。その9割以上が海外のジョジョラー。

//今夜から上京し、テレビ局の方と東京の墓所を7カ所巡礼。無事にロケが終われば今月下旬に放送予定!詳細は近日中に。

●3月3日…〔今日の良かった〕一昨日の日本アカデミー賞にて是枝裕和監督『万引き家族』が8部門制覇!これを機に鑑賞する人がまた増えるといいな。
ところで、日本アカデミー賞がいまいち盛り上がりに欠ける要因のひとつに、本家アメリカは「ノミネート作から作品賞を選ぶ」ことに対して、日本アカデミー賞は「優秀作品賞に選ばれた5作品から最優秀作品賞を選ぶ」というややこしさにあるだろう。人物の場合は、優秀主演男優賞や優秀主演女優賞から最優秀を選ぶ。
…なんで日本アカデミー賞はこんなやり方にしたのか。おそらく日本の映画会社が宣伝の際に、「ノミネートはインパクトが弱いので“優秀賞”という言い方にしよう、それなら宣伝チラシに使える」と考えたのではないだろうか。ノミネートされるだけでも凄いんだから、受賞出来なくてもノミネートを誇れば良いのにねぇ。

【最優秀作品賞】「万引き家族」
優秀賞:「カメラを止めるな!」「北の桜守」「孤狼の血」「空飛ぶタイヤ」

【最優秀アニメーション作品賞】「未来のミライ」
優秀賞:「ドラゴンボール超 ブロリー」「ペンギン・ハイウェイ」「名探偵コナンゼロの執行人」「若おかみは小学生!」

【最優秀監督賞】是枝裕和「万引き家族」
優秀賞:上田慎一郎、白石和彌、滝田洋二郎、本木克英

【最優秀主演男優賞】役所広司「孤狼の血」
優秀賞:岡田准一「散り椿」、舘ひろし「終わった人」、濱津隆之「カメラを止めるな!」、リリー・フランキー「万引き家族」

【最優秀主演女優賞】安藤サクラ「万引き家族」
優秀賞:黒木華「日々是好日」、篠原涼子「人魚の眠る家」、松岡茉優「勝手にふるえてろ」、吉永小百合「北の桜守」

【最優秀助演男優賞】松坂桃李「孤狼の血」
優秀賞:岸部一徳、ディーン・フジオカ、西島秀俊、二宮和也

【最優秀助演女優賞】樹木希林「日々是好日」「万引き家族」
優秀賞:篠原涼子、深田恭子、真木よう子、松岡茉優

【最優秀外国作品賞】「ボヘミアン・ラプソディ」
優秀外国作品賞:「グレイテスト・ショーマン」「シェイプ・オブ・ウォーター」「スリー・ビルボード」「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」

●3月2日…〔今日の良かった〕浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)の傑作『北斎漫画』が、電子書籍で4カ月前に出ていた!『北斎漫画』は、北斎が人物、動植物、風景、妖怪、歴史上の偉人などを描いたイラスト大百科事典。1814年、54歳のときに第一巻が刊行され、最終第15巻が刊行されたのは、死後約30年が経った1878年!完結まで64年もかかった空前絶後の作品集。北斎はシリーズ15巻970ページを通して、約4000カットもの絵で森羅万象を描き尽くした。この労作について、北斎は「気の向くままに漫然と描いた画」と語り『北斎漫画』と名付けた。
まともに書籍で買えば数万円するので諦めていたけど、Kindle電子版なら1500円。紙のような味わいはないけれど、背に腹はかえられぬ、速攻で購入した。これからあまり知られていないマイナーなカットを見るのが楽しみだ。

●3月1日…〔今日の良かった〕以前からコンビニオーナーの極端に長い労働時間が問題になっていたが、ついに問題解決に向けた動きが出てきた。
セブンイレブン・ジャパンは契約時に「文書による特別の合意をしない限り、24時間未満の開店営業は認められない」と取り決めている。だが、東大阪市のセブンイレブンの店主は人手不足を理由に24時間営業をやめた。この店で働いていたオーナーの妻が亡くなり、オーナーは勤務時間が連日16時間超に。やむを得ず今月から営業時間を短縮したところ、本部から契約解除と違約金1700万円を求められたという。オーナーは勇気を出して本部の無茶ぶりをメディアにあかし、「非人道的な契約はそれ自体が無効と判断されるべきだ」と主張。他のオーナーと連帯して戦っている。
コンビニ加盟店ユニオンの執行委員長「コンビニのオーナーは、労働者なら過労死が認められるほどの長時間勤務が当たり前。人の命を大事にするのか、チェーンのイメージを大切にするのか、本部は真剣に考えてほしい」。
地方のコンビニだと、人手不足を補ってくれる外国人も少なく、時給1200円で募集しても厳しい。西日本のあるオーナー「深夜バイトの休憩時間を確保するため“45分だけ閉めたい”と相談したが、本部は“契約上ダメ”の一点張り。いっそやめたいとも思うが、違約金は6千万円といわれた」。福井県のセブンイレブンでは、昨年2月の豪雪で店員が出勤できなくなり、オーナーは断続的に50時間以上働き、妻も過労で救急搬送されたが、本部は閉めさせてくれなかったという。
外国なんか首都でも24時間営業は珍しい。ちょとくらい不便になっても、過労で命を危険に晒す人がいない世界の方が良い。お客様満足度で何度も第1位になっている北海道の「セイコーマート」は24時間営業を前提としておらず、24時間は全体の2割ほど。ずっと店を開けてなくても1位になれるんだ。

●2月28日…〔今日の良かった〕僕は欧州分断に繋がる英国のEU離脱に反対なんだけど、昨日イギリスのメイ首相が、初めて離脱期日の延期を容認する姿勢を示した。国際経済を巻き込む無秩序な離脱を選べば、欧州経済の混乱は必至。社会の不公平感は、移民が悪いんじゃなく、制度として富の再分配がきちんと出来てないから。

●2月27日…〔今日の良かった〕一昨日のアカデミー賞発表は時代の変化を伝える象徴的なものだった!
2015年、16年と2年連続で主演と助演の男女優部門20人が全員白人だった際、“白いアカデミー賞”と批判され、黒人のスパイク・リー監督が授賞式をボイコットする事態になった。あれから3年、今年はそのスパイク・リーが脚色賞(「ブラック・クランズマン」)に輝き、スピーチで来年の大統領選に言及「みんなで一緒に歴史を正しい方向に導こう。愛と憎悪の戦いの中で正しい選択をしよう。ドゥ・ザ・ライト・シング(正しいことをしよう)!」。受賞作は白人至上主義の結社KKKに黒人刑事が潜入捜査するというもの。スパイク・リーは数多くの名作を生んできたのに、今回がオスカー初受賞だ。

作品賞、脚本賞、助演男優賞の3部門を獲得したピーター・ファレリー監督『グリーンブック』も黒人が主人公。天才黒人ピアニストと白人の用心棒がツアーのため米南部を旅し、黒人と白人が互いを理解し合う映画という。対立を描いて問題提議して終わりではなく、その先へ進んでいる。

アメコミ映画で初めて作品賞にノミネートされた『ブラックパンサー』は黒人の王がヒーローとして活躍し、名セリフ「危機に瀕した時、賢者は橋を架け、愚者は壁をつくる」で締めくくる。本作は衣装デザイン賞と美術賞、作曲賞を獲得。
長編アニメ賞の『スパイダーマン:スパイダーバース』の主人公はアフリカ系とプエルトリコ系の両親を持つマイルス少年。助演女優賞の『ビール・ストリートの恋人たち』は黒人青年が無実の罪を着せられる。
2017年はゲイの黒人が主人公の『ムーンライト』、2018年には障がい者と半魚人のロマンス『シェイプ・オブ・ウォーター』と、主人公がマイノリティーの映画が作品賞に選ばれてきて、今回の非白人系の大活躍で完全に“白いアカデミー賞”時代は過去のものとなった。

映画興行面からの大変革は、劇場公開作ではなく動画ストリーミング配信プラットフォーム「Netflix」のオリジナル映画『ROMA/ローマ』が監督賞(メキシコ出身のキュアロン)・撮影賞・外国語映画賞の3部門を獲得したこと。劇場公開を前提としない低予算の映画がオスカーに輝いたことで、これからは客入りの見込めないアート系の映画でも作りやすくなるだろう。
キュアロン監督「1人の現地(メキシコ)の女性を中心にした作品を評価いただき感謝する。労働者の権利を認められていない7000万人の1人だ。これまでの映画では背景に過ぎなかった存在だ」。

主演男優賞は『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じたエジプト系米国人ラミ・マレック。アラブ系俳優で初の主演男優賞!スピーチがとてもよかったので紹介。
「(少年時代の自分に)いつかこんなことが起きるんだよって伝えたらどう思うだろうと考えている。きっと、くせ毛頭が爆発するほどびっくりしていたことでしょう。彼は自分のアイデンティティに悩んで、自分のことを理解しようとしていましたから。僕たちは、人に媚びることなく自分らしい人生を生きた移民の同性愛者についての映画を作りました。そんな彼と彼の物語を今夜祝福していることこそ、こういった物語がもっと語られるべきであることを示している。僕はエジプトからの移民の息子で、アメリカ人としては一世にあたります。そんな僕のストーリーが今刻まれている。この瞬間にたどり着くことを信じ続けてくれたみなさんには感謝しきれません。僕の一生の宝物になるでしょう」(リンク元

※作品賞ノミネート8作の概要(25日・朝日)
・「ブラック・クランズマン」黒人刑事が白人を装い、白人至上主義団体「KKK」に入団する社会派スリラー
・「ボヘミアン・ラプソディ」人気ロックバンド・クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーを描く
・「ブラックパンサー」アメコミが原作の超大作。黒人ヒーローが活躍する
「女王陛下のお気に入り」18世紀初頭のイングランド、気まぐれなアン女王のお気に入りの座を巡る2人の女性の駆け引きと愛憎劇
・「グリーンブック」1960年代、天才黒人ピアニストとその運転手の白人男性が、人種差別が色濃い米国南部を旅する
・「ROMA/ ローマ」ネットフリックス製作。外国語映画賞にもノミネート
・「アリー/スター誕生」主演は歌手のレディー・ガガとブラッドリー・クーパー(監督も)
・「バイス」ジョージ・W・ブッシュ大統領の下で絶大な権力をふるったチェイニー副大統領が主人公


●2月26日…〔今日の良かった〕NHKラジオから連絡があり、今年1月で最終回のはずだった『ラジオ深夜便』の「世界お墓偉人伝」が、その最終回で大きな反響をいただき、なんと来年度も担当することに!延長です、ありがたいです。これでまた墓巡礼の素晴らしさを伝えることができる!

●2月25日…〔今日の良かった〕先日のEテレ『ららら♪クラシック タンゴの真実』(公式)は永久保存版だった!タンゴの歴史、使用楽器の説明、「ジュンバ」「シンコパ」など独自のリズムの説明、フリオ・デ・カロやオラシオ・サルガンなど巨匠の紹介があり、最後にアストル・ピアソラが作曲した大傑作『ブエノスアイレスの冬』を、バンドネオンの名手小松亮太さんがライブ演奏!港町ブエノスアイレスの場末で生まれ、当初はダンスの伴奏として軽く見られていた音楽が、世界に誇るアルゼンチンの芸術として認められるまでが、30分という短い時間で実にわかりやすく語られていた。完璧な番組であり、構成を考えた人は天才!

