「芸術を生むために日々努力をしている人に感謝します。僕は芸術なしでは生きられない」(S・ソダーバーグ監督、アカデミー賞受賞式にて)
「人間性への信頼を失ってはならない。人間性とは大海のようなものである。ほんの少し汚れても海全体が汚れることはない」(ガンジー)
「私は祖国を愛している。だが、祖国を愛せと言われたら、私は遠慮なく祖国から出ていく」(チャールズ・チャップリン)
「後世に残るこの世界最大の悲劇は、悪しき人の暴言や暴力ではなく、善意の人の沈黙と無関心だ」(マーティン・L・キングJr)
「私は貴方の意見には反対だ。しかし、貴方がそれを言う権利を、私は命にかけて守る」(ヴォルテール/S・G・タレンタイア)


米首都ワシントンDC 2013.12
文芸ジャンキー・パラダイス
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オヌシは 番目の旅人でござる
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文芸ジャンキー・パラダイス(文ジャン)へようこそッ!!
このサイトは映画、文学、音楽、マンガ、絵画等あらゆる芸術ジャンルと偉人たちの『お墓』情報を、ド根性文芸研究家カジポン・マルコ・残月(53)が、
鬼神の如く全世界へ紹介する、愛と狂気と執念の電脳空間!旅&墓関連の掲載画像は怒涛の1万枚、総コーナー数は100ヶ以上、容量25ギガ!
うっかり足を踏み入れたのも何かの縁、この文芸天国にトコトンつきあってもらいましょう。そう、毒を喰らわば皿まで!ビバ、アート・サンダー!!
この世は芸術であふれ返っている!人間に他者への共感力があるからだ。芸術は人類が分かりあえる証拠!人間は国籍や文化が違っても、相違点より
共通点の方がはるかに多い
。常にこれを胸の中に。他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」!
芸術は難しくない!敷居を少しでも低くして全人類が親しめるものにすることが、このHPの主旨ッス!


(名言救命ロープ) (恩人墓巡礼) 日本人/外国人 (徒然日記) (ジョジョ総目次) Twitter/フェイスブック/インスタ/育児blog (お絵描き) (掲示板)


毎日更新・人類恩人カレンダー(食前に彼らを讃える杯を!)※記号説明&年間分※1872年以前は旧暦
2月 24日 1943ジョージ・ハリソン生(M)1786グリム弟生(文)、1934直木三十五命(文)、1932ミシェル・ルグラン生(S)、
1955アラン・プロスト生(D)、1954シド・マイヤー生(G)、1955スティーブ・ジョブズ生(実)
2月 25日 1841ルノアール生1953斎藤茂吉命、1927植木等生(役)、1873カルーソー生(C)
1965シルヴィ・ギエム生(バ)、1778サン=マルティン生(政)1970マーク・ロスコ命(画)
1983テネシー・ウィリアムズ命(演)、1950ニール・ジョーダン生(監)

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【2月24日のおすすめ番組】 【2月25日のおすすめ番組】
●8時NHK『おちょやん(58)たった一人の弟なんや』…人情喜劇で人の心を掴んでいく
●8時NHKBS1『キャッチ!世界のトップニュース』…各国の放送局が伝える注目ニュースをピックアップ。
★13時BSプレミアム映画『街の灯』…盲目の花売り娘に恋をした貧しい放浪紳士が、彼女の目を治そうと奔走。喜劇王チャールズ・チャップリンが、はかない恋を笑いと涙で描く名作中の名作。
●18時15分BSプレミアム『アナザーストーリーズ エイズの衝撃〜スターの告白が世界を変えた』…ハリウッドスター、ロック・ハドソンの告白が世界を動かした。差別と偏見に敢然と立ち向かった人々の知られざるドラマ。
●20時BSプレミアム『英雄たちの選択選▽渋沢栄一 知られざる顔』…明治時代、なぜ500もの会社を設立。「貧しい人を助けることは、日本の資本主義を豊かにするためにも、必要なこと」と主張する渋沢に対し、「税金で貧民を助けることは『惰民』を増やすだけだ」と、東京府議会は真っ向から攻撃し、論争になった。日本の福祉事業への道を切り開いた渋沢の挑戦。
●22時半NHK『歴史秘話ヒストリア〜渋沢栄一 時代を開く 新一万円札の男の実像』…尊王攘夷運動、パリ万博、明治維新、波乱万丈の人生を紹介。
●22時50分Eテレ『ねほりんぱほりん選/元ヤミ金 SNSで気軽に借金 その先に待つ地獄を暴露!』…ヤミ金の闇を暴露。
●23時45分BSプレミアム『コズミック フロント☆NEXT あなたと宇宙を結ぶストーリー 銀河大衝突』(再)…銀河大衝突の100億年後にどうして地球に人類が誕生したのか。最新の天文学から壮大な歴史をひもとき、人類誕生の壮大なストーリーに迫る。
●5時BSプレミアム『クラシック倶楽部 佐藤俊介 バッハ無伴奏演奏会』…バイオリン音楽の金字塔。
●8時NHK『おちょやん(59)たった一人の弟なんや』…人情喜劇で人の心を掴んでいく
●8時NHKBS1『キャッチ!世界のトップニュース』…各国の放送局が伝える注目ニュースをピックアップ。
★17時NHKBS1『世界のドキュメンタリー選▽兄と奏でるノクターン〜発達障害 家族の情景』…演奏旅行を通して少しずつ変化していく兄弟の関係を、カメラは丁寧に映し出していく。
●20時BSプレミアム『ヒューマニエンス “血液” 魔法の体液』…血液が秘めた驚きの力。
●22時NHKBS1『国際報道2021 フランス ISに奪われた家族を取り戻したい』…ハンガーストライキで政府に訴える。






【2月26日のおすすめ番組】 【2月27日のおすすめ番組】
●5時BSプレミアム『クラシック倶楽部 ナビル・シェハタ コントラバス・リサイタル』…バッハやピアソラ!
●8時NHK『おちょやん(60)たった一人の弟なんや』…人情喜劇で人の心を掴んでいく
●8時NHKBS1『キャッチ!世界のトップニュース』…各国の放送局が伝える注目ニュースをピックアップ。
●15時22分BSプレミアム『英雄たちの選択/世界へ目を開け!〜キリシタン大名・大友宗麟の挑戦』…既存勢力と衝突。
●21時Eテレ『ららら♪クラシック 選/渋谷慶一郎が語る〜テクノロジーと音楽』…ピアノはAIグレン・グールド!?
●22時NHKBS1『 国際報道2021 メキシコ 移民が押し寄せた国境の町は』…現場での混乱、戸惑いを伝える。
●8時15分NHK『チコちゃんに叱られる!』(再)…「鼻に水が痛いのは」「ガラスが割れるのは?」「イタリア料理」ほか。
●11時24分NHK『ドキュメント72時間 囲碁の魔力に囚われて』…歌舞伎町の24時間営業「碁会所」が舞台。囲碁の魅力にとりつかれた人たちの壮絶な人間ドラマ。週末には仕事を終えた人々が、泊まり込みで碁を打ち続ける。
●18時BSプレミアム『ありがとう裕さん さらば石原軍団/日本人が最も愛した男 真実の物語』…秘蔵映像で綴る3時間。



3日おきに更新・人生の名言(救命ロープ)
自由とわがままとの境は、他人の妨げを為すと為さざるとの間にあり(福沢諭吉)

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※日記の〔今日の良かった〕は当日トップの話題のみが対象です(元旦開始)。

●2月21日…〔今日の良かった〕 大河『青天を衝け』の第2話も良かった。江戸時代の農村の生活がとても丁寧に描かれていた。また、農民を見下す武士の傲慢さに、ほんとこんな世(封建制度)は変えないとアカンなと。同じ人間なのに、生まれた身分であんな上下があってたまるかと。

//トランプ前政権が一方的に離脱した「イラン核合意」。身勝手な米国に各国から非難の声があがっていたが、本日、バイデン政権が前政権の方針を撤回する書簡を国連に送り、合意復帰に向けた協議に参加する意向を表明。さらに前政権がとった、イランの国連代表部職員の米国内の移動制限措置を解除するとイラン側に通知したとのこと。対立から融和に向かい始めてよかった。
ただ、イラン側は米国がイランに科している経済制裁の解除を強く求め、それが成されないと国連査察団の受け入れを拒否すると主張しており、不安定な状況は続いている。再合意が早く成されますように。
っていうか、核兵器禁止条約が発効したいま、国際法違反の核兵器を持っている国が、持たざる国に経済制裁するのも不条理な話ではある。
※「イラン核合意」…軍事ではなく外交で核不拡散体制を維持した成功例。2015年に核開発を疑われていたイランと米英独仏中ロが結んだ合意。イランは核兵器に転用できる高濃縮ウランや兵器級プルトニウムを15年間は生産せず、10トンあった貯蔵濃縮ウランを300キロまで削減。1万9千基あった遠心分離機を10年間は6104基に限定することに(核開発を再開しても核爆弾1発分の原料の生産に最低1年はかかるレベル)。その見返りに米欧などは金融制裁や原油取引制限などを解除する。
だが、米大使館をエルサレムに移すなどイスラエルと蜜月のトランプ米大統領が、18年に核合意から離脱して制裁を再開し、さらにイランの英雄(司令官)を空爆で暗殺したため、怒ったイランが合意の履行停止を進めていた。

●2月20日…〔今日の良かった〕大坂なおみ選手がテニスの全豪オープンで2度目の優勝!準決勝ではグランドスラムを23回制覇しているセリーナ・ウィリアムズを退け、決勝はブレイディにストレート勝ち。大坂選手にとって4つ目のグランドスラムタイトル獲得となった。彼女は昨年2月以降、公式戦で敗退がなく、この勝利で21連勝に。
英BBC「大坂選手は語り口が穏やかながら、コート上では闘争心あふれるプレーで相手を圧倒、コートの外では際立った社会活動家として発言力を持つ」。
元女子トップ選手のローラ・ロブソンいわく「本当に偉大なチャンピオンだ。ここ半年、彼女はコート外でもやりがいを見つけたが、それはコート上での彼女に影響しない。それが大事だ」。

大坂選手はハードコートでは圧倒的に強い。一方、クレーコート、グラスコートでは優勝しておらず、今後どう勝負するのか楽しみ。
・ハードコート(全豪、全米オープン)…表面を合成樹脂でコーティングした一般的なコート。バウンドが高く球足が速い。夏は灼熱に。
・クレーコート(全仏オープン)…土のコート。サービスとボレーの威力が弱まる。球足が遅く長いラリー戦になり、試合が長期化、タフさが必要。
・グラスコート(全英オープン)…天然芝のコート、別名ローンコート。ウィンブルドンが有名。バウンドが低く球足が速い。サーブに有利。ラリーが難しく試合が短い。

●2月19日…〔今日の良かった〕米国NASAが打ち上げた火星探査車「パーシビアランス(“忍耐”の意)」が今朝、火星に無事着陸!7か月かけて4億7000万キロを飛行し、かつて湖だったと考
えられているクレーターに着陸した。これから2年にわたり、生命が存在した痕跡を探すほか、初めて小型ヘリコプターの飛行試験を行う。火星の薄い大気の中でもヘリが使えることがわかれば、今後の別の探査計画で探査できる範囲が大幅に広がる。他にも、人類が火星に降り立って探査を行うための準備として、二酸化炭素が主な成分の大気を利用して酸素を作り出す技術の実験も予定されている。今年の5月には中国の「天問1号」が探査車を着陸させる予定で、成功すればアメリカに次いで2番目となる。

  
「パーシビアランス」は小型車ほどありカメラを19台も搭載、さっそく撮影を開始

●2月18日…〔今日の良かった〕米国のタイム誌は、様々な分野で世界をリードすると期待される「次世代の100人」を発表し、日本からは漫画『鬼滅の刃』の作者、吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんが選ばれた。米国では今年劇場版が公開されることから、海外での認知度がさらに上がるだろう。“100人”の他の顔ぶれは、34歳でフィンランドの首相に就任したサンナ・マリン氏や、バイデン米大統領の就任式で自作の詩を朗読した黒人女性の詩人アマンダ・ゴーマンさん、タイの王制改革などを求める反政府デモの中心人物で人権派弁護士のアノン・ナムパー氏など。

//実体経済からかけ離れて、株価やビットコインが急騰している。識者いわくコロナ禍で経済活動が鈍化し、富裕層の有り余ったお金が行き場をなくして投機先に流れ込んでいるという。
…コロナ禍で困窮し追いつめられている人がいるなか、よくマネーゲームに狂奔できるもの。モノが売れているわけでもないのに、どんどん上がっていく株価の不気味さよ。

//NHKから連絡があり、4月からの新年度もラジオ深夜便の出演が決まったとのこと、嬉しいです。これで4年目に。ただし番組規定により上限が5年契約なので、最長でも2023年の3月には最終回に。

●2月17日…〔今日の良かった〕日本でも今日からワクチン接種が始まった!先進国で最も遅いスタートとなり、どうなることかとヒヤヒヤしたけど、とにもかくにも接種の開始だ。まずは先行接種として、国立病院機構など全国100カ所の医療機関約4万人が受ける予定。初日の接種では重いアレルギー反応は報告されていない。今後の予定は→
3月…一般病院など幅広い医療従事者約370万人
4月…65歳以上の高齢者約3600万人
4月以降…持病のある人約820万人、及び60歳代前半の約750万人
〔未定〕59歳以下の一般国民
※ちなみにBMI30以上の肥満の人は重症化しやすいため、持病扱いで優先されるとのこと。僕は自分のBMIが26.2とわかって焦り、これも先日からダイエットを始めた理由。目をそらしていた現実を突きつけられた。
  BMI計算サイト

//YouTubeでたまたまマジックの人体切断の種明かし(3分20秒)を見てしまった。“そういうことだったのか!”と驚くと同時に、シンプルなトリックで大勢の観客を手玉にとるマジシャンにリスペクトを感じた。あと、動画のネタはあくまでも何十種類もあるトリックの一例であり、タネがさっぱりわからない切断トリックが9割以上。

●2月16日…〔今日の良かった〕目からウロコの仁王像!旧友が教えてくれた東京藝大・彫刻科みよしんさんの卒業制作『オフの日』の、赤ん坊を見つめる仁王と狛犬の優しい空間にメロメロ。普段コワモテの仁王の笑顔は新鮮だし、寄り添っている2匹の狛犬の可愛いこと!
みよしんさんいわく「500年、1000年と、ずっと同じポーズで力み続けている仁王様や狛犬たちに休んでほしいなと思って」。
単なるネタ彫刻ではなく、胸筋、指先、細部まで鎌倉仏師のような造形力。過去にセグウェイに乗った仁王様も造っていて、これまた生き生きとした表情で素晴らしい。みよしんさんの次回作がまっこと楽しみ。っていうか、文化庁は令和の天才仏師に専用の工房と潤沢な資金(天井なし)を与えるべきっす!

  

  
仁王父子も最高だけど、舌を出している狛犬たちもたまらない。フィギュアほしい!
※画像はリンク先から。そちらにはスマホで遊ぶ邪鬼もいます。

//今日で発売から3カ月が経った『世界音楽家巡礼記』、ありがたいことにアマゾンで12人の方から五ツ星の評価をいただきました。編集担当の方が、出版社(音楽之友社)に届いたお便りを転送して下さり、読んでいて胸熱に。お葉書をカジポン家末代までの家宝にします。

//室内が暖房なしで25度になるほど暖かくなったと思ったら、この超寒波!皆さん体調を崩さないようお気をつけて。

●2月15日…〔今日の良かった〕フェイスブックを始めて2年と1か月。私事ですが、先日フレンドさんが1000人になりました。「文芸ジャンキー読者です」と、フレンド申請を下さった方も何人かおられ、更新の際にモチベーションとなりました。まっこと有難うございます。
以下、映画や文学などからメモった、友情や人間関係についてのグッと来た言葉を1ダース紹介させていただきます。(^_^)v

・友情は喜びを2倍にし、悲しみを半分にする(シラー)劇作家
・空気と光と、そして友達。これだけが残っていれば、気を落とすことはない(ゲーテ)作家
・ライナス「悲しみを癒してくれる薬ってどんなものかなぁ」チャーリー・ブラウン「一粒のチョコレートと背中を友達がポンと叩いてくれることだよ」(チャールズ・シュルツ)漫画家
・友人とはあなたについて全てのことを知っていて、それにもかかわらずあなたを好んでいる人のことである(エルバート・ハバード)教育者
・孤独は良いものだということを我々は認めざるを得ない。けれどもまた、孤独は良いものだと話し合うことの出来る誰か相手を持つ事は一つの喜びである(バルザック)作家
・その人を知らざれば、その友を見よ(孔子)
・「私はいまだかつて、嫌いな人にあったことがない。好きになることがどんなに人を助けるか、私は知っている」(淀川長治)映画評論家
・人は本当は男や女を探し求めているわけじゃなくて、自分の内側に潜(ひそ)んでいるものを目覚めさせてくれる人を探しているんだ(ボブ・ディラン)ミュージシャン
・自分だけが他人より優れてなどいないものだ。もし君が誉められたら、周りが素晴らしいお陰なんだ(モーガン・フリーマン)俳優
・自分を励ます一番のやり方は、人を励ますこと(マーク・トゥエイン)作家
・誰かと分かち合えない感動は私にとって無意味だ(レナード・バーンスタイン)指揮者
・やがて新しい生活の朝焼けが見え始め、真理が勝利をおさめ、そして我々に運が向いてくるでしょう!僕はそれを待たずにくたばるでしょうが、その代わり誰かのひ孫たちがそれに巡り会うんだ。僕は彼らに心からの挨拶を送って喜ぶ。彼らのために喜ぶ!進め!友人たちに神助あれ!真理ばんざい!(チェーホフ『六号室』)作家

●2月14日…〔今日の良かった〕新しい大河ドラマ『青天を衝け』が良かった。まだわんぱくな少年時代というのもあるけど、全体が明るい雰囲気。どこで撮影したんだっていうようなロケ地で、豊かな自然にもビックリ。渋沢栄一の物語だけど、徳川慶喜の成長も並行して描かれており、水戸藩のパートで武田耕雲斎と藤田東湖の会話シーンに「おお〜、大河ではレアな組合せ」と身を乗り出した。日本近代砲術の祖、高島秋帆(兵学者)を玉木宏が演じており、存在感があった。今後、水戸藩視点の桜田門外の変になっていくのだろう。

//昨夜の東北の震度6強、10年前と同じ様な季節、同じ様な場所で怖かった。大きな津波がなくて良かったけど、震度があと半分浅かったら、避難すべき津波が来てもおかしくなかったとのこと。しばらく警戒が必要ですね。

//世界各国の軍事力レベルを分析している米軍事力評価機関「グローバル・ファイヤーパワー」が発表した2020年度版の軍事力ランキングが発表された。人口、兵力、兵器、国防予算、地理、天然資源など50項目以上から算定する。核兵器は含まず。
結果は(1)米国(2)ロシア(3)中国(4)インド(5)日本(6)韓国(7)フランス(8)英国(9)エジプト(10)ブラジルというもの。
米国、ロシア、中国のトップ3は予想できたけど、日本と韓国が英仏より上で、ドイツは圏外ということに驚いた。コロナのパンデミックを体験し、今後は軍事費を医療や困窮者支援にまわすべきと、方針転換する国が増えていくと予測。

●2月13日…〔今日の良かった〕米ジャズピアニストの巨匠でフュージョンの草分けとなったチック・コリアさん。グラミー賞に67回ノミネートされ、23回も受賞し、100枚以上のアルバムを残して今月9日に79歳で旅立たれた。その際、フェイスブックに最後のメッセージが投稿され胸に染みた。→

「私の旅路に、音楽の炎を明るく燃やし続けてくれた全ての方々に感謝します。音楽を弾いたり、書いたりしてみたいと思っている人々が、実際にそうしてくれることを願っています。自分のためでなかったとしても、是非私たちのためにそうしていただきたいです。世界はもっと多くのアーティストを必要としているだけでなく、単純に本当に楽しいことですから」

※Chick Coreaは1941年米国生まれ。1966年に25歳でデビュー・アルバム『トーンズ・フォー・ジョーンズ・ボーンズ』を録音。60年代後半に帝王マイルス・デイビスのバンドでエレクトリックピアノを演奏し、ジャズの新しい方向性を提示。その後、親しみやすいジャズのスタイルを模索し、電気楽器とアコースティックを融合した楽器編成で1972年(31歳)にアルバム『リターン・トゥ・フォーエヴァー』を発表、空前のヒットとなる。同年の『スペイン』(9分49秒)も世界中でカバーされた。

//8日の日記に、近年の日本の男女差別について、以前から感じていたことを書きました。

●2月12日…〔今日の良かった〕知人が無理なくダイエットできる方法を教えてくれた!朝は人参ジュース、昼はチキン胸肉と野菜サラダ、夜は好きなものを食べて良い(ただしご飯は少量)っていうやつ。限りなく1日1食に近いけど、夜は自由っていうのが気に入った!
現在72.9kgで重いのなんの。風呂で頭を洗うときに、お腹にスイカがあるみたいで邪魔…。“なんちゃって1日1食ダイエット”、どれくらい効果が出るか分からないけど、目標61kgの「12kg減量」を目指して今日からさっそく始めます!まずは1週間後がどうなっているか楽しみ。

※僕の大学時代の体重は49kg。その後57kgあたりで安定し、40歳前後は63kgの時代が続いた。ところが10年前からどんどん太り始め、昨春コロナ禍のステイホームで70kgの大台を突破!そして今日、未知の領域となる73kgの手前、72.9kgまできてしまった。身長167cmなので、これはヤバイ。本当にヤバイ。墓マイラーは行きたい(会いたい)お墓にすべて行くまで長寿しないと!
僕の身長だと、BMI(体格指数)から算出した理想の体重は61.3kgとのこと。リンク先に数値を入力するだけで、簡単に標準BMIが表示されます。コロナは肥満の天敵でもあり、皆さんも自身の適正BMIを把握されることをお勧めします!

