最新文芸情報


2003.12〜2004.1

 1月31日〜週末恒例、おすすめ番組情報を更新!//狂牛病の影響で牛丼が消えていく中、松屋にて豚丼を食す。もともと濃い味付けなので、牛でも豚でも、味に極端な差はなかった。っていうか、むしろ豚の方がビタミン豊富でいいかも。
 1月30日〜先日、神戸市立博物館で開催中の大英博物館展に行って来た。あり得ない人ごみにクタクタになったけど、裏を返せば日本にはそれだけドッサリと美術ファン&考古学ファンがいるということで、目出度いことだと思った。出展作で一番良かったのは仏像のレリーフ。釈迦を囲む弟子たちの穏やかな表情は、金ピカの彫刻よりよっぽど美しかった。狂喜したのは絵画コーナー。デューラーの「メランコリア」(版画史上の最高傑作、実際線の一本一本の緻密さに驚愕した)は宣伝されてたのであるのが分かってたけど、ダ・ビンチ、ラファエロ、ミケランジェロ、ボッシュ、ルーベンス、レンブラント、ゴヤのスケッチがあるなんて聞いておらず、心の準備が出来てなかったので卒倒寸前になった。それぞれは何かの下書きであったり、簡単なデッサンに過ぎないんだけど、それでもルネサンスの巨人が一堂に会している光景は、悶絶するほど絶景だった!興奮し過ぎてアホになった!どんなに小さな絵でも本物は違う。画家のオーラが作品から立ち上ってくる!まったく、これだから人生は面白い。
 1月29日〜本日発売の『ヤフー・インターネット・ガイド3月号』の第2特集“いまこのHPがおもしろい”にウチのサイトが画像付で紹介(P95)されました!やった、バンザイ!…と言いたい所だが、ポジションが微妙。「根性と情熱のこだわりの世界」「時間が経つのを忘れて読み耽るサイト」など5種類のジャンルがある中で、当サイトが出ているのは「怖い!怪しい!おもしろい!ヘンな映像てんこもり」コーナー。うおいッ!自分ではテキストいっぱいのド硬派文芸サイトのつもりなのに「怖い!怪しい!」とは(笑)。しかも紹介文の最後は「面白すぎて一度吸い込まれたら、なかなか出られなのダァァッ!」と痛恨の脱字!(もしや、これは担当記者によるジョジョ第1巻の伝説の誤植「何をするだァーッ!」へのオマージュなのか!?)※文章全体は本サイトを“巨大な文芸ブラックホール”とし、「文芸に興味ない人もアクセスすべし」と好意的に書いて下さっているので嬉しかったッス!//映画『たそがれ清兵衛』がアカデミー賞外国語映画賞にノミネート。山田洋次監督自身もビックリ//アクセス85万件ヒット。
 1月28日〜伊藤園の缶コーヒーに画家アルフォンス・ミュシャの作品が使われてて、文芸ジャンキーとしてはとっても嬉しいんだけど、新たに2種類が加わって計6種類になった!使用された作品の解説が公式サイトにアップされているので、ミュシャ・ファンは御覧になっては?(当サイトのミュシャ特集コーナーもヨロシク!)//今日も昨日に引き続いて仏像部門を強化。傑作仏像写真館に“腹を引き裂く”ラゴラ(釈迦の実子)、スタンド再現百連発にも鎌倉時代の仏像スタンド戦士を追加ッ!
 1月27日〜各仏像コーナーに写真をドドーンと追加!傑作仏像写真館に約10体、イケメンズに2体、入門コーナーに2体。とくと味わって下さいませ!//今週の「ハンターXハンター」、ちょっと泣けた。マンガなのにイラストは最小限だし、セリフのない真っ白のコマさえある。なのに、たったのひとコマで読み手を感動させる。冨樫氏もまた天才。//アクセス84万件ヒット。
 1月26日〜アカデミー賞の前哨戦となるゴールデングローブ賞の作品賞&監督賞に『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』が輝いた。単純な娯楽性よりも、内容の深さやドラマ性の高さを重視する同賞が、ジャンル的には低く見られがちな「ファンタジー映画」の本作に、栄えある作品賞を与えたことにびっくり。これは『王の帰還』が単なるエンターテインメントではなく、精神的に奥深いものであることの何よりの証明!日本封切りは来月。絶対に観に行かなくてはッ!//『スティール・ボール・ラン』の第2回を読み、最後のページでエキサイトし過ぎて鼻血が出かけた!ジョースター降臨!!//ジョジョ美術館にエシディシとカーズのイカしたイラストをアップ。
 1月25日〜内閣府が発表した「文化に関する世論調査」によると、国民の半数は、過去一年間に一度も映画館や美術館に足を運ばなかったという。昨夜掲示板に書き込まれた美輪明宏の言葉が非常に素晴らしかったので、ここでも紹介します!--「人間は肉体と精神とで出来ています。肉体を維持するためのビタミン剤や栄養補助食品は過剰なくらい出回っているし、それらのものに関しては、あなた方もとても敏感に反応する。なのに、もう一方の精神を健やかに維持をするものに対して、あまりにも無頓着です。では、精神におけるビタミン剤や栄養補助食品に匹敵するものは何か?それこそが“文化”なのです。ですから、それが欠ければ、当然精神的栄養失調が起きます。いたずらにイライラしたり、焦りを覚えたり、落ち込んでみたり、自信をなくしたり、理由の無い怒りがふつふつと湧き上がってきたり…」。--う〜ん、なんて分かりやすい。さすがは美輪さん!
 1月24日〜週末恒例、おすすめ番組情報を更新ッ!今週はドキュメンタリー関係がとっても充実してます!//ジョジョ美術館にイラスト4点アップ//アクセス83万件ヒット。
 1月23日〜久々にワースト映画ランキングを更新。順位、文章など少し手を入れました。実はこの文芸ジャンキーを立ち上げたとき、真っ先に完成したコーナーがココなんだよね。ベスト1000は言葉を吟味するからなかなか進まないけど、ワーストは怒りに任せて一気に書くから、早い早い(笑)。
 1月22日〜先日テレビで聞いた作家大江健三郎の言葉が、とても胸に染みた。氏は、人生の壁に突き当たり打ちのめされている人の相談にのる時、何度も次の言葉を繰り返していた--「取り返しがつかないことをしたと思った時、ある時間待ってみる力を奮い起こすように」実際、世の中には、どんな慰めの言葉もキレイゴトに聞こえ、時間(日にち薬)しか解決できないことがある。時間が経つのをジッと待つのは、長期間にわたって苦痛にさらされるわけで、とても勇気がいることだ。だから、氏は「待つという行動」に全力を注いでいる人を懸命に応援している!(これはとても意味のある事だと思う!)