//昨日、日本文学研究者で文化勲章受章者のドナルド・キーンさんが96歳で他界。18歳で源氏物語に惚れ込むなど日本の古典から現代文学まで通じ、世界に日本の文化と文学を広めて下さった。
以下、朝日の追悼コラムが良いので抜粋&紹介。
→(キーンさんは)東日本大震災を機に、かねての思いを実行して(日本)国籍を取得した。これを、はやりの日本礼賛の文脈で語るのは間違いだ。対談で「日本人になったからには日本の悪口もどしどし言うつもりです」と語っている。実際、キーンさんは、バブル崩壊後の日本社会のありように辛口だった。内向き志向、他者への配慮を欠いたふるまい。憲法9条が改定の動きにさらされている現状も批判した。本に親しんできた日本人が、テレビやゲームに興じ、古典と向き合う時間をなくしてしまっている風潮も惜しんだ。
そういう「ファストフード」から得られる喜びには限りがあると指摘し、人間性の探求に駆り立てる文学が再び必要とされるかもしれないと書いた。近年は、現代の私たちに通ずる孤独や、自信と不安が背中合わせの矛盾を描いているとして、啄木の作品を勧めていた。

/作家・平野啓一郎氏「近代以降、日本人はゴッホやモネに浮世絵の素晴らしさを再教育され、フェノロサに日本美術の価値を見出されたように、やはり、キーンさんに教えられた日本文学の素晴らしさも多かった」。

●2月24日…〔今日の良かった〕沖縄の辺野古基地建設をめぐる県民投票で、ハッキリと民意が示された。72%の方が辺野古埋め立てに反対。県民の声が、このように具体的に数字として可視化されたことは大きい。日本が民主主義国家を名乗るなら、これだけ明確に示された民意を無視などできない。

●2月23日…〔今日の良かった〕先日、上映中の『アクアマン』を鑑賞!体感システムの4DXで観たんだけど、これが凄まじかった。まさにアトラクション映画の決定版!物語の舞台が海中だけに今までの4DXで一番水がかかり、2月なのに服がしっとり。座席がこれまた揺れに揺れ、途中で隣席の観客の巨大ポップコーンが火山のように噴火し、その直後、箱ごと宙に舞った!マーベル系のヒーロー映画と違って、DCコミックス系は『バットマン』など暗く重い路線できたけど、このアクアマンはユーモアたっぷり。バトルシーンもエンドレスで続くクライマックスを見ているようだった。USJでライド体験した気分。

●2月22日…〔今日の良かった〕博多の講演で一泊したので、大阪に帰る前に、山形県の石屋さんKさん、北九州市の石屋さんIさんと3人で福岡を墓巡礼。太宰府で菅原文太さんと鑑真和上の墓参をした後、中間市で高倉健さんに墓参、最後に小倉で宮本武蔵の養子・宮本伊織の墓参りを敢行!車を運転して下さったIさん、そして健さんのお寺でご住職からいろんな話を聞いて下さったKさん、本当にありがとうございました!また3人で巡りたいです!(^^)/

//発売中の『音楽の友 3月号』に「世界音楽家巡礼記(24)」を寄稿。今号はスペインの作曲家特集で、サラサーテ、タレガ、アルベニス、グラナドス、ファリャ、ロドリーゴの一挙6人の墓参レポート掲載です。

●2月21日…〔今日の良かった〕『笑ってコラえて!』の出演が様々な仕事に繋がってきて本当に嬉しい。日本全国の石材店400社あまりで組織される全優石(全国優良石材店の会)さんから講演依頼を頂き、本日、博多で墓マイラーからみたお墓の魅力を語りました。こんなに大きな組織から声をかけて頂くのは初めてだし、ヒルトンホテルの大広間という巨大空間で語るのも初めて。会場に入った瞬間、
“遠くは北海道、青森、全国から集まっている…大変なことになった”
“全国組織の石屋さんに墓の魅力を語るなんて、釈迦に説法、おこがましいのでは…”
と、正直怖じ気づいた自分がいた。

でも、話し始めて最初の笑い声が出たときに緊張が解けた。皆さん、優しい!一般の人にガチの墓マイラー・トークをすると「アウェイ」な空気を感じることもあるけど、この会場には圧倒的な「ホーム」感があった。そう、ここでは、どれだけエキセントリックにお墓LOVEを叫んでも、ドン引きされない!むしろ、どんなにむき出しの愛をさらけ出してもOK!前列の方にニコニコしながら聞いて下さっている方が何人かおられ、僕は「全優石は“全国の優しい石屋さん”の略だ!」と胸熱に。

閉会後の懇親会ではイメージキャラクターをされているエジプト考古学者・吉村作治先生と同じテーブルに。当然ながら大ファンであり、大阪から色紙を持参。サインをお願いしても許される場なのか、慎重に空気を読んでいるうちに閉会時間が迫ってきて、僕の気持ちを知っているYさんが「いま頼まないと!」と背中を押して下さり、サインをお願いした。吉村先生は「いいですよ」と笑顔で色紙を受け取って下さり、ピラミッド3基とナイル河のイラストを添えて下さった!うおおおおお!!感無量、カジポン家末代までの家宝に!
全優石・吉田剛会長ともお墓トークがたくさんでき、本当に、本当に、あまりにも貴重すぎる体験だった!

墓石には命日が刻まれ、その日は故人を追悼するため墓前に人々が集います。人は死してお墓となって生きる。そして墓参に来た生者を結びつける。僕には墓前で知り合った墓マイラー友達がたくさんいます。
まっこと、墓が石であってこその墓マイラーです。これは石屋さんのために言うのではありません。100カ国2500人の巡礼からの実体験です。墓石の形、建てられた場所、刻まれた言葉、生没年が伝える波乱の人生、周囲にどんな人が眠っているのか、すべてが故人のラストメッセージ。僕にとって墓はその人そのものです。だから感謝の言葉を伝えるために30年以上巡礼し続けています。人と思うから「ありがとう」を直接伝えたくなる。伝えずにはおられない。

発見された最古の墓は6万年前のネアンデルタール人のもの。既にこの段階で花が供えられていた(洞窟内のお墓から、付近には咲いていない8種類の花粉が出てきた)。亡骸を小動物の被害から守りたいという想いで埋葬したのだろう。
お墓は先祖代々から生命を受け継がれてきたことが分かる、「目に見える命のバトン」であり、石の文化を支え続けてきたすべての石屋さんに心から敬意を表します!ビバ・お墓!(^^)/

 
吉村作治先生は前日にエジプトから帰国されたばかり。
現在、ドローンを使った大規模調査が進行中とのこと!

●2月20日…〔今日の良かった〕聴き惚れたヴィヴァルディの楽曲・ラスト、そして初期クラシック史の最終回!
1740年、ヴィヴァルディは自作オペラのウィーン公演のためヴェネツィアを発つ。ところが、大変ことが起きる。芸術のよき理解者だった神聖ローマ皇帝カール6世が崩御したのだ。このため、オーストリアは国家として1年間喪に服し、その間はオペラを含む全ての興業が禁止された。ヴィヴァルディは舞台セットや歌手の契約で既に投資しており大打撃を受ける。そのうえ次期皇帝をめぐって「オーストリア継承戦争」が勃発し、国内は戦争一色となりオペラどころではなくなった。
翌年7月、ヴィヴァルディは帰国することもかなわず、ウィーンの市民向け歌劇場の作曲家宿舎で体調を崩し、そのまま病没する。享年63歳。故郷ヴェネツィアであれば大きな葬儀になったと思われるが、旅先のウィーンであり、しかも真夏であったため、葬儀は簡単に終わり、そのまま病院付属の貧民墓地に埋葬された。

約30年後、この墓地はウィーンの再開発で閉鎖され、ウィーン工科大学が当地に開校する。“ワルツ王”ヨハン・シュトラウス2世や物理学者ドップラーが入学しており、ある意味彼らはヴィヴァルディの墓の上で勉強していたことになる。
工科大学は毎年ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートが催されるクラシック・ファンの殿堂「ウィーン楽友協会ホール」と200mしか離れておらず、公園を挟んで向き合っている。音楽の都ウィーンを象徴する聖地・楽友協会ホールに、全作曲家の中で最も近い場所に眠っているヴィヴァルディ。故郷ヴェネツィアには帰郷できなかったけれど、音楽家として少しでも慰めになっていたらと願ってやまない。

ヴィヴァルディがこの世を去った10年後、ドイツではバッハが他界。その6年後にモーツァルトが生まれ、20年後にベートーヴェンが生まれ、ロマン派(ショパン、チャイコ等)爆誕に向けて音楽を発展させていく。

ヴィヴァルディの没後約200年が経った1939年、イタリア・トリノ国立博物館でヴィヴァルディの楽譜を調査中に、偶然にも声楽曲『グローリア』が発見される。
この『グローリア』の第2曲「地上には善意の人々(Et in terra pax)」がとてつもない名曲!歌の大意は“地上の善意の人に平安あれ”というもの。体の芯まで震えるようなドラマチックかつ美しい旋律。ヴィヴァルディさん、あなたこんな曲も書いてられたんですか!
『グローリア』第2曲「地上には善意の人々」 (5分)

いやはや、この曲が200年ぶりに発見されて本当に良かった!ヴィヴァルディとバッハは今でこそ有名だけど、死後は100年くらい忘れ去られたいた。メンデルスゾーンが「バッハ凄いよ」と騒ぎだし、そのバッハがヴィヴァルディを尊敬していたので、ヴィヴァルディにまで光が当たった。
現代に生きているからこそ『グローリア』第2曲を聴けるわけで、1939年までに没していたら曲の存在を知らなかった。あぶない、あぶない。いや、現代だってYouTubeがなければ、こうしてマイナーな曲を自宅にいながらにしてクリックひとつで聴けたわけじゃなく、僕も曲の存在に気づいたかどうか。こと音楽に関していえば、まったくもって幸運な時代に生きていることよ。

●2月19日…〔今日の良かった〕聴き惚れたヴィヴァルディの楽曲・その3。
この隠れ名曲を読者の皆さんに紹介できることが、本当に嬉しい!