●2月11日…〔今日の良かった〕2年前の12月にアフガンで銃撃された日本人医師・中村哲さん(享年73)。その後、捜査は難航、犯人が捕まらないまま迷宮入りするのかと懸念していたが、ようやくイスラム武装勢力「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」の地方幹部が主犯格と特定された。この人物はパキスタン人とのこと。用水路を作って砂漠を緑の大地に変えた中村さんを、アフガンの人が撃つはずないと思っていた。そしてこの男は先月末に別の襲撃事件をカブールで起こし、現場で警備員に射殺されたという。
TTPメンバーの証言によると、その男は生前に悩んだ様子で「中村哲さんを誘拐するつもりだったが、共犯者が(中村さんを)撃ってしまった」と周囲に話していたらしい。アフガンの捜査当局は「残る共犯者を特定し、動機の解明につなげたい」としている。
何ともやりきれない話だけど、迷宮入りしなかったこと、そして主犯格が後悔していことが分かったのは小さな救いに。

●2月10日…〔今日の良かった〕政府発表によると、今後のコロナの感染拡大を予測するため、東京・大阪などの繁華街で1日1万件以上のPCR検査を行い、検査費用は政府が負担するという。無料というのはいいね。感染の広がり方や、その速度が早い段階で予測できると、効率的な手が打てる。
また、SNS上の様々な投稿を人工知能(AI)で分析し、感染拡大の前触れを押さえる動きも始まった。例えば、ある地域で「熱がある」との発信が増えたり、「飲み会に行こう」との話題が盛り上がったりしている状況を分析するという。
西村経済再生相「大都市部から地方に(感染が)広がるので、東京・大阪などの繁華街で一日も早くモニタリング検査を開始できるよう早急に体制を整えたい」。

●2月9日…〔今日の良かった〕先日の『麒麟がくる』最終回、信長最後の見せ場のはずだった自刃シーンなし、秀吉との決戦「山崎の合戦」なし、主人公がナレ死(絶命シーンがなくナレーションだけで死亡)、光秀没後に明智一族が坂本城で滅亡するシーンもなし。ぶっちゃけ、鑑賞直後に「ハァアアアア!?」「だから言わんこっちゃない、駒とか!東庵とか!」となった。
ところが、妻や旧友は「すごく良かった。あの後、光秀が死ぬって誰でも知っていること。主人公のミジメで救いのない最期をわざわざ描くことはない。落武者狩りで農民に殺されるなんてキツすぎる」。
そして知り合いのベテランのテレビ関係者も「見事な最終回だった。光秀と信長の関係を主軸に描いてきたドラマであり、それが最終回できっちり完結していた。腹をくくった光秀、泣き笑いの信長、これを見られただけで十分。このドラマに限っては、本能寺の変以降は蛇足といっていいほどだ」。
なるほど…そういう見方があるのか。視野が広がって良かった。
裏切りの動機についても、諸説すべてを“全部のせ”したうえに、生存説までフォローした脚本、そこは僕も見事と思った。
コロナ禍の前、斎藤道三が出ていた頃は、地方の小さな合戦でも時間を割いて描いていた当ドラマ。そのことを考えると、コロナさえなければ、「姉川の戦い」「長篠の戦い」「毛利水軍戦」といった大規模な合戦も描かれていただろう。大勢のエキストラを集めた合戦シーンが撮影できぬという制約の下、戦国ド真ン中のドラマをよく完走させたと思う。制作スタッフの方、お疲れさまでした。

●2月8日…〔今日の良かった〕五輪組織委員会の森会長の発言に端を発し、長年日本では“女性は笑ってスルーするべき”とされてきた、前時代的な女性観に訣別する動きがあちこちで出てきたように見えます。良かった。男女平等の流れが加速することを願うと共に、近年日本社会を見て感じていた改善すべき点などを、自戒を込めて整理&考察しました。

《近年の日本の男女差別に思う》

オリンピック憲章6条「人種、宗教、政治、性別、その他の理由に基づく国や個人に対する差別はいかなる形であれオリンピック・ムーブメントに属する事とは相容れない」。
森会長が「女性が多い会議は長くなる」などと発言した際、会場では笑い声が起きたという。これは個人の問題ではなく、様々な面で海外より男女同権が遅れている日本社会の問題。まずは世界と日本の政界にどれほどギャップがあるかみていく。

〔世界と日本〜男女平等指数〕
各国の男女平等の度合いをランキングした2019年の「男女平等指数(ジェンダー・ギャップ指数)」では、日本は調査153カ国中121位と先進国では最低。ちなみにその前年は110位であり、日本の順位は“悪化”している。アジアでは中国や韓国より低い。指数は経済、政治、教育、健康の4分野で女性の地位を分析。教育、健康では比較的好成績だが、経済(管理職の男女比率)と政治(議員・閣僚の男女比率)がメタメタで、特に政治分野は153カ国中で144位という凄まじい低さとなっており、ワースト10入り。スペインやカナダは閣僚(大臣)の半数が女性、かたや日本は20人中たった2人、10%だけ…。日本より下位の国はイラン、ナイジェリア、ベリーズ、ブルネイ、レバノン、オマーン、イエメン、バヌアツ、パプアニューギニアのみ。

★2020年1月時点の女性議員比率トップ5
1位 スペイン 66.7%
2位 フィンランド 61.1%
3位 ニカラグア 58.8%
4位 コロンビア 57.9%
5位 オーストリア 57.1%
(日本 現在10%)
スペインの内閣(67%が女性) 日本の内閣(同10%)
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〔クオータ制の導入を!〕
男女平等のために最優先で進めるべきことは国策を決める国会議員に女性の割合を増やすこと。強く訴えたい、OECD加盟30か国のうち、既に26カ国の政党が採用している「クオータ制」(quota=割り当て)を日本も導入するべき時がきたと!
クオータ制は議会の男女間格差を是正するため、あらかじめ候補者の数割を女性にするというもの。例えばメキシコでは2002年に候補者30%を女性にすることが義務化され、2008年に40%、2014年に50%と段階的に比率を引き上げてきた。
政治の中心に女性が増えた国では、性暴力や家庭内暴力から女性を保護する制度が拡充される傾向があり、また男性の育児休暇も充実されるなど、性を問わず生きやすい社会を目指している。男性中心の内閣では後回しにされがちだった政策に光が当たる。
特筆したいのはフィンランド。現在35歳の女性首相サンナ・マリン氏が率いる内閣は、19人中、女性が12人、男性が7人!しかも連立を組む「5党すべての党首」を女性が務めている。そしてこれもまた日本では考えられないが、フィンランドの内閣には35歳以下の大臣が4人いる。マリン首相は自身が貧しいレズビアンカップルの家庭で育ったことをカミングアウトしており、これによって同国では性別その他マイノリティーであることが生き方を制限しないと、若者たちは知った。

サンナ・マリン首相は
就任時34歳!
左から教育相アンデション(32)、内務相オヒサロ(34)
首相のマリン(34)、副首相のクルムニ(32)

マリン首相は「1日6時間勤務・週休3日制を目指す」と宣言、これが不可能ではない理由として「週休1日制から週休2日制に移行した後、賃金は減ることはなく、数十年かけて増え続けている」と説明。また、マリン首相は6ヵ月の育児休暇を父親も取得できる改革を推進している。
国連が発表している「世界幸福度ランキング」で、フィンランドは2018年から3年連続首位をキープしている。充実した社会保障、環境の良さ、国民から政府への信用度の高さなどが反映された。日本の順位は過去最下位の62位で、前年の58位から4位下げている。
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〔遅れているメディア業界〕
今回、日本のメディアは手厳しく森会長の発言を伝えたが、その日本のマスコミ自身も問題を抱えている。極端に女性役員の数が少なく、約7割のメディア団体・会社でゼロだ。日本新聞協会の役員53人、日本民間放送連盟の役員45人のうち女性はゼロ。テレビ局民放の在京6社の番組制作部門トップも女性ゼロ。
新聞労連の吉永委員長「指導的地位の女性を3割に増やすという政府目標が長年掲げられてきた中で、メディアが全く変わってこなかった。多様な意見を反映できない現状が、旧来メディア産業の衰退にもつながっている」「メディアがジェンダーギャップを放置している責任は重い。性的に強調したり、性別役割分業を助長するような表現を野放しにしていないか」。リベラルを掲げる朝日新聞でさえ、管理職女性割合は12%にとどまる。NHKはさらに少なく管理職女性割合9.5%。メディアもまた大きく変わる必要がある。
ちなみに経団連の役員についても、上層部の会長・副会長・理事・監事計約40人のなかで女性は一人しかいない
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〔世界唯一の結婚改姓義務〕
あまり知られていないが、日本は夫婦別姓が認められていない世界で唯一の国だ。他国は同姓・別姓を「選択」することができたり、姓を変えない文化があったりする。そのため、日本は国連から3度も「女性差別」を理由に是正勧告を受けている。
別姓婚の反対意見に「日本の伝統的家族が壊れる」との声があるが、それは歴史を誤解している。かつての日本は「別姓」が基本であり、1870年に国民が姓を持つことが許された際も、政府は既婚者に実家の姓を名乗るように指示。現在の夫婦同姓は1898年公布の明治民法から始まったものであり約120年の歴史しかない。
海外では結婚に縛られない仕組みづくりが進み、フランスでは1999年に18歳以上の同棲カップルに結婚とほぼ同等の法的権利を与える法律が施行され、スウェーデンでは法律婚の前に多くのカップルがサムボ(事実婚)法を利用しているという。
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〔性被害の実状を反映していない刑法〕
米誌タイムは昨年9月、毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」を発表し、日本人では黒人差別に抗議したテニスの大坂なおみ選手と、自らの性暴力被害を実名で公表したジャーナリスト、伊藤詩織さんの2名が選ばれた。大坂さんのことを知らない人はほぼいないと思う。一方、タイム誌が「“勇気ある告発”で日本人女性の在り方を大きく変えた」と讃えた伊藤さんのことを知っている人は何割いるだろうか。
 
今の日本で、もっとも勇気のある人では。

――2015年、伊藤詩織さん(当時25)は昏睡状態で性被害を受け、同意に基づかない行為であるばかりか、相手(既婚者)は避妊もせず非常に悪質だった。ところが警察に訴えても相手は逮捕されず。というより、いったん出た逮捕状が握り潰された。相手は一般人ではなかった。「安倍首相にもっとも近いジャーナリスト」「携帯に直接電話の仲」として安倍氏の伝記を2冊書き、当時ワイドショーに出まくっていた山口敬之氏だった。
警察は、ホテルの防犯カメラ、DNA検査、タクシー運転手やホテル従業員の証言などを捜査しクロと認定、裁判所から逮捕状が出された。裁判官は冤罪を避けるため、逮捕の必要もない事案で逮捕状を出すことはない。そして捜査員が逮捕に向かった当日(16年6月8日)、警察上層部から突然命令が下り逮捕は中止になった。
逮捕状が出ているのに、直前で逮捕が取りやめになった前例はない。この前代未聞の中止命令を出したのは、当時警視庁本部の刑事部長だった中村格(いたる)氏。中村氏は管官房長官(当時)の元秘書官で、のちに大臣官房統括審議官に抜擢されるなど大出世している。中村氏は逮捕中止の理由を今日までいっさい説明していない。
だが、伊藤詩織さんにはさらなる試練が待ち受けていた。彼女が本名を公開し、カメラの前に立って戦いを開始すると、ネットでは「売名行為」「ハニートラップ」と凄まじいバッシングが起きた。「隙があったのだろう」「服装はどうだったのか」から始まり、挙げ句にはイラストレーターが描いた似顔絵(「枕営業大失敗」と書かれている)を見て、現職国会議員(杉田水脈・長尾敬議員)が嘲笑している動画まで配信された。
杉田議員は過去に「LGBTは生産性がない」と発言し問題になったが、この件でも「落ち度」があったと伊藤さんを叩き続け、昨年も性暴力被害者への支援をめぐり「女性はいくらでも嘘をつける」と暴言。杉田議員はいまも除籍にならず、自民党は彼女を受け入れている。
2017年、山口氏は検察審査会で不起訴になった。不起訴=無罪ということではなく「犯罪の疑いはあるが立証するだけの証拠が不十分」というものだが、ネットでは不起訴を理由に再び伊藤さんへのバッシングが起きた。検察審査会の場に伊藤さんは呼ばれず、また伊藤さんが求めていた防犯カメラ動画を審査員に見てもらえたのかも不明のまま。この時の審査員の男女比は男性が7名、女性が4名。性被害のような事例は男女比を半々に近づけるべきと思う。その後、19年12月に民事裁判で伊藤さんは勝訴し、被告に損害賠償が命じられた。ようやく彼女の声が司法に届いた瞬間だった。
日本の刑法が遅れているのは、「被害者が抵抗できないほどの脅迫があった」と証明できなければ罪に問われにくいこと。性犯罪被害者の7割がフリーズ状態に陥っている。「無抵抗は同意ではなく恐怖で動けない」が実状なのに、刑法が実態を反映していない。被害者の立場に立った刑法の改正が必要だ。
若い女性が顔を出して名前を公表することに、どれほど勇気が必要か。昨年秋にタイム誌が「世界で最も影響力のある100人」に伊藤さんを選んだ際、「これでやっと伊藤さんの勇気が広く知られる」と期待したが、いまもテレビ局はまともに報道していない。だが、将来この国の歴史の授業で「伊藤詩織」の名が語られる日が来ると僕は思っている。
タイム誌選出を受けての伊藤さんの声明
「本当にたくさんの声が重なって、たまたま私が発した時に一緒にその声が響いたものだと思っています」
「私はあなたの娘、妹、姉、母、あるいは親友だったかもしれない」
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〔コロナ禍が炙り出した女性の地位の不安定さ〕
コロナ禍が長引くにつれ、女性の自死が急増している。昨年10月の自殺者は、前年同月比で男性が22%増。一方、女性は「83%増」となった。異常な増加率だ。自殺者全体では男性が女性の約2倍と多いが、国際比較では日本人女性の自殺率は世界4位で、男性の15位よりも高い。
女性差別には、男性の内面にある歪んだ優越思想など心理的な問題(DVや性暴力の源)と、非正規労働など社会構造として差別が固定化されている問題があり、コロナ禍は両者の深刻さを浮き彫りにした。日本はGDP(国内総生産)で世界3位の「経済大国」にもかかわらず、シングルマザー世帯の貧困が先進国でも「突出」して深刻だ。平均年収は200万円、ひとり親の貧困率はドイツの5倍、英国の9倍に達する。
加えて多くが非正規であり、真っ先に人員削減の対象となり得るため不安定な身分。コロナの影響でシフトが5割以上減った女性の74%が「休業手当の支給がない」と調査で回答、全国で約90万人の女性が同じ状況下にあるという。経済苦のみが自死の理由でないにしろ、生活基盤の安定は極めて重要なもの。
先述したように、男性の自死も高止まりしており、将来のパンデミック再来に備えて非正規労働者の待遇を早急に改善する必要がある。
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――以上、逆説的になりますが、森会長の発言によって、日本社会の歪みが図らず露見したことで、性差別解消に向けて世間の空気は変わりつつあり、2021年は真の意味で男女平等元年となるかも知れないし、そうしなければならないと思います。

※オリンピック自体も男女平等実現をめぐり長い道のりを歩んできた。近代五輪の創設者クーベルタンは女性の参加に反対し第1回大会は男子のみ。1981年までIOCの委員に女性の就任は認められず、スキージャンプ女子が設立されたのは2010年になってからだ。
※日本のスポーツ界は中央競技団体の役員1615人のうち、女性が占める割合は約15%のみ。スポーツ庁が目標に掲げる女性理事40%以上に遠く及ばない。
※15〜34歳の死亡原因の第1位が自殺であるのも主要7カ国(G7)の中で日本だけ。二言目には「自己責任」、そんな大人の生きづらさが社会の闇を生み、若者をも息苦しくさせているように感じる。
※森会長に関する報道で少しマスコミの悪意を感じたのは、森氏の元々の発言「女性は優れており、競争意識が強いため話が長くなる」が、テレビ報道では“優れており”がカットされ、「女性は競争意識が強いため話が長くなる」になっていたこと。むろん、それを考慮してもNGなんだけど、「優れており」はカットしてはいけないと思う。新聞で全文を読むまで、僕もこのことを知らなかった。
※この報道のあと、妻から「カジポンだって、気をつけているようでアウトなことけっこう言ってるから」と指摘。育った時代のせいにせぬよう気をつけます。(^^;)

●2月7日…〔今日の良かった〕「入学者選抜に性別は無関係で、不要な情報と判断した」(青森県)、「法的に困るもの以外は性別欄をなくすという、県全体の流れ」(兵庫県)。トランスジェンダーなど、性的少数者への配慮などから、公立高校の入学願書の性別欄をなくす動きが2年間で一気に広がり、2019年2府県(大阪、福岡)のみであったのが、今年は41道府県がなくしたという。今も性別欄があるのは、山形、栃木、群馬、千葉、東京、静岡の6都県で、山形は来年からなくす。願書の性別欄をなくしただけで解決できない課題は多くあるけど、数年後には「あれ?なんでこの書類は性別を尋ねているんだろ。これって必要?」と違和感を持つ時代になっていると思う。

●2月6日…〔今日の良かった〕松屋がタイ料理のマッサマンカレー(ココナッツミルクのカレー)を期間限定でメニュー化、噂になっているだけあって確かに美味かった。鳥肉もゴロゴロ入ってる。カレーで730円というのは松屋では高めだけど、納得感あり。期間内にもう一度食べに行こう。

//『雪見だいふく』の「北海道ミルクプリン」も最高に美味。たまたま買って、そのクリーミーさにおったまげた。ダイエット中でなければ、1日3個くらい食べたいかも…。

//一昨年の参院選広島選挙区での大規模買収事件をめぐり、公職選挙法違反で有罪判決を受けた河井案里被告が参院議員を辞職。現職自民候補(安倍氏と距離を置く自民議員)への刺客として安倍氏が送り込んだ河井案里被告は、新人でありながら1億5千万円もの選挙資金(同じ選挙区の自民候補の10倍)を官邸主導で与えられて当選。その際、潤沢な資金が買収に使われたとみられている。
彼女自身がこの買収計画を立案したとは思えず、夫の克行氏、もしくは官邸や党本部の誰かの指示なのだろうけど、この件に関していっさい会見を開かず、説明責任を果たさないまま辞職してしまったので、黒幕がいまだにわからない。
案里被告は2020年6月に逮捕されたが、議員を辞職しないため、月々の歳費や文書通信交通滞在費、賞与がずっと支給され続け、総額は2000万円を超えている。
コロナによる経済的苦境で国民は大変なのに、国会に出てこない案里議員に血税2000万円を支払う国民の気持ちを考えて、せめて真実を語ってほしい。
※夫で元法相の克行被告は、地元の議員や首長ら100人に計約3000万円を配ったとして別途公判が進む。残りの約1億円はどこへ消えたのか。案里前議員は1枚紙のコメントを出しただけで、記者会見などで疑問に直接答えることはなかった。

●2月5日…〔今日の良かった〕米国とロシアが、期限切れまであと2日だった両国間の唯一の核軍縮条約「新戦略兵器削減条約(新START)」の5年間延長を決めた!双方の声明はブリンケン米国務長官「バイデン大統領は軍縮と核不拡散で米国のリーダーシップを取り戻す。今日はその第一歩だ」「新STARTの延長は、21世紀の安全保障課題に対応する、始まりに過ぎない」。ロシア外務省「戦略的な安定を維持し、機能させるメカニズムが保障された」 「対話を安定した軌道に乗せる努力が求められる」。

米国と旧ソ連が冷戦時代に結んだ中距離核戦力(INF)全廃条約は、トランプ政権が離脱表明し、2019年8月に失効した。
残った新STARTは、戦略核弾頭や大陸間弾道ミサイルなどの運搬手段の上限を決めたもの。10年間の有効期限が2月5日に迫る中、両国は数年前から延長交渉に取り組んできたが、トランプ前米政権は核兵器削減に消極的であり、交渉は難航していた。僕はやきもきしていたので、まずは5年延長となりホッとしている。大統領がトランプ氏のままだったら、INF脱退時のように「米軍の作戦の足かせになる」と言って、条約は失効期限を迎えていた可能性が高かった。

●2月4日…〔今日の良かった〕日本政府は外国で起きた深刻な人権侵害に対する反応が遅い&甘いが、従来はそれを「法律がないから制裁できない」と弁明してきた。バイデン新政権は人権問題に厳しい姿勢で臨む方針であり、これに呼応するように、日本でも他国の重大な人権侵害に制裁を科す法律を整備すべく、近く超党派の国会議員連盟が発足するという。

世界には政府に異を唱えただけで逮捕監禁、時には命を危険に晒されるなど、深刻な人権侵害が起きている国が少なくない。こういう場合、欧米は抗議声明を出すだけでなく、経済制裁や政権幹部の資産凍結、外交官の追放など目に見える形で抗議を表明している。
ところが日本の現行法には「人権侵害だけ」を理由に制裁を科す規定がない。だから、中国やロシア、最近ではミャンマーが無茶なことをやっても「遺憾の意」を表明することくらいしかできない。
こうした他国の人権侵害にアクションを起こす法律は「マグニツキー法」と呼ばれる。マグニツキー法は、ロシア当局による汚職を告発後に逮捕され、2009年に獄中死したロシア人弁護士の名前に由来し、言論弾圧や拷問、虐殺などの人権侵害に関わった外国の個人や団体に、資産凍結や入国禁止といった制裁を科す。オバマ政権が2012年に制定し、英国やカナダも制定済みで、欧州連合(EU)も昨年導入を決めた。
日本も国際社会の中で「人権国家」と標榜するのであれば、マグニツキー法を制定すべき。そうすることで、これまで「制裁できない」と逃げてきた事案について、「制裁しない」理由の説明責任が生じるし、問題点も明確になる。

●2月3日…〔今日の良かった〕先日新聞を読んでいて、“こんな簡単な方法でコロナの重症化を防ぐことができるのか”と驚いた。「腹臥位(ふくがい)療法」と呼ばれ、感染した患者にうつぶせになってもらうだけ。新型コロナの肺炎では、背中側の肺がダメージを受けることが多く、仰向けだと酸素を十分に取り込めない。うつぶせになることで、より健康な胸側の肺に血液が流れて酸素の取り入れがよくなるという。
都立駒込病院のコロナ専用病棟で、中等症患者23人に1日計7時間、腹臥位療法を半年間実施したところ、血液への酸素の取り込み具合をみる指標は全員が改善し、呼吸回数も18人中16人が減少。人工呼吸器の使用を回避できた患者も複数いたという。しかも、うつぶせになって3分で効果が現れたとのこと。この結果を昨年暮れの呼吸療法医学会学術集会で報告し、「重症化を予防する有効な治療法となる可能性がある」などとして、「COVID―19部門」で最優秀賞に輝いた。ひっぱくする重症病床の負荷を抑えることに繋がるといいな。

//コロナに感染して「周囲に迷惑をかけて申し訳ない」と自死を選んだ30代主婦の報道に胸が痛む。いまや、いつどこで感染するか分からない状況なのだから、感染者を死に追い込む社会の攻撃的な空気は本当に危険。

●2月2日…〔今日の良かった〕祝!岩波書店の『広辞苑』と並ぶ双璧、三省堂が発行する国語辞典『大辞林』4.0(見出語数269,000)に、造語《墓マイラー》が収録されました!
用語の意味は「歴史上の偉人などの、著名人の墓参りを趣味とする人を俗にいう語」とのこと。

  「大辞林4.0」に収録!