 1月21日〜高坂希太郎(宮崎監督の右腕)が初監督した昨夏のアニメ映画『茄子(なす) アンダルシアの夏』をレンタル!47分しかないし、タイトルが変なんで観に行かなかったんだけど、すっごく良い映画だった!主人公は世界三大自転車レースの一つ「ヴェルタ・ア・エスパーニャ」で戦う選手。自転車ならではの風をきる爽快感が、画面からビシビシ伝わってきた!低い目線の構図など見せ方が工夫されてて、ホント、まるで自分が自転車に乗ってるみたいだった選手間の心理戦(駆け引き)は手に汗握るし、レース以外のドラマ部分も大人向けのテイストでシナリオも良い(スピード感あるレースシーンと、ゆっくりと時間の流れるドラマ部分のバランス配分が完璧)。47分と短いけれど、映画は長ければいいってもんじゃないことが分かるお手本のような作品!//上にある誕生日カレンダー、ここのとこ恩人ラッシュだなぁ。ショボい日は2人くらいなのに、何か法則でもあるのだろうか。//ジョジョ美術館にイラスト2点アップ。//アクセス82万件ヒット。
 1月20日〜映画館に勤める友人から業界の裏話を聞く。女性が千円で映画を鑑賞できる“レディースデー”に続いて、最近は“メンズデー”の動きが広まってきたという。以前から「男性にも救いの手を!」と吠えていた自分としては嬉しい限り。背景には、チケット代だけでは劇場経営が成り立たず、売店の利益でなんとか持っているシビアな現実があるとのこと。チケット代は半分以上を配給会社に持っていかれるけど、飲食物の売上げはまるまる劇場の収入になる。だから、たとえ千円にしてでもとにかく客を呼ばないと、どうしようもないんだって。(男性は単価の高いビールを注文するし、連れてきた女性にパンフを買ってあげたりと、けっこうお金を落としてくれると喜んでた!)
 1月19日〜「真の“失敗”とはッ!開拓の心を忘れ!困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちのことをいうのだッ!」--本日発売の少年ジャンプで「ジョジョ」の作者荒木飛呂彦氏の新作『スティール・ボール・ラン』(ジョジョの奇妙な冒険パラレルワールド編)が始まった!このサイトを訪れた方で「ジョジョって面白そうなんだけれど、80巻も読むのは到底ムリ」と思っていた方、この新作は独立した物語でここから読んでもOKなので、ぜひ一緒に荒木ワールドを味わいませう!19世紀末のアメリカを舞台にした大陸横断レースなので、ロマン爆発、血湧き肉踊ること間違いないッス!※さっそく「スティール立ち」の特訓開始!//SBRの連載開始を祝う意味も込めて、お絵かき板の「本番板」をグレード・アップ!広告が消え、いっきに30枚のイラストを一覧できるようになりました!//アクセス81万件ヒット。
 1月18日〜先日から火星で活動している探査車「スピリット」が、続々と画像を届けてくれてるけど、今度は火星の360度パノラマ写真(カラー)をNASAが公開した。リンク先の画像は方向キーで360度見られる(ズームも可能)ので、まるで自分が火星上に立っているみたいだぞ!//ロード・オブ・ザ・リング第4作の制作が決定!今度は第1作の50年前を描くそうだ。いいぜ、こちとらどこまでもついていくさ。//もしジャニスが27才で死んでいなかったら、明日でちょうど60才。まだ60才だ。彼女がドラッグで死んだ時、僕はもうこの世に生まれていたけれど(3才)、幼なかった僕には当然彼女の記憶なんかない。だからもっと大昔の歌手の気がしてた。でも、60才なら今の世だとバリバリ現役じゃん!年齢を重ねた彼女の歌声がどんな風に渋く変わっていくのか、それを知る事が出来なくて心から残念に思う。//今年はメールマガジンの方もガンガン出していきます(250号突破!)。無料で配信してますので、アートに興味のある方は、ぜひコチラから受信の申し込みを!
 1月17日〜週末恒例、おすすめ番組情報をアップ!今週もなかなかの豊作。良い番組が多く、よりどりみどりの幕の内弁当状態!//お絵かき板にお題を追加!//昨夜の太宰治のドラマは、50分という短い時間ながら、心中相手の愛人・山崎富栄の視点で上手く作られていた。太宰は4度の心中未遂を経て、5度目にとうとう死んでしまう。時に太宰38才、富栄28才。僕は若い頃、“太宰はどうして他人を巻き込むんだ、なぜ一人で逝かない!”と憤慨していた。しかし、富栄の遺書はその怒りが的外れなものだと語っていた--「父上様、母上様、ごめんなさい。奥様、すみません。修治(太宰の本名)さんは左の胸に水が溜まり、この頃では痛い痛いとおっしゃるの。もう駄目なのです。私ばかり幸せな死に方をしてすみません」。彼女は“幸せ”だったんだ…。※遺書にはまだ続きがある。「骨は本当は太宰さんのお隣りにでも入れて頂ければ本望なのですけれど、それは余りにも虫のよい願いだと知っております。(中略)御家庭を持っていらっしゃるお方で私も考えましたけれど、女として生き女として死にとうございます。あの世へ行ったら太宰さんの御両親様にも御挨拶してきっと信じて頂くつもりです。愛して愛して治さんを幸せにしてみせます。ただ御両親のお悲しみと今後が気掛りです。」
 1月16日〜19才と20才という、2人の若い女性が芥川賞を受賞。僕は受賞作をまだ読んでいないけど、受賞するからには素晴らしい内容なんだろう。しかし、僕の近しい小説家の卵たち(卵、といっても皆もう40才前後)は昨夜大いに荒れた。皆浴びるように酒を呑んだ。彼らは芥川賞を夢見て、20年、30年と、ペンの腕を磨いてきた。それこそ受賞した2人の年齢をたしたほどの年数も。「もうやめだ。俺の人生は何だったんだ!?」そう言いつつも、彼らはまたペンを握ると思う(それを信じたい)。今回の受賞で、ペンを折ってしまう“卵たち”が、一人でも少ないことを祈る。※賞は、あくまでも賞。自分の存在証明の為に小説を書くのであって、他人がどう評価するのではなく、自分が納得できるかどうかが重要なハズ!//先日アップした『七人の海原・洋酒78種類テイスティング』に、様々な方から感想を頂きました。文中の誤った記述をご指摘下さった皆様に、この場を借りて深く御礼を申し上げます!//アクセス80万件突破ッ!//旧友の掲示板から。「過去は消せないんだよ」のカキコに対し2人の回答「パソコンにもゴミ箱があるように人生にもゴミ箱がある」「過去の引き出しに鍵をかければいい。ヒトには忘却という術がある。もう一度開こうとしても煙に変わってしまうだろう」
 1月15日〜今月11日の日記で紹介した『最期の言葉』だけど、オチにある“人生のラッキーワード”が良い味を出してる。それぞれラッキー度をアップさせる活用法があるので、それもあわせて5例紹介。1.『それは心の持ちようかもね』(秋風に前髪をなびかせ遠くを見つめてつぶやくとラッキー度、更にアップ!)2.『長いものには巻かれたフリをしろ!』(酒の席で後輩に対する説教として使うとラッキー度、更にアップ!)3.『Go ! My Way』(家を出る前に鏡に向かってつぶやくとラッキー度、更にアップ!)4.『ごめんね、言い過ぎました。』(ここぞ!という時につぶやくとラッキー度、更にアップ!)5.『だったらお前がやってみろ!』 (オリジナル・ポーズ付きでつぶやくとラッキー度、更にアップ!)。いや〜、人生の色んな場面が浮かんでくる。どれもネタではなく、ほんとに実用的なのが良い!上手いこと書くなぁ〜。(3番目が元気でいいネ!)