1730年、52歳のヴィヴァルディは『ギター協奏曲』を作曲。他の作曲家はあまり手を出さない分野であり、ここでも孤児院オーケストラの生徒達を楽しませたいという思いが伝わってくる。
『ギター協奏曲』第2楽章(頭出し済)、このマイナー曲の演奏風景を初めて見た!耳を傾けていると、秋の午後に林道の落ち葉の上を散歩しているような気持ちに。
そして古楽器のリュート版。音声のみだけど、こちらもグッド。作曲当時はリュートがポピュラーだった。

同じ頃、全12曲のヴァイオリン協奏曲集『チェートラ』を出版。『チェートラ』の中では第12番(ヴァイオリン協奏曲 ロ短調)が抜群にいい。最後の1分強のヴァイオリン独奏を頭出ししているので、ぜひ試聴を! ヴィヴァルディは本作の手書きの楽譜を神聖ローマ皇帝カール6世(マリア・テレジアの父親)に献呈している。
またこの頃、史上初となる『フルート協奏曲』の楽譜を出版!
『フルート協奏曲第2番 夜』 (11分)夜の雰囲気たっぷりの傑作。

そして作曲年が不明かつ楽器もヴィオラ・ダモーレという古楽器ながら、またわずか8分という短い協奏曲ながら、冒頭から身を乗り出してしまう曲がある。
『ヴィオラ・ダモーレ協奏曲 イ短調』 (8分)ええやん、このギコギコな感じ!ええやん!
(次回ヴィヴァルディ編ラスト)

●2月18日…〔今日の良かった〕聴き惚れたヴィヴァルディの楽曲・その2。
昨日紹介した 『調和の霊感』のヒットを受けて、ヴィヴァルディが翌1712年(34歳)に出版したのが『ヴァイオリン協奏曲:ラ・ストラヴァガンツァ』。全12曲あるうちの最後の第12番の第2楽章(頭出し済)が歌心たっぷりで良いです!

同年、中世(13世紀)の修道士が書いた感動的な詩、『スターバト・マーテル(悲しみの聖母)』に曲を付ける。ヴィヴァルディ初の本格的な宗教曲であり、十字架の下にたたずみ悲しみに沈むマリアの姿を切々と歌う。

Stabat mater dolorosa(悲しみの母は立っていた)
iuxta Crucem lacrimosa,(十字架のかたわらで、涙にくれ)
dum pendebat Filius.(わが子が架けられている間ずっと…)
もう歌の出だしから泣けてくる。目の前で子を失った母親の悲しみを思うと、キリスト教徒じゃなくても胸にくる。
『スターバト・マーテル(悲しみの聖母)』 (22分37秒)
※ヴィヴァルディの他にも、パレストリーナ、ペルゴレージ、ハイドン、ロッシーニ、ドヴォルザークなど多くの作曲家がこの詩に曲を付けている。

1720年頃(42歳)、『ファゴット協奏曲』を作曲。ファゴットは地味な印象の楽器だけど、ヴィヴァルディはドラマチックな曲調で縦横無尽に活躍させている。
『ファゴット協奏曲 ニ短調』(10分35秒)冒頭のツカミが完璧
『ファゴット協奏曲 ホ短調』(11分32秒)第一楽章が特に良い

そして1725年、代表曲「四季」を含む12曲のヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』を出版!この協奏曲集の第1番から4番までが『四季』であり、それぞれにヴィヴァルディ自身のソネット(十四行詩)が付いている。以下に要約。
「春」…春の到来だ!小鳥も喜んで歌っている。小川のせせらぎ、そよ風も最高。
「夏」…この猛暑はきつすぎる。カンカン照りで人間も羊もぐったり。そして恐ろしい夏の嵐!雷とヒョウ、勘弁してくれ!
「秋」…収穫が終わって村の秋祭り。狩りもするよ。
「冬」…凍てつく寒風が吹きすさび歯はガチガチ。一方、家の中の暖炉の炎は暖かい。もうすぐ春ですなあ。
イ・ムジチ合奏団の『四季』(43分41秒)この楽団が世界で初めて『四季』を録音、レコードは2500万枚以上を売り上げ、この曲はクラシックファン以外にも知られるようになった。王道の演奏。
革命児ファビオ・ビオンティの『四季』(40分)ビオンティ軍団のライブ動画。独自解釈、あまりのアグレッシブさに当初は仰天したが、気がつけばやみつきに。
※上記の『夏』第3楽章頭出し。チェンバロ完全バトルモード、全員バーサーカー(狂戦士)。
※上記の『冬』第1楽章頭出し。すごい緊張感。なんかもう、切り刻まれる感じ。

(ヴィヴァルディその3に続く)

●2月17日…〔今日の良かった〕中世まで遡り6日にわたって紹介してきた、バッハ登場以前の初期クラシックの世界。いよいよ最後の超大物、ヴィヴァルディの登場!

ヴァイオリン協奏曲やフルート協奏曲といった“ソロ&伴奏楽団”で奏でる独奏協奏曲の形式を確立した巨星アントニオ・ヴィヴァルディ。彼は1678年にヴェネツィアで生まれた。バッハの7歳年長にあたる。音楽家の父に教育を受け、同時に聖職の道にも進み、25歳で「司祭」の資格を得た。その温厚な性格から「赤毛の司祭さま」と親しまれる。
まもなく音楽の才能をかわれ、ヴェネツィアの女子孤児院付属音楽院でヴァイオリンを教え始めた。以降、約40年にわたって、孤児院運営費の捻出のため毎週ひらかれる女子孤児達の学内コンサートの作品を書き、演奏を指導した。

この孤児院はいわゆる“赤ちゃんポスト”のある孤児院。ヴィヴァルディは孤児達が音楽を演奏する喜びを感じられる良い曲を書こうと発奮、また、ひとりでも多くの子に見せ場があるよう、4人のソロが登場する『4台のヴァイオリンのための協奏曲』を書いたり、ファゴット、フルート、マンドリン、トランペット、ギターなど各種楽器の協奏曲も書いた。

我が愛する…我が愛する…『4台のヴァイオリンのための協奏曲』!
この曲の第2楽章の中に、好き過ぎて中毒症状になるくらい、ここ20年ほど繰り返し聴いている「90秒間」の旋律がある。ピンポイントでこの部分→
https://youtu.be/Sdn4DVni3eY ここからの1分半!耳を傾けていると宇宙の果てに連れて行かれる。大曲を聴いたような満足感。そして一度聴いたら、電車の中でも、お風呂の中でも脳内再生。

https://www.youtube.com/watch?v=GWZTyiMXulQ#t=5m47s
同じ部分、9割以上が女性の楽団のライブ動画。ヴィヴァルディは女子孤児院のために作曲していたから、初演の演奏会はこんな光景だったかも。先のリンクに比べて演奏の速度が速いけど、このテンポが主流。僕的には遅ければ遅いほど良い。

https://www.youtube.com/watch?v=86Aqf2GTmCs#t=4m38s
なんじゃこれはというほど超速い演奏。神秘性や情緒は吹き飛んでるけど、これはこれで切れ味バツグン、好きな人も多い。

https://www.youtube.com/watch?v=7OwQOb6bd1M#t=5m09s
20年後にバッハが編曲した「4台のピアノ(チェンバロ)のための協奏曲」のライブ映像。4台のピアノが並んでいる光景はなかなか壮観!ピアノを4台用意するのが大変なため、めったにステージで演奏されることはない。

https://www.youtube.com/watch?v=mHAsO0yqPwQ (4分)
変わり種。ジェームス・ピンダーなる人物が同曲の第1楽章をシンセサイザーに編曲。『時計じかけのオレンジ』のサントラを手がけたウェンディ・カーロスを彷彿。天才か!この人はバッハのブランデンブルク協奏曲第3番とか良い編曲をいろいろアップしている。

『4台のヴァイオリンのための協奏曲』が発表されたのは1711年、ヴィヴァルディ33歳のとき。全12曲の協奏曲集『調和の霊感』のうち第10番が当曲。
続く第11番が『2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲』で、これも名曲。
『2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲』 (9分16秒)冒頭からドラマチックで聴き入る。第3楽章のフーガはバッハそっくり、いやバッハ(当時26歳)が似ているのか。
(ヴィヴァルディその2に続く)

●2月16日…〔今日の良かった〕初めて器楽曲で国際的名声を得たコレッリに続いて、名前が現代に伝わるバロック音楽の作曲家トマゾ・アルビノーニ(1671生)を紹介。23歳のときに作品1となる『12のトリオソナタ』を完成。面白いのは、最初に出版された楽譜には自身の肩書きを“ディレッタント(好事家・物好き)のヴァイオリニスト”としており、職業作曲家ではないことをアピールしている点。父は製紙業者として成功し、裕福な家庭であったため、作曲のノルマもなく肩の力を抜いて音楽を楽しんでいる印象。とはいえデビュー時から良い曲を書いている。
『12のトリオソナタ』(87分)冒頭のオルガンの音色から一気に引き込まれる。

29歳で発表した作品2『五声のシンフォニアと協奏曲集』は海賊版が出るほど人気を得た。この曲集からは「シンフォニア ト短調」 (8分半)をプッシュしたい。個人的に陰のある曲が好きなので、短調の作品は要チェック。
36歳のときに『ヴァイオリン協奏曲イ短調』 (7分22秒)を書いており、アルビノーニは独奏バイオリン協奏曲の創始者のひとりに名を連ねている。
40歳で出版した『12のヴァイオリン・ソナタ』では、肩書きが「ヴァイオリン音楽家」となっている。アルビノーニの中で大きな変化があったのか、公に職業音楽家と名乗っている。
51歳、『12曲の五声の協奏曲集』を発表、第2番となる『オーボエ協奏曲』の第2楽章アダージョ (12分半)が特に素晴らしく、リンクの頭出しをしておいた。
そして第12番にあたる『2つのオーボエのための協奏曲』(7分42秒)は、50代に入った作曲家の円熟味、風格が漂う作品。ちなみに、まだクラリネットはこの世にない。
以降、作品の発表が激減し、まだ存命にもかかわらず、過去の作品が「遺作」として出版される憂き目を見る。1751年にヴェネツィアにて79歳で他界。この5年後にあのモーツァルトが生まれている。時代がかなり現代に近づいて来た感がある。

−−アルビノーニといえば、最も有名な曲は本人の名が冠された『アルビノーニのアダージョ』(11分50秒※カラヤンは小品にも手を抜かず全力の名演)なんだけど、残念ながらこの曲はアルビノーニ本人とは無関係。20世紀イタリアの音楽学者レモ・ジャゾットが1958年に“アルビノーニの楽譜の断片から再現した”と偽ったもの。実際はレモ・ジャゾットの完全オリジナル。ある意味、誰もが騙されるほどの名旋律を書いたレモ・ジャゾットが凄いわ。
バッハは14歳年上の先輩アルビノーニを評価し、弟子達に研究を勧め、自身もアルビノーニの主題を使ったフーガを2曲書いている。(次回ついにヴィヴァルディ編!)