分かりやすい説明ではありますが、この言葉の生みの親として、三省堂のかたに次の想いを…。
僕の場合、著名人だから墓参するのではなく、たとえ無名でも自分が偉人と思った人に墓参しているので、説明文としては「著名人」という言葉を外して「感謝」という言葉を入れた次の一文がより本当の意味に近いかと(汗)→

「歴史上の偉人などに感謝の気持ちを伝えるため墓参りを趣味とする人を俗にいう語」

※著名ではない不遇な偉人がたくさんいます。改訂版のときに反映してもらえたら…(^^;)
※『大辞林 4.0 』の最終更新日は2019年12月26日になっているので、その頃から既に載っていたのかもしれない。ただ、ATOKの変換候補として説明文つきで出てきたのは、昨日の最新アップデート後が僕は初めてです。
※墓参のイメージを明るいものにしたくて、「墓マイラー」という言葉を使い始めたのは1990年代後半。四半世紀を経て国語辞典に登録されたことに。あちこち転げ回ってきただけの53年ですが、何かこの世に小さな爪痕をのこしたような気がします。三省堂さん、本当にありがとう。

●2月1日…〔今日の良かった〕菅首相とバイデン米大統領との電話協議で、対中国での日米連携が確認された。バイデン氏は、米国による日本防衛義務を定めた日米安保条約第5条の尖閣諸島への適用を明言。米新政権発足から早い段階で、「尖閣に何かあれば米軍も防衛する」という確約をとれたのは、中国への大きな牽制に。バイデン氏は米国内や日本など同盟国の一部にある「弱腰」懸念を払拭した形だ。
トランプ氏も尖閣を守ると言っていたけど、彼は同時に米軍駐留費を日本が大幅に負担しないと「米軍を引き揚げる」と、(中国ではなく)日本に揺さぶりをかけてきた。2017年は来日の直前に「リメンバー・パールハーバー」とツイートしていたし…。中国にしてみたら「日米同盟はそんなものか」となるわけで、トランプ氏にはビジネス上の駆け引きであっても、対外的には誤ったメッセージになっていた。
北朝鮮の非核化について、バイデン政権は日米韓の協力を重視しており、元徴用工や慰安婦問題で日韓が対立する現状を深く憂慮。今後は関係改善への働きかけを強めてくるだろうし、先日、文在寅大統領が元徴用工問題で韓国の司法判断に対する違和感を初めて表明したことは、その兆候と僕は見ている。日本はどう歩み寄るか。

//ミャンマーで総選挙に惨敗した国軍がクーデター、スーチー氏を軟禁した。スーチー氏に関しては、国軍が起こした少数派イスラム教徒ロヒンギャに対する虐殺事件を認めず失望したけど、国軍が政権をとったらロヒンギャはさらに過酷な迫害を受けてしまう。ミャンマー国民は、ここ数年の自由な空気を体験した以上、今さら戒厳令下に戻るのは真っ平だろう。中国がミャンマーの軍部に圧力をかけるのがベストだけど、中共政権は静観している。こういう時にリーダーシップをとれないのが、中国の限界か。あと、日本政府もおとなしい。もっと態度を明確に。

//昨日のロシアの反政権活動家ナバリヌイ氏の解放を求める反プーチン・デモの拘束者が、わずか1日で5千人を超えた。プーチンは国内外の批判を黙殺して弾圧を続けており、こちらも抜き差しならない。今までの反プーチン・デモと様子が異なるのは、参加者の4割が初めてデモに加わった新顔で、多くが10代20代の若者という点。これまでプーチンは若い世代から人気を集めていたイメージがあり、空気が変わったことを感じる。

//コロナ自粛中に銀座のクラブを訪れていた自公の衆院議員4名が辞職や離党に追い込まれたのは、昨日の北九州市議選(定数57)で、自民は当選10回のベテランら現職6名が落選した影響が大きいと思う。保守が強い九州でこの結果はインパクトがある。

//明日は124年ぶりの2月2日の節分。

●1月31日…〔今日の良かった〕先日の世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長の声明はわかりやすかった。いま世界はリッチな国々がコロナ・ワクチンの“買占め”を行い、目に余る格差が出始めている。テドロス氏はこう問題点を訴えた−−
「少なくとも49の富んだ国は、今までワクチン3900万回分を接種したが、ある最貧国は2500万回でもなく2万5000回分でもない、たったの25回分しか接種していない」
「世界は新型コロナワクチンの流通において、破滅的な道徳的失敗の直前だ。公平に入手できるという約束が、深刻な危険に直面している」
「ほとんどの製薬企業はWHOにデータを提出することよりも、多くの利益を得ることのできる富んだ国から承認を受けることを優先している」
「富んだ国の若くて健康な成人が、医療陣や貧しい国の老人よりも先に接種を受けるのは正しくないことだ」

ワクチン接種で浮き彫りになった国家間の格差。最も象徴的なのはイスラエルとパレスチナ。イスラエルは既に全人口の3分の1が接種済みという世界最速の国だ。ところがイスラエル占領下にあるパレスチナ自治政府では、まだワクチン接種が始まっていない。
カナダは人口の5倍、イギリスは同じく3倍ものワクチンを確保する一方、アフリカには医療関係者さえワクチン確保のメドがない国がある。
WHOはコロナ初期に「人から人はない」など感染力を軽視し、中国擁護に終始したのは問題だが、それはそれ、これはこれ。いくら先進国でワクチン接種が進んでも、後進国でやっかいな変異種が生まれれば、すぐに国境を越えて拡散し、危機が再来する。続けてテドロス氏は訴えた。

「新たな変異ウイルスの拡散により、ワクチンの公正な分配が一層 重要となった」
「率直に言う。この失敗の代価は、最も貧しい国に住んでいる人々の生命と生計に表れるだろう」
「結局、富裕国のワクチン独占は、パンデミックと封鎖措置、経済的苦痛を延長させるだけだ」
他人を守らないと自分を守れない、それがコロナ禍。

世界は壊滅的な倫理上の
失敗を犯す瀬戸際にある
この失敗の代償となるのは
貧しい国の人々の暮らしだ

//最終回まであと一話になった『麒麟がくる』、せっかく光秀が主人公なんだから、本能寺の変は今日で終わって、最終回は信長他界後の山崎の合戦に至るまでの心理描写や、光秀没後の明智家の運命をじっくりと描いてほしかった。あと1回で、謀反決意から光秀の死、ガラシア後日談まで全部やれるのかな。心配だけど、神脚本&神演出の大感動最終回になることを期待。

//『進撃の巨人』67話、タイトルが「凶弾」だから、誰かヤバイことになる予感はしていたけど…グスンです。

●1月30日…〔今日の良かった〕今日メモったいい言葉。
「テレビの役割は、拡声器ではなく聴診器であれ」(是枝裕和/映画監督)

//日本で最も有名なオカルト情報誌『月刊 ムー』(1979年創刊)。同誌はこれまでネッシーや宇宙人など様々なロマンを提供してくれた。そのムーの編集長の言葉として、なぜ「ムー」ではまだ「Qアノン」(「世界緊急放送がありトランプの敵が一斉に逮捕される」等を信じる人々)を本格的に特集していないのか、その理由をツイッターで紹介していた。含蓄に富みこちらもメモ。

ムー編集長「検証するとすぐにおかしいと分かる事柄が組み合わさっていて、ムー読者からするとまだまだ甘いと思うのでは。日本で盛り上がっている人は、陰謀論への免疫が足りないような気がする」

//テレビ局は高須クリニックが出す巨額のスポンサー料に目がくらんで報道に及び腰だけど、高須克弥氏が音頭をとった大村・愛知県知事に対するリコール運動の「大規模不正署名事件」は犯罪であり、ちゃんと取材して放送してほしい。署名43万人分の8割以上、36万人分がインチキで、実在しない人物が数万人とか、民主主義の根幹にかかわる前代未聞の事件。この署名の呼びかけ人となった、百田尚樹氏、有本香氏、竹田恒泰氏は、事態をどう思っているのか聞かせてほしい。

●1月29日…〔今日の良かった〕1986年以来、30年以上にわたって時代の世相を17字で描写してきた『サラリーマン川柳』。先日、第34回コンクールのノミネート作100句が発表された(主催第一生命保険)。
ここ1年はコロナ禍という未曾有の苦難と重なり、“この状況をユーモアで表現するのは難しいのではないか”と思っていたけど、蓋を開ければ6万2542句が投句され、閉塞感が五・七・五の楽しい芸術に昇華されていた!
寄せられた作品のうち約8割がコロナ関連といい、僕の予想では以下の14句から最優秀が選ばれるのではないかと…。

「出社日は 次はいつなの?」 妻の圧
リモートで 便利な言葉 “聞こえません!”
出勤が 運動だったと 気付く腹
終われない 終電が無い ズーム飲み
下書きの 送信キーを 猫が押し
オンライン 説教したら 画面消え
激論も パジャマ姿の 下半身
リモートの 背景だけは タワマン風
会社へは 来るなと上司 行けと妻
マスクさえ 妻と娘と 別洗い
お父さん マスクも会話も よくずれる
子は鬼滅 夫婦は亀裂 おうち時間
掃除して! 一応これでも 勤務中
抱き上げた 孫が一言 密ですよ

●1月28日…〔今日の良かった〕新聞記事で見つけた指揮者ダニエル・バレンボイムの言葉をメモ。「音楽は建築であり、考古学でもある。創造と発掘を繰り返す音楽家の人生に、ルーティンや退屈といったものは存在しない」。

//YouTubeに『15分で追いつける「進撃の巨人」ダイジェスト』があり、NHKの編集だけあってとてもよくまとまっていた。“一度も見たことないけど今から60話も見るのは無理”という方はこちらを。

//昨日の日記「“進撃の巨人”の興奮をネタバレされずに共有したい」について、数名の読者の方から「海外ファンの反応がお勧めです」と教えて頂きました。外国の人は感情表現が豊かなので、表情を見ているだけでも楽しいですね!(画像にリンク)

 

  この男性は数分間、ずっとこの表情のまま凝固。わかる…!

●1月27日…〔今日の良かった〕先日のアニメ『進撃の巨人/第66話“強襲”』が凄すぎた。あまりに濃密な25分間にカジポン家は息をするのも忘れて全員が画面に全集中。途中のアイキャッチで子どもは「えっ、まだ半分だったん!?」妻いわく「どちらにも感情移入。どっちを応援したらいいのかわからない」。それ僕もまったく同感。作品世界では悲しみだけがどんどん拡大している。
一方で、中盤に某キャラクターが登場して驚愕の展開になったときに、畏怖しつつも興奮している自分がいて、感情をビン詰めにされぶん回されている状態に。こんなアニメはそうない。
『進撃の巨人』は単行本も持っていて、普通なら漫画を読んだ後にアニメを見るんだろうけど、この作品はあまりにも映像が美しく、またバトルシーンのスピード感が異次元レベルであるため、放映後に物語が進んだところまで本を読むという逆転現象が起きている。そんな作品は、僕の人生でこれだけだ。世間の感想を知りたくて、ツイッターやまとめサイト覗いてみたい誘惑に駆られるけど、ネタバレが怖くて一切検索できないというジレンマに。ライナーもピークもいいやつ、なんとかハッピーエンドになってほしい。

//医療機関では国内最大規模のクラスターが発生した北海道の旭川厚生病院。499床の同院で感染者311人、病没37人にのぼっていたが、最後の感染確認は12月29日で、その後の4週間で感染者が出なかったため、院側は「クラスターが収束した」と会見。対策をしっかりしていれば一ヶ月で収束させられることが証明された。

●1月26日…〔今日の良かった〕プーチン所有の秘密宮殿の存在をスクープするなどロシア政財界の腐敗を告発し、今月17日に当局に拘束された反政権活動家アレクセイ・ナバリヌイ氏。このままではいつプーチン政権に殺されるかわからず、めっさ心配していたけど、釈放を求める声がロシアの国内外にあふれてきた。これだけ世界が注目していると当局も簡単にはナバリヌイ氏の命を奪えないはず。
3日前にロシアで行われたナバリヌイ氏解放を求めるデモは全国100カ所以上に広がり、3521人が拘束された。プーチン政権は抑え込みをはかっているが、ネットには治安部隊がデモ参加者を容赦なく警棒でぶん殴る姿が拡散、これが人々の怒りを呼びプーチン支持層からも疑問の声があがり始めている。
これまで反プーチンのジャーナリストが次々と暗殺されてきたロシア。「プーチン皇帝」といわれるほど鉄壁の権力基盤を持つプーチンが、これほど逆風に晒されるのは珍しい。ナバリヌイ氏を釈放すればプーチンには無視できない対抗勢力となり、暗殺するとそれこそ収拾が付かない大混乱になる。
ナバリヌイ氏の陣営は「変革は1日では起こせない」と声明を出し、市民が次の週末もデモに集まるよう呼びかけている。大量の参加者が拘束されたことについて、EUや米国は「平和的な集会や表現の自由の権利を抑圧しようとし続けている」「厳しい手段が用いられたことを強く非難する」と声明を発表し、拘束された全てのデモ参加者と、ナバリヌイ氏の釈放を求めた。バイデン政権は人権を重視しており、「ロシア政府はデモの前から、主催者に嫌がらせをしたり、参加する可能性がある人を拘束したりしている」「米国はロシアであろうと他の場所であろうと、人権を守るため、同盟・友好国と協力して立つ」と強調。予断を許さない状況がしばらく続く。
※先月プーチンはとてもカッコ悪い法律「大統領経験者は生涯にわたり刑事、行政上の責任を問われない特権をもつ」を成立させた。自分自身に対して、終身恩赦を与えたのだ。普通、頭に浮かんでもプライドや羞恥心があればそんな法律は問題外と肩をすくめるのに、プーチンは本当に実現してしまった。終わりの始まり。

//ウチのサイトのこのトップページだけ、昨年後半からなぜかアクセスカウンターが表示されなくて弱っている。別ページでは表示されるのに。特別なことは何もしておらず、ほんと原因が不明。っていうか、他にもヤフーのニュースリンクが表示されなくなり、SNSのリンク集も表示されなくなり、アマゾンの検索ボックスは文字化けし(文字化け後に再入力すると正常になる)、半年くらい前からどんどん動作異常に…。
使用しているIBMのホームページビルダーV8が2003年製で、あまりに古すぎるのが原因かと、最新版のV22(2020年製)に変えてみたものの症状は改善せず、動作が重くなっただけなので再び18年前のV8に戻したという…。
※強いて言うなら心当たりが2つある。ひとつはアドレスを「http」から「https」にしたこと。もうひとつは、Flashのサービスが終わったこと。でもジョジョ立ちページも「https」だけど一番下のアクセウカウンターはちゃんと表示されている…謎!

●1月25日…〔今日の良かった〕アメリカ大統領選のデマの検証ブログが素晴らしかった。45個ものデマのファクト・チェックが紹介されており、ネット上に拡散された「投票に不正があった」系のバイデン叩きの大半がデマであったと分かる。出典も添えられており、多くの誤解が解けるだろう。報道番組の街頭インタビューを見ていると、トランプ派の少なくない人がデマを信じ、純粋な正義感から憤っているため、こうしたファクト・チェック情報を伝えていくことは大切。
かつてヒラリーが敗れたときにピザゲート陰謀論がばら撒かれたけど、いまだにネット上にそのデマを見かけ、デマ拡散のスピードに真実が追いつけないネット空間の危うさを恐れている。陰謀論にひとつひとつ反証するブログ主さんの労力に敬意。

●1月24日…〔今日の良かった〕2023年の大河ドラマの主人公が徳川家康に決定!タイトルは『どうする家康』でユニークだし、主演はイケメンの松本潤ということで、あまり大河に興味がない人も見てくれそう。歴史ファンとしては超久々に「関ヶ原の戦い」を大河で見られることが嬉しい。最後に関ヶ原がそれなりに描かれたのは2009年の『天地人』だから14年ぶりということになる。以降の『江』『真田丸』は信州上田での戦いがメインだったし、『官兵衛』は主人公が九州滞在。
関ヶ原での全軍の動きをがっつりと描き、好評だった2000年の『葵 徳川三代』を超える内容を期待したい。昨今のCG技術の進化は目覚ましく、迫力のある総力戦が展開するだろう!

●1月23日…〔今日の良かった〕祝!『核兵器禁止条約』が22日午前0時をもって発効!
この条約は、核兵器の開発、製造、保有、使用を禁止し、さらに核兵器の使用をほのめかして威嚇することも禁じた画期的な条約だ。
発効当日にカンボジアが加わり、これで世界196カ国のうち、核兵器禁止条約を批准した国と地域は「52」になった。この後はペルーとチリが批准する見通しだ。
いま世界には約14000発の核兵器がある。
核廃絶に関連した国際条約としては、1970年に発効した『核拡散防止条約』があり、こちらには既に191カ国が加盟している。同条約は核保有を米露英仏中という安保理常任理事国に限定し、他国の核兵器所持を認めていない。ある意味、保有国の特権を守るための“不平等条約”であるが、そのかわりに次の超重要な第6条が定められた。
『核拡散防止条約・第6条』 保有国には「誠実に核軍縮交渉を行う義務」がある

ところがそれから40年近く経っても核廃絶は成されず、議論も進まず、保有国は逆に増えてインド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮を含む9カ国になってしまった。
この状況を打破すべく、2007年に核廃絶を目指す世界のNGO(非政府組織)の連合体「ICAN」(核兵器廃絶国際キャンペーン)が発足。
2010年に赤十字国際委員会が「核兵器は非人道兵器である」と断じた声明を発表し、核廃絶に向けて国際運動が勢いづく。
2014年、太平洋のマーシャル諸島共和国は「核保有国は交渉するそぶりだけで廃絶へ進もうとしていない」と、先述した第6条違反を糾弾、国際司法裁判所に核保有9ヵ国を「単独」で提訴した。
人口約5万人の小さなマーシャル諸島は、過去にアメリカが「67回」も核実験を繰り返し、住民に健康被害が多発した島国。第五福竜丸が被災したビキニ環礁(マーシャル諸島)での水爆実験60年の節目にこの提訴に踏み切った。賠償金は求めておらず、金銭目的ではない。
訴状では、主要国が核軍縮義務に違反し続けている事例を列挙、「新たな核軍縮条約の交渉を早期に始めるよう命じる」ことを求めた。核保有国が裁判を拒否したため(裁判開始は双方の合意が必要)事実上の門前払いとなったが、「1匹のアリが9頭のゾウに挑んだ」といわれた提訴は、核を持たない国が立ち上がる先例となった。

こうした状況を受け、「核保有国が自力で廃絶できなかった核兵器」を国際法で使用・所持の禁止に追い込むため、2016年秋に国連にて核兵器禁止条約の内容を話し合いで決めるための、「核武装撤廃交渉を翌年から開始する決議案」が、賛成123、反対38、棄権16という圧倒的賛成多数で採択された。共同提案者のオーストリア国連大使「化学兵器や生物兵器を禁止する条約があるのだから、核兵器も同じと考えるのが論理的だ」

このとき、日本は世界が仰天する行動をとった。北朝鮮やイランでさえ「賛成票」を入れたのに、安倍政権は「反対票」を投じたのだ。世界は「唯一の戦争被爆国」が、核兵器禁止条約どころか、その前段階である、話し合いの開催にも反対するという後ろ向きな姿勢に失望し、広島長崎の平和団体から非難の声が起きた。残念ながら、この反対票にほとんどの日本国民は関心を持たず、野党ですら選挙の争点としなかった。
本来なら日本が旗振り役をしなければならない条約だ。その5カ月前にオバマ大統領が広島を訪問した際、安倍氏は被爆者の前で「被爆国として日本は核兵器廃絶の先頭に立つ」と誓っていたのだから。米国との関係で賛成が難しいなら、せめて棄権することで国際社会に意思表示して欲しかった。(意外かもしれないが核大国が軒並み条約に反対するなか、中国だけが棄権を選んでいる)

そして2017年7月7日、ついに国連で『核兵器禁止条約』が賛成多数(122票)により採択!一発の銃弾も撃たずに、核兵器の所持を国際法で非合法とした。
翌月条約成立を受けての、田上富久・長崎市長の『長崎平和宣言』が話題になった。
《核兵器を持つ国々と核の傘の下にいる国々に訴えます。安全保障上、核兵器が必要だと言い続ける限り、核の脅威はなくなりません。核兵器によって国を守ろうとする政策を見直してください。核不拡散条約(NPT)は、すべての加盟国に核軍縮の義務を課しているはずです。その義務を果たしてください。世界が勇気ある決断を待っています。
日本政府に訴えます。核兵器のない世界を目指してリーダーシップをとり、核兵器を持つ国々と持たない国々の橋渡し役を務めると明言しているにも関わらず、核兵器禁止条約の交渉会議にさえ参加しない姿勢を、被爆地は到底理解できません。唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約への一日も早い参加を目指し、核の傘に依存する政策の見直しを進めてください。日本の参加を国際社会は待っています。》