 1月14日〜ウガーッ、新コーナーの誕生だッ!今回新たに紹介する芸術は、ズバリ“お酒”!コーナーのタイトルは『七人の海原・洋酒78種類テイスティング』!さぁ皆の衆、楽しんでくだされ〜ッ!!(未成年の諸君、スマヌ!!)//アクセス79万件ヒット。
 1月13日〜主人公の支離滅裂な言動に視聴者が呆れ返ったガンダムSEED。しかし、脇役には名セリフを吐く渋いキャラもいた。特に中立国家の指導者の次のセリフは、本気で世界の為政者に聞かせてやりたい。--「(戦争を“早く終わらせる”という理由で銃を手にとろうとする我が子に)お前が誰かの夫を討てば、その妻はお前を恨むだろう。お前が誰かの息子を討てば、その母はお前を憎むだろう。そしてお前が誰かに討たれれば、私はそいつを憎むだろう。こんな簡単な連鎖がなぜ分からん!銃を取るばかりが戦いではないぞ。戦争の根を学べ。撃ち合っていては何も終わらん。」--ほんと、この小さな子どもでも分かる単純な話を、理解できない(あるいはしたくない)大人があまりに多すぎる。プンスカ!//カジポン国際美術館に展示している『大工の聖ヨセフ』を部分的に拡大!この人間技とは思えない激リアルな絵に、ブッ飛んじゃって下さいッ!驚愕間違いナシ!!(こ〜ゆ〜のを見ると、ヒトという生き物はやっぱスゴイと思う)
 1月12日〜自分はカルビーの「チーズビット」中毒なんだけど、これまでチーズビットは春夏しか売っておらず(秋冬は「おさつスナック」にバトンタッチ)、この時期は寂しい思いをしてた。ところが、今日なんと新商品「白いチーズビット」を発見!カマンベールの割合が増え、色が白くなっているけど味はほぼ同じ。これで冬も禁断症状に陥らなくて済む(笑)!//友人から結婚指輪の起源に関するこんなメールが--「利き手じゃない方の手の薬指は、最も力が入らない指。そんな薬指をアクセサリーで輝かせる。つまり、その人の弱い部分に光を当てて助ける、そんな思いが結婚指輪には込められてるんだって。」なんかこう、ジーンとくる優しい話だね。//このサイトの容量が“動画抜き”でとうとう90メガの大台に。もう自分でも何がなんだか…(笑)。//アクセス78万件ヒット。
 1月11日〜ひたすら内容を充実すべく増築を続けたカジポン国際美術館。新たにミュシャ、ターナー、デューラーを計12枚アップして、これでついに50枚の大台に!どの作品も美しいですが、ミュシャの9枚は特にウットリ・モードになりマス!ゴッホの自画像も画質大幅向上ッ!//『あなたがつぶやく最期の言葉』コレ、なかなか面白いッス。ちなみに自分は「今まで本当にありがとう」(推定年齢68才)だった。実際、このセリフを言って死ねれば本望だねぇ。※よくわからんけど、人生のラッキーワードは「だったらお前がやってみろ」(ポーズ付)だった//土曜夜のアニメ『ボボボーボ・ボーボボ』、あまり期待せずに観たらメチャクチャ爆笑した!(原作より笑える。アニメ化して正解!)これまで見ずにいたことが悔やまれる!
 1月10日〜週末恒例、おすすめ番組情報を更新!//ジョジョ美術館にヴァニラやDIO&承太郎など2点追加//このネタをここに書いたからといってジョジョ第7部を楽しめなくなるとは思わないので書く!今度の主人公の名は※クリック!うおおーッ!鼻血がァーッ!まさかそっちで来るとはーッ!いやがうえにも期待は高まるぜッ!!//
 1月9日〜今日出会った良い言葉「うらを見せ 表を見せて 散るもみじ」(by良寛)//のわー!素晴らしい映像だ!「ハッブル宇宙望遠鏡写真スライドSHOW」、これをぜひ見て欲しい!これは宇宙空間に浮かんでいる天体望遠鏡が送ってきた、22枚に及ぶ銀河や星間ガスの超美画像だ。約二千億個(!)の星から構成される銀河。これらの写真を見ていると、人生の悩みや事がちっぽけに(あるいは馬鹿馬鹿しく)思えることウケアイです(笑)。ハァ〜、うっとり。//「キネマ旬報全映画データベース」2000年までの作品3万7千タイトルのキャストとストーリー(かなり詳細)をアップ。これは使える!//「ハウルの動く城」は公開延期になったけど、大友監督(by AKIRA)の新作「スチームボーイ」は公開予定が10月から7月に早まった!これは嬉しい!
1月8日〜NASAが火星に着陸した無人探査車「スピリット」の撮影した着陸地点周辺の最新カラー写真を公表!赤茶色の大小の岩が鮮明に写っており「これまで撮影された火星の写真の中で、最も精度の高い写真」(NASA談)とのこと!この画像だけ見てると、空は本を読めるくらい明るいし、普通に暮らせそうだよネ//夏休みに公開予定だった宮崎監督の「ハウルの動く城」が秋以降に延期。残念!//アクセス77万件ヒット。
 1月7日〜俳優クリント・イーストウッドのインタビューを読み、このニュースを知らなかったことを反省--「外交官の遺体が日本の空港に戻ってきた時、なぜ小泉は迎えに行かなかったんだい。どんなに忙しくても行くべきだった」//昨年末に閉鎖されたネット最大のジョジョ・イラスト・サイト「JOGIOお絵描き掲示板@2ch」へのトリビュートとして、ジョジョ美術館・別館を開設しました!過去ログの4600枚の中から厳選された珠玉の68枚をお楽しみ下さいッ!!//映画『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』をレンタル。死刑制度の是非を問う映画はこれまでに何本も作られきたけど、こんな斬新な(そして壮絶な)物語は初めて。単に冤罪の問題定義をするだけでなく、サスペンスとしても良く練られていた。役者も上手い。公開時に高い評価を得ていたのも納得。(ダーッ!ミステリー映画ともいえるので、何を書いてもネタバレになり、何も書けない!)