〔2月24日※日記の順番とズレがあるので後日入れ替えます〕
沖縄の辺野古基地建設をめぐる県民投票。野党支持層だけでなく、与党支持層の半数が基地建設に反対票を投じた結果、7割以上が反対という結果に!
反対 42万4273票
賛成 11万4933票
どちらでもない 5万2682票
昨年の県知事選で、反対派の玉城デニー知事が得た過去最多票数をさらに4万票も上回るもの。これでもうハッキリした。沖縄に対して「対案を出せ」とかもういい。沖縄はノーと言っている以上、対案を考えるのは政府だし、本土の人間。戦後74年間、ずっと沖縄に無理強いし、耐えさせてきた。12/29の日記にも書いたけど、「もはや海兵隊を沖縄に置く戦略的な意味はない」と、とっくに結論が出ている。かつては仮想敵国の目の前に戦力を配置することが抑止力になっていたが、ミサイルが高性能化した現在、前線への戦力配置は初戦で壊滅するリスクが高く「悪手」と認識されている。本土の人間がどうしても基地が必要というなら、本土で国民投票をして、最も「米軍基地必要」とする票が多かった県に移設すればいい。

●2月15日…〔今日の良かった〕4日前から書いている西洋古典音楽の旅、昨日のアレグリまで声楽曲ばかりだったけど、ここにきてついに歌のない器楽曲が登場。時代はルネサンスが終わりバロック時代へ突入。

ときは1653年。オペラや教会音楽などの声楽曲ではなく、ベートーヴェンやショパンなど楽器メインの器楽曲ワールドの開拓者、アルカンジェロ・コレッリがイタリア東部に生まれる。コレッリは合奏協奏曲の創始者。同時代の他の作曲家と異なり声楽曲は書かず、器楽曲だけで国際的名声を獲得した最初の作曲家だ。10代前半からイタリアの器楽音楽の拠点ボローニャでバイオリンを学び、28歳で作品1となる全12曲の『トリオ・ソナタ』を作曲&出版する。全曲で約70分とたっぷりだ。
※『トリオ・ソナタ』は日曜日の昼間にのんびりと聴きたい感じの素朴な温かみがある。
ちなみにコレッリ35歳のときにドイツでバッハとヘンデルが生まれ、バッハはコレッリの作品を研究した。

中年になったコレッリは当時のどの作曲家よりも恵まれた創作環境にあった。芸術に理解のあるオットボーニ枢機卿(ローマ教皇)が生活を保証してくれたのだ。おかげで他の作曲家のように毎週新作を書くという無理な創作活動をせずに済み、じっくりと納得できるまで内容を練ることができた。
1700年(47歳)、『ヴァイオリン・ソナタ』(全12曲)をローマで出版。最後を飾る「ラ・フォリア」が人気を得る。
『ラ・フォリア』 (11分)この作品は曲調に陰影がありファンが多い。231年後にロシアの作曲家ラフマニノフが変奏曲の題材に選んでいる。

他界の前年となる1712年、渾身の遺作『合奏協奏曲集』(全12曲)を完成させる。翌年、ローマにて他界。享年59歳。
『合奏協奏曲集第3番』 (12分)短調ならでは、随所に渋い旋律が登場。 葬儀の際にコレッリの弟子達が厳粛な趣のあるこの曲を演奏した。
『合奏協奏曲集第4番』 (9分35秒)この動画は楽器ごとの役割が分かりやすい。9人で豊かに響く。
『合奏協奏曲集第8番クリスマス協奏曲』 (14分)クリスマスの真夜中のミサのために書かれた曲。
美しい音色を尊重して技巧的な表現を避け、緻密な構成、優雅な気品を重んじる作風を貫いたコレッリ。バッハやヴィヴァルディは死後その名が一時的に忘れられたが、コレッリはパトロンの熱心な庇護もあって、音楽教育の現場で作品が使われ続けた。長調や短調という調性を使用した初期の人物でもある。(アルビノーニ編に続く)

●2月14日…〔今日の良かった〕イタリアにて人まちがいで墓参した人物が音楽史の重要な聖人であったことが判明。
昨夏、ローマで作曲家グレゴリオ・アレグリに墓参した。ルネサンス末期1582年生まれという、バッハよりさらに100年前の人。ヴァチカン宮殿のシスティーナ礼拝堂聖歌隊のカストラート歌手でもあった。アレグリは一昨日の日記で紹介したパレストリーナの孫弟子にあたり、非常に慈悲深い人物との評伝が残る。1652年にローマにて70歳で他界。
アレグリの墓はコロッセオとヴァチカンの中間にあるナヴォーナ広場(ベルニーニ「四大河の噴水」が有名)に近い「ヌオーヴァ教会」にある。海外の墓マイラーサイトには「この教会のフィリッポ・ネリ礼拝堂に眠る」とあり礼拝堂へ。祭壇の下部がガラスになってミイラ(汗)が見え、僕はそれがアレグリと思って「アレグリさん、聖歌ミゼレーレ(※後述)最高です!」と感謝。だけど、今日、海外サイトを調べてて、あのミイラが別人のフィリッポ・ネリ司祭と判明!やってしまった!

−−フィリッポ・ネリ(1515-1595)は教会組織の上下関係の厳しさに違和感を感じ、1564年に司祭と信徒が平等の立場というキリスト教共同体「オラトリオ(祈祷所)修道会」を創立した。彼は孤児に音楽を教えるなど民衆に慕われ、ユーモアもあったため「喜びの聖人」と呼ばれた。ネリ司祭はオラトリオ修道会で歌う聖歌を作曲家パレストリーナに依頼し、ここから宗教的音楽劇「オラトリオ」(演技のない宗教オペラ)が生まれた。ハレルヤ・コーラスで有名なヘンデルの『メサイア』も「オラトリオ」だけど、このジャンルはネリ司祭が源流だった!
アレグリは音楽を心から愛していた聖ネリの墓の側で永眠することを希望した。僕はミイラのインパクトで周囲を見ていなかったけど、アレグリの墓は床下か、或いは側面の壁にあったのだろう。もう一度教会を訪れて確認しないと…。聖ネリは陽気な性格から「神の道化師」とも呼ばれていたので、人まちがいも笑って許してくれるだろう。

ときに、アレグリの代表曲『ミゼレーレ』には特筆したい秘話がある。1630年代、アレグリは旧約聖書をもとに自身の最高傑作、9声部の『ミゼレーレ』(ミゼレーレ・メイ、デウス/神よ、我を憐れみたまえ)を作曲した。5声の第1合唱と、4声の第2合唱に分かれて交互に歌い継ぐ二重合唱曲。その神秘的な美しさから、教皇庁はこの曲の“神性”を保つため、楽譜持ち出し禁止、写譜禁止、楽譜を書くことも禁止、システィーナ礼拝堂以外での演奏を許さず、禁を破れば“破門”とした。

作曲から約140年が経った1770年、当時14歳のモーツァルトは父親に連れられてローマを訪れ、システィーナ礼拝堂で秘曲中の秘曲『ミゼレーレ』を聴いた。9声部(9つのパート)が10分以上も重なり絡みあう極めて複雑なものだが、モーツァルトはこの門外不出の秘曲を一発で記憶し、宿に帰って楽譜に書き起こす。そして確認のため2日後に再びシスティーナに足を運んで細かな校正を行い、これを完璧に仕上げた。この譜面は旅の途中で出会った英国人音楽学者の手に渡り、翌年にロンドンで出版される。『ミゼレーレ』の楽譜は世界に広まり人々を驚嘆させ、少年モーツァルトはローマ教皇クレメンス14世に呼び出された。教皇はモーツァルトを破門するかと思いきや、逆にその驚異的な才能を褒め称え、ヴァチカンは『ミゼレーレ』(12分22秒)を解禁したのであった。
(コレッリ編に続く)

●2月13日…〔今日の良かった〕“オペラの父”モンテヴェルディの曲に浸る。彼は1567年生まれ、時代はルネサンスからバロックへの過渡期。モンテヴェルディは15歳で教会音楽(歌曲)の楽譜を出版して以降、音楽による詩の表現を追求していく。20歳の時に日常生活で歌うラブソングなどを収めたマドリガーレ(マドリガル)集を出版。彼は生涯に約250曲もの世俗曲を残している。
1607年、40歳でオペラ第一作『オルフェオ』を初演(亡くなった妻を黄泉の国から連れ戻す途中、オルフェオが妻に振り返ってしまい再び引き裂かれる有名な物語)。古代ギリシャからセリフを歌う劇はあったけど、モンテヴェルディはただセリフを歌わせるのではなく、歌に巧みな抑揚をあたえ、情熱的で真に迫った感情表現を実現、さらにオーケストラはただの歌の伴奏ではなく、14曲もの管弦楽曲が用意され、ときに単独で舞台を盛り上げた。音楽と演劇が融合した『オルフェオ』は観客から熱狂的な支持を受け、近代オペラの出発点となった。
翌年オペラ第2作『アリアンナ』も大成功を収め、オペラ作曲家としての名声を不動のものにする。怪物ミノタウロスを退治したアテナイの英雄テセウスと恋に落ちたクレタ王ミノスの娘アリアドネ(アリアンナ)が、テセウスの心変わりでナクソス島に置き去りにされ、オペラのクライマックスで「アリアンナの嘆き」を歌う。“われを見捨てよ、死なしめたまえ、この苦しみ、悲しみに望みも絶え果て、ただ死あるのみ”と絶望から死を願うこの歌は、聴衆の女性の涙をしぼり取り、爆発的に流行した。
「アリアンナの嘆き」は後にマドリガーレになっている。冒頭の“Lasciatemi morire(われを見捨てよ)”は胸に迫るものがある。
1610年(43歳)、約30年ぶりの宗教音楽となる『聖母マリアの夕べの祈り』を作曲しローマ教皇に献呈。バッハ以前の教会音楽では最大の曲で、壮大なスケールの作品となった。
※『聖母マリアの夕べの祈り』からマニフィカトの超美しい後半部分を頭出し
1614年、歌曲『愛する女の墓に流す恋人の涙』(16分)出版。冒頭の“Incenerite spoglie(灰となった亡骸よ)”が悲しい。
1643年、ヴェネツィアで他界。享年76歳。バッハ生誕まであと42年。(グレゴリオ・アレグリ編に続く)

●2月12日…〔今日の良かった〕約30年前、大学の下宿にクラシックファンの先輩が遊びに来た。その先輩は音楽史の超初期の作品ばかり聴いている人で、「ベートーヴェン?あんな新しい音楽は苦痛だ」と吐き捨てた。僕は仰天して「じゃあ、バッハとかヘンデルはどうですか」と聞くと「あいつらも前衛音楽だけど…我慢したら、まだ聴ける。でもほんとギリギリ」。
この言葉がそれからずっと心の奥に残っていた。僕はベートーヴェン以降のロマン派のドラマチックな作品にカタルシスを感じて、それらを中心に聴いてきた。だけど「いつかはあの先輩をそこまでドハマリさせた初期クラシックを、バッハ以前の音楽を徹底的に聴き込まなきゃ」、そう思い続けていた。その“いつか”がこの3週間だった。中世グレゴリオ聖歌から始まるバロックに至る旅。
「これは“神曲”!」と感じた作品がいくつも見つかったので、第一弾を報告します。歴史的に音楽は教会の中で進化してきた。楽器ではなく人間の声を通して。

1350年頃(日本の南北朝時代)、フランスの作曲家ギヨーム・ド・マショー(1300-1377)が、史上初めてひとりの作曲家が全曲を書いた多声ミサ曲『ノートル・ダム・ミサ曲』(28分37秒)を完成。それまで歌い手の人数に関係なく同じひとつの旋律を歌っていた“単旋律”=グレゴリオ聖歌の時代が終わり、4声(多声)のパートが絡み合い、響き合うものになった!マショーのミサ曲は670年前のもので、ベートーヴェンが生まれるより420年も昔の曲。でも楽曲として充分鑑賞に堪えうるし、寝る前に聴いてると落ち着く。

1430年頃、マショーの約100年後にイギリスで生まれた“中世最後の作曲家”ジョン・ダンスタブル(1390-1453)。彼は透明感のある美しいモテット(多声教会音楽)を複数書いており、中でも『来たれ精霊よ 来たれ創造主なる精霊』 (5分44秒)に聴き入った。