同年のノーベル平和賞には『核兵器禁止条約』の成立推進役となったICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)が選ばれた。
僕はこの受賞を喜んだが、平和賞授賞式の当日、テレビの前で絶句した。広島で被爆したカナダ在住のサーロー節子さんの受賞スピーチを聞きたいのに、NHKは19時のニュースでも21時のニュースでも黙殺し、文学賞受賞者のカズオ・イシグロさんのスピーチだけを紹介するということをやった。両者とも日本生まれであり、いつもなら“日本スゴイ”の流れで大々的に報道するのに。

★13歳で被爆したサーロー節子さんの平和賞スピーチ(抜粋)
《核兵器は必要悪ではなく、絶対悪です。世界の圧倒的多数の国々が核兵器禁止条約を採択したとき、私は喜びで感極まりました。かつて人類の最悪のときを目の当たりにした私は、この日、人類の最良のときを目の当たりにしました。私たち被爆者は72年にわたり、核兵器の禁止を待ち望んできました。これを、核兵器の終わりの始まりにしようではありませんか。
核武装国の政府の皆さんに、そして、「核の傘」なるものの下で共犯者となっている国々の政府の皆さんに申し上げたい。あなたたちは皆、人類を危機にさらしている暴力システムに欠かせない一部分なのです。世界のすべての国の指導者に懇願します。核兵器禁止条約に参加し、核による絶滅の脅威を永遠に除去してください。
私は13歳の少女だったときに、(原爆で倒壊した建物の)くすぶるがれきの中に捕らえられながら、前に進み続け、光に向かって動き続けました。そして生き残りました。今、私たちの光は核兵器禁止条約です。この会場にいるすべての皆さんと、これを聞いている世界中のすべての皆さんに対して、広島の廃虚の中で私が聞いた言葉をくり返したいと思います。「あきらめるな! (がれきを)押し続けろ! 動き続けろ! 光が見えるだろう? そこに向かって這って行け」。》
このスピーチの開始当初、条約不参加国の代表者は斜めに構えていたが、被爆体験のあたりから身を乗り出して聞き入り、スピーチの終わりには他の聴衆と一緒に拍手していたという。
※リンク先のスピーチ全文には、黒こげの炭となった351人の同級生の話、何者か判別もできない溶けた肉の塊に変わってしまった4歳の甥っ子の話があります。
https://digital.asahi.com/articles/ASKDB4H8VKDBUHBI008.html

NHKがサーロー節子さんのスピーチを黙殺したのは《「核の傘」なるものの下で共犯者となっている国々の政府》という強烈な一文があるため、官邸に忖度してオンエアしなかったのだと僕は見ている。同夜の「報ステ」「news23」は報道していた。

核兵器禁止条約は発効に50カ国の批准が必要であり、2020年10月に条件を満たした(そこからさらに90日後に発効)。
2021年1月22日!『核兵器禁止条約』が発効!この記念すべき日の国会で菅首相は「わが国の立場に照らし、条約に署名する考えはない」と明言。そして、核禁条約について「核兵器国のみならず、多くの非核兵器国からも支持を得られていない」と批判した。首相は誤解をしている。条約成立のときに122カ国が賛成したのに、批准国が52に留まっているのは、経済的・軍事的に繋がりがある核大国の圧力下にあるからだ。条約不支持なわけじゃない(そもそも不支持なら採択で賛成票を投じてない)。

日本政府は条約反対の理由について「核兵器国と非核兵器国の対立を一層助長する」とも言っている。30年前の冷戦終結直後ならその理由でも通じたかもしれない。だが結局、核保有国は軍事的優位を守るため核を手放そうとしなかった。大戦から75年が経ち、被爆者も高齢化しており、もうこれ以上は待てない。核保有国は自主的に削減できないのだから、核保有国9カ国以外のすべての国、187カ国が核兵器禁止条約を批准して、「その非人道的な兵器を捨てろ」「大量破壊兵器を持つな」と説得するしかない。
条約推進国はこの条約の発効を弾みに参加国が増えることを期待している。唯一の戦争被爆国の日本が条約に参加すれば、ポジティブな大きなうねりを生み出すのは間違いなく、迷っている国の背中を押すことができる。だが、日本政府は壊れた機械のように「橋渡しに努める」と繰り返すだけで、具体的な核廃絶の道筋を何も示せていない。

実際の話、日本政府が条約に加盟したくてもできない最大のネックは駐留米軍の存在だろう。横須賀や沖縄に核搭載可能な原潜など艦船が入港する際、米軍は核の存在を機密事項として明らかにしない。だから、米国と軍事同盟を結ぶ韓国や豪州も不参加だし、カナダやドイツなどNATO加盟国も署名しない。このあたり米国とよく話し合う必要がある。日本には曲がりなりにも「非核三原則」があるのだから…。

ヨーロッパではNATO非加盟のオーストリア・アイルランドなどは賛成した。ちなみにアジアではベトナム・フィリピン・タイ・マレーシアなどが批准、米国の周辺ではメキシコやキューバ(もうキューバ危機の再来はない)、アフリカでは南アフリカ・ボツワナなどが批准。「隣国が批准したからウチも」というパターンを見ると“そりゃそうだよな。戦争はたいてい隣国と起きるから、相手が核不所持を宣言した以上、こっちも核を持つ理由はない”となる。こういう信頼に立った善い連鎖が地球を覆うことを願ってやまない。

※反核裁判の先頭に立ったマーシャル諸島共和国の外相(当時)トニー・デブルム氏は、2017年に『核兵器禁止条約』成立を見届けた後、その翌月8月22日に72歳で他界した。デブルム氏の墓参りをするためマーシャル諸島に行きたい!

※「ゴジラ」第1作(1954)で主演を務めた宝田明さんの、核禁条約発効に際してのメッセージ(2021年1月21日付、朝日)。
《1945年8月、米国が広島、長崎に投下した原爆によって、その年だけで21万人以上の命が奪われました。そして54年、太平洋のビキニ環礁でアメリカは水爆実験をしました。静岡県のマグロ漁船「第五福竜丸」が「死の灰」を浴び、無線長の久保山愛吉さんが亡くなったことは、日本中に衝撃を与えました。
当時20歳。「東宝ニューフェース」として初めて主役に起用された「ゴジラ」は、3度の核被害を受けた日本人が、世界に向けて核の恐怖を発信するという思いで制作した作品でした。俳優も制作陣もみんな戦争体験者。若きプロデューサーだった田中友幸さんが「文明というものを問い直そうという作品だ」といったあいさつをしたことが今も鮮明に残っています。
海底に暮らしていた巨大生物ゴジラは米軍の水爆実験で安住の地を追われ、東京に上陸し、銀座や国会議事堂を焼き尽くす。そして最後は人類が生み出した残酷な兵器で海に沈む。試写を見ながらわーわー泣きました。人間の強欲によって(ゴジラは)「ヒバクシャ」とされ、悲しい運命を背負わされた存在。ひとりの観客として心を揺さぶられたのです。
当時人口8800万人の日本で、観客動員961万人という大ヒット。街が焼かれ、人々が逃げ惑い、負傷者が横たわるという場面に空襲や原爆による苦しみを思い出した人は多かったでしょう。当時の人々は核の恐怖に危機感を持ち、熱かったのです。
でも、熱しやすく冷めやすいのもこの国の特徴でしょうか。東西の冷戦や経済発展を理由にアメリカの尻を追いかけるようになりました。
核兵器禁止条約が効力を持つのは、もろ手を挙げて万々歳です。ただ、被爆国の日本は加わっていない。「核だけは絶対にダメだ」と言える国なのに。なぜ真っ先に批准しないのか。
しかし、アメリカ人の核兵器への意識も変わってきています。「ゴジラ」の1作目は、業者がアメリカに不都合なところを全部カットし、全米で上映しました。俳優の志村喬(たかし)が演じる古生物学者の「水爆実験が続けて行われるとしたらゴジラがまた世界のどこかに現れるかもしれない」という名ぜりふを含めた完全版が上映されたのは15年ほど前。この時は、新聞の批評は大好評でした。
私は11歳のとき、旧満州(中国東北部)で終戦を迎えました。侵攻してきたソ連軍に腹を撃たれ、麻酔なしで弾を摘出しました。若い女性がソ連兵に連れ去られたことも覚えています。戦争は人間に憎悪しか残しません。核兵器となれば多数の無辜(むこ)の民を殺します。
政治的発言を控えていましたが、還暦を過ぎて戦争体験を語り始めました。「ゴジラ」1作目の制作陣のほとんどが鬼籍に入る中、彼らの思いも語る責任があると思います。日本はアメリカと同盟があっても、核だけは厳然とノーと言うべきです。かろうじて生きながらえている戦争体験者として、語るべきことを語りたいと思います。》

●1月22日…〔今日の良かった〕本日『お墓から見たニッポン・シーズン3/最終回・赤穂浪士』が放送され、公式動画(テレビ大阪)が高速アップされました!
「忠臣蔵」四十七士の墓所は東京・泉岳寺が有名ですが、義士たちは罪人として扱われたため、すぐには将軍お膝元の江戸に墓石は建てられず、先に大阪の浅野家の菩提寺・吉祥寺にお墓(遺髪・遺爪)ができたと伝えられています。この寺は参勤交代時の赤穂藩の滞在地でもありました。
番組後半では、江戸時代の大坂(大阪)でブームになった“七墓”と呼ばれる七ヶ所の“無縁仏”を供養する「七墓巡り」を紹介。自分の先祖を祀るだけでなく、無縁となった死者にも思いを馳せる風習で、まさに江戸時代の墓マイラー文化っす!
また、浪花(なにわ)の商人が子孫のために教訓を刻んだ「教訓墓」も取り上げます!
『お墓から見たニッポン最終回・赤穂浪士』 (23分)
【 画像クイズ】ここに彫られている文字は二重の意味の“とんち”になっています。答えは番組後半で!

  江戸時代の墓。この謎の文字には2つの意味が

//新劇場版エヴァンゲリオン(完結編)、1/23公開予定だったけど、またしても延期に。しかも公開日未定という…。鬼滅やドラえもんは公開できただけに残念。

●1月21日…〔今日の良かった〕バイデン大統領の就任演説がとても良かった!多様性や人権を重視する姿勢は、新政権の閣僚級ポスト候補25人の半数を女性、非白人が占めていることからもわかる。女性初の副大統領、黒人初の国防長官、同性愛者を公言した初の運輸長官等々。トランプ政権の発足当初、25人の閣僚級ポストのうち女性4人、非白人4人だった。バイデン政権では女性12人、非白人13人と一気に3倍になっている。
人権問題については中国に対しても毅然とした態度をとり、トランプ政権が最後の最後(バイデン就任の前日)になってようやく認めたウイグル人へのジェノサイド認定を、ブリンケン次期国務長官は就任前からジェノサイドと見解を示した。しかも、バイデン政権は1979年に米国と台湾に外交関係がなくなって以来、初めて台湾の大使にあたる代表を大統領就任式に招待しており、これはどの政権もできなかったことだ。

約20分間の大統領就任演説には「アメリカの物語を書こう。恐怖ではなく希望、分断ではなく結束、暗闇ではなく光の物語を」など、いくつも印象に残る言葉、場面があった。
トランプ氏のもと4年間で深まった米国社会の分断に対する強い危機感から、「ユニティ(結束)」「ユナイティング」という言葉を11回も使い、国民に融和と結束を呼びかけた。
そして「私たちは民主主義と真実、ウイルス、格差拡大、人種差別、気候変動に直面している」と警鐘。これらはトランプ氏が「たいしたことない」「騒ぎすぎだ」と軽視してきたもの。中でも、金持ちになること、成功することが美徳とされる米社会にあって「格差拡大」に言及したことに感動した。資本主義体制を続けるにしろ、富の不均衡は限度を超えている。他にも…
・「青(民主党)と赤(共和党)、地方と都市、保守とリベラルを戦わせる礼節を欠いた戦争を終わらせなければならない」
「我々は民主主義は尊く、もろいものだと改めて学んだ」
・「我々は試練の時を迎えている。民主主義や真実に対する攻撃に直面している。事実が操作されたり、でっち上げられたりする文化を拒絶しなければならない。政治的過激主義、白人至上主義、国内テロに立ち向かわなければならない」
・「私はすべてのアメリカ国民の大統領になることを約束する。私を支持しなかった人たちのためにも懸命に闘う
・「我々は政治を脇に置いて、一つの国としてこのパンデミックに立ち向かわなければならない」等々。

「私たちは民主主義と真実、ウイルス、格差
拡大、人種差別、気候変動に直面している」
我々は民主主義は尊く、
もろいものだと改めて学んだ
分断ではなく結束、暗闇では
なく光の物語を書こう
私を支持しなかった人たちの
ためにも懸命に闘う

バイデン大統領は演説で、アメリカ・ファーストではなく国際協調を重視する姿勢を前面に出し「我々は同盟を修復し、再び世界に関与する。平和や進歩、安全にとっての強力で信頼できるパートナーになる」と訴えた。
そして就任初日からさっそく行動を開始し、地球温暖化、新型コロナ対策など、様々な大統領令に署名した。
・温暖化対策の「パリ協定」への復帰※トランプ氏が脱退
・世界保健機関(WHO)からの脱退手続きを中止。※同上
・政府施設でのマスク着用の義務化
・家賃などの滞納による立ち退きや差し押さえの猶予期間延長
・学生ローンの返済の一時停止
・イスラム教徒の多い国からの入国規制の撤廃
・メキシコとの国境の壁建設を取りやめ
バイデン大統領は、今後10日間で計53の大統領令を用意しているという。

//就任演説後の特別番組で過去3代の大統領、クリントン(民主)、ブッシュ(共和)、オバマ(民主)が党派の垣根を超えて集まった。大統領経験者だからこそ、このタイミングで大統領になることがどれだけ大変か分かっている。それゆえ、3人からバイデン新大統領に「この国を前に進めるためなら、私たちは協力を惜しみません。幸運を祈ってます」とエールを送った。
僕は彼らの現役時代に、政策に疑問を抱くこともあったが、連邦議事堂が(外国の過激派ではなく)同じ米国人に襲撃され死者まで出るという非常事態に、未来を憂いこうして共同声明を出すことは素晴らしいと思う。世界にとって良い4年間になりますように。
左からクリントン、ブッシュ、オバマ。
国の非常時として新大統領のために集まる
ブッシュからバイデンへの党派を
超えたエール。これもアメリカ

//22日(金)17:22〜テレビ大阪『お墓から見たニッポン・シーズン3/第3回・赤穂浪士』放送です。今回は大阪の浅野家の菩提寺を訪れました。また江戸時代にブームになった庶民の墓所巡りを紹介。江戸時代の墓マイラー文化を伝えます!

●1月20日…〔今日の良かった〕メタリカのギタリスト、カーク・ハメットいわく「感情の爆発を直接表現できるのはクラシックとメタルだけだ」。先日のEテレ『ららら♪クラシック〜メタル loves クラシック!?』は神回でした!
高速ギター、重低音、シャウトヴォーカルのヘヴィ・メタルとクラシックは一見両極端に見えるけど、クラシックが大好きなメタラーは多い!ゲストのメタルギタリスト、ケリー・サイモン氏と作曲家の中村匡宏氏がクラシックとメタルの親和性を実演しながら解説した。以下は番組メモと僕の加筆。
《ケリー・サイモン演奏》
※メタル版バッハ『トッカータとフーガ』(2分40秒)途中から化学変化!
※メタル版ベートーヴェン『ピアノソナタ“悲愴”第3楽章』(3分45秒)セッション
※メタル版スメタナ『モルダウ』(2分15秒)泣きのメタルギター
※メタル版ヴィヴァルディ『四季』(3分25秒)最後の“冬”がトップギアON

ヘヴィ・メタルにはクラシック音楽のさまざまな要素があり、メタルギタリストはこぞってクラシックをレパートリーに取り入れている。古くはハードロックからメタルへの橋渡し役(パイオニア)となったディープ・パープルのリッチー・ブラックモア。
リッチー「俺の中には常にバッハがいるんだ。あの荘厳で強烈な世界に魅了されているんだよ。とにかく偉大な作曲家さ」。彼は1972年の『ハイウェイ・スター』で、そして1974年の『紫の炎』(6分10秒)で、ギター・ソロのコード進行をバッハの楽曲から着想を得た。そこではバロック音楽で多用される「反復進行」が使われ、同じ音の動きを違う高さで反復することでスピードを出しつつ、メロディー感も多彩なコード進行で強調、華麗な演奏効果を出した。
※ストラトヴァリウス『ブラック・ダイアモンド』(5分35秒)
※ANGRA『ノヴァ・エラ』(4分52秒)

メタルはクラシックの対位法を好む。対位法は複数の旋律が重なってひとつの音楽を構成する作曲技法。例えばヴィヴァルディのソナタ『ラ・フォリア』はヴァイオリンがゆっくり弾いているときに、チェロが小刻みに速く弾き、逆にチェロがゆっくり弾いているときに、ヴァイオリンが高速で演奏しており、互いに相手の隙間を狙って音がしっかり聞こえるように組み立てられ、またお互いの音を引き立てあっている。
※『ラ・フォリア』のこの部分(頭出し/8分46秒のところ。原曲はコレッリ)。
https://www.youtube.com/watch?v=7v8zxoEoA_Q#t=8m46s
メタルは音が大きいうえ皆が高速で動いているため、できるだけいろんなパートが聴こえるように工夫されている。以下の曲ではギターのメロディーの隙間に、キーボードが楔(くさび)を打ち込み、約4分半の間に目まぐるしく変化していく。メタル万華鏡!
※ANGRA『スプレッド・ユア・ファイア』(4分27秒)

ギターの高速演奏にはヴァイオリンの技法が応用されている。メタルギター界の王者、超絶技巧ギタリストのイングヴェイ・マルムスティーンいわく「バッハとパガニーニが俺の最大の影響源だ。俺のギタースタイルの99.9%はヴァイオリンなんだ」。
イングヴェイは一度のストロークでたくさんの音を出せるヴァイオリンのボウイングを参考に、ギターピッグの大きなダウンとアップという2回のモーションで多弦を弾く「スウィープ奏法」を確立、爆速に到達した(従来の速弾きは小刻みなダウンとアップで単弦を弾いていた)。さらにイングヴェイはアラビア風の不思議な響き「ハーモニック・マイナー・スケール」(音階で6個目=ラ♭と7個目=シの音が他の音階より多めに離れている/増2度)を好み、これはショパンが革命エチュードで使ったもの。ケリー「増2度の持つシリアスなマイナー感、高速でプレイすることで緊張感とスリル感が増す。メタルにピッタリなスケール」。
※イングヴェイ・マルムスティーン『ファー・ビヨンド・ザ・サン』(5分53秒)
※ショパン『革命エチュード』(2分54秒)はハーモニック・マイナー・スケールしか出てこない。
※ハロウィン『イーグル・フライ・フリー』(5分11秒)

超高音シャウトや低音デスボイスなど驚異的な発声をするメタルのヴォーカルと、圧倒的な声量でホール全体を響かせるオペラ歌手には共通点がある。メタルのヴォーカルは音域がものすごく広いが、これを裏声ではなく「実声(じっせい)」で歌わねばならない。喋っているときの地声のまま高い音を出す技術を求められる。クラシックも男性は基本的に実声であるため、メタル歌手はクラシックの男性の歌い方に近い。クラシックではオーケストラに埋もれない声を追求する必要があり、メタルでも大爆音のバンドの中で自分の声を際立たせねばならず、どちらも声に音圧と響きを出す訓練が重要。歌詞を伝えるための手段ではなく、楽器として声を扱う。
スウェーデンのシンフォニック・メタルの代表格「セリオン」のヴォーカル、トーマス・ヴィクストロムはテノール歌手としても活躍している。
トーマス・ヴィクストロム「オペラとメタルの大きな違いは、オペラの方が99%かすれなしのクリアな声で歌う」。中村氏「違いは、つややか(オペラ)かハスキー(メタル)か」。

ケリー・サイモン「メタルは構造美の中で自己満足といえる芸術性を追求できる」「体を壊してまで作曲に魂を注ぎ続けたベートーヴェンは、まさに究極のメタラーだ」
中村匡宏「コンセプトを追求した芸術として作品が成り立つのは、メタルとクラシック」

※番組で紹介された「メタルファンのための最強クラシック曲10選」(5分28秒)、音圧系が多く興味深かったです。っていうか、これ僕も作りたいな…。
※ギネスに載っている世界で一番短い曲はメタル。ナパーム・デスの『ユー・サファー』はたった1秒!この短い時間に「お前は苦しむ…しかしなぜだ?」という気持ちが込められているという。コメント欄のトップに「too long」とあって噴き出した。
※逆に史上最長の楽曲は演奏に639年かかる作曲家ジョン・ケージの『オルガン2/ASLSP』。ASLSPの意味は「できるだけ遅く」。楽曲のコンセプトは「慌ただしい現代への音楽的反逆」であり、譜面は8ページしかないが、とにかくゆっくり演奏することを目指し、2001年9月5日にドイツ中部ハルバーシュタットの聖ブキャルディ教会で演奏が始まった。
2013年10月に鳴った音「G#3」は、その後2527日間ずっと同じ音、ロングトーンを出し続け、昨年9月に「E4」に変化し、その際7年ぶりに新たな展開をみせたことが話題になった。次回の変化は2022年2月5日とけっこう近い。過去に18か月間の休符もあり、運悪く休符の時期に教会へ行った人は何も聴けなかった。演奏終了は2640年の予定。リンク動画は639年も待てない人のために、21分40秒で“高速”演奏しているようだ。
※『ららら♪クラシック』メタル回の再放送は1/21の午前10時25分からEテレにて。