 1月6日〜2004年のおすすめ展覧会情報をアップしました!まだ年頭ということもあって、年間スケジュールを公開してない美術館も多いので、4月頃に第二弾をアップしますね!//毎日恩人カレンダーを更新してて思うんだけど、日によって恩人の数が極端に変わる。今日は2人だけ、明日は7人だ。また明日はミュージシャンのバースデーが3人も重なっている一方で、イタリアの偉人が2人亡くなっている。偶然って面白い。
 1月5日〜ウガーッ!カジポン国際美術館をより充実させるべく、この2日間、全エネルギーを注ぎこみました!一昨日の状態より、モネ、ルノアール、ゴヤなど7点が増えてます!(ボッシュもコメントを追加。)初心者向けのあとがきも入れたので、美術に興味のない人こそ、ぜひ、ぜひ、おいで下さいませ〜ッ!//今週のジャンプの予告--あれはジョジョだ!ジョジョと信じている!どこにも書いてないけど、あれはジョジョだ!ジョジョなんだーッ!ウキーッ!!//アクセス76万件ヒット。
 1月4日〜ブランキー・ジェット・シティーの曲『John Lennon』を聴いて、歌詞とメロディーの素晴らしさにスピーカーの前で慟哭!近年聴いた邦楽の曲では文句なしのナンバーワンっす!歌詞の中に、“昔はジョンの歌を聴いても良さが分からなかったけど、今なら胸に響く”という部分があって、嗚呼、自分も同じだって思った(僕も最初はピンとこなかった)。ジョンを“あの人”って言うのも、身近な感じがしてとっても好感!また、僕は以前から誰かがジョンのことを、夢想家、偽善者と悪く言う度に「違う!そうじゃない!」って悔しい思いをしてたけど、反論したくても気持ちを上手く言葉に出来なかった。この曲を書いた浅井健一は、ごくシンプルに“音楽って不思議だ、その人が抱いている全ての世界が見える”と表現した。僕は「全くその通り!」と立ち上がって天に吠えた!ジョンの言葉を斜に構えて受け取る人に、分かるまで曲を聴けって言いたい!絶対に、あるとき「スッ」と音楽が身体に入ってくるから!これはジョンだけじゃなく、ベートーヴェンでも、バッハでも誰でも言えること。“音楽って不思議だ、その人が抱いている全ての世界が見える。いつまでも押し寄せる波のように”僕が音楽を愛する理由もここにあるッ!
 1月3日〜週末恒例、おすすめ番組情報を更新!//昨日大幅更新したカジポン国際美術館に、さらに中世の画家ボッシュの幻想絵画を追加アップ!空想画の最高傑作を味わって下さい!また「アレキサンダーの戦い」もさらに細かく楽しめるよう、拡大コーナーを作りました!!
 1月2日〜カジポン国際美術館を大幅拡張!クリムト、モローなどを追加!ゴッホは特に5枚も増えており、なぜ「ひまわり」が素晴らしいのかも解説してます。そして、空前絶後、超壮大な歴史絵画「アレキサンダー大王の戦い」「バベルの塔」に度肝を抜かれちゃって下さいッ!!//初笑いネタを。北斗の拳とエヴァを融合させた「北斗のエヴァ」、ディオが登場する「キューピー・コーワ・ゴールド」っす(笑)。共に動画デス!//アクセス75万件突破!
 1月1日〜明けましておめでとうございます!本年もどんどん新コーナーをアップしていきますので、皆さんよろしくお願いしま〜す!//カジポン選2003年十大ニュースをアップしました。//昨夜の格闘技、吉田や桜庭の敗戦も残念だったけど、プロレス・ファンとして新日勢が全滅(それも見事な負けっぷり)したのはトホホだった。そして、力士は首を鍛えているので打たれ強いと思ってたのに、曙がたった1ラウンドで轟沈した(ヒキガエルみたいに…)映像はショックだったなぁ。でも、藤田が寝技を封印されてる中で、自分の膝をベッドがわりに相手を締め上げたのには感心した。賢い!
 12月31日〜皆さん、今年は本当にこの文芸ジャンキー・パラダイスに遊びに来てくださって有難うございました!元旦に約4年をかけて10万アクセスをヒットしたのですが、5月の「ジョジョ・決めポーズ教室」ブレイク以降、渋谷(6月)&大阪(10月)の「ジョジョ立ち」大会を経て、一気に7ヶ月で74万アクセスに!多くの方と熱い魂の交流が出来てほんと嬉しかったッス!それでは良いお年をお迎えくださ〜いッ!!
 12月30日〜年末年始のおすすめ番組情報をアップ!//フィギュア・スケートのグランプリシリーズが終了したことを受けて、「フィギュア・スケート鑑賞入門」を更新。最新の世界ランキングをアップしてます。クワン、サラ・ヒューズ、本田らソルトレイクで活躍した有名選手が順位を大幅に落とし、ヤグディンもプロに転向してランキングから消え、前年とは上位陣の顔ぶれがすっかり変わってしまった。//お絵かき板は結局3種類に!ジョジョ美術館は女性絵師の独壇場だけど、お絵かき板はなぜか大半が男性絵師。描かれているキャラも承太郎が多く、“漢の園”状態になってマス(笑)。//アクセス74万件ヒット!
 12月29日〜たまっていたビデオをまとめて見る。タカラヅカのベルばら(01年星組公演)は、フランス革命という歴史的大事件に遭遇した人々の人間ドラマで実に見応えがあった。見る者を全く飽きさせない、完成されたシナリオに唸った(稔幸はオスカルそのもの!)。ドリフ結成40周年スペシャルは、40年間のコントからの傑作選というふれこみだったけど、もっと他にネタがなかったのかと、こっちが心配になるくらい退屈で騒がしいドタバタの連続(しかもひとつのネタが長い!)。高木ブーが選んだ「台風の中の散歩コント」だけが面白かった。狂言師・野村萬斎が我が子に稽古をつける様子を綴ったドキュメンタリーは、まだ3才の子どもが動きを間違えたことを師匠(萬斎)に「(ふりを)忘れるな!」と注意されて、→ 「はい!二度と忘れません!」と正座をして泣きながら謝っている場面を見て、芸の世界の厳しさを改めて知った。3才からあんな試練を受けているのを見ると、誰だって本物の狂言の舞台に足を運びたくなるだろう!//自分はNHKのマスコットキャラ「ど〜も君」が大のお気に入り(うさじいが最高!)。今日やってた第1話から現在まで5年間の名場面特集は爆笑、また爆笑のお宝映像だった!
 12月28日〜今夜のM-1グランプリ、漫才コンビ1906組のトップは「笑い飯」だと思ったんだけど、審査員の7票が3対4で「フットボールアワー」に入って2位に終わった(“笑い飯”を選んだ3名は、伸介、南原、松本人志!)。確かに「笑い飯」の2本目は1本目より息が合わなかったけど、それでも最終決戦に下ネタを持ってくるフットボールアワーより、品性の面でよっぽどマシ。っていうか!1本目の「笑い飯」はホント涙が出るほど可笑しく、腹を抱えてモーレツに笑った自分としては、2本目に多少トーンダウンしたって、充分1位に値すると思った。これで1位に輝けばTVで彼らの芸に触れる機会も増えただろうに。そう考えると実に残念。//感激ッ!関東と関西のジョジョラー約30名が合同で“祝福メッセージ”を書いてくれた色紙を受け取ったァッ!(夫婦石仮面人形やビデオレターまで付いてた!)色紙にはジョジョ立ち未経験という方まで美しいイラストを描いて下さり大感動。皆さんの溢れる優しさに涙がチョチョ切れましたァァァッ!!