時代はルネサンス音楽へ。フランスの作曲家ギヨーム・デュファイ(1397-1474)は対位法に優れ、新しい和声を研究し、各楽章の冒頭で同じモチーフを使って統一性を持たせるなど、ルネサンス時代の音楽の先駆者となった。デュファイがやった「モチーフの再利用」を400年後にワーグナーが楽劇で極めることになる。
デュファイの『アヴェ・レジナ・チェロルム』から、彼が自分の葬儀用に心を込めて書いた旋律「アニュス・デイ(神の子羊)」(5分25秒)を紹介。

1440年、ルネサンス最大の作曲家ジョスカン・デ・プレが生まれる。生地は不明だがベルギーで没している。ジョスカンは当時の全ての作曲技法を意のままに操り、構築美にあふれた簡潔で明快な作品を多数書いた。ポリフォニー(多声)技法を完成。名曲を三つ紹介。
『オケゲムの死を悼む挽歌(森のニンフ)』(5分12秒)5声になり広がりを感じる。師匠オケゲム追悼のため作曲。
『祝されたり、天の女王(聖母マリア)』(6分24秒)最後の余韻が良い
『アヴェ・マリア』(7分)ぬくもりのある旋律

1525年、宗教曲を多く残した「教会音楽の父」、ルネサンス最後の大音楽家ジョヴァンニ・ダ・パレストリーナが生まれる。当時イタリアでは、演奏される宗教音楽が外国人の手によるものばかりだった。パレストリーナが19歳で出した『ミサ曲集』は、イタリア半島出身者の最初の出版された教会ミサとなった。伝染病ペストで、妻、弟、2人の息子を亡くすなか、数々の名歌を書き残しローマにて68歳で他界。

『インプロペリア』(4分10秒)パレストリーナの唯一の自筆楽譜!冒頭の歌詞は“世の救い主のかかりたまいし十字架を見よ”。この美しさよ!ヘッドフォンお薦め!
『谷川慕いて』(2分20秒)鹿が谷川を求めるように魂が神を慕い焦がれるという歌。めっさ響きが柔らかい。2分20秒の至福。パレストリーナは神秘的で流れるように優美な旋律のカーブを描く裏技として、各声部のリズムの強拍が一致しないよう別々の強弱パターンを書き、拍節(はくせつ)感を消して連続性を出す工夫をしている。静穏で透明感のある作品は後世の作曲家たちの素晴らしい手本となった。
『アスンプタ・エスト・マリア』 (35分)パレストリーナのミサで最も美しい曲のひとつ。晩年の傑作。

時代は宗教音楽の時代から、人文主義が隆盛したルネサンスを経て「人間」を感じさせる表現に移っていく。オペラ誕生まですぐそこ。(明日に続く)

●2月11日…〔今日の良かった〕アメリカ音楽界最高の栄誉であり世界最大の音楽の祭典「グラミー賞」で、日本人の映像ディレクター、ヒロ・ムライさんが監督を務めたチャイルディッシュ・ガンビーノのミュージックビデオ『This Is America』が最優秀ミュージックビデオ賞を受賞!この歌は社会派の問題作であり、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞など今回最多となる4部門に輝いている。ちなみにヒロ・ムライさんの父親は『翼をください』を作曲した音楽プロデューサーの村井邦彦さん。

それにしても、再生回数4億8千万回以上に達している『This Is America』(4分)、戦慄の暴力描写にブッ飛ぶ。冒頭、頭に袋を被せられた男が後頭部を撃ち抜かれ、直後にそのピストルがハンカチで丁寧に包まれて大切にされる一方、地面に転がった男の遺体は無造作に引きずられ、アメリカでは人間の命が銃よりも軽いことを象徴。
中盤の黒人聖歌隊が自動ライフルの乱射で皆殺しにされるシーンは、2015年にサウスカロライナ州の黒人の通う教会で人種差別主義者の白人男性が銃を乱射し9人が犠牲となった事件を象徴。4分間でアメリカ社会が抱える問題をえぐり出している。
本作にグラミーを与えるところに、米国民が感じている社会の危機感が出ている。ほんま、アドバイスしたい。銃を規制しろと。市民生活に銃なんかいらんて!
※NHK「ニュース9」は『This Is America』をお茶の間に流したけど、いきなり見せたら駄目。子どもはまだギリ起きてる時間。事前に一言、アナウンサーは警告すべき内容っす。

●2月10日…〔今日の良かった〕祝!フィギュアスケート四大陸選手権、男女共に日本人選手が初優勝!男子シングルの宇野昌磨選手(21)はショートプログラム4位からの逆転優勝。宇野選手は怪我からの復帰にもかかわらず今シーズンの世界最高得点を更新。宇野選手は2015年にジュニアの世界選手権を制しながら、シニアでは主要国際大会で勝てなかった。平昌五輪で銀、世界選手権でも2度の銀。大舞台では6大会連続で2位となり“シルバーコレクター”と呼ばれていたけど、ついにその名を返上した。
女子の紀平梨花選手(16)もショートプログラム5位と出遅れたものの、フリー演技でトリプルアクセルを含む7つのジャンプをすべて成功させ、2位に14点以上の大差をつけて逆転優勝。来月に開催される世界選手権がまっこと楽しみ。
※フジテレビ公式が宇野昌磨選手・男子フリーの演技をノーカット配信!これは素晴らしい試み。良い演技を著作権の心配なく共有できるのはホント嬉しい。今回、宇野選手はベートーヴェンのピアノソナタ「月光」を演技で使っている。このピアノ演奏が非常に良い。グルダのようにたっぷり情感がこもった演奏だ。誰が弾いているんだろう?紀平梨花選手の全ジャンプ成功も配信中

●2月9日…〔今日の良かった〕先日の大河『いだてん』第5話「雨ニモマケズ」、最高だった!ストックホルム五輪の選考マラソン、順位を伝える実況中継で盛り上げながら、明治日本の風物を随所に織り交ぜ、非常に楽しいものになっていた。毎回そうなんだけど、45分間、まったく無駄がない。ゴールシーンで金栗四三が“柔道の父”嘉納治五郎に抱きしめられるシーンは、第1話の伏線(子ども時代に嘉納治五郎に抱きしめられそこなった)の感動的な回収。金栗君の夢が叶った!

報道によると『いだてん』は視聴率が伸び悩んでいるという。あまりにもったいない話だ。俳優さんの生き生きとした演技、活気あふれる明治の街、青春を謳歌するバンカラ学生たち、時折挿入される寄席の光景、音楽も明るく喜劇調でテンポもいい。基本、真面目路線の大河でこの楽しさは新鮮!

ただ、このコメディ路線も戦争の時代に入っていくにつれ、シリアスな場面も増えていくだろうし、実はそこをけっこう期待してる自分がいる。大河ドラマは基本的に戦国時代と幕末維新ばかり。平成が終わろうとしている今、そろそろタブーを恐れず大河で昭和の戦争を描いてほしいし、むしろこのタイミングを逃したら、次はいつチャンスがあるか分からない(来年は明智光秀)。

現在ドラマの舞台は1911年、この後、嘉納治五郎(役所広司)は五輪を通して世界の人々と出会っていく。やがて第一次世界大戦が起き、続いて世界恐慌に。その中で日本は急速に軍国主義化していく。
1931年、満州事変が勃発。IOC委員の治五郎は、オリンピックを国際交流の平和運動と捉えていたが、政府は国威発揚の場と考えギャップが生まれていく。
1932年、五・一五事件が発生し犬養毅首相が海軍青年将校らに暗殺される。史実によると、治五郎が開いた講道館の若い柔道家たちは、国家改造を画策する青年将校の過激な思想に共鳴し、治五郎に対して「6万人の柔道家を抱える講道館が武道報国の行動を起こさないのは、館長嘉納治五郎の忠君愛国の精神が不足しているからだ」と批判、引退を迫ったという。その際、治五郎は彼らをこう諭した「我らの説く道は中正道(ちゅうせいどう)である。右に偏ったり、左に傾いてはいけない」。世界を知っている治五郎だからこそのバランス感。
そして治五郎の悲願である東京五輪(1940)の開催が決定すると、翌年に北京郊外の盧溝橋で軍事衝突が起き、日中戦争が勃発してしまう。“戦線不拡大”という政府、天皇の意向を無視して暴走する陸軍は南京に向かって突き進む。IOCからは「戦争中の国で“平和の祭典”五輪はできない」、陸軍からは「五輪を中止しろ、戦争に集中せよ」と大きな圧力が加わる…。

日独伊軍事同盟に反対し、日米開戦にも反対した3人の海軍首脳、山本五十六、米内光政、井上成美を主人公にした昭和の戦争をいつか大河で、そう願っているけど、現在の右傾化した日本社会では、侵略という負の部分を直視した大河など無理だろう。でも、嘉納治五郎を通してなら、オリンピックに絡めてというのであれば、大河で昭和の戦争を描けるはず。宮藤官九郎さんは日本の黒歴史をどう脚本に反映させるか。様々なデマがネットに満ちる今、この大河が正しい歴史認識を促すものになって欲しいと切に願ってる。

●2月8日…〔今日の良かった〕昨夜のBSプレミアム『ザ・プロファイラー ニール・アームストロング』が素晴らしかった。アームストロングがアポロ11号の船長として月面に人類で初めて立ったとき「1人の人間にとっては小さな1歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」と語ったのは有名だけど、その後の言葉はさらに感動的だった。
打ち上げ当時は東西冷戦の真っ只中。米ソが熾烈な宇宙開発競争を繰り広げるなか、ソ連ガガーリンが人類初の宇宙飛行を成し遂げ、米国は出遅れてしまう。そこで国家の威信をかけ、最初に月へ人類を送ろうとした。
月面に降り立ったアームストロング船長とバズ・オルドリン操縦士が、石の採取などミッションに取り掛かると、ホワイトハウスから第37代ニクソン大統領が衛星電話をかけてきた(本来、この電話をかけるべきケネディは6年前に暗殺されていた)。
ニクソン「やあ、ニールとバズ。私はホワイトハウスの執務室からかけているんだ。すべてのアメリカ人にとって今日は人生で最も誇れる日になうだろう。そして世界中の人々がこの偉業を認めてくれるはずだ。君たちのおかげで宇宙は我々の世界の一部となったのだ」。
ニクソンは着陸成功をアメリカの偉業として讃えようとした。この大統領の言葉に対し、アームストロング船長は少しの間、沈黙する。そしてこう答えた。
「ありがとうございます、大統領。私たちは合衆国だけの代表ではありません。すべての国家の平和を愛する人好奇心を持ち未来を目指す人々、彼らを代表してこの場所に立てるのは、とても光栄なことです」

アームストロングら2人が月面に滞在したのは2時間半。地震計や太陽風測定装置など複数の機器を設置した後、月を離れる直前に小さな包みを月面に置いてきた。中身はここに来られず事故死した宇宙飛行士たちを称えたメダル。アポロ1号の飛行テストで死亡した3人の乗組員と、前年に航空事故死したガガーリンを追悼する4枚のメダルだ。ガガーリンは“敵国”ソ連の人間。だが、同じ宇宙に憧れてきた仲間としてアームストロングは敬意を表した。国家間のくだらない争いとは違う次元に宇宙飛行士たちはいた。
「小さな1歩だが大きな飛躍」の言葉だけが有名になってるけど、「私たちは合衆国だけの代表ではありません」も同じか、それ以上に胸を打つ言葉であり、ぜひ教科書に載せて欲しいっす。