●1月19日…〔今日の良かった〕現在、大半の美術館はチケットの日時指定制(人数制限)を行うなど感染予防対策を徹底しており、今のところ美術展でクラスターが発生したという話は聞かない
昨年11月から大阪の国立国際美術館では、展示作品全61作すべてが日本初公開かつ再来日の可能性が極めて低い、激レア内容の『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』が開催中。そもそも、ナショナル・ギャラリー自体、200年の歴史の中でこれが初の海外所蔵作品展。昨夏にまず東京で開催され、大阪に巡回してきた。

僕は11月下旬に足を運び、「これは今まで日本国内で見たすべての美術展の中で最高の内容だ!」と激興奮して帰途についたものの、コロナのこともあってすぐに感想を書かなかった。「あと2カ月もすれば感染も落ち着いているだろう、その時に書けばいい」と…。
ところが現状は11月より悪化している。されど、この『ナショナル・ギャラリー展』は1月31日で終わってしまう…!あと約10日!
こんなことなら11月の段階で書けば良かったと後悔しているけど、これほどの企画を実現した方々に御礼を伝えたく、最大限の感謝を込めて見どころを5作品書きます。書いておかないと、この展覧会があったこと自体、記録に残りにくそうな状況…。

(1)ゴッホ「ひまわり」…ゴッホが描いた7点の「ひまわり」(花瓶入り)の中でも、本作は特に傑作の呼び声が高いナショナル・ギャラリーの至宝。今展の「ひまわり」は、ゴッホが共同生活を送った画家仲間ゴーギャンのために描き、実際に部屋に飾っていたもの。ゴーギャンもこのひまわりが大好きだと書き残している。ゴッホは花瓶を自分の家(アトリエ)に、ひまわりはそこに集まる画家仲間と見立てた。そして普段は絵の右下に入れるサインを、この絵では花瓶に直接書いた。花瓶=ゴッホにも見え、このサインを見ているだけで涙腺にくる(本来ならこれ一作だけを展示しても長蛇の列になるほどの名作なのに、他にまだ60点もある贅沢!)。
(2)モネ「睡蓮の池」…モネが描いた睡蓮の絵では、太鼓橋コラボの本作が最高傑作と個人的に思っています。写真や印刷では伝わりにくいですが、本物はグリーンがめちゃくちゃ美しい!
(3)ルノワール「劇場にて(初めてのお出かけ)」…初々しい社交界デビュー、劇場の喧騒の中で、緊張気味に開幕を待つ少女。絵の前で泣いている人がいたけど、なんか気持ちがわかる。純粋さ、輝きがまぶしい。
(4)ターナー「ポリュフェモスを嘲るオデュッセウス」…オデュッセウス(ユリシーズ)と一つ目の巨人ポリュフェモスとの戦い。雲の中に巨人の頭と右肩の影が見えている。太陽は水平線にあり劇的。絵のサイズも大きく圧巻!
(5)ムリーリョ「窓枠に身を乗り出した農民の少年」…子どもを描けば右に出る者がいないスペインの画家ムリーリョの逸品。画家の視点はどこまでも優しい。

他にも、ゴヤ、レンブラント、フェルメール、ベラスケス、セザンヌ、ドガ、ゴーギャン、エル・グレコ、コンスタブル、そしてルネサンス時代のボッティチェリまであります。全作品初来日の凄み!会期末ですが、公式サイトを見たところ丸1日チケットは余っている模様(リンク先を下にスクロール)。
過去の展覧会でゴッホの名画が来たときは、三重、四重の人垣の後ろ、はるか後方から鑑賞することもありましたが、この展覧会では最終入場で入ったので、閉館前にゴッホのひまわりと1対1で対面するという空前絶後の体験をしました。アートファン、ゴッホファンで行こうと思われた方、十分に感染対策をされたうえでご鑑賞下さい。
ゴッホ「ひまわり」
花瓶の中央左にサイン
ルノワール「劇場にて
(初めてのお出かけ)」
ムリーリョ「窓枠に身を
乗り出した農民の少年」
ターナーの大作「ポリュフェモスを嘲る
オデュッセウス」左のマストの上に巨人の影
モネ「睡蓮の池」
時が経つのを忘れてしまう

※繰り返しになりますが、ネット画像や画集でみたものと実物では、発色の美しさがまったく違い、もう別作品に近いものです。絵が自分から発光していると思えるほどに。

●1月18日…〔今日の良かった〕祝!エベレスト(8848m)に続いて世界第2位の高さを誇るK2(8611m)の冬季登頂にネパール隊が初めて成功(16日)!世界に8千メートル級の山は14座あるが、頂上はマイナス60度の極寒、台風並みの強風(時速200km)、壁のごとき急斜面(雪崩多発)という過酷さのためにK2だけが冬季登頂されていなかった。
81人(2012年時点)もの登山者の命を奪ってきたこの「非情の山」をネパール隊10人が制覇したことで、すべての冬季超高峰に人類が立った。欧米のリッチな登山チームをサポートすることが多いネパール人にスポットが当たることはめったになく、アジアの登山隊というのも嬉しい。頂上の10メートル手前から、みんなでネパール国歌を歌いながら登頂したとのこと!


※K2のKはカラコルム山脈(Karakoram)の頭文字。パキスタンと中国の国境にそそり立つ。世界第2位の高峰であるにも関わらず、人里から遠く離れた奥地にあるため19世紀末まで名前も無く、ほとんど存在が知られなかった。
夏季登頂を含めて2012年春の時点でエベレスト登頂者数は5656人いたが、K2はわずか306人。2008年のK2の大雪崩ではオランダ、フランス、ノルウェー、韓国、ネパールの11名が一度に遭難死した。
※添付画像はウィキペディアから。僕は立山登頂でさえ命の危険を感じたので、写真を見ているだけで手に汗がにじみます。

  “非情の山”を制覇!

//昨年はコロナ禍の拡大で途中で筆を折ってしまった、この日記の「今日の良かった」。今年こそ大晦日まで書き続けるべく、元旦にさかのぼって一気に更新しました。正月特番にあった星野源さんの素晴らしいインタビューや、露伴ドラマの感想の続きなど、いろいろ書いています。

//ロシアの野党指導者ナワリヌイ氏(44)の勇気に敬意。プーチンに毒殺されかけ、ドイツの病院で九死に一生を得たのに、再びロシアに戻るとは。本当に覚悟してないとできない。そして、昨夜、帰国と同時に拘束された。欧州各国はロシア政府に対してすぐに批判声明を出した。日本は領土問題がらみでプーチンにはずっと及び腰。だけど、国際的な圧力をかけないと、ナワリヌイ氏の命が危険であり、菅首相は毅然とした態度をとるべき。

//バイデン大統領就任(20日)まであと2日。ワシントンDCには不測の事態に備えて2万5千人の軍隊が集結。これはイラクとアフガンの駐留米軍の5倍という。

●1月17日…〔今日の良かった〕作家菊池寛が1932年に書いた宮本武蔵と神仏についてのエッセイ、これまで一部しか知らなかったけど、前後がわかって胸熱。※印はカジポン注。
→「武蔵が独行道十八カ条を六十近くになって書いたことなどと云うのは間違いで、例の吉岡一族と一乗寺下り松で仕合をするとき、道で神社の前を通り、今日の仕合の大事を思うて、危く神前で祈ろうとし鈴の紐に手をかけたが、平素のモットーたる(神仏を尊んで頼まず)を思い出し、ハッとして中止したが、このときの事を思うと冷汗が出ると後年述懐しているから、独行道十八カ条は、三、四十歳にして、既に武蔵の心胸に形作られているのである。それを人にかいて示したのは、何時の事かそんなことは問題でない。この(神仏を尊んで頼まず)など云う言葉だって、日本人などには、そうザラには云えない。前項にかいたゴルズワアジイ(※ゴールズワージー、英のノーベル賞作家)の短詩に(われ夕暮の行きずりに神に逢わばかくは祈らむ、われに神を頼まざるが如き強き力を与えたまえ)と云うのがある。武蔵の心境は、二十世紀のノーベル賞金受領文学者とも、同じレベルに達しているのである。こんな剣客がほかにいるか。その他直木君が親切にも前号に紹介してくれた独行道十八カ条を味ってくれると、こんな気のきいた事を書いた日本人が、政治家の中に、武将の中に、学者の中に何人いるか と云うのである。自分は、剣客として武蔵は日本第一であるばかりでなく、人物としても日本人の中では、屈指の人であると思う。武蔵は剣聖であり哲人であり、しかも彩管(※さいかん、絵筆)をとらしては、斯道(※しどう、この道)の大家と角逐する芸術家である。」
(昭和7年/1932年12月『文藝春秋』)

●1月16日…〔今日の良かった〕民主主義と法治国家を重視する姿勢として、米企業の間でバイデン氏の勝利確定に反対した共和党議員への献金を停止する動きが広がっている。きっかけはトランプ支持者が連邦議会議事堂に乱入した事件。「法治回復」を求めて経済界も動き出した。ホテルチェーン大手マリオット・インターナショナルは「公正な選挙を損なう破壊的な事件であり、選挙結果の認定に反対票を投じた議員には献金しないことにした」と発表。
フェイスブックや金融大手シティグループ、JPモルガン・チェースなどは、停止しただけでなく政治献金そのものの見直しを行う方針。こうした動きはマイクロソフトやグーグル、自動車大手フォード、小売り大手ウォルマート、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス、金融大手バンク・オブ・アメリカ、医療保険大手BCBSA、通信大手AT&Tなど様々な業種に広がり、 「権力の平和的な移行を阻止しようという試みは、我々の価値と相いれない」(アメックス)、「今後の献金に際し、議会占拠事件を考慮に入れる」(フォード)という。シティ幹部は従業員向けの文書で「法の支配を尊重しない候補は支持しないとはっきりさせたい」と説明した。
米ビジネス界はこれまで減税や規制緩和の恩恵にあずかろうと、政権との関係維持に努めてきたが、民主主義の根幹を揺るがす事態に至り、「黙っている方がリスク」と判断した模様。
カリフォルニア大ドン・ムーア教授は「彼らが声を上げるのは、声を上げないことがむしろ問題になるときだけだ」と批判するが、それでも僕は英断を讃えたい。こういう動きが日本企業にも広がってほしいからだ。

●1月15日…〔今日の良かった〕テレビ大阪『お墓から見たニッポン・シーズン3(第2回)真田信繁(幸村)』の公式動画がアップ(23分)されました!番組前半は高野山の麓、九度山の真田庵にある真田昌幸・信繁父子の墓所、番組後半の庶民の墓は奈良県の山里にある珍しい「男女別・年齢別墓地」を訪ね、地元の方のお話を伺います。
墓地の左が男性、右が女性で、お年寄りほど上段の区画になっています。最上段が90歳以上、次の段が80代、順番に70代後半、60代から70代前半、 50代以下、39歳以下となっていて、「お年寄りに対する尊敬の念」を読み取ることが出来ます。この番組で訪れて、日本にこういう墓文化(ハカルチャー)があったのかと驚きました。


専門用語で「年齢階梯(かいてい)制墓地」。今回も朽木教授の名解説あり!

/16日より2週間、フランス全土で午後6時から外出禁止に入るとのこと。

●1月14日…〔今日の良かった〕アメリカの議会は、自分たちの手でトランプ米大統領を弾劾(だんがい)訴追することで、行動を通して世界に意志を示した。
トランプ支持派の連邦議事堂襲撃から数日が経ち、いかに襲撃者が暴力的であったか、そしてトランプ氏が無責任か明らかになってきた。
暴動前、トランプ氏は約1時間の演説で−−
「我々は選挙に勝った。地滑り的大勝利だった。選挙不正があった」
弱さでは、国を絶対取り戻せない。強さを見せ、強くあらねばならない
「死にものぐるいで戦わなければ」
「我々は決してあきらめない。決して敗北を認めない」
「不正があったと分かったときは、違うルールで行うことが許される」
このあと我々は議事堂に向かって歩く。私も一緒だ
と群衆をけしかけていた。この演説で一度だけ「平和的にいこう」と言葉を入れたが、他のメッセージが強烈すぎて吹き飛んだ形だ。トランプ氏自身も演説の終わりに再び「さあ、議事堂へ行こう。ひ弱な共和党議員に、国を取り戻すために必要な誇りと大胆さを与えよう」と議事堂での抗議を求めている。

その後、実際には、トランプ氏は議事堂へ行かず、ホワイトハウスに戻り、襲撃開始後にはツイッターに「ペンス副大統領は国と憲法を守るためにやるべきことをする勇気がなかった」などと投稿した。
議事堂に乱入した暴徒は「ペンス(副大統領)をつるせ」「ナンシー(・ペロシ下院議長)はどこだ」と叫び、議員達は催涙弾の使用に備え、ガスマスクをつけて隠し部屋へ避難。
ワシントン・ポストによると、議事堂で避難した共和党議員らは、事態沈静化に向けた声明を出すようトランプ氏に電話で求めた。しかし、トランプ氏は襲撃事件を伝えるテレビ中継に夢中で、取り合わなかったという。ワシントン市長が求めた、鎮圧のための州兵動員を決めたのも、ペンス氏だった。

民主党のペロシ下院議長は弾劾訴追の決議後、「大統領であっても、法を免れられないという意思を示すことができた」と談話。これまで一枚岩だった共和党からも「大統領の責任を問うべきだ」と10人の賛同者が出た。
ニューハウス議員(共和党)「私を含め、大統領が偽情報を流し、暴徒をたきつける前に、声を上げなかった責任がある」。
今後の焦点は、弾劾裁判を行う上院(定数100)の、50人の共和党議員の判断。有罪となればトランプ氏は将来も米国の公職に就くことができない。有罪のためには、出席議員の3分の2以上の賛成が必要で、共和党から(50人中)17人以上が加わることが条件となる。カギを握るのが、共和党上院トップのマコネル院内総務。ニューヨーク・タイムズは「マコネル氏は、トランプ氏を共和党からパージ(追放)する機会として弾劾を歓迎した」と報道、マコネル氏は「何も決めていない」と声明を出したが、「有罪」を排除しなかったことに政界で衝撃が走った。
共和党内ではトランプ氏と距離を置く動きが急速に進んでいる。
トゥーミー上院議員(共和党)「大統領が、弾劾(だんがい)に相当する罪を犯したと思う」
グラム上院議員(共和党※トランプ氏のゴルフ仲間)「私を仲間に入れてくれるな。もうたくさんだ」
クルーズ上院議員(共和党)「トランプ氏の発言や言葉遣いは一線を越えた。私はそれに賛同しないし、この4年間、トランプ氏の発言に賛同したこともない」
チェイニー議員(共和党/下院ナンバー3)「(トランプ氏は)暴徒を呼び寄せ、集合させ、今回の襲撃に火をつけた」

●1月13日…〔今日の良かった〕先日、新聞のお悩み相談コーナーで、ある人が「腹が立った相手にすぐ“死ね!”と心の中で言ってしまう自分をなんとかしたい。このままでは本当に口をついて出てしまいそう」というのがあった。
回答者の政治学者・夏目漱石研究者の姜尚中さんいわく−−
《現在の私たちの世界では、「死」は「死化粧」を施されて密封されてしまい、「死」にまつわるものを出来るだけ目に見えないようにしてきました。「死」が身体的に実感できない世界にわたしたちは生きているのです。そして「死」が実感できないとすれば、反対の「生」も実感できなくなっているという側面は否定できません。「生」が充実し、嫌なことがあっても、日々生きていることが喜びに満ちていれば、頻用するのは「感謝」という言葉になるはずです。「生」の充実とは、「生かされている」ことの実感であり、それに対する感謝の自然な感情に由来するのですから。「死ね」の呪縛から解放されるためには、あなたは「生」の充実について考えてみる必要がありそうです。》
…感謝の言葉がたくさん出てくる生き方が肝要。

//米ツイッター社は議事堂襲撃事件を機に、暴力を促す投稿を削除する動きを強化、1人が複数のアカウントで陰謀論を拡散しているケースが多く、停止したアカウントは「7万以上」にのぼるという。表現の自由はもちろん大切。でも人類は1994年にアフリカ中部ルワンダで起きたルワンダ大虐殺から重要な教訓を学んだ。その年、ルワンダではラジオ局DJが暴力扇動メッセージを流し続けた結果、約100日間で約80万人もの人々(ツチ族)が虐殺された。欧州も例外ではない。1995年、旧ユーゴのボスニアでは10日間で約8300人の住民がセルビア人部隊によって虐殺された。この時も憎悪扇動者がいた。ここから分かることは、世界大戦のナチによる虐殺を体験した後でも、人間は負の感情を毎日焚き付けられると、簡単に理性が吹っ飛ぶということだ。それほどまでに憎悪感情に弱い。だからこそ、他人を傷つけることを呼びかける声を拡散してはいけないんだ。

●1月12日…〔今日の良かった〕日本ではあまり報道されてないけど、先週アメリカでは上院議員選挙の決戦投票があり、民主党の候補2人が当選した。上院は伝統的に共和党が強いにもかかわらずだ。米国議会は下院が民主党、上院は共和党が多数派という「ネジレ状態」になっていたけど、これで両党は同数になり、そこに副大統領を加えて民主党が過半数となった(アメリカでは上院の採決が同数の場合、副大統領が可否を決めるため)。
これによってアメリカは「トリプルブルー」となった。トリプルブルーとは大統領、上院、下院のすべてが民主党の主導権の下に置かれること。民主党のシンボルカラーがブルーだからだ。
当選した2人の顔ぶれは、1人が資金力に乏しい33歳の若手のドキュメンタリー映画プロデューサー。彼は選挙資金がないかわり、ツイッターの更新をしまくって政策を訴えた。もう一人は、南部ジョージア州で初となるアフリカ系上院議員。非常に保守色の強いアメリカ南部で、コネのない若手と黒人候補者が当選し、しかも議会の勢力図まで変わってしまったことに、他国のことながらテンションがアップ。

//『麒麟がくる』、今からでも遅くないから、完全スルーした「長篠の戦い」とやってくれ〜!あと松永久秀の最期も、同時代の「川角太閤記」に「首は鉄砲火薬で焼き割り、茶釜も平蜘蛛も同じ運命」とあるんだから天守閣ドッカンをやればよかったのに…。実在しないオリジナルキャラの、お駒(門脇麦)、菊丸(岡本隆史)、東庵(堺正章)、伊呂波太夫(尾野真千子)に重要な役をさせまくってるのに、変なところで史実にこだわるのが理解できないっす!

●1月11日…〔今日の良かった〕俳優かつ元カリフォルニア州知事、保守派共和党員のアーノルド・シュワルツェネッガーが、先日のトランプ支持者の連邦議事堂襲撃を受けて「トランプ大統領は指導者として失格です。彼は史上最悪のアメリカ大統領となるでしょう。彼自身がまもなく、古いツイートのように消えていくのは良いことですが、彼の嘘と裏切りを容認した政治家たちはどうするべきか。彼らに、セオドア・ルーズベルト元大統領の言葉を思い出させたい。《愛国心とは、国を支持するということ。大統領の側に立つということではない》」と語りかけた動画に感動。
民主党員ではなく、伝統的共和党員のシュワルツェネッガーの言葉であるだけに、多くの共和党支持者の心に届くのではないだろうか。歴史的名スピーチ。
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・シュワルツェネッガーのメッセージ(抜粋)
「この国の移民の一人として、アメリカ人の仲間や友人、世界に向けて、最近起こった出来事に関して伝えたいことがあります。
私はオーストリアで育ちました。私はクリスタル・ナハト(水晶の夜※ユダヤ人街の窓ガラスが割られた夜)をよく知っています。1938年に起こった、ナチスの過激派グループによるユダヤ人襲撃事件です。
水曜日には、それがアメリカでも起こりました。暴徒によって議事堂の窓が壊されましたが、それだけではありません。
彼らは、私たちが当たり前と思っていた理念を打ち砕きました。彼らはアメリカの民主主義を体現する建物のドアを壊しただけではありません。建国の原則をも踏みにじったのです。

全ては嘘から始まりました。嘘に嘘が重ねられ、そして不寛容から始まったのです。私はヨーロッパで、社会がどのように制御不能となっていくかを直接目にしました。
ナチスと同じことがまた起こるのではないかと、アメリカと世界が恐れています。私はそれを信じていません。ですが、身勝手さと冷笑は、悲惨な結果を招くと気づくべきです。
トランプ大統領は公正な選挙結果を覆そうとしました。彼は嘘をつき、人々をミスリードしてクーデターを企てました。
私の父や当時の隣人たちも、(ナチスの)嘘に惑わされたのです。誤った方向に導かれる先を、私は知っています。

トランプ大統領は指導者として失格です。彼は史上最悪のアメリカ大統領となるでしょう。彼自身がまもなく、古いツイートのように消えていくのは良いことですが、彼の嘘と裏切りを容認した政治家たちはどうするべきか。
彼らに、セオドア・ルーズベルト元大統領の言葉を思い出させたい。
「愛国心とは、国を支持するということ。大統領の側に立つということではない」
ケネディ元大統領の著書に『勇気ある人々』がありますが、我が共和党の多くの議員たちは軟弱で、勇気ある人々ではなかった。断言します。
(トランプ氏を支持した)共和党の議員たちは、トランプの旗を振って議会に乱入した、独りよがりの反乱者たちの共犯者です
ですが彼らは失敗しました。アメリカの民主主義は依然として強く堅かったのです。乱入のすぐ後に議会は再開し、バイデン氏の勝利を承認するという職務を果たしました。なんと素晴らしい民主主義の証でしょうか。