12月27日〜雪が積もったので、ドングリと木の枝を使って作りました。帽子はモヒカンになってしまった(汗)//朝目さんのBBSを見て思わず歓喜の絶叫!スティール・ボール・ラン、ついに始動!ジョジョ第7部とは書いてないけど、荒木氏が同タイトルを7部と公式発表している以上、これは間違いなくJOJOだッ!//カルビーのポテトチップス“パリパリ餃子”味に夢中//アクセス73万件ヒット!
 12月26日〜週末恒例、オススメ番組情報を更新!普段は1週間分を載せていますが、年末年始は各局とも良い番組を揃えてきており、あまりにお薦め番組数が多すぎるので、今回は30日(火)までの分をアップします!
 12月25日〜今週の月曜から、9夜連続で放送されているNHK『映像の世紀』。今夜23時の「第4集・ヒトラーの野望」と明晩の「第5集・世界は地獄を見た」は必見中の必見です!前者は思想をコントロールするファシズムの恐怖を、後者は非武装の市民を巻き込んだ戦争の狂気を、当時の映像だけを使って語っています(再現映像はナシ!)。第1次大戦で戦争の悲惨さを学んだ人類が、なぜ第2次大戦を防ぐ事が出来なかったのか。どうして平和が僅か20年しかもたなかったのか。自分と異なる価値観や相手の文化を受け入れられない、そんな風潮が世界的に蔓延しつつある現在、こうした過去の映像から僕らが学ぶ事はあまりに多い。// メリー・クリスマス!神の存在の有無は別として、キリストの言葉と、その生き方には大いに共感しているので、やはりクリスマスは祝いたい。(釈迦や孔子も同様に好きだけどネ)
 12月24日〜秋からこのコーナーでピックアップした幾つかのサイトを、リンク集のPART3に追加しました//脳細胞死滅度チェッカーを試してみた。結果は66.2%。けっこう死滅しているなぁ//朝目新聞さんにあった、銀河>地球>樹木>葉っぱ>細胞>原子>クォークに至る連続画像(オート・スライド)は、あまりのスケールのデカさにクラッときた。この世界は本当に精巧にできている。思わず自分の手足を触り、「なんて上手く出来てるんだ」と改めて感心した//アクセス72万件ヒット。
 12月23日〜ネット・サーフィンしてると、クリックする度に小窓で出てくる広告がよくあるよね。あれって鬱陶しいなぁと思っていたら、なんと検索サイト大手のグーグルが、素晴らしい無料ソフトを作ってくれた!リンク先にある「Googleツールバー2.0」を導入すると、ポップアップ広告が出なくなる!おかげでスイスイとネットを泳げるようになった。でも、こんなの作ったらグーグルは広告会社に恨まれるだろうなぁ。// ジャンプ新年8号にて『スティール・ボール・ラン』(ジョジョ第7部)が始まるという噂がネットを飛び交っている。今回は「巻頭カラー53頁」という具体的な数字付なのでけっこうマジかも。ついにこの渇きが癒される日が来るのか!?//先週火曜の入籍報告から今日で1週間が経った。この間に掲示板に書き込まれた祝福カキコは、実に95件!直接受け取った個人メールを入れると全部で約180人の方から祝福メッセージを頂いた事になる。文芸研究やホームページの執筆はとても孤独な作業で、時々、自分の言葉は本当に他人の胸に届いているのだろうか、と不安になることがあったけど、今回、自分がどれだけ多くの人と繋がっていたのか、魂レベルで理解しました(涙)。直接お会いした事がない方から祝福された時に、「ああ、自分はこのサイトを通して、本当は“会って”たんだ」と悟りました。皆さん、温かいメッセージを本当に有難うございました!! (T_T) ダーッ
 12月22日〜先日このサイトの序文『なぜ芸術はスゴイのか』の後半部分に加筆しました(タイトルを“なぜ人間はスゴイのか”に変えてもいいッス)。長文ですが心を込めて書いてますので、まだ全文を未読の方がおられましたら、これを機にぜひ御一読くだされば幸いです!//ジョジョ美術館にお絵かき板を新設しました!美術館は作品が固定化されちゃうけれど、お絵かき板は「生きてる」というか、変化があっていいですね。//明晩23時からのNHK「映像の世紀・第2集」は必見ッ!日本人にはあまり馴染みのない第一次世界大戦が、どういう流れで起こり、最前線がどれだけ悲惨だったのか、貴重な記録映像で語られます。戦争には“カッコ良さ”も“男のロマン”なく、地獄があるだけということが分かる75分。※ぜひ録画を!
 12月21日〜架空の競技をリアルCGで再現したおバカ・ムービー『スキー・ジャンプ・ペア』がDVDで発売され話題になっている(自分は発売日にゲット!)。何人かの友人から買うべきか否かを尋ねられたが、答えがなかなか難しい。値段が5千円もする割りに、本編は実質20分ほどしかないからだ(付録でついてたトリノオリンピック・ジャンプペアの金メダルは嬉しかったけど)。 正直、もう少しボリュームが欲しかった。収録ジャンプは20種類。つまり、いちジャンプにつき250円の計算だ(細かい!)。断言できるのは“おバカの為なら金に糸目は付けない!”という方なら、絶対に生活必需品になるということ!//「パイレーツ・オブ・カリビアン」「千年女優」をレンタル。「パイレーツ」はジョニー・デップのひょうひょうとした魅力が最大限に発揮されていた。演技に限って言えば彼のベスト・ムービーかも知れない。何も考えず見ていて楽しい娯楽作品だった。「千年女優」は名作「東京ゴッドファーザーズ」と同監督ということで期待が大きすぎたせいか、ちょっと肩透かし。良作ではあるけれど、もうちょい話に深みが欲しかった。//アクセス71万件ヒット。
 12月20日〜週末恒例、おすすめ番組情報を更新!//「ラストサムライ」で名演技を見せてくれた渡辺謙が、ゴールデングローブ賞の助演男優賞にノミネートされた!こりゃ、アカデミー賞の方にもノミネートされるかも!
 12月19日〜巡礼コーナーのミュージシャン編に河島英五を追加!//今夜のNHKで面白いデータを紹介していた。雑誌の表紙を飾る女性の写真は、顔を左側から撮っているものが大半だという。プロのカメラマンによると、左から撮った方が絶対に美しいんだって。理由は(1)食事の時に右側の歯で噛んでいる人が多く、右頬の筋肉が発達=ふっくらしているので、左から撮った方が輪郭は細く写る(2)左脳は論理面を、右脳は感情面を担当している。顔の左側を動かすのは右脳なので、笑顔の時に口元や目尻は左の方が感情表現が大きくなる--この2点だった。カメラマンいわく“これは企業秘密なんだけどねぇ”。//「誰でもピカソ」の中でオペラ(テノール)歌手ジョン・健・ヌッツォの声を聴き、全身が感電!あれほど力強く、また美しい声は滅多に聴けない。いやはや、すごい人が出てきたものだ!