このエピソードを知って、地球外に出た最初のイスラム教徒で、衛星軌道からコーランを読み上げたサウジアラビアのアルサウド飛行士の言葉を思い出した。
「最初の一日か二日は、みんなが自分の国を指していた。三日目、四日目は、それぞれ自分の大陸を指さした。五日目にはみんな黙ってしまった。そこにはたった一つの地球しかなかった」
●2月7日…〔今日の良かった〕キタキタ、劇場版実写ジョジョの地上波初放送がキタ!放送は2月10日深夜1時20分からTBSにて。日曜の夜だけど翌日は祝日だし、オンタイムで観る人も多いのでは。山ア賢人君の仗助はイメージ通り、CGのスタンドも良いし、オリジナルの脚本部分もキャラに厚みを持たせた成功例。良い映画なのに、宣伝の仕方がまずかったり、作品を観ずに叩く人がいたり(漫画実写化の宿命)で、興行収入が伸び悩んだ可哀想な作品。今回の地上波オンエアがきっかけで、「この続きが観たい!」という人が増えて、映画会社を動かすウェーブが出来ると良いなぁ。
っていうか、リンク先にある「決してエンドロールまで見逃すこと無くご覧下さい!!」が気になる。なんか重大発表があるのか?期待しちゃって良い感じなのかコレ!?期待するよ!?ええ、全力でしますとも!!
※だがしかし!関西の毎日放送で予約しようと思ったら、全然違う番組がそこに!ギョエー、大阪ではオンエアされないのか!毎日放送ふざけんな…ひどい…。そもそもアニメの放送時間も超遅いし…。あんまりだぁあああ!会社幹部に猛省を求む!

●2月6日…〔今日の良かった〕ここ数週、朝ドラ『まんぷく』がとても面白い。いや、『まんぷく』は初回からずっと面白いんだけど、クライマックスのインスタントラーメン誕生に向け、まずは美味しいと感じるスープの開発で苦労しまくり、次の麺作りでさらに壁にぶち当たり、今週はどうすれば麺を常温で長期保存できるか悪戦苦闘している。今まで、“コレ美味しいな”くらいの印象でインスタントラーメンを食べてたけど、そこに至るまでの挫折の繰り返しを知り、感動と共に口に運んでいる次第です。
主人公の萬平さんが、ラーメン開発にあたって壁に貼った“5つの誓い”がいい。全部ものすごく重要!→
【新ラーメンの5箇条】
一、美味しいこと
一、安く買えること
一、便利であること
一、常温で保存できること
一、安全であること

●2月5日…〔今日の良かった〕少しずつインスタグラムの使い方がわかってきた!(1)ツイッターと違って文字数制限がない(2)写真を同時アップ可能(3)シャープ記号でタグをつけられる(4)説明文に誤字脱字があると編集で訂正できる(コレ重要!ツイッターは直せない、涙)
インスタをやる前、既に文ジャンに載せた墓写真を再度インスタにアップするのは意味がないって思ってたけど、32年間の墓巡礼フォルダから、陽射しが綺麗だったり、献花や周囲の緑が美しかったものを1日に1枚ずつアップしていると、パソコン画面で一覧を表示したときに、なんかもう写真集みたくなっている!
撮影技術は素人だし、そもそも機材がスマホのカメラと5万のデジカメのみ。だけど、単品では「そこそこ」の写真が、複数並ぶことでシンフォニーのように響き合い、「これが100枚になったら良い感じになるかも!?」とちょっとワクワクしてきた。画像のストックは10万枚ある。溜まりに溜まっている。自費の写真集を出す資金はないから、インスタでそれっぽいもの作って遊んでみよ。(*^_^*)

//そしてフェイスブック。救援要請を出した、ロシア皇帝ニコライ2世の墓調査(墓碑の文字の解読等)が無事終了したことに、読者の方から次のお便りを頂いたので許可を得て転載。
−−−−−−−−−−−
ニコライ2世のお墓のロシア語の件について思ったこと。
僕は「みんなが力を出し合って、1人ではできないことを成し遂げた成功例」だと感じました。
・あの石がお墓だという写真を見つけた人。
・ロシア語がわかる人に呼びかけた人。
・古いロシア語を訳した人。
・Google先生。
・詩篇(旧約聖書)の該当箇所を探した人。
誰もが、1人だけの力では真相にたどり着かなかったけど、それぞれ自分の得意分野で少しずつ力を発揮して、次の人にバトンを託していく、というマンガ的な展開に、実は少し感動してました。
解決という最終的な結果も素晴らしいけど、そこに至る過程にドラマを感じました。
いわゆる「集合知」ってこういうことなのかな、とも思います。
−−−−−−−−−−−
いやほんと、僕がスピルバーグなら映画化してます。協力して頂いたすべての方に感謝です。

//個人サイト、フェイスブック、ツイッター、インスタでユーザー(住民)の年齢層&性別割合が異なるとよく聞くけど、それ、本当だと思う。想像以上に棲み分けができてる。書き込みの内容・文面から体感でそう思う。

●2月4日…〔今日の良かった〕先日、WOWOWで昨年のマイベストワン映画『リメンバー・ミー』を再見して、あらためてエンドクレジットの言葉「時を越えて私たちを支え、力を与えてくれた人々を決して忘れない」でアートサンダーをくらった。墓マイラー的にどストライク、感電して頭のヒューズがとんだ。子どもは本編が終わると遊び始めたけど、僕は顔を見られないようエグ泣き。今まで観た映画の中で最高のエンドクレジット。ほんと、この言葉を故人に伝えるために墓巡礼をやってる。売れないまま早逝した芸術家とか、権力と戦って獄死した人とか…胸に来る。ずっと語り継いでいく!
「時を越えて
私たちを支え、
力を与えて
くれた人々を
決して忘れない」

//2018年度鑑賞映画のベスト10です。よろしければレンタルの参考に。
(1)リメンバー・ミー…故人に想いを馳せる気持ちはどこの国も同じ。人類普遍の共通点を感じ脱水症状になるまで滝泣き。
(2)グレイテスト・ショーマン…「私はなるべくして今の自分になった、これが私」、名曲「THIS IS ME」に激感動。
(3)万引き家族…血縁にこだわらず家族になろうとする人、産んでないけど親になろうとする人の物語、カンヌで世界の胸を打つ。
(4)シェイプ・オブ・ウォーター…声を出せない女性と言葉を話せない半魚人との珠玉のラブストーリー。本当のモンスターは差別主義者の人間と語り、モンスター・ムービー初のアカデミー作品賞。
(5)カメラを止めるな!…何度も大笑い、最初にやったもん勝ち!
以下順に「湯を沸かすほどの熱い愛」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」「犬ヶ島」「レディ・プレイヤー1」
〔番外・どうしてこうなった〕ハン・ソロ


 ※これ以前は『最新文芸情報バックナンバー』へ!


 
日本だけ労働者は涙目。もう自民政権ではこの構造を変えることは出来ない。固定化してしまっている。電力会社などの企業献金に支配されて、他国のような労働者保護の政策がとれない。
戦後1000兆円も借金を作ったうえに(同じ敗戦国のドイツは借金ゼロ)、少子化問題を放置、タックスヘイブンも野放し、過労死多発でもサービス残業を取り締まらない(独仏の労働者は残業なし、夏4週間・冬2週間の休み。現政権は憲法破壊の安保法制強行、不必要な原発再稼働、財源がなくても議員や公務員の給料はアップ実施、もうめちゃくちゃだ。


昨年、安保法制の強行可決後、安倍氏がNYの
国連本部に行った際に出迎えた反戦市民グループ。
画像はコラじゃなくガチ。
「宗主国へようこそ・お土産は戦争法制」
宗主国(そうしゅこく)とは植民地の主。“日本は米国のポチ、
主権なんかない”という皮肉MAXの言葉。
そして左の女性が持っているプラカード、ここには『1984年』
に登場する以下の有名な洗脳スローガンが書かれている。

「戦争は平和なり
自由は隷従(れいじゅう)なり
無知は力なり」

★YouTube『新型学問 はまる!ツボ学/ジョジョ立ち学』(12分)



討論の相手が普通の自民支持者なら会話が成立するけど、新興宗教の信者だと本当に骨が折れる。あまりに教祖がすべて過ぎ、話が一向に進まない。疲れる。真言宗、天台宗など昔からある宗派は反戦・非暴力が信条だし、日本の古いカトリック教会や修道会もリベラル。秘密保護法、安保法制などタカ派の安倍内閣を支持、或いは協力しているのは幸福の科学、統一教会、創価学会という3大新興勢力。創価には知り合いがいる(しかも良いヤツ)からあんまり批判したくないけど、立憲主義を踏みにじってはカルトと言われても仕方がない。安保法制が絶対に必要なら、ちゃんと憲法改正すればいいのに、それをやろうとしない。僕が持っている釈迦やキリストのイメージは、秘密保護法や戦争法を容認する人物じゃない。むしろ真逆。

 
 
 ★動画リンク→「安保法制採決、山本太郎議員の渾身の叫び」(60秒/YouTube)
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「やられたらやりかえす」のは個別的自衛権。これは問題ない。集団的自衛権は日本が「やられていないけどやりかえす」こと。中国や北朝鮮と不測の事態になれば個別的自衛権で対応できる。
〔安倍氏から日本を取り戻す〜時事まとめ〕 集団的自衛権 / 秘密保護法 / メディア /
自民憲法草案の条文解説

●サイトで自分の思いを語るということ
HPで意見を発表すると、自分の「間違った知識」や「一方的な思い込み」を指摘され、初めて誤りに気づけます。これは本当に有難いことです。勘違いしたまま一生を終えるところを、真実に気づくことが出来るからです。自分が独りよがりな誤った考え方をしていないかを確認する為にも、勇気を出して積極的に意見を発表していきますネ!!(*^v^*)
僕は過去の反省と愛国心は両立すると考えている。
むしろ、過ちを反省できぬ国なら情けなくて愛せない。


歴史認識問題に決着!…日本と韓国 /中国 /台湾 / 東南アジア / 米国
・昭和天皇かく語りき / 靖国問題 / 愛国心 / 君が代起立強制 / 消費税 / 残業問題
・安倍首相は原発事故を防げなかった責任を感じて欲しい
・集団的自衛権の問題点
●二次加害者にならないために〜日本人慰安婦の話(美輪明宏)と元日本軍慰安婦に関する正確な知識

・日本軍の記録に残る南京大虐殺(軍命令により実施) http://urx3.nu/ouPU (7分)
・残念だが南京事件はあった〜当時の陣中日記から(2008) http://goo.gl/d2fGMA (32分)
・当時の一次史料『南京事件・兵士たちの遺言』(2015) http://goo.gl/K0U1Ef (45分)
・南京大虐殺の証拠〜当時の記録映像と生存者の確実な証言(32分40秒)