剣を手に「民主主義は剣の鋼」 暴動の引き金となったトランプの煽り

これは『コナン・ザ・グレート』で使った剣です。剣に焼き入れをするほど、剣は強くなります。ハンマーで叩かれ、炎で焼かれて冷水で冷やされ、工程を繰り返すことで剣はどんどん強くなります。
この話をするのは剣づくりのエキスパートになって欲しいからではありません。アメリカの民主主義も剣の鋼と同じなのです。鍛錬することで、より強くなります
私たちの民主主義は、戦争、不正、暴動にさらされました。今回の襲撃事件で、失われかねないことが何かを知ったため、私たちの民主主義は強くなります。
このようなことが二度と繰り返されないようもちろん改善が必要です。度を超えた事態を引き起こした人たちの説明責任を追及しなければなりません。私たち自身、私たちの党の過去と不調和を見つめ直さなければいけません。そして民主主義を第一に考えなければいけません。
今回の悲劇で負った傷をともに癒し合いましょう。共和党として、民主党として、ではなく、アメリカ人としてです。このプロセスを始めるにあたって、政治的な立場は関係ありません。バイデン次期大統領に、こう言いませんか。
「バイデン大統領。私たちはあなたの素晴らしい成功を望みます。あなたの成功は、私たちの国の成功です。私たちを再び一つにする努力を、心から支持します」
※この翻訳はハフポスト日本版編集部のサイトを参照しました。全文がリンク先にあります。
シュワルツェネッガーのメッセージ動画 (英語字幕/7分30秒)

●1月10日…〔今日の良かった〕ネタバレを回避するため、いっさいの情報から距離をとってアニメを見ている『進撃の巨人』。ファイナルシーズンが始まって、「あれ?これまでの主人公たちが登場しないんですけど…(汗)」状態だったけど、予想だにしなかった展開に。第1話からずっと伏線を張っていということか。ほんとよくこんな物語を考えるなぁ。
近年のアニメ作品では、僕の中で『ヴィンランド・サガ』『ゴールデンカムイ』『キングダム』と並ぶS級アニメです。
//まだご存じない方も多いですが、今年の節分は暦の関係で2月2日とのこと。2日になったのは1897年以来、124年ぶり。節分は立春の前日というルールがあり。立春が動いたため玉突きで2日に。節分の日が移動することなんてあるんですね。

//医師の方のツイート「マウスシールドはマスクの代わりになりません!無意味なのでテレビで使うのもやめてほしい」。
確かに、テレビでタレントさんがマウスシールドをつけてセーフになっているのを見ると、それなりに効果があると視聴者に誤解を与えてしまう。
また、ある看護師さんのツイートは「うちにくるコロナ陽性&疑い患者のウレタンマスク着用率の高さがハンパないんだけど。笑えてくる」。
ガーン、僕は眼鏡が曇るのが不便だからと、ウレタンを使ってました(汗)

 
スパコン富岳のシミュレーションによると、マウスシールドでは吐き出した飛沫が100%→90%に、たったの10%が減っただけ、ウレタンは50%と半減。不織布(ふしょくふ)だと20%まで減らすことができるとのこと。「吸い込み飛沫」はもっとシビアな結果で、ウレタンは呼吸しやすいですが、60〜70%も飛沫を吸い込んでしまいます(汗)
〔追記〕透明シールド系の利点として、幼児が口元から感情を読み取ることができること、聴覚障がい者のコミュニケーションの助けになることを追記しておきます。

//トランプのツイッター永久凍結は、言論の自由への弾圧なのか、それとも正しい判断なのか。これは慎重に議論されるべきものだけど、僕はこの問題についてミステリー作家の巨匠スティーブン・キングが述べた言葉を是としたい。
「Sir, free speech does not include the right to yell “Fire!” in a crowded theater. That is what Donald Trump was doing, and why he has been rightfully banned.」
(混雑した劇場で「火事だ!」と叫ぶ権利は言論の自由に含まれていません。それはドナルド・トランプがやっていたことであり、彼が正当に禁止された理由です)

●1月9日…〔今日の良かった〕うちの近所に沖縄発祥の人気ステーキ店「やっぱりステーキ」が奇跡のオープン!ほんとに千円ステーキで十分に満足できる美味しさだった!ありがとう、こんなに小さな大東市にオープンしてくれて。

//アメリカ民主主義の本丸ともいえる連邦議会が、現職大統領の呼びかけがきっかけとなって占拠された前代未聞の悲劇の続報。一昨日、NHK-BS1の『国際報道2021』で、トランプ支持派による連邦議事堂襲撃事件を伝えた池畑キャスター、僕はこの番組をいつも見ていますが、あんなに感情をあらわにした氏を見たのは初めて。
アメリカの民主主義は墜ちるところまで墜ちました。トランプ大統領の4年間の任期のなれの果て、それは選挙に不正があったという根拠のない主張に煽られ続けるトランプ氏の支持者たちが議会を一時占拠し死傷者が出るという前代未聞の混乱でした」
選挙の結果が気に入らないから暴力で自分が望む通りに相手を従わせよう、そんなことが許されていいはずがない。
今回の襲撃は突然起きたわけじゃない。トランプは先月19日、ツイッターで支持者に対し「1月6日はワシントンD.C.で大規模デモだ。来てくれ。ワイルドなものになるぞ!」と投稿。その言葉通りに多くの支持者が首都ワシントンに集結した。この日、議会では大統領選の投票結果を承認する手続きが行われており、それを意識してのものだ。事前に共和党の複数議員が投票結果に異議を申し立てると公表していたため、トランプは集まった支持者たちに「勇敢な議員たちを勇気づけに議事堂へ行くんだ!」「弱腰では国は取り戻せない」「我々は死にもの狂いで闘うぞ。闘わないと国が奪われるぞ」と呼びかけ、「歴史に残る大規模な(投票)不正を、我々は決して忘れない」「これは終わりではない。今日という日はただの始まりだ」「抗議行動が起これば自分も参加する」と焚き付け、直後に議事堂襲撃が起こるなど支持者たちを暴徒化させてしまった。
連邦議会議事堂でこのような暴動が起きたのは、英国の攻撃で建物が焼けた1814年以来初。アメリカのメディアは“乱入事件”という表現ではなく「国内テロ」と呼んでいる。

 慌てたトランプ氏は暴動から約2時間後にSNSで「この選挙は盗まれたものであることは誰もが知っていることだが、誰も傷つけたくはない。平和にいこう。あなた達は家に帰る必要がある」と促したが、時すでに遅し。



暴動前のトランプの煽り
「議会へ行くんだ!」
白人優越主義者が好んで掲げる
南北戦争の南部連合の旗がひるがえる
下院議長の部屋に入り込み机に脚をのせ
さらに部屋にあったメモを盗んだ男は
銃所持の権利擁護活動家だった
バリケードで議場の扉をふさぎ
暴徒に向けて銃を構える警官たち


民主主義の総本山・連邦議事堂の落城。暴動が始まってからもトランプはこの状況をしばらく傍観。壁を登って転落するなど死者4人(うちひとりは警官に射殺)という惨状になり、襲撃開始から2時間も経ってから「帰宅」を呼びかけた。だが同じその動画で、「選挙は盗まれた」といつもの主張を証拠も出さずに続け、また暴徒に対して「あなた方を愛している。あなた方は特別だ」と語りかけたため、動画は公開停止にされた。
僕が何より驚いたのは、警官に射殺された女性に対して、一言のお悔やみもなかったことだ。トランプのためにアメリカ大陸の反対側、カリフォルニア州から駆けつけてくれた熱烈な支持者なのにだ。
※その後、警官にも死者が出て、犠牲者は計5名に。

そして今日、ついにトランプのツイッターアカウントが永久凍結。死人まで出した暴動を扇動したのだから当然。何度も何度も何度もデマを流した指導者であり、遅すぎたくらい。
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〔参考〕1年で「うそ」2140回 トランプ氏、1日平均6回(2018.1.22)
米紙ワシントン・ポストは就任2年目に入ったトランプ大統領について、最初の1年間に虚偽や事実関係で誤解を招く主張を2140回繰り返したと報じた。1日当たりの平均は6回近く。同紙は演説や声明、ツイッターなどを「ファクトチェック(事実確認)」してきた。今後もトランプ氏の大統領任期中は分析を続ける方針だ。 虚偽の主張がなかったのは過去1年間で56日だけ。多くがゴルフにいそしんでいた日だという。一方で集会を開いた日には間違った主張が目立った。昨年7月25日に中西部オハイオ州で演説した際は52件、同11月29日の中西部ミズーリ州での演説では49件が確認された。間違った発言は、集会などで演説草稿や台本から離れて自由に話す場合に飛び出す傾向が強い。
同紙は、多くの政治家は発言内容が事実と違うと指摘されれば主張をやめるが、トランプ氏は気にしないのが特徴だと指摘。主張を繰り返すことで「本当らしく聞こえるようにする狙いがあるのではないか」としている。

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「言論の自由」と「デマを流す自由」は全く違う。それにしても、暴動当初、トランプは過激な支持者に感謝の言葉でねぎらっていたのに、連邦議事堂襲撃への批判が高まると、乱入事件を起こした支持者たちに「あなたたちは我々の国を代表していない。法律を破った者たちへ、あなたたちは代償を支払うだろう」「全ての米国人と同様に、暴力、無法、大混乱に強く憤った」と、180度手のひらを返したことに呆れるしかない。襲撃後にBBCのテレビカメラの前で「大統領のために一肌脱いでやった」「議会襲撃に参加できて誇らしい」と昂揚していたトランプ親衛隊は、すっかりハシゴを外された形に。



どの裁判所からも証拠不十分で門前払い
されたのに、まだ言い続けている
永久凍結されたトランプ大統領の
ツイッター・アカウント

/日本では3日前に「幸福の科学」信者がトランプ応援デモを主催し、旭日旗と星条旗を掲げて行進してるけど、ほんま考えた方がいい。他国の選挙結果を明確な証拠もなく不正と決めつけるのは、他国民への侮辱にあたる。動画を見たらマスクしてない人もいるし…。そして「統一教会」の教祖が作った「ワシントン・タイムズ」のソースだけで陰謀論を信じるのもNG。「ワシントン・ポスト」は老舗の硬派ジャーナリズム紙だけど、「ワシントン・タイムズ」は宗教右翼紙。
右上画像、旭日旗がこの場にあることにめちゃくちゃ違和感

この件では、日本で最も保守的な産経新聞でさえ批判的に断罪している。→
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〔米議会議事堂襲撃、乱入者は…極右や陰謀論者〕(2021.1.9)
トランプ米大統領の支持勢力による連邦議会議事堂乱入事件をめぐり、米司法当局は8日までに13人を不法侵入などの容疑で訴追し、乱入者のさらなる特定を進めている。ソーシャルメディアの投稿から、白人至上主義や陰謀論を信奉する極右過激派であることが判明。事件直後には、極左過激勢力が紛れ込んでいたとの偽情報が拡散したが、米連邦捜査局(FBI)は同日、「現時点で(極左の)関与を示すものは何もない」として慎重に捜査を進めている。
 事件は6日午後、バイデン次期大統領の当選を確定する手続きの最中に発生。暴徒化した多数のトランプ支持者らが窓ガラスを破り議会の建物内に侵入し、一時議場を占拠した。一連の騒ぎで、警官1人を含む5人が死亡した。
 8日に訴追された1人は、民主党のペロシ下院議長の執務室に侵入した南部アーカンソー州の男(60)。男は占拠時にペロシ氏の机に足を乗せる画像が報じられ、特定につながった。フェイスブック上で白人至上主義者を自称していたという。

 米メディアによると、極右団体「プラウドボーイズ」ハワイ支部の創設者の男も7日に、ハワイの空港で逮捕。極右系の陰謀論を唱える「Qアノン」の信奉者が議事堂内に侵入する様子も確認された。警察官に撃たれて死亡した西部カリフォルニア州の退役軍人の女性(35)も熱心なトランプ支持者でQアノンの信奉者だった。
 事件直後からネット上では、極左勢力「アンティーファ(ANTIFA)」がトランプ支持者になりすましているとの陰謀論が拡散。反権威主義で反人種差別を掲げるアンティーファは白人至上主義の団体と衝突してきた。

 保守系の米紙ワシントン・タイムズは6日、侵入者が映った写真をもとに「顔認識のソフトウエア会社が2人をアンティーファと特定した」と報じたが、誤報だったため、ソフトウエア会社側が同紙に謝罪を要求し、翌7日に記事が訂正された。実際に写真から特定されたのは、極右ネオナチの男らだったという。
 だが、保守系のFOXニュースも「全員がトランプ支持者ではない可能性が高い」などと繰り返し報道。一部の共和議員もこうした主張に加担し、「トランプ氏の擁護者とされるマット・ゲイツ下院議員が7日未明、審議が再開された議場でワシントン・タイムズの報道をなぞり、「議事堂に侵入したのはトランプ支持者ではなく、アンティーファだ」と攻撃する一幕もあった。
 トランプ派への批判を避け、根拠が乏しい情報を拡散させた保守系メディアや議員に対し「責任逃れだ」との批判が高まっている。(元リンク

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僕は大統領在任中の4年間にトランプが戦争をしなかったこと、そこは高く評価している。でも人種差別主義者とその思想にハッキリとNOを言わないこと、中国によるウイグル人強制収容所について「理解できる」と習近平に言ったこと(ボルトン証言)、コロナに対する過小評価(マスク着用者への初期の嘲笑的態度は致命的)、若者たちが銃規制をどんなに嘆願しても耳を貸さないこと、環境問題に極めて後ろ向きなこと、疑惑があるのに納税証明書を見せないこと、何より平気でフェイク情報を発信する誠意のなさが、世界トップの大国の指導者としてあるまじきものであり、到底受け入れられない。
もしツイッター以外で新たにSNS上で発信するのであれば、第一声は暴動を扇動したことに対する謝罪や被害者へのお悔やみであることを心から願う。

(追記)今回の暴動で良いことがあったとすれば、暴動をきっかけに側近が相次ぎ辞任するなど、少なくない共和党議員の目が覚めたこと。
発足時から政権を支えてきたデボス教育長官は、トランプ氏に宛てた書簡で「あなたの弁舌がこの事態に影響したのは間違いない。それが私の転機になった」と指摘。「感受性の強い子どもたちがこの全てを見ていて、私たちから学んでいる。彼らは私たちを見て、きのう起きたことよりも米国は偉大だということを知る必要がある」と述べた。運輸長官も「大統領演説の後、支持者が乱入したのは衝撃的で、本来は回避できた出来事だった」「到底無視できないほど深い懸念を抱いた」と辞任。
マルバニー英領北アイルランド担当特使も辞表を提出。「昨日の出来事があった後、とどまることはできない」。他にも大統領副補佐官(国家安全保障担当)や前大統領報道官でメラニア夫人の広報責任者なども辞任。
最も印象に残ったのはペンス副大統領が「民主党カラー」のブルーのネクタイをして連邦議会に登壇し、「米議会の歴史の中で暗黒の日になった。ここで起きた暴力を最も強い言葉で非難する」と声明を出したことだ。
  
この発言でペンス副大統領はトランプ支持者から「裏切り者」とバッシングされているが、僕の胸にペンスの言葉は強く響いた。
  
また、共和党のある上院議員は、もともと選挙の投票結果に異議申し立てをする予定だったのが「今日のことで考え直した。良心に従い反対しない」と。アメリカが変わりつつあるのを感じる。1月20日、バイデン就任後のアメリカに期待したい。

●1月8日…〔今日の良かった〕本日テレビ大阪(関西ローカル)で放送された『お墓から見たニッポン・シーズン3:源義経』がYouTubeに公式アップされました!23分の動画で、前半が義経、後半が庶民のお墓。これまではお墓の形を考古学的な視点から見てきましたが、今回からは、お墓参りの風習、文化、死者への想いを、「民俗学」から読み解きます。とにかく朽木量教授の解説がわかりやすい!宝篋印塔の説明や、里山の墓地と神社の位置関係など、知的好奇心を刺激されるかと思います。
番組HPから朽木量教授の言葉「今まで私自身が庶民の墓を研究してきていたので、学術的、専門的には面白いなと思ってきたんですけど、それが一般の視聴者に伝わるのかが分からなかった。でも、シーズン3になって、番組を通じてだんだん一般の方にも墓を拝む楽しさ、いろんな墓を見て回る楽しさみたいなものが見えて、伝わってきているというのを実感しています。」

●1月7日…〔今日の良かった〕ワシントン・ポストのスクープでジョージア州のラフェンスパーガー州務長官が、共和党員でありながら同党のトランプ大統領の圧力に屈しなかったことが判明。トランプ氏は選挙結果を覆そうと画策し、今月3日にジョージア州の選挙管理責任者であるラフェンスパーガー氏に直電。公開された録音は、トランプ氏の肉声で「ジョージア州で負けたはずがない」「我々は数十万票の差で勝っている」と根拠を示さずに語り、「投票用紙がシュレッダーにかけられて廃棄された」「投票集計機メーカーが機器を持ち去ったりした」という「うわさ」があると訴えていた。そして「私が望んでいるのは、1万1780票を見つけることだけだ」(注・この票はバイデンより一票多い数字)と具体的に数字をあげて「上積み」を促すプレッシャーをかけ、トランプ氏の要求に応じないことは「あなたと、あなたの弁護士にとって大きなリスクだ」と脅迫めいたことまで言っていた。この電話内容は露骨な権力の乱用であり、不正選挙への勧誘や強要行為を禁じた連邦法に抵触する。これに対し、ラフェンスパーガー氏は「あなたのデータは間違っている」と主張を一蹴、一歩も譲らなかった。かっこいい。

//二度目の緊急事態宣言が首都を中心に発令。そして今日の東京は、コロナ新規感染者2447人の速報。昨日1500人を超えたことに驚いたばかりなのに。クリスマスの人出が反映されているのか。

//中国では香港警察が民主派議員ら53人を国家転覆罪で逮捕(こんなの、政府方針に反対=国家転覆罪になるんだったら一切何も抗議できなくなるやん)、アメリカではトランプ支持者が前代未聞の連邦議会に乱入占拠中、共産圏と西側の双方の雄で民主主義が崩壊している。いや、中国は一党独裁だからそもそも民主主義ではないか。
(追記)ツイッターで、米連邦議会に最初に突入しようとして射殺された女性の動画が。トランプが「選挙結果を受け入れない」と言い続けた結果、連邦議事堂で死人まで出る事態に。国の指導者が自分の言葉の影響力を考えない無分別な人間だと、こんなことになる。保守過激派の中には「彼女の仇を討て」となる者も出てくるだろう。トランプは彼女にどんな言葉をかけるのか。アメリカはどこへ進むのか。
(追記2)トランプが暴動を起こした支持者たちに感謝のツイートをしたため、ツイッター社がトランプのアカウントを12時間凍結したうえ再度繰り返した場合は永久凍結を警告。フェイスブックとインスタグラムも24時間凍結。

※トランプ側近のペンス副大統領が、自分のツイッターのヘッダー(固定トップ画像)をバイデン&ハリスに変えた。ペンス副大統領はまとも。っていうか、ペンスが次の大統領候補を狙うなら、ここでキッチリと意思表示しないと政治家として終わってしまう。

●1月6日…〔今日の良かった〕暮れに放送されたNHKドラマのジョジョ外伝『岸辺露伴は動かない』、地デジの「字幕入り」で視聴すると、文字がすべて「荒木語」になってて、そのこだわりに感動。「〜じゃない」がちゃんと「〜じゃあない」になっているのはもちろんのこと、「しつこい」は「しつっこい」になっていたし、(高橋一生さんら)役者さん、美術チーム、音響だけじゃなく、字幕担当者までジョジョ愛にあふれているのがホント嬉しい。なんて幸せなドラマなんだ。これが3話で終わるなんてもったない、是非とも同じスタッフで続編を期待したい!
この「おいおいおい」の数(笑) しつこいではなく「君ッ しつっこいぞッ!」
「この岸辺露伴がたかだか
一杯の紅茶をおごられて…」
「デレデレと喜ぶとでも思っているの
かッ!?」※この「ッ!?」がツボ

//金沢で発見された戦国時代の兵学者の自筆本に、明智光秀は「本能寺の変」が起きたときに、光秀本人は本能寺を襲撃しておらず、鳥羽(京都市南部)から反乱軍を指揮していたとのこと。ドラマだと本能寺に光秀がいないと盛り上がらないけど、主君暗殺の現場には立てないという気持ちが伝わってくる。

//東京、本日のコロナ新規感染者1591人。あっという間に1500人を超えた。大阪も560人!