 12月18日〜墓巡礼コーナーを3ヶ所更新。新しく加わったのは画家国内編の俵屋宗達、政治家編の初代ローマ皇帝アウグストゥス、そして作家海外編のアウシュヴィッツ生還者、プリーモ・レーヴィです!//掲示板への怒涛の祝福カキコ、本当に、本当に、有難うございます!//イッキにアクセス70万件ヒット。ドヒーッ!まさか自分なんかの結婚が、巨大ニュース・サイトのかとゆーさんをはじめ、あちこちのサイトでとりあげられるとは思ってもみなかったので、正直、おったまげました(汗)。 r(^_^;)ポリポリ
 12月17日〜今日は新婚旅行(!)で大阪梅田に映画を3本観に行く。選んだ3作は「ファインディング・ニモ」「マトリックス完結編」「ラストサムライ」。簡単に感想を。「ニモ」は五ツ星の満点!最高に楽しく、また感動的な作品だった。海底の映像美はタメ息ものだし、たたみ掛けるギャグのオンパレードに爆笑、また爆笑。ドリーのボケっぷりは芸術の域に達していた。「あきらめずに泳ぎ続けるんだ!泳ぎ続けろ!」というメッセージは、まるで自分が言われている気がして激涙。他にも「絶対に危機を切り抜けられる…しかも楽しみながら!」など良いセリフがいっぱい。ブラックなものでは「人間ってのは何でも持って行きやがる。ありゃきっとアメリカ人だ」というのも(汗)。子どもの成長物語だけでなく、親の成長物語でもあった。※観に行く人は絶対に日本語吹替え版をオススメします!あのセリフの洪水を、字数の制限がある字幕版で忠実に再現する事は不可能!複数のキャラが同時に喋るシーンも字幕だと順番に出てくるので勢いが落ちる。声優もいいし、ぜひ吹替え版を観て下さいッ!「マトリックス」は微妙。映像が凄いのは確かなんだけど、問題はあのストーリーを面白いと思うかどうか、だね(音楽が盛り上げようとすればするほど、話の薄っぺらさが浮かびあがってしまった)。「ラストサムライ」は超良いッ!2時間半以上あり、話の展開もゆっくりなのに、全然長さを感じさせなかった!映画全体がとても誠実な作りで(滅び行くものの前で襟を正す感じ)、それが美しい自然の描写とあいまって、なんとも心地良い空間を作っていた。渡辺謙の演技の上手さはハンパじゃない。劇場で声が出そうになるほどエグエグ泣いたのは久しぶりだ。
 帰りに「指輪が要るぞ」ということになり、阪急百貨店に鼻息荒く突入するも、10分後に「プラチナ、普通に5万とか書いてあったね…」「ほんと…」とスゴスゴ退散。結局、アクセサリーの雑貨屋を巡って相方の選んだ1800円の指輪に決定。「今はこれでいい」とゴキゲンな彼女を見て、胸を撫で下ろす。//掲示板に延々と続く(50人以上!)祝福カキコを読んで、今日ほどこのサイトを立ち上げて良かったと心底実感した日はありません。皆さん、温かいメッセージを本当に有難うございました!!(“初めてカキコします”という方が非常に多く、その事にも胸が熱くなりました)※フォト・レポート
 12月16日〜(今回は全部私事です)結婚しました。今日16日は、僕にとっての人生の大恩人ベートーヴェンの誕生日。青春時代から20代を経て、今に至るまで自分は彼と共に生きてきた。だから、人生のひとつの節目となる入籍は、昔からこの日以外考えられなかった。仕事を早めに切り上げ、夕方、2人して自転車で役所へ婚姻届を出しに行った。昼間は混み合う役所内だが、5時直前で僕らの他には誰もいなかった。提出する用紙は1枚だけ。免許証を見せ、ハンコを押し、相方が住所の変更をして手続きが終わった。ここに至るまでの七難八苦に比べ、そのあまりのあっけなさに2人で笑った。仲人なし、結納なし、式もなし。36才と35才の崖っぷちカップル。どちらの姓を名乗るかはジャンケンで決めた(勝った!)。役所を出た後、駅前の小さな中華料理屋で、ちゃんぽん、天津飯、ギョーザ、肉炒めを頼んでテーブルいっぱいに置き、ささやかな宴をする。相方が「何か普段と違う特別な事をしたい」と言うので、学生時代以来、15年ぶりにボーリングをする(1ゲーム)。結果は自分がコテンパンに叩きのめされ終了。2人だけだとアッという間だ。帰宅後、この報告文を書く。彼女は周囲からこの結婚を反対されていた。「趣味が墓参り?」「文芸研究家ってなんだ?」「ジョジョ立ちってなんだ?」「36才でバイト?」もう、反対理由は無限にある。それでもド根性で意思を貫き通した妻と、最後に結婚を認めてくれた彼女の両親に、心から「(信じてくれて)ありがとう」と言いたい。※相方は理科の教員。自分は“超”文系なので、理系の相方とのタッグで、このサイトは森羅万象への切り口が増えると思います!(すでに宇宙豆知識人類史年表では大いにその知識を借りていマス)※友人一同へ。報告が急になったのは、僕はこれまでの人生で2度婚約を破棄されてて(6年前と9年前!)、それがトラウマになって、実際に婚姻届が受理されるのをこの目で見届けるまで「結婚する」と言えなかったからデス。m(_ _)m
 12月15日〜ゴゴゴゴゴ。幕末ファン失神間違いナシの、キョーレツな集合写真を友人からゲットォォォォオ!名付けて明治維新オールスターズ!昔の写真なので画質はよくないけれど、これまで写真が残ってないと言われてきた西郷(一般に出回ってる顔写真は合成)、竜馬、晋作どん、大久保、桂、大隈の他、幕府側の勝海舟まで思いつく大物が全員写っているッ!アカン、鼻血が出てきた…。//墓写真館の「ワン&オンリー」編に生没年を入れました。//昨日紹介したパックマン、どうしても3面目以上行けないんですが…//アクセス69万件ヒット。
 12月14日〜全ての男性が憧れる究極のバイクといえば、AKIRAに登場する金田のバイクといっても過言ではないだろう。しかし、マンガの舞台は2019年。だからあんなデザインのバイクは、約20年先まで待たねば登場しないと思ってた。ところが、先日スティングレイという名前で発売された!版権の問題で“アキラ”や“大友克洋”の名前には微塵も触れていないが、漢ならひと目見ただけで、デザインの元ネタがAKIRAだと瞬時に分かるだろう。ウググ、一度でいいからあの低いシートに座ってみたい!足を伸ばして運転したいぜ!(250ccだから高速道路もOK。)それで気になる値段は…フムフム180万円か。家賃40ヵ月分ね。って、買えるかっつーの!(またコレ、笑)//う〜む、あの伝説のゲームパックマンもタダで遊べる時代になったか。20年前はこれをやる為に長蛇の列に並んだものだ。//なんとフセイン拘束。いやはやこれは驚いた。
 12月13日〜週末恒例、おすすめ番組情報を更新!//今日、明日と石川県金沢に行ってきます(「風神雷神図屏風」で有名な俵屋宗達の墓があるッ!)。
 12月12日〜少し上に載せている“人生の名言”ですが、週替わりではペースが遅いので、2日おきにどんどんチェンジすることにしました!//グハーッ!左右の奥歯がダブルで虫歯になり、激痛に悶絶し歯医者へ。治療費4600円を請求され卒倒!//映画「ファインディング・ニモ」の観客動員数が「千と千尋」を上回っているとの事!これは早いうちに観に行かねば。//アクセス68万件ヒット//急に寒くなってきたので、皆さん風邪にはくれぐれもお気をつけ下さいネ。d(^-^)ネ!