(愛国心を強制することは、「国民には愛国心がない」「法律で“愛せ”と命令せねば愛してもらえない国」と世界に公言してるのと同じ)
「生活」「社民」「共産」は小異を捨て大同団結すべし。リベラル大連合を作り、EU、北欧のように残業ゼロの社会を!EU、北欧に可能なら日本でも可能なはず。日本人に人間らしい生活を!
日本には過労死するほど仕事があり、自殺するほど仕事がない。
※一般市民が他人の財布からお金を盗めば、すぐ警察に捕まる。だけど、経営者が従業員の財布からお金を盗んでも処罰されない。これが「残業代未払い」。他国では許されない。

●『アイヌ、琉球は縄文系=本土は弥生人との混血』…国立遺伝学研究所(遺伝研)や東大などの研究チームが過去最大規模の細胞核DNA解析を行った結果、日本人を北海道のアイヌ、本土人、沖縄の琉球人の3集団に分けた場合、“本物の日本人”は縄文人に起源があるアイヌと琉球人が近く、本土人は中国大陸から朝鮮半島経由で渡来した弥生人と縄文人との混血(弥生人7〜8割、縄文人2〜3割の混血)と判明。国籍や人種にこだわる人はこれで冷静になるだろう。

●『なぜ当サイトは原発再稼働に反対するのか

●YouTube『メディアは沈黙・3分でわかる日米原子力協定の闇
“時代に合わない”から憲法を変えるのではなく、憲法の理想の方へ時代を変えて行かなきゃならない。「人に無理強いされた憲法だと云うが、拙者は戦争はいたしません、というのはこの一条に限って全く世界一の憲法さ」(坂口安吾/作家1906-1955)

「多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。(略)だますものだけでは戦争は起らない。だまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。そして、このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者にゆるした国民の奴隷根性とも密接につながるものである。「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でも既に別の嘘によって、騙され始めているに違いないのである」(伊丹万作/1946年8月「映画春秋・創刊号」)

//ルイ・アームストロングが歌いあげる『ホワット・ア・ワンダフル・ワールド』(2分15秒)を聴きまくり。この全てを包み込む優しい笑顔がたまらない。目を見てるだけでウルウルくる。歌詞も最高!『♪僕は緑の木々や赤いバラを見る/それは僕らのために花開く/僕はしみじみ思うんだ/なんて素晴らしい世界かと/僕は青い空や白い雲を眺める/明るく喜びに満ちた昼、暗く神聖な夜/そして僕はしみじみ思うんだ、なんて素晴らしい世界なのかと/七色の虹が空にかかり、行き交う人々の顔を染めている/僕は友人たちが「ご機嫌いかが」と挨拶しながら握手を交わす姿を見る/彼らは心から告げる「アイ・ラヴ・ユー」と/赤ん坊の泣き声が聞こえる。僕はあの子らが僕よりも多くのことを学び成長していくのを見守ろう/思わず感動してしまう/なんと素晴らしい世界じゃないか/そうさ、僕はしみじみ思うんだ/嗚呼、この世はなんて素晴らしい世界なのかと!」。2分チョイの短い曲なのに、胸がジワ〜と温まり、歩き続ける力をくれる素晴らしい作品っすね。※影絵とのコラボAmazing Hand Shadow(2分21秒)も泣かせます!


●特選レポ&動画…命の環の話//サービス残業問題//普天間基地は国外へ//チェ・ゲバラ巡礼レポ//アフガン伊藤和也さんを悼む//パレスチナについて//暴力団について//2008 南極・スコット巡礼 //チベット問題について//障害者自立支援法の問題点//『YouTube Classic』//静止画像と思えないヘビの回転テントウ虫//ミルクとパンダの赤ちゃん(53秒)//ウーマン・イン・アート(2分52秒)//『世界一周ダンス』(3分42秒)世界7大陸・39カ国をダンスで巡る。見終わって何とも言えない幸福感に包まれる動画。地球最高!※最新版もスゴイ!(4分半)//『SF名文句集』//ボブ・マーリィ巡礼レポ//人体の免疫効果を調べている阪大の研究チームによると、「1日に8回以上笑うことでガンに対する免疫があがる」とのこと。
宇宙はこんなに美しく、
そして果てしなく広大!
究極の天体写真10選
をアップ!美の極致ッス


 

ミレーとゴッホの『種まく人』〜負け戦が続いても、死後に実る麦の種を撒いたと信じて今日頑張る


東京ローカルのMXテレビがパナマ文書に踏み込んだ内容を放送(8分43秒)。パナマ文書リスト記載者の言い訳は全部同じ。
以下の7つを繰り返しているだけ。番組内で企業や投資家の弁明を論破していた。

「ビジネスのためで租税回避(脱税)目的でない」
→租税回避(脱税)目的以外で租税回避地は使われない

「投資先の依頼で」
→投資先の租税回避(脱税)に協力、さらに自分も租税回避、言い訳にならない

「損したから租税回避ではない」
→国内で課税対象の元本の租税回避であり、投資後のゲイン(利益)の話ではない。
 租税回避への投資そのものが税逃れ行為。

「租税回避地と認識していなかった」
→契約書に登記地明記。プロとしてあり得ない。

「金額が小さい」
→大小の話ではなく国民の当たり前の義務を回避したということ

「政治家でないから節税は問題ではない」
→節税ではなく脱税。政治家でなくても犯罪。

「みんなやっている」
→子供の論理






大手メディアがひた隠しにする
“ほんとうのリスト(一部)”

「電通、東電、JALの社名を一切出さない
日本のメディアはジャーナリズム失格、
国会で取り上げない政治家たちも同罪」


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アメリカ自然史博物館(NY)が制作した『The Known Universe』はヒマラヤ発→宇宙の果て→ヒマラヤ着を6分半で表現しており、美麗映像とコスモな音楽がめっさ心地良い!現世から遊離したような、神さま目線の浮遊感覚を味わった。ぜひ最大画面で壮大な旅を味わって欲しい。時々画面の下に出ているのは“光年”などの距離情報。地球の周囲の無数の軌道は人工衛星のもの。その後の軌道は月。70光年離れると青い光で包まれるけど、あれは人類の電波が現時点で届いている距離(つまりそれより遠い惑星に異星人がいても、UFOで来ない限り人類の存在に気づけない)。さらに離れると宇宙が扇状に見える。ホントは球形だけどまだ未観測部分があるため扇状に表示されているんだって。なんちゅう、贅沢なひととき!


(STOP THE HATE!! 国連本部前のオブジェ)
「科学と芸術は全世界に属する。それらの前には国境など消え失せてしまう」(ゲーテ)
「あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者が、あれほど生きたいと願った明日」(趙 昌仁)作家
「人間の先祖は本人の血族ばかりでなく、文学の内にも存在している」(オスカー・ワイルド)作家
「人を憎んでいる暇はない。わしにはそんな時間はない」(黒澤監督の映画『生きる』から)
「私は殺されることはあっても、負けることはない」(ヘミングウェイ)作家
「僕が最もウンザリするもの、それは無知による憎しみだ」(マイケル・J・フォックス)俳優
「船は港にいる時、最も安全であるが、それは船が作られた目的ではない」(パウロ・コエーリョ)作家


●『戦争絶滅受合法案』 (原案は第一次世界大戦の終結後、1929年にデンマーク人フリッツ・ホルムが起草したもの)※長谷川如是閑の創作説もあるけど、ウィキに原文=1928年11/16発表があり、やはり本物のようだ。
戦争開始後、10時間以内に次の行動をとること。以下の者を順番に“最下級”の兵士として召集し、できるだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下で戦わせること。
1.国家元首。君主も大統領もこれに該当。ただし男子に限る。
2.国家元首の男性親族で16歳以上の者。
3.総理大臣、及び各国務大臣、並びに次官。
4.国会の男性議員。ただし戦争反対の投票をした者は除く。
5.キリスト教や仏教のほか、あらゆる宗教関係者の高僧で、公然と戦争に反対しなかった者。
付記.該当者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦または使役婦として召集し、最も砲火が接近した野戦病院に勤務すること。
(後年の妙案)
※有権者の責任…戦争に賛成した議員を選んだ選挙区の有権者から順番に徴兵せよ。
※戦費について…戦費は戦争に賛成した議員の資産、及びその議員を選んだ選挙区の財政でまかなうべし。

  文・糸井重里


●「もともと普通の人々は戦争したいと思っていない。運がよくてもせいぜい無傷で帰って来る位しかない戦争に、貧しい農民が命を賭けようと思うはずがない。だが、国の政策を決めるのは結局指導者であり、反対の声があろうがなかろうが、人々を指導者の望むようにするのは簡単だ。民主主義であろうと、ファシストの独裁であろうと、共産主義であろうとそれは同じだ。『我々の国が攻撃されている。愛国心のない反戦・平和主義者が国を危険にさらそうとしている』と非難しさえすればいい。この方法はすべての国で同じように上手くいく」(ヘルマン・ゲーリング)元ナチス最高幹部/秘密警察創設者
●「(終戦翌年に記す)多くの人が、今度の戦争で騙されていたという。みながみな、口を揃えて騙されてたという。私の知ってる範囲では、“俺が騙したのだ”と言った人間はまだ1人もいない。(略)“騙されていた”といって、平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でも騙されるだろう。いや、現在でもすでに別の嘘によって騙され始めているに違いないのである」(伊丹万作)※伊丹十三監督の父
●「最初にナチスが共産主義者を弾圧した時、不安に駆られたが、私は共産主義者でなかったので、何の行動も起こさなかった。次にナチスは社会主義者を弾圧した。私はさらに不安を感じたが、社会主義者ではなかったので何の抗議もしなかった。それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、その度に私の不安は増したが、それでもまだ行動に出なかった。ある日、ついにナチスは教会を弾圧してきた。そして私は牧師だった。だから立ち上がって行動に出たが、その時はもうすべてが遅かった」(マルチン・ニーメラー牧師)
※結局のところ、武器に頼ろうとする弱虫より、他人を信じて武器を捨てる勇気を持つ人間に、全人類がなれるかどうかということ。たとえ非武装の結果、信じた相手に裏切られようと、僕は弱虫として死ぬより、勇気ある人間として死にたい。これは名誉やプライドの問題でもある。僕はどの戦争であろうと、「侵略」かどうかを決めるのは、「軍隊を送った側ではなく、送られた側」だと思ってマス。これは自虐的云々ではなく当たり前のこと。