//CNNのように24時間ニュースをやっているチャンネルが地上波かBSでほしい。CSにはあるけど、追加のアンテナが必要だし契約金が高い。特に土日はニュース番組が少なすぎる。土日にだって世界は動いているのに。

●1月5日…〔今日の良かった〕まったく気づかなかった、暮れに元SMAPの草なぎ剛さんが結婚していたのか。草なぎさんといえば、NHKで放送された、赤報隊テロ事件再現ドラマの朝日記者役が今も鮮烈な記憶に。あの熱演は素晴らしかった。結婚おめでとうございます&お幸せに。

//緊急事態宣言を守れるかどうかは、しっかりした持続化給付金システムが、あるかないかにかかっている。

●1月4日…〔今日の良かった〕先月下旬から欧州各国でいっせいに対コロナのワクチン接種が始まった。今のところ、イギリスで発見されたコロナ変異種にも有効とのこと。変異種はどんどん生まれるので、どこまで対応できるのか懸念はあるものの、とりあえずは拡大中のイギリス変異種に有効と聞いて安心した。

//ネット上のデマで殺人犯として誹謗中傷され、仕事を失った経験を持つお笑い芸人スマイリーキクチさんのインタビューからメモ。
Q.SNSで中傷を受けた木村花さんが亡くなったことをどう思いますか
A.言葉が人を殺したと思います。書き込んだ人は殺したという意識はないと思います。実は、木村さんが亡くなってから、書き込んだという人から相談を受けました。「お金を払わなければいけませんか」「情報を開示されますか」と自分の保身ばかりで、人を殺した意識がないんですよね。一切返信しませんでした。
Q.被害を受けている人に伝えたいことはありますか
A.嫌な書き込みをされたらネットから離れるのが一番です。それから、被害者になると人間不信になるんですが、どんなに辛くても人を好きになるという気持ちは忘れないでほしい。言葉は本来、人を傷つけるツールではないです。

●1月3日…〔今日の良かった〕後醍醐天皇&初期の南北朝についてまとめている最中に出会った言葉にグッと来た。
後醍醐帝の側近を務めた鎌倉時代後期の公卿・日野資朝(すけとも)は倒幕を企てたとして佐渡に流され、そこで斬られた。資朝の辞世を読んでグッと来た。季節は夏、落ち着き払って最期を迎えたという。
「この世界に本(もと)より実体はなく/人の肉体と精神もまたその本質は空である/今、まさに、我が首は白刃を揺らそうとしている/しかしそれもまた、夏の風を斬るようなものだ」(享年42)
〔四大本無主 五蘊本来空 将頭傾白刃 但如鑚夏風〕
…自分の死を「夏の風を斬るようなもの」と、なかなかこの言葉は出ないと思う。
※ちなみに日野資朝が身分を問わず有志が交流した茶会を「無礼講」といい、現在の何でもありの宴の語源となった。

●1月2日…〔今日の良かった〕2021年はウルトラマンシリーズ55周年。先日朝日に掲載された、初代ウルトラマンのスーツアクターだった古谷敏(さとし)さんのインタビューがよかった。
「ウルトラマンって怪獣と向き合うとき、前かがみのポーズを取りますね。実はあれ、米映画「理由なき反抗」のジェームス・ディーンをまねたんです。ナイフを持って前かがみになるポーズが格好良くて、自分もチャンスがあればこのポーズで決めたいと思っていました。少し腰が引けたような姿ですが、「ウルトラマンは常に受け身。自分からは攻撃を仕掛けない」という思いも込めたのです。必殺技のスペシウム光線ですが、水平の手は防御、垂直の手は反撃の意味もあります。毎日300回、自宅の三面鏡の前で練習して体に染みこませたのです。」

/米国のバイデン新大統領就任式は今月20日。国連重視など国際協調路線を明確にしており、どんなスピーチになるか楽しみ。

●1月1日…新年、明けましておめでとうございます!今年が世界の人々にとって穏やかな1年になりますように。
そして昨年は元旦から当日記に書き始めたものの、コロナ禍のあまりの拡大に2月23日までしか続かなかった〔今日の良かった〕。今年こそ年間を通してささやかな「よかった」を書き続け、大晦日に1年を振り返って「大変なこともあったけど、なんだかんだで良い年だったじゃないか」とホッコリとしたいもの。

〔今日の良かった〕元旦夜のNHK『あたらしいテレビ』でオンエアされた星野源さんの言葉が良かったので思わずメモ!

「僕は社会的なハッピーエンドとか社会的な幸せっていうものが、本当にどうでもいいと思っていて、『ハッピーエンド』とか『幸せ』は自分の中にしかないと思っているんです。たとえば『結婚する』というのをハッピーエンドにして、その形(自体)が目標になっている時があったりするので、それって本当にハッピーなのか?といつも思うんです。『逃げ恥(逃げるは恥だが役に立つ)』で好きなのは、あくまでも2人の気持ちが大事で、2人が笑顔でハグして終わる…『結婚』で祝福されて終わりじゃないんだっていう、それが野木さんの(脚本の)心から大好きなところだし、とても信用しているところ。“あの人が言うからそれが良い”ではなく、“社会がこうやれっていうからやる”ではなく、自分がどうしたいか、どう思うか、そこを大事にされている気がします」

 

/お正月の注目番組は、歌舞伎版「風の谷のナウシカ」(6時間公演ノーカット)、「100分de萩尾望都」、佳境に入った「麒麟がくる」です!萩尾望都さんの漫画は文学を超えたと感嘆!

●12月31日…コロナ禍の中で2020年が終わる。まさか今年の初めにこのような1年になるとは夢にも思わなかった。しかも今日の大晦日の東京、新規コロナ感染が1300人超えという…。
ライフワークの墓巡礼は皆無に等しく、アッという間の1年だった。だが前向きに考えると、人の絆の大切さを世界規模で感じた1年でもあり、人類社会が弱肉強食の新自由主義路線ではなく、他者への思いやりを重視するものに変化するきっかけになるかもしれません。プラスの面を見て、良い方向に持っていきたいですね。

//無観客、審査員なしの紅白歌合戦は、ネット投票などいろいろ工夫していた。そして紅組が4年ぶりに勝利、我が家も紅組に投票したので嬉しい。JUJUさんと、あいみょんさんの声質が好き。
一方、「心と性別が不一致で苦しんでいる人」のことを考えると、なんで男女で対抗しているんだろという違和感も。10年後には性別で争う歌合戦は前時代的ということになり、出場者の名前順などで2つに分かれているかも。

●12月30日…昨夜のNHKラジオ『ラジオ深夜便/世界お墓偉人伝(8)』が聴き逃し配信で聴けるようになりました。1月6日の午前5時まで公開されています(無料)。リンク先の冒頭3分すぎから僕のコーナーです(約15分)。コロナ禍で人と人が分断されがちだった1年、来年は多くの人が互いに結ばれることを願って、今回の放送では「お墓から見える様々な愛の形」を紹介しました。以下の画像を見ながら放送を楽しんで頂けると幸いです。モディリアーニ、サルトル、ベンジャミン・ブリテン、棟方志功の順番で4組の物語を取り上げています。

画家モディリアーニとジャンヌ サルトルとボーヴォワール
ブリテンとピアーズ(男性パートナー) 棟方志功とチヤ(没年が無限大の記号)

//フランスのファッションデザイナー、ピエール・カルダン氏が昨日他界。享年94。革新的なデザインの服を既製服として大衆化した。ジャン・コクトー版『美女と野獣』の衣装とセットをデザインして話題に。

●12月29日…今夜23時5分頃からNHKラジオ第一放送『ラジオ深夜便』に出演、「世界お墓偉人伝・第8回」を15分ほど語ります。全力で挑みます!※ラジオがなくてもネットラジオ『らじる☆らじる』で聴けます。

●12月28日…ジョジョ外伝の実写ドラマ『岸辺露伴は動かない』第1話、素晴らしいデキだった!高橋一生さんは見事に自分の露伴を演じきっていた。小林靖子さんの脚本も完璧。露伴邸のセットなど小道具にも気合いが入っていて、美術チームの意気込みが伝わってきた。このクオリティであと2話も見られるなんてほんと楽しみ!

//上映中の『鬼滅の刃 無限列車編』が公開から72日間で興収ランキング歴代1位に。約20年ぶりに『千と千尋の神隠し』の316.8億円を越えての快挙。しかも勢いは衰えておらず、どこまで記録を伸ばすのか。劇中の「俺がここで死ぬことは気にするな」、いつまでも心に残る。

●12月27日…参院幹事長など要職を歴任した羽田雄一郎議員(立憲)が今月24日発熱、それからたった3日で他界。まだ53歳だった。今朝の体温は36.1度に下がっていた。PCR検査を受ける予定のところ、病院到着前に容体が急変、病没したとのこと。“ただの風邪”ではこんなことにならない。さすがに永田町の空気も変わるのでは。

//飛行機のパイロットはコロナ・チェックがないため、今回イギリス変異種を国内に持ち込んだことが事前に分からなかったという。パイロットだって感染する恐れはあるのに、なぜ空港でチェックしないのか分からない。パイロット自身の命を守るためにも空港で検査しないと。

●12月26日…本日深夜24時5分からNHKで『グレーテルのかまど “ジョジョの奇妙な冒険”のごま蜜だんご』編、再々々々放送!28日から三夜連続でオンエアされる実写ジョジョ・スピンオフ『岸辺露伴は動かない』とコラボのアンコール放送と思います!

●12月25日…全日本フィギュアスケート男子、高校2年生の鍵山君のショートプログラムに目が釘付けになった!すごいな彼は!羽生君もパワフルなスケーティングで王者の貫禄。新プログラムはやはり盛り上がる。

//今夜22時NHK『光秀のスマホ 歳末の陣』放送!歴史の小ネタ・ギャグが満載“スマホ中毒”明智光秀の一代記。スマホ画面のみで光秀の半生を描きギャラクシー賞に輝いた戦国時代劇。秋にオンエアされ超バズった本編に新撮を追加。信長とSNSで出会い、秀吉とフォロワー数でしのぎを削り、エゴサの鬼となって戦国の世を駆け抜ける!(笑)

●12月24日…「真実について(秘書が)私に話してもらえていたら、こんな事態にはならなかった」。何もかもすべて秘書が悪い、5年間ずっと秘書は前首相を騙し続けていた−−公設第一秘書が略式起訴されたことを受け、今日の緊急会見で、安倍氏はそう強調した。「桜を見る会」問題で、国会で118回も虚偽答弁を繰り返し、膨大な時間と国費を浪費させたのは、配川博之秘書(61)ただ一人の、個人的な犯行によるものらしい。…って、秘書が勝手にそんなことできるわけないやん!議員の首が飛ぶような案件では、どんな小さな事でも報告するのが秘書。議員が辞職すれば秘書は自分も失職してしまう。
部下をかばって、「秘書は悪くない。管理できなかった私にすべての責任がある」という態度なら、まだ潔さに少しの好感は持てる。だが安倍氏の会見は秘書の批判にとどまらなかった。
私が知らない中で行われていたこととはいえ、道義的責任を痛感している」という安倍氏の言葉に耳を疑った。もし一般企業が世間の信頼を大きく裏切るようなことをした場合、社長が「私が知らなかったとはいえ責任を感じている」なんて会見で言えば、「その“知らなかった”ことが問題なのに」「まったく反省していないじゃないか」と大バッシングを受けているだろう。
仮に部下に対する管理者責任を1ミリでも感じていたら、カメラの前で国民に「私が知らなかったとはいえ」などど口が裂けても言えないはず。しかもタチが悪いのは、この問題を追及する野党を、嘘つき呼ばわりして口撃していたこと。さんざん開き直っておいて「実はポケットマネーで補填をやっていました」では印象が悪すぎる。
安倍氏は「どうして自分から事実関係を確認しようとしなかったのか」と問われ、「総理大臣の仕事で忙しかった」と答えた。いや、ホテル側に電話1本、「桜を見る会の領収書はあるか」と聞くだけなんで1分で済むことだ。紅茶飲んでテレビを見ているコロナ対策動画を撮影する時間があったら、電話できただろう。大好きなゴルフの行き帰りにちょっと電話するだけで良かったのに、特捜部が動くまで何もしない。
これが、わが国歴代最長記録2822日の内閣を率いた人物。「誰に投票しても一緒」と国民の2人に1人しか投票しなくなった結果の、その挙げ句の果て。
※25日13時から衆院議員運営委員会で安倍氏出席の質疑。NHKで中継入ります。
「真実について(秘書が)
私に話していてもらえれば」
「こんな事態にはならなかった」
「私が知らない中で行われて
いたこととはいえ」
「道義的責任を痛感している」
知らなかったことがアウトなんです

//小さなお子さんが周囲におられるかた、サンタの出発シーンをフィンランド国営放送が中継し、それをNHKが報道した1分間の映像があり、これはサンタクロースが実在している証拠なので、よろしければ見せてあげて下さい。
●12月23日…今日は初めて47都道府県のすべてで新規コロナ感染者。海外では南極大陸で初のコロナ・クラスター36人。チリ人の基地とのこと。

●12月22日…本日、一国の首相まで務めた政治家、安倍晋三氏が東京地検特捜部に事情聴取を受けた。衆院調査局が認定している「桜を見る会」問題の国会での安倍氏の虚偽答弁は118回。史上最も国会で嘘をついた首相であり、こうした姿勢が官僚のモラル崩壊を促し、公文書改ざん問題の官僚の虚偽答弁は149回に達した。安倍内閣で大臣・副大臣を務めた2人が既に逮捕され、さらに2人の元農水大臣が逮捕秒読みという異常事態。
安倍氏は「(違法行為をした)秘書が私に嘘をついたので、結果的に一年以上も嘘をつくことになった」と、何もかもを公設第一秘書のせいにしている。だが、常識的に考えて、発覚すれば進退に関わるような違法行為、約3000万円もの収支報告書不記載を、議員本人に内緒で秘書が独断でやるとは到底考えられない。指示があったから秘書がやったと考えるのが普通。
そもそも、自分の秘書トップの行動すら把握できない人物が、首相になってはいけなかったのだ。たとえ「秘書を信じていた」としても、これだけ大問題になっているのに、自分から真剣に事実関係を調べようせず、ホテル側の領収書の取り寄せを拒み続け、何の裏付けもとらないまま答弁していたのは国会軽視=国民軽視と言わざるを得ない。
あと、検察は「首相は政治資金規正法の違反を知らなかった」という、信じ難い理由で不起訴にする方向らしいが、本丸は公職選挙法違反と僕は思っている。選挙区有権者から参加者を安倍事務所で募集し、格安で飲食させたことが買収でなく何なのかと。
検察が不起訴にしても検察審議会があるので終わりではない。
いま与野党は安倍氏による説明の場を調整しているが、非公開で議事録も残らない議院運営委員会ではなく、虚偽の答弁をすれば偽証罪に問われる証人喚問を強く求めたい。もう嘘はこりごり。

●12月21日…子どもとドラクエウォークをやり、「位置ゲームとドラクエは相性が良い」と、コロナに気をつけつつ楽しんできた。だがいまの『ダイの大冒険』とのコラボ・ガシャは狂ってる。アニメのキャラが使っている武器をガシャで入手可能なんだけど、確実にゲットできるまでの上限が課金「9万円」。は!?武器一個に9万!?しかも短いサイクルで上位交換の武器が出てくるのに。9千円でもビックリなのにその10倍。いったい、どんな大富豪を対象にしたゲームなんだろう。圧巻の映像美の『ゴーストオブツシマ』が5700円で楽しめただけに、武器一個9万の価格設定に狂気を感じる。

ゲーム開発費、サーバー維持費、人件費のこともあり利益を出す必要があるのはわかる。だけど、ドラクエは子どもをメインターゲットにしたコンテンツのはず。9万なんてプレステ4本体が3台買える値段じゃないか。作っている会社は金銭感覚がおかしい。しかも悪質なのは、いかにもアタリが出そうなガシャ演出(例えば結果が出る前に、画面にはオーロラや流星群が登場)をやっておいて、ハズレというケースが多いこと。これって、明らかに「カーッ」と頭に血を上らせて課金させる罠やん。あまりにタチが悪いし、そういうのはドラクエではやめてほしい。
欧州ではスマホゲーのガシャは賭博(ギャンブル)認定されて規制が入ったという。パチスロは18歳未満禁止なのに、課金ガシャ(スロットみたいなもの)は野放しって、訳がわからない。パチスロと違って自宅でもできる点で余計に危険と思うんだけど。

 
スマホの課金額(1時間あたり)の国際比較。日本は米国の4倍で突出している。

●12月20日…イギリスのコロナ変異種、感染力がこれまでより最大70%強い可能性があるとのこと、これは抑え込まないと…。イギリスは行動制限緩和に移りつつあったのにな。

//最近、やたらと地震が多い。穏やかに年末が過ぎてほしい。

●12月19日…アニメ『ゴールデンカムイ』に圧倒されっぱなし!どんどん盛り上がっていく!
※追記。ぐあー、12/21に最終回になってしまった。次のシーズンが待ち遠しい。

●12月18日…スウェーデンのグスタフ国王がコロナ対策について「私たちは失敗した」「とてもつらい」と異例の声明。マスク着用を強く求めず、集団免疫をつけようとしたが、あまりに死者が多すぎるとテレビ演説。

●12月17日…本日の東京、新規のコロナ感染者が一日で822人。

●12月16日…今日はベートーヴェン大明神の生誕250年!1770年12月16日、ドイツ・ボンの屋根裏部屋で彼は誕生しました。その奇跡のお陰で人類の生活はより豊かなものに。心からこの日を祝いたい!
先日、指揮者バーンスタインが晩年に北海道で創設した国際教育音楽祭「パシフィック・ミュージック・フェスティバル」さんから声が掛かり、生誕250年企画としてベートーヴェンLOVEを爆裂させたエッセイ「墓マイラーのベートーヴェン賛歌」を寄稿しました。リンク先(公式サイト)で読めます、よろしけば是非!

 
この屋根裏の鎧戸が開いている部屋でベートーヴェンが生まれました!

●12月15日…今月11日大阪で母娘が餓死するという痛ましい事件があった。全国では鉄道に親子や夫婦で飛び込むという悲劇も度々報道されている。長引くコロナ禍で社会の様々なひずみが浮き彫りに。他国ではどうしているのか。

世界的に格差社会とコロナ禍が問題になるなか、アルゼンチン議会上院が“富裕税”を可決。正式な名称は「新型コロナウイルスの世界的流行の影響を緩和するための連帯的および特別貢献」法案。税の使い道は、コロナ感染対策に20%、中小企業への補助に20%、人材育成プログラムに20%、貧民対策に15%、天然ガス生産関連政策に25%が割り当てられる。
「富裕税」の主な内容は次のとおり。

〔課税の対象〕同法施行日に有する2億ペソ(
約2億5,400万円、1ペソ=約1.27円)以上の資産を持つ個人。
〔納税義務者〕
(1)アルゼンチン国内の居住者
(2)課税率が低いまたは無課税の税制を有する国(例えば、パラグアイやボリビア)に居住するアルゼンチン国籍の個人
(3)国外に居住し、国内に資産を有する個人(タックスヘイヴン対策)。
(過去にさかのぼって)2019年12月31日に(1)〜(3)に該当する者が対象のため、同日以降に住居地を変更していても対象となる
〔税率〕
国内に有する資産に対し2%〜3.5%
国外に有する資産の場合、3%〜5.25%(国外に保有する資産の30%を国内に送還した場合、国内の資産と同等の税率を課す)※つまりタックスヘイヴンで海外に資産を置く方が税率が高くなり、国内に資産を戻した方が得という構図。目からウロコ。
これは緊急事態における1度限りの貢献的なものであり、約1万2,000人(アルゼンチン
全人口のわずか0.02%)が対象で、徴税額は4,200億ペソ(約5300億円)になるとのこと。(参考

とてもよく考えられた法案だと思う。これは共産国家のような私有財産の制限ではなく、あくまでも資本主義体制の中で、この社会を維持していくための「特別貢献」という位置づけだから、富裕層にも受け入れられやすいだろう。そもそも、富裕層にしても、コロナ禍が収束しない限り生命の危険があるわけで、行動にも制限がかかる。ウイルスは変異強毒化する恐れがあり、他者を救うことは自分を救うこと。資産2億5千万円以上を所持する国民のたった0.02%であり、むしろ課税対象者は選ばれたことに誇りを感じてほしい。
極端に税率が低かったり、無税の他国=タックスヘイヴンに資産を隠すことで、国家が本来得るはずの税収を失い、貧困層を救うための行政サポートがボロボロになる…これは大半の国で見られる現象だ。
海外資産も対象にしたこの法案が真の意味で画期的なのは、単純に税収増が見込めることではなく、タックスヘイヴンに「資産隠し」をしていないか、徹底的に国税局が調査できることにある。しかも、昨年12月時点が適用条件なので、法案成立で慌てて資産を移動しても意味が無い。このコロナ対策法案で脱税すれば、「タックスヘイヴン利用は節税のための資産運用」という富裕層の言い分は耳をかしてもらえず、国家・国民の危機に無理解で非協力な人物というレッテルが貼られ、道義的な問題になってくる。
GDP世界29位のアルゼンチンで約5300億円の徴税額になるなら、これをGDP3位の日本でやれば軽く数兆円になるのは間違いない。わが国は飛鳥の時代から「和をもって貴しとなす」とされ、“お互いさま”の精神が続いてきたのだから、法案導入は非現実的ではないと思う。

//菅首相がGoTo停止を決めた昨夜、経営者やタレント約15人と会食し、その後にハシゴで二階幹事長らと5人以上で集まってステーキ店で忘年会。たぶん、ドイツのメルケル首相や英国のジョンソン首相ならそういうことはしない。支離滅裂に見えてしまうから。現状、「15人くらいの忘年会なら何も問題ない」と菅首相がお墨付きを与えたことに。

●12月14日…メガヒット中の劇場版『鬼滅の刃』が興行収入302億円に達し、公開2カ月で300億の大台にのった。歴代1位の『千と千尋の神隠し』は308億円。これは確実に年内に超えてくるのでは。煉獄さんの「よもや、よもやだ」が聞こえてきそう。エヴァンゲリオン新劇場版の完結編は来年正月明けの1月23日公開。エヴァも完結編だけあって多くのファンが足を運ぶと思うけど、前作から8年も間隔があり、どこまでヒットするかは未知数。

●12月13日…菅首相が発表した老人医療費の値上げ、年収200万円以上は2割負担ってマジか。年収200万って本当にカツカツの生活だから、2割負担になったら病院に行きたくても行けない人が絶対に出てくる。せめて500とか600万以上にすべき。どんな世の中にするつもりなのか。

/英国に続き、全米でもワクチン発送が始まった。

●12月12日…コメディアンとして一時代を築き、近年は俳優としても活躍していた小松政夫さんが癌のため他界(7日)。享年78歳。僕が小学校高学年のときに「電線マン音頭」「しらけ鳥音頭」が大ブームになり、図工の時間に電線マンのお面を作ったことを覚えている。テレビの訃報ニュースでもコメディアンとしての顔を中心に紹介していた。
だがしかし!僕の心の中に浮かぶのは「俳優」としての小松さんの姿だ。来年2月に東京・岩波ホールで上映予定の映画『モルエラニの霧の中』(孤高の映像作家・坪川拓史監督作品※コロナ禍で一度公開延期に)を、先行で観る機会があり、室蘭に暮らす老夫婦を演じられた小松さんの名演に釘付けになった。妻を介護する優しい夫の役で、年を重ねた小松さんの味わい深い演技に心を掴まれた(特に、老いた妻が弾くピアノの音に聴き入る小松さんの表情!)。役者としての小松さんは過小評価されていると感じ、今後、再評価が進むことを願っています。