 12月11日〜今日は最近楽しんだサイトをいくつか紹介。まずは「レッツ!花火大会」。夜空をクリックするとそこに花火が打ち上げられる。狂ったようにクリックしまくれ!次に「関西弁でビートルズ」(注・音アリ)。ビートルズの歌詞を関西弁で翻訳したサイト。自分は関西人なので、めちゃくちゃ自然に歌詞が体の中に入ってきた。鮮烈。これだけの量をアップするのは大変だったと思う。それから探偵ファイルさん企画の「タトゥーを目一杯応援してみる」計画。前編後編、共に面白いです。正規料金でチケットを3枚買ってるところが漢!アルバイトを探している人は、こちらの「アルバイトマニア」が膨大な体験談(各業界の裏話)がアップされててすごく参考になりマス。
 12月10日〜JOJOを通して知り合った盟友syggさんが全80巻の表紙再現を見事に完遂した。単純に表紙のポージングをしたのではなく、非常にアート性に富んだものが多かったので、氏にお願いして、ジョジョ美術館の特別展として、このサイトでも厳選した15点を展示させてもらうことに。彼らの熱き魂を受け取って欲しい!//先日、友人にプレステ2を初めて触らせてもらった。久々にゲーム画面を見て、今さらながらその映像美に驚愕!映画版ガンダムV「めぐりあい宇宙」のゲームでは、OPムービー中に不覚にも落涙!なんと映画冒頭のドレン隊との戦闘がCGで完全再現されていたのだッ!ゲーム自体はもはや二の次。あのOPムービーだけでモトはとれるんじゃないのか?そして念願のジョジョの5部ゲーも初体験。各方面からボロクソに叩かれているゲームだが、自分的には好きなキャラを自在に動かせるだけでアドレナリン究極大爆発。トリッシュでホルマジオと戦っている光景にまたもや落涙。やっべ!!//ジブリのサイトで見た「ナウシカのライフル」、欲しいけど35万円。買えるかっつーの!
 12月9日〜グハーッ、全身の関節が粉々に砕け散りそうッス!生活費のたしにと物量倉庫で荷降ろしのバイトをしたんだけど、朝6時半に家を出て午前中はひたすらカーテン(ヘビー級)をトラックから降ろし、午後は布団やカーペットを運搬!激ツラかったのが超巨大24トン・トラックに満載されてた、アホ重いアコーディオン・カーテンの荷降ろし!頭より高い場所から降ろしてる最中に、だんだん腕に力が入らなくなり、手を滑らせて硬いカーテンが左顔面を直撃!一瞬脳が揺れて千鳥足になった(マジでスタンドが少し出たぞ)。体育会系文芸研究家と呼んで下さい(笑)//最近、掲示板で皆が自分の好きな小説、音楽、映画や展覧会を推薦しあってて、僕はそれを見るのがとても楽しみ。“情報交換の場を作って皆に提供したい”--それがこのサイトを立ち上げた大きな理由の一つなんス!//今夜のBSで第二次世界大戦に従軍した米軍兵士の手紙が紹介されていた。最前線で多くの死者を目の当たりにしたある兵士の言葉が印象的だった--「今の僕にはベートーヴェンの音楽が必要だ。僕はあの美しいピアノ協奏曲第5番(「皇帝」)を聴くためならどんな事だってする」。銃弾が飛び交う中でもベートーヴェンの音楽に力があった事がメチャ嬉しかった!(しかもベートーヴェンは独人だし第九だって独語。この米兵は敵国の英雄を愛している事になるんだ!)//ジョジョ美術館、またまた新たな傑作が追加展示されてますッ!!ほんと、JOJO絵師さんは、才能豊かな人が多いッス!!//アクセス67万件ヒット。
 12月8日〜生まれてから何日生きてきたかがすぐに分かる便利なサイトを紹介。ここは人生のキリ番記念日がいつなのかも速攻で分かりマス!(ここで調べた数字を見ると、みんな自分が今日まで生きてこれたことにすごく感謝したくなると思うよ〜)//→ ケータイを持っている方がバイト先の選択肢が増えるので、やむなく人生36年目にして初めてケータイを持つ。これまで無くても生きてこれたので、本体の値段は1円、コースは業界でもっとも安いツーカーの月額1700円コースを選択。メールを打つのにパソコンの10倍近い時間がかかるわ、訳の分からん広告メールが次々来るわで、いきなり叩き割りたい衝動に駆られる//今日はジョン・レノンの命日。生きていれば63才だ。彼なら今の泥沼の世界情勢に、どんな働きかけをしていただろう。ジョンのような人物こそ、今の時代に生きてて欲しかった!
 12月7日〜僕たちが暮らしているこの日本は、自殺率世界一だ。世界には約200カ国の国家があるけど、その中でトップというから凄まじい。死者数は4年連続で年間3万人を超えてしまった。日清戦争の死者数が1万7千人なので、その倍の人数が死んでいることになり、ここ数年日本はずっと戦時下にあるようなものだ(実に毎日80人以上が自殺している計算になる)。だが、このことが大きく国会で問題にされることは無い。僕は辛い時に、この現代に、2003年の今に生きていることを感謝して踏ん張っている。もし百年前に生まれていたらチャップリンの映画は無かった。200年前ならゴッホの絵画がなく、300年前ならベートーヴェンの音楽が、400年前ならシェイクスピアの作品が無かった。今このタイミングで生きているからこそ、一生では足りないほど膨大な数の傑作群を味わうことができるんだ!その意味で、絶対にこの「幸運」を自分から捨てようとは思わない。
 12月6日〜週末恒例、おすすめ番組情報を更新ッ!今週は37番組の特大ボリューム。大当たりの週です!//もっと過去の芸術家の存在を、日々の生活の中で身近に感じる事ができたら--と思って、今日からこの上に作った、人類の恩人たちの「誕生&命日カレンダー」を更新していきます!また週単位で入替える人生の名言集(救命ロープ)もスタート。単に言葉を載せるだけでなく、なぜその一文が自分の心を揺さぶったのかコメントを入れていくつもりデス!今後をお楽しみに!//アクセス66万件ヒット!