高畑勲監督(79)といえば『かぐや姫の物語』の他にも、戦争の悲劇を描いた『火垂るの墓』で知られている。監督は9歳の時に岡山で空襲に遭い、焼夷弾の中を家族とはぐれな がらも逃げのびた。東大卒業後、東映動画で「ハイジ」「三千里」などを演出し、宮崎駿さんとジブリを設立した。2015年の元旦、神奈川新聞に載った高畑監督の メッセージが素晴らしかったので以下に紹介。
→(高畑)原爆をテーマにした「はだしのゲン」もそうですが、日本では平和教育にアニメが用いられた。もちろん大きな意義があったが、こうした作品が反戦 につながり得るかというと、私は懐疑的です。攻め込まれてひどい目に遭った経験をいくら伝えても、これからの戦争を止める力にはなりにくいのではないか。
なぜか。為政者が次なる戦争を始める時は「そういう目に遭わないために戦争をするのだ」と言うに決まっているからです。自衛のための戦争だ、と。惨禍を繰り返したくないという切実な思いを利用し、感情に訴えかけてくる。
「戦争をしたとしても、あのような失敗はしない。われわれはもっと賢くやる。70年前とは時代が違う」とも言うでしょう。本当でしょうか。私たちは戦争中 の人と比べて進歩したでしょうか。3.11で安全神話が崩れた後の原発をめぐる為政者の対応をみても、そうは思えません。成り行きでずるずるいくだけで、 人々が仕方がないと諦めるところへいつの間にかもっていく。あの戦争の負け方と同じです。
再び戦争をしないためには、あの戦争がどのように進んでいったかを学ばなければならないと思うのです。私が戦争中のことをどれだけ知っているかと聞かれれば、大したことはない。でも、安倍晋三首相よりは知っています。
集団的自衛権の行使を認めるということは、海外では戦争ができない国だった日本が、どこでも戦争できるようになるということです。政府は「歯止めをかける」と言うが、あの戦争を知っている者にとっては信じられません。ひとたび戦争が始まれば歯止めなどかかるものではありません。そもそも 日本人は戦前から米国が好きだった。ジャズや野球、映画といった文化に親しんでいた。その国と戦争をするとは誰も思わなかった。やっても勝てないと思っていた。
ところが、真珠湾の奇襲作戦が成功して戦争になってしまったら、あとは日本が勝ってくれることだけを皆が願い始めた。それはそうでしょう。負けたら悲惨なことになるに決まっているんですから。
息子の兵役を逃れさせたり、戦争に反対して逮捕されたりした人もいたが、ごく少数。始まってから反対の声を上げるのは難しい。いやいや戦争に協力させられたのだと思っている人も多いけれど、大多数が戦勝を祝うちょうちん行列に進んで参加した。非国民という言葉は、一般人が自分たちに同調しない一般人に向けて使った言葉です。
「空気を読む」と若者が言うでしょう。私はこの言葉を聞いて絶望的な気持ちになります。私たち日本人は昔と全然変わっていないんじゃな いか、と。周りと協調することは良いことですが、この言葉は協調ではなくて同調を求めるものです。歩調を合わせることが絶対の価値になっている。
日本人は昔から意見の対立を好まない。皆を仲間内にして、和気あいあいとして争いを避ける。寄り合いも全員一致主義で、どうしても駄目なら村八分にする。 個を確立し、意見が異なっている人との違いを認め、その上でうまくやっていくという努力を好まない。議論を戦わせない。古くからあるこの体質によって日本 は泥沼の戦争に踏み込んでいったのです。私はこれを「ズルズル体質」と呼んでいますが、「空気を読む」なんて聞くと、これからもそうなる危うさを感じずに はいられません。
だからこそ憲法9条の存在が大事だと思うのです。これこそが「ズルズル体質」を食い止める最後の歯止めです。
戦後の平和をつくってきたものは何かといえば、9条です。基地の負担を押し付けられている沖縄の犠牲を忘れてはなりませんが、米国が戦争を繰り返す中、9条のおかげで日本人は戦争で命を落とすことも人の命を奪うこともなかった。政権の手足を縛ってきたのです。
これを完全にひっくり返すのが安倍政権です。それも憲法改正を国民に問うことなく、憲法解釈の変更という手法で、です。
隣国との対立が深まり、不穏になっているからといって不戦の理想の方を変えるのはどうかしています。9条を大事にしているということは、武力で解決するつ もりはない、というメッセージになる。東アジアに戦争の記憶が残る中、戦争をしないというスタンスはイニシアチブになるはずです。「普通の国」なんかにな る必要はない。ユニークな国であり続けるべきです。戦争ができる国になったら、必ず戦争をする国になってしまう。閣議決定で集団的自衛権の行使を認めることによって9条は突如、突破された。私たちはかつてない驚くべき危機に直面しているのではないでしょうか。
あの戦争を知っている人なら分かる。戦争が始まる前、つまり、いまが大事です。始めてしまえば、私たちは流されてしまう。だから小さな 歯止めではなく、絶対的な歯止めが必要なのです。それが9条だった。「最小限の武力行使」「戦争をやるとしてもうまくコントロールしてやる」なんて、そん な能力を私たち日本人が持っていると思わない方がいい。安倍首相だけが特別無自覚というわけではないと思います。私たちはこの70年で基本的な体質が変わることはなかったのです。(神奈川新聞2015.1.1より)


奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。
どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。
だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。
過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。
彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、奴隷になっても決してその精神の自由までをも譲り渡すことはなかった。
その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、あるいは反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によって、肥え太った主人を血祭りにあげた。
現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。
そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。
それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの唯一の誇りを見い出しさえしている。
(リロイ・ジョーンズ 1968年、NYハーレムにて)
※ニュージャージー出身、1934年生。詩人、脚本家、小説家(イスラム名/アミリ・バラカ)

格差拡大・福祉削減路線の政治ではなく、所得再分配・社会福祉拡充路線の政治を切望!!

《最後に、これだけは言わせて欲しいッ!》
〜他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」〜

人間は国籍、人種、宗教など、自分と「違うもの」を理由に戦争するけど、芸術を味わうことは他人の中に自分と「同じもの」を見つけることだ。相手(作者)の気持ちに心を重ね共感した時、人は初めて“感動”できる。
僕は確信している、人類は絶対に分かり合えると。そうでなければ、こんなにも多くの作品が、時代や国境を越え残っているはずがない。ここまで世界が芸術で溢れ返っているはずがない。芸術の存在が、国家、民族、文化を越えて人々が分かり合うことが可能だと証明している!
芸術は生き続ける力をくれる。もう人生の選択肢がなくなった、行き詰まって打つ手がない、そう思ったときに文学や映画を通して違う価値観、別の生き方の存在を知ることはいくらでもある。僕は何度もそうやって救われてきた。
こんな時代だからこそ“あえて”叫びたい。この世界は断固生きるに価するとーッ!!

※やたらと「日本人は他民族と違う」と強調している人には「日本人は他民族と異なる部分が多い。ただし共通点はさらに多い」と付け加えて欲しい。
※言葉や口先だけの“人間は素晴らしい”では、僕は納得できない。僕だって“素晴らしい”という証拠が欲しいんです。だからこそ、手当たり次第に音楽を聴き、映画や絵画を見、文学を読み漁るのです。確かな証拠が欲しくて!そして「見つけた!」と思ったものを、このサイトで報告しているのです。

民主主義は「最大多数の幸福を目指す」で思考が止まってはいけない。「最大多数の幸福によって救われない可能性のある少数派をいかに救うか」、そこまで考えるのが真の民主主義

過去の反省と愛国心は両立する:歴史認識問題に決着!…日本と韓国 / 中国 / 台湾 / 東南アジア / 米国 / 昭和天皇かく語りき


日本に誇りを持つ者として、「日の丸を拒否する自由を認ない愛国者」ではなく、個人の内面を大切にし「日の丸を拒否する自由も認める愛国者」で僕はありたい。


愛国心とは他国を憎むことではなく、自国の文化を愛すること


【管理人の雄叫び〜リベラル派は力を合わせてCS専門チャンネル開設を!】NHKが秘密保護法の問題点を伝えず、民放が原発問題を避けるように、大手メディアは政権やスポンサーの顔色ばかりうかがい、時事問題に深く斬り込みません。歴史認識問題についても、一部保守メディアが架空の近代史を広め、ネット上には戦争被害者に対する二次加害の言葉が飛び交っています。保守はCS「チャンネル桜」をフル活用していますが、リベラルでは岩上安身氏の動画配信サイト、IWJが孤軍奮闘している状態。CSに専門チャンネルを持つには多額の資金が必要ですが(“桜”は資本金1億)、リベラル側には宮崎駿氏、坂本龍一氏、大江健三郎氏、山田洋次氏、菅原文太氏、吉永小百合氏といった著名人のほか、ノーベル賞・益川敏英氏などの大学教授がたくさんおり、法曹界にも日弁連の弁護士が大勢います。戦後民主主義が最大の危機に晒されている今、開局資金は集まるかと!池上彰氏や堀潤氏がメインキャスターになれば視聴率も期待可。右傾化が進んでいる若者たちに「リベラルはお花畑」と言われないよう、ちゃんと南京事件の証拠となる一次資料を伝え、慰安婦問題なども保守サイドの認識が国際社会の常識からズレている理由を丁寧に解説すれば、理解してもらえると思うのです資料その2)。権力者は特定の国を敵視させることで内政から目を逸らさせています。若者の義憤は、政治家や官僚の腐敗(天下り、ズブズブの特別会計予算)、生存に直結する労働問題(非正規雇用4割=約2043万人、サビ残・ブラック企業野放し)、原発問題(核ゴミの捨て場なし)、オレオレ詐欺・弱者を苦しめる暴力団、タイミング最悪の増税等々に向けられるべきもの。早急に政権からも企業からも干渉されない、真にジャーナリズム魂・反骨精神のある専門チャンネルを立ち上げましょう。秋には秘密保護法が施行されるため状況は待ったなしです。(2014.3)

 ←安倍氏とベッタリの食事友達(寿司友)の提灯記事に要警戒

ジャーナリズムとは報じられたくない事を報じることだ。
それ以外のものは広報に過ぎない(ジョージ・オーウェル)




★近年公開された激涙・満点レビュー映画!映画ファンで良かった!

善き人のためのソナタ リトル・ミス・サンシャイン ブラッド・ダイヤモンド トンマッコルへようこそ ツォツィ シッコ ※激解説
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重要なのは行為そのものであり結果ではない。行為が実を結ぶかどうかは、生きているうちに分かるとは限らない。
正しいと信ずることを行いなさい。結果がどう出るにせよ、何もしなければ何の結果もないのだ(ガンジー)

闇は闇を追い払えない。ただ光だけがそれをなし遂げる。憎しみはヘイトを駆逐できない。ただ愛だけがそれを叶える(マーティン・L・キングJr

「生まれながらに肌の色のせいで他者を憎む者などいない。人は憎むことを覚える。ならば、愛することを学べるはずだ。なぜなら、
愛というものは人の心にとって、ずっと自然なことだから」(ネルソン・マンデラ/獄中27年)

戦前の日本について肯定的に評価する政治家たちは歴史認識が不十分で、見ていて恐ろしい。考えが足りない人たちが憲法に手を付けるようなことはあってはならない(宮崎駿)

Now is the time

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(問題がある場合はお知らせ下さい。すみやかに対処します)

「海外の活動家は自らが自殺しない宣言をする」(フィフィ)。あえて“自殺しない宣言をする”意味は何かあるのか?ある。「自殺に見せかけて消されるジャーナリストや活動家がいるから」。
うおお…。それであれば、僕も宣言しておく。絶対に自殺はしない、と。(2012.12.17)

『ある芸術作品に関する意見がまちまちであることは、とりもなおさず、その作品が
斬新かつ複雑で、生命力に溢れていることを意味している』 by オスカー・ワイルド

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2010.6.8 ツイッター開始



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墓マイラー再現VTR(36分)




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