 12月5日〜各方面で絶賛されている映画『東京ゴッドファーザーズ』を観て来た!大阪の公開は今日が最終日。ギリギリ駆け込んで良かった!ここまで面白い邦画は久しぶり。年末の東京を舞台に、3人のホームレス(ギャンブルで破滅した親父さん、中年のゲイ、家出少女)が、捨て子を拾ったことから始まる大騒動を描く。テンポ良く進む物語は練りに練られており、途中で一瞬でも席を外せば、もうストーリーが分からなくなるほどの密度の濃さ。ドンデン返しにつぐドンデン返し。感動的な物語の中にもギャグが満載され、場内は終始笑いの渦!人生の悲哀を知っている大人のためのアニメ映画(圧倒的な映像美にも度肝を抜かれた!)。皆さん、ビデオ化されたら速攻で観て下さいね!※劇中に出てきた俳句を紹介--『人生の 貸し借り済ませ 大晦日』
 12月4日〜僕が会社勤めを辞めて文芸研究家として人生を歩み始めたのは99年の12月。あれから4年が経った。覚悟していたこととはいえ、そう簡単にペンで食べていけるものではない。確かに文芸の仕事は年々増えてきてるけど、それだけでは暮らしていけない。時々している短期のバイトは、先週36才になったとたんに求人がごっそり減った。どこもかしこも「35才以下」!ふぅ。これは自分で選んだ道だ。以前の暮らしはボーナスもあったし安定していた。でも、芸術を熱く語ったりサイトを作り込む時間はなかったし、アステカやイタリアで「ジョジョ立ち」をするなんてまず無理だった…!この4年でアクセス数は3千件から65万件に伸びた。ここが踏ん張りどころだ!//「一日生きることは、一歩進むことでありたい」(by湯川秀樹)
 12月3日〜今夜BSでオンエアされた日本映画『生れてはみたけれど』にジーン。クロサワと並ぶ世界的巨匠、小津安二郎監督の傑作だ。作られたのは1932年、つまり71年も昔の作品だ(もちろん無声映画)。描かれているのはあるサラリーマンの家庭。主人公の小さな兄弟にとって、父親は威厳に満ちたヒーロー。しかしある時、父親が会社の重役の前でヘラヘラとゴマをすっている姿を見てしまう。「お父ちゃんの意気地なし!」失望する子どもたち。「どうしてペコペコするんだい」「あの人から給料を貰ってるんだ」「そんなもの、こっちからやればいいじゃないか!」「あの人のほうがお金を持っているんだよ」「じゃあ、お金があるから偉いの?家来になるの?」「…お金がなくても偉い人もいる」「お父さんはお金がなくても偉い人?」これに即答できない父親…。ユーモアの中に父親の悲哀が漂う、戦前のヒューマニズム溢れる名作だった!//ジョジョ美術館に話題作「FFの思い出」を追加!(許可をもらいました!)あの“虹ウェザー”に匹敵する名画です!//今日出会った良い言葉--天文学者カール・セーガンの自己紹介「私は、水とカルシウムと有機物のかたまりで、カール・セーガンと呼ばれています。大きさはだいたい原子と星の中間くらい、100兆ほどの細胞からできている。あなたも私とほとんど同じ分子でできていて、ただ名前が違っているだけ」。このスケールのでかさ!“原子と星の中間”とは!さすがは天文学者。
 12月2日〜村上春樹が1982年に書いた『羊をめぐる冒険』を読み終えた(春樹ファンには「今頃読んだの?」と怒られそう)。実際、もっと早く読めば良かった。生と死が錯綜した独自の世界。物語の後半を電車の中で読んだんだけど、降車駅が近づき本を閉じて車内を見渡すと、自分がこの世の外から現世を覗いている気がした。読めば読むほど自分の身体が透明になっていく感覚を味わった…この感覚は春樹文学ならではのものだ。文章の巧みさにも改めて舌を巻いた。北海道の田舎駅に到着した場面を紹介しよう--「プラットホームを吹く風には既に秋の終りを思わせる冷ややかさがあった。太陽は早くも中空を滑り降りて、黒々とした山の影を宿命的なシミのように地面に這わせていた。方向を異にするふたつの山なみが町の眼前で合流し、マッチの炎を風から守るために合わせられた手の平のように町をすっぽりと包んでいた。 細長いプラットホームはそびえ立つ巨大な波にまさに突っ込んでいこうとする貧弱なボートだった。」こんな繊細な文をサラリと書けたらどんなに気持ち良いだろう!その為には日頃からもっともっと積極的に「言葉集め」(by谷川俊太郎)をしなくちゃいけない。//現代日本最高の仏師、西村公朝さんが今日亡くなった(88才)。国宝修理所の所長で、日本が世界に誇る名仏の修理を手がけてこられた。公朝さんは仏像の魅力を分かりやすく解説される方で、僕が仏像にハマったのも氏の著書のおかげ、恩人です。合掌。※公朝さんが神木に彫った不動明王をこちらにアップしています!//神戸ジョジョラー・オフのレポが完成!画像は当初の倍に増えてます。馬鹿馬鹿しいほど熱いレポをお楽しみ下さい(笑)//アクセス65万件突破!
 12月1日〜「ルーキーズ」「ヒカルの碁」が完結し、「ジョジョ」が休載中の少年ジャンプ。ここ数ヶ月の少年ジャンプは生きる屍だった(「ワンピース」は展開の遅さに閉口)。しかしついに復活の兆しが!今週から連載が始まった「デスノート」は、死神のノートを拾った青年が主人公。緊迫感のある物語を圧倒的な画力で描き、いきなり心を鷲掴みにされたッ!他にも新章がメチャ盛り上がってきた「ハンターハンター」、毎週安定して面白いアメフト・マンガ「アイシールド」(今の所ハズレの週ナシ!)、味のある絵で楽しませてくれる相撲マンガ「ごっちゃんです」、戦いの中に涙が光る「ナルト」、“お色気系”ではあるものの、作者が女性であり、男の漫画家にはない繊細な心理描写に時々ハッとさせられる「いちご」(ただし主人公は死刑確定)、一発ギャグだけが永遠と続く恐るべきスタミナ・マンガ「ボーボボボ」、脱力感が素晴らしい、巻末が指定席の「ジャガー」。7本も毎週楽しみに待てるものがあれば上々。やっとジャンプは虫の息から脱出しつつある//先日の東京マトリックス・オフでもジョジョ立ちが炸裂した模様!メインキャラによるレベル3ポージングの画像をアップ






【最新ランク】 DVDトップ100 本のベストセラー100 音楽CDトップ100 玩具のトップ100/(GAME)


愛と狂気のメインページにGO!!