  予告編から

●12月11日…松坂桃李さんと戸田恵梨香さんの電撃結婚にびっくり。俳優仲間もマスコミも、2人の親密さにまったく気付かなかったとの事。松坂桃李さんは昨年、非常に政治色の濃い映画『新聞記者』で苦悩する若手官僚を演じ、官邸の腐敗、えげつない情報操作、隠ぺい体質をマスコミにリークする役柄を演じきり、今年の日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞に輝いた。業界では「こんな映画に出たら、権力者に睨まれて仕事がなくなる」「ネットで右派にバッシングされる」と言われていたが(実際にヒロイン役は日本の女優に断られ韓国の女優が演じた)、松坂桃李さんは「作品に対していろんな意見や見方が出てくるとしても、若手官僚の役をしっかり生きてみようと。そこに迷いはなかった。権力の内側でもがく1人の男の姿が立ち上がってくればいいなと」と好演。そういう勇気、芯のある部分に戸田さんは惚れたのかもと、勝手に想像したり。

//お笑い芸人の星田英利(旧芸名・ほっしゃん。)さんがNHKの朝ドラ『おちょやん』で重要な役に抜擢され嬉しい。星田さんは、安倍内閣に対する疑問点を何度もツイッターに投稿、ネット右翼と言われる人々とも繰り返しガチで戦ってきた。政権寄りの発言をする芸人さんが目立つ吉本興業にあって、その存在は村本大輔(ウーマンラッシュアワー)さんと共に異色。
星田さんは官邸批判ツイートと比例してテレビで見る機会が減り、“やはり政治発言をする人は敬遠されるのか”と心配していた。そこでこのキャスティング、自分のことのように喜んだ。来週の『おちょやん』も楽しみ。

●12月10日…おすすめ番組の12日(土)分、見応えがあるものが並んでいます。『映像の世紀』のナチス検証、『ETV特集』の外国人技能実習制度のルポ、録画推奨です。

●12月9日…昨日ジョン・レノンのことをアップした後、世界最大の海外墓マイラーサイト《find a grave》でジョンの記事を読んだところ、以前は「(NY・セントラルパークの)イマジン碑に遺灰が撒かれたと噂されている」と書かれていたのが、「ここに遺灰が撒かれた」に変わっていた!
改めて20年前に撮影したイマジン碑の写真を見ると、本当にみんな和気あいあいと楽しそうにビートルズ・ナンバーを歌っている。そしてこう思った。一般の墓地にジョンのお墓を建てると、あまりに墓参者が多すぎて墓前に人があふれかえり、他のお墓の家族に迷惑がかかってしまうし、治安上の問題もある。
でも広大なセントラルパークなら、
(1)皆が一緒に歌ったり楽器を演奏できる!
(2)どれだけたくさん人が集まっても迷惑にならない!
(3)門限がなく24時間ジョンを追悼できる!
特に(1)は重要で、一般墓地では大勢でビートルズ・ナンバーの合唱などできない。いろいろ考えて、ヨーコ夫人があえて墓地ではなく公園を“墓所”としたのかも。
僕はずっと「早く公式にジョンの墓石を建ててほしい」と思ってきたし、今もその気持ちは変わらないけど、ことジョンに限ってはこれがベストの選択かもしれない。大切なのはジョンを想う気持ち、いろんなお墓があって良いと思います。

 

//新型コロナの1日あたりの新規感染者数が過去最多を更新し、今日だけで2811人。また重症者も3日連続で過去最多(19人)となり555人に。

●12月8日…ジョン・レノンの40年目の命日。生きていれば80歳。人間の闇の部分も理解したうえで愛と平和を歌ったジョン。どんなに「馬鹿げた理想主義」と冷笑されようと「想像してごらん」「君も僕らの仲間に」と呼びかける、ジョンのような人間に少しでも近づきたいと思う(とても難しいことだけど)。ジョンのお墓はまだないけど(墓参者が多すぎて管理できないからと思う)、NYのセントラルパークに「イマジン」と地面に描かれた追悼の地があり、噂ではヨーコ夫人がここに遺灰を撒いたとも。ここには世界中からジョンのファンが日々訪れている。

  
※銃規制を訴えるオノ・ヨーコさんは命日にあわせ「ジョン・レノンが撃たれて殺されてから、米国で140万人以上が銃によって殺された」とツイート。コロナ禍ゆえの殺伐とした気持ちからか、2020年も銃の売れ行きは好調という…。今年は世界の転換点、『イマジン』がますます重要な歌に。

『イマジン』ジョン・レノン

想像してごらん 天国なんかないって
試してみれば難しいことじゃないよ
足下に地獄がないように
天にはただ空しかないってことサ
想像してごらん すべての人たちが
今日という日のためだけに生きてるってことを

想像してごらん 国境なんかないって
簡単なことさ
殺し合いのもとがなくなるってことだよ
宗教さえもないんだ
想像してごらん すべての人たちが
平和に暮らしている姿を

僕を夢想家と思うかも知れない
でも僕ひとりじゃないはずさ
いつの日か 君も僕らに加われば
この世界はひとつに結ばれるんだ

想像してごらん 財産なんかないって
これはちょっと難しいかもしれない
欲張りや飢えの必要もなく
人はみな兄弟なのさ
想像してごらん 僕らみんなで
世界のすべてを分かち合っているって

僕を夢想家と思うかも知れない
だけど僕ひとりじゃないはずさ
いつの日か 君も僕らに加われば
この世界はひとつに結ばれるんだ


●12月7日…北海道旭川の2箇所の病院でコロナのクラスターが発生、圧倒的に看護士の人数が足りないとのこと。旭川には知り合いが何人が住んでいるの心配。といっても、ここ大阪も予断を許さない状況だけど…。

/政府はこれまで「Go To トラベル」と国内のコロナ感染者の急増は「因果関係が証明されていない」と言い続けてきた。本日、東大などの研究チームが「(Go To トラベル)利用者の方が、利用しなかった人よりも多くコロナ感染を疑わせる症状を経験した」との調査結果を公表した。嗅覚・味覚の異常などを訴えた人の割合は統計学上、2倍もの差があり、Go To利用者ほど感染リスクが高いと結論付けた。GoTo事業と感染リスクの関係を示す調査は国内で初めて。

●12月6日…ドコモが発表した格安新料金「ahamo」の月額2980円・20GB、すごく良いと思う。さらに1回あたり5分間の無料通話がセット。僕は20年以上もAUを使い続けてきたけど、これはさすがに乗り換えようかと。来年3月から提供とのこと。聞いてますか、AUさん。

●12月5日…今夜(6日未明)に「はやぶさ2」が宇宙から帰還。オーストラリアの砂漠から生中継してほしい! (追記)深夜2時24分から生中継が決定!

●12月4日…昨夜のBS『国際報道2020』、ロックミュージシャンのジョン・ボン・ジョヴィ(58)のインタビューに感銘を受けた。新アルバムで差別問題を取り上げており、記者から「大統領選挙の年に反差別の曲を発表することにためらいはありませんでしたか?」と問われ、こう答えていた。
「(ためらいは)あってはならないと思います。アーティストとして妥協するなら、人間としての自分も曲げることになるからです。この時代に自分としての真実を語らなければ、自らの価値観を見失います」。

  

続いて「アメリカはなぜこれほど分断したのでしょうか?」との質問に「ソーシャル・メディアが事態を拡大(悪化)させていると思います。陰謀説を唱える人々、そうした説を真に受けてしまう人々はニュース報道を読みません。(SNSの)見出しだけを見るのです。あるいは読んだ話を検証しないのです。すぐに真実だと思い、陰謀説のサイトへの書き込みに騙されてしまうのです。それは恥ずかしいことです。歴史の書物を読み、複数の新聞に目を通すべきです」と回答。

  
この「複数の新聞に目を通せ」=多角的に物事を見よというのは、ほんと大事なメッセージ。僕自身、できるだけ保守とリベラル両方の記事を読むようにしている。

   
ジョン・ボン・ジョヴィは良い年の重ね方をしていると思った!!

//ジーン。僕の拙書『世界音楽家巡礼記』にアマゾンにて五つ星レビューが入り、その内容に激感動しました!とても好意的に書いて下さっており、読んでいて泣きそうに。最初のレビューが入るまでめちゃくちゃ不安でした。パソコンの前で妻子と抱き合いました。もしこのサイト読者の方でしたら、この場を借りて御礼を伝えたいです。ほんっとうに有難うございました!
※書評の中で「人間っていいな、と豊かな気持ちになれる」というコメントが何より嬉しかったです!取り上げているのは作曲家ですが、一番伝えたかったのはそこなので!!(>_<)

 

●12月3日…わが大阪、コロナ禍により初の“非常事態”の赤信号。今月15日まで不要不急の外出はNGに。最悪の陽性率であり仕方ないとはいえ、忘年会シーズンの収益を断たれた飲食店が心配。行政のサポート必須。
/毎朝、コーヒーを淹れるたびに、匂いを感じるかどうかハラハラしている。
最新の世界情勢。
感染者数のトップ10から
トルコやイランが消え、
かわりに南米アルゼンチンと
コロンビアが。
トップ3の米国、インド、ブラジルは
何カ月も変化せず。
当初、インドが米国を上回るのは
時間の問題と思われていたが、
あまりに米国のコロナ対応が
ズブズブなため米国の独走が
続いている。
7位の英国は来週からいち早く
ワクチンを導入、今後を注視。

●12月2日…キャラ・デザインが好みでなかったため劇場へ足を運ばなかったCGアニメ『トロールズ ミュージック☆パワー』、公開終了後に絶賛コラムをいくつか読んで、もう観たいのなんの。早くレンタルor動画配信してくれないかなぁ。
そしてコロナ禍により公開再延期が噂されていた超大作『ワンダーウーマン 1984』、こちらは封切り予定日の12月18日までいよいよあと半月。今のところ何も告知が出ていないので、無事に上映されるっぽい。今年はハリウッドのアクション大作の多くが公開先送りされてきたから、なんとか上映してほしい。

●12月1日…米モデルナのコロナ・ワクチン(94%有効)は家庭の冷蔵庫でも30日間保管可能に。これなら輸送も容易、吉報だ。

/バイデンは広報担当高官7人のチームを全員女性に。有色人種も積極的に起用。財務長官もアメリカの歴史上初の女性に。


 ※これ以前は『最新文芸情報バックナンバー』へ!


 
日本だけ労働者は涙目。富裕層にしか目を向けない保守政権ではこの構造を変えることは出来ない。固定化してしまっている。戦後1000兆円も借金を作ったうえに(同じ敗戦国のドイツは借金ゼロ)、少子化問題を放置、タックスヘイブンも野放し、過労死多発でもサービス残業を取り締まらない(独仏の労働者は残業なし、夏4週間・冬2週間の休み。日本も本気で変革のとき。

★YouTube『新型学問 はまる!ツボ学/ジョジョ立ち学』(12分)

//ルイ・アームストロングが歌いあげる『ホワット・ア・ワンダフル・ワールド』(2分15秒)を聴きまくり。この全てを包み込む優しい笑顔がたまらない。目を見てるだけでウルウルくる。歌詞も最高!『♪僕は緑の木々や赤いバラを見る/それは僕らのために花開く/僕はしみじみ思うんだ/なんて素晴らしい世界かと/僕は青い空や白い雲を眺める/明るく喜びに満ちた昼、暗く神聖な夜/そして僕はしみじみ思うんだ、なんて素晴らしい世界なのかと/七色の虹が空にかかり、行き交う人々の顔を染めている/僕は友人たちが「ご機嫌いかが」と挨拶しながら握手を交わす姿を見る/彼らは心から告げる「アイ・ラヴ・ユー」と/赤ん坊の泣き声が聞こえる。僕はあの子らが僕よりも多くのことを学び成長していくのを見守ろう/思わず感動してしまう/なんと素晴らしい世界じゃないか/そうさ、僕はしみじみ思うんだ/嗚呼、この世はなんて素晴らしい世界なのかと!」。2分チョイの短い曲なのに、胸がジワ〜と温まり、歩き続ける力をくれる素晴らしい作品っすね。※影絵とのコラボAmazing Hand Shadow(2分21秒)も泣かせます!


●特選レポ&動画…命の環の話//普天間基地は国外へ//チェ・ゲバラ巡礼レポ//アフガン伊藤和也さんを悼む//暴力団について//2008 南極・スコット巡礼 //チベット問題について//障害者自立支援法の問題点//ボブ・マーリィ巡礼レポ//人体の免疫効果を調べている阪大の研究チームによると、「1日に8回以上笑うことでガンに対する免疫があがる」とのこと。

宇宙はこんなに美しく、
そして果てしなく広大!
究極の天体写真10選
をアップ!美の極致ッス


 

ミレーとゴッホの『種まく人』〜負け戦が続いても、死後に実る麦の種を撒いたと信じて今日頑張る


【 各種リンク※クラシックは「ユング君」
PART1(71個) お笑いフラッシュ他(44個)
★2014年のお薦め展覧会&美術館リンク集

文芸ジャンキー版・東京探訪MAPを作成!
北海道 東北 愛知・岐阜 四国 奈良 九州
 東京2
 静岡 北陸 北関東 大阪・三重 京都・滋賀 山陽・山陰 神奈川
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(STOP THE HATE!! 国連本部前のオブジェ)
「科学と芸術は全世界に属する。それらの前には国境など消え失せてしまう」(ゲーテ)
「あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者が、あれほど生きたいと願った明日」(趙 昌仁)作家
「人間の先祖は本人の血族ばかりでなく、文学の内にも存在している」(オスカー・ワイルド)作家
「人を憎んでいる暇はない。わしにはそんな時間はない」(黒澤監督の映画『生きる』から)
「私は殺されることはあっても、負けることはない」(ヘミングウェイ)作家
「僕が最もウンザリするもの、それは無知による憎しみだ」(マイケル・J・フォックス)俳優
「船は港にいる時、最も安全であるが、それは船が作られた目的ではない」(パウロ・コエーリョ)作家





●サイトで自分の思いを語るということ
HPで意見を発表すると、自分の「間違った知識」や「一方的な思い込み」を指摘され、初めて誤りに気づけます。これは本当に有難いことです。勘違いしたまま一生を終えるところを、真実に気づくことが出来るからです。自分が独りよがりな誤った考え方をしていないかを確認する為にも、勇気を出して積極的に意見を発表していきますネ!!(*^v^*)
僕は過去の反省と愛国心は両立すると考えている。
むしろ、過ちを反省できぬ国なら情けなくて愛せない。


歴史認識問題に決着!…日本と韓国 /中国 /台湾 / 東南アジア / 米国
・昭和天皇かく語りき / 靖国問題 / 愛国心 
・二次加害者にならないために〜日本人慰安婦の話(美輪明宏)と元日本軍慰安婦に関する正確な知識

・加害者としての日本軍 https://youtu.be/vh64udZTUTs (16分)
・南京大虐殺の証拠〜当時の記録映像と生存者の確実な証言(32分40秒)
・「CGで再現された南京大虐殺」 https://youtu.be/QJ38Hg7Vdw8 (7分43秒)
・日本軍の記録に残る南京大虐殺(軍命令により実施) http://urx3.nu/ouPU (7分)

残業問題…日本には過労死するほど仕事があり、自殺するほど仕事がない。野党は小異を捨てリベラル大連合を作り、EU、北欧のように残業ゼロの社会を!EU、北欧に可能なら日本でも可能なはず。日本人に人間らしい生活を!
※一般市民が他人の財布からお金を盗めば、すぐ警察に捕まる。だけど、経営者が従業員の財布からお金を盗んでも処罰されない。これが「残業代未払い」。他国では許されない。

●『アイヌ、琉球は縄文系=本土は弥生人との混血』…国立遺伝学研究所(遺伝研)や東大などの研究チームが過去最大規模の細胞核DNA解析を行った結果、日本人を北海道のアイヌ、本土人、沖縄の琉球人の3集団に分けた場合、“本物の日本人”は縄文人に起源があるアイヌと琉球人が近く、本土人は中国大陸から朝鮮半島経由で渡来した弥生人と縄文人との混血(弥生人7〜8割、縄文人2〜3割の混血)と判明。国籍や人種にこだわる人はこれで冷静になるだろう。

「多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。(略)だますものだけでは戦争は起らない。だまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。そして、このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者にゆるした国民の奴隷根性とも密接につながるものである。「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でも既に別の嘘によって、騙され始めているに違いないのである」(伊丹万作/1946年8月「映画春秋・創刊号」)
民主主義は「最大多数の幸福を目指す」で思考が止まってはいけない。「最大多数の幸福によって救われない可能性のある少数派をいかに救うか」、そこまで考えるのが真の民主主義。

●『戦争絶滅受合法案』 (原案は第一次世界大戦の終結後、1928年にデンマークの冒険家フリッツ・ホルムが起草したもの。彼は詐欺師の悪党でもあり、皮肉屋ならではの妙案となっている)※長谷川如是閑の創作説もあるけど、ウィキに原文=1928年11/16発表があり、やはり本物のようだ。
戦争開始後、10時間以内に次の行動をとること。以下の者を順番に“最下級”の兵士として召集し、できるだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下で戦わせること。
1.国家元首。君主も大統領もこれに該当。ただし男子に限る。
2.国家元首の男性親族で16歳以上の者。
3.総理大臣、及び各国務大臣、並びに次官。
4.国会の男性議員。ただし戦争反対の投票をした者は除く。
5.キリスト教や仏教のほか、あらゆる宗教関係者の高僧で、公然と戦争に反対しなかった者。
付記.該当者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦または使役婦として召集し、最も砲火が接近した野戦病院に勤務すること。
(後年の妙案)
※有権者の責任…戦争に賛成した議員を選んだ選挙区の有権者から順番に徴兵せよ。
※戦費について…戦費は戦争に賛成した議員の資産、及びその議員を選んだ選挙区の財政でまかなうべし。


●「もともと普通の人々は戦争したいと思っていない。運がよくてもせいぜい無傷で帰って来る位しかない戦争に、貧しい農民が命を賭けようと思うはずがない。だが、国の政策を決めるのは結局指導者であり、反対の声があろうがなかろうが、人々を指導者の望むようにするのは簡単だ。民主主義であろうと、ファシストの独裁であろうと、共産主義であろうとそれは同じだ。『我々の国が攻撃されている。愛国心のない反戦・平和主義者が国を危険にさらそうとしている』と非難しさえすればいい。この方法はすべての国で同じように上手くいく」(ヘルマン・ゲーリング)元ナチス最高幹部/秘密警察創設者
●「(終戦翌年に記す)多くの人が、今度の戦争で騙されていたという。みながみな、口を揃えて騙されてたという。私の知ってる範囲では、“俺が騙したのだ”と言った人間はまだ1人もいない。(略)“騙されていた”といって、平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でも騙されるだろう。いや、現在でもすでに別の嘘によって騙され始めているに違いないのである」(伊丹万作)※伊丹十三監督の父
●「最初にナチスが共産主義者を弾圧した時、不安に駆られたが、私は共産主義者でなかったので、何の行動も起こさなかった。次にナチスは社会主義者を弾圧した。私はさらに不安を感じたが、社会主義者ではなかったので何の抗議もしなかった。それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、その度に私の不安は増したが、それでもまだ行動に出なかった。ある日、ついにナチスは教会を弾圧してきた。そして私は牧師だった。だから立ち上がって行動に出たが、その時はもうすべてが遅かった」(マルチン・ニーメラー牧師)
※結局のところ、武器に頼ろうとする弱虫より、他人を信じて武器を捨てる勇気を持つ人間に、全人類がなれるかどうかということ。たとえ非武装の結果、信じた相手に裏切られようと、僕は弱虫として死ぬより、勇気ある人間として死にたい。これは名誉やプライドの問題でもある。僕はどの戦争であろうと、「侵略」かどうかを決めるのは、「軍隊を送った側ではなく、送られた側」だと思ってマス。これは自虐的云々ではなく当たり前のこと。


「重要なのは行為そのものであり結果ではない。行為が実を結ぶかどうかは、生きているうちに分かるとは限らない。正しいと信ずることを行いなさい。結果がどう出るにせよ、何もしなければ何の結果もないのだ」(ガンジー)

「闇は闇を追い払えない。ただ光だけがそれをなし遂げる。憎しみはヘイトを駆逐できない。ただ愛だけがそれを叶える」(マーティン・L・キングJr

「生まれながらに肌の色のせいで他者を憎む者などいない。人は憎むことを覚える。ならば、愛することを学べるはずだ。なぜなら、愛というものは人の心にとって、ずっと自然なことだから」(ネルソン・マンデラ/獄中27年)


“時代に合わない”から憲法を変えるのではなく、憲法がうたう理想の方に時代を変えていかなくちゃならない。非戦を誓った憲法は国民が目指すべき旗。旗を降ろしたときに理想は遠ざかる。誇るべき旗!
※「人に無理強いされた憲法だと云うが、拙者は戦争はいたしません、というのはこの一条に限って全く世界一の憲法さ」(坂口安吾/作家1906-1955)

高畑勲監督(79)といえば『かぐや姫の物語』の他にも、戦争の悲劇を描いた『火垂るの墓』で知られている。監督は9歳の時に岡山で空襲に遭い、焼夷弾の中を家族とはぐれな がらも逃げのびた。東大卒業後、東映動画で「ハイジ」「三千里」などを演出し、宮崎駿さんとジブリを設立した。2015年の元旦、神奈川新聞に載った高畑監督の メッセージが素晴らしかったので以下に紹介。

→(高畑)原爆をテーマにした「はだしのゲン」もそうですが、日本では平和教育にアニメが用いられた。もちろん大きな意義があったが、こうした作品が反戦 につながり得るかというと、私は懐疑的です。攻め込まれてひどい目に遭った経験をいくら伝えても、これからの戦争を止める力にはなりにくいのではないか。
なぜか。為政者が次なる戦争を始める時は「そういう目に遭わないために戦争をするのだ」と言うに決まっているからです。自衛のための戦争だ、と。惨禍を繰り返したくないという切実な思いを利用し、感情に訴えかけてくる。
「戦争をしたとしても、あのような失敗はしない。われわれはもっと賢くやる。70年前とは時代が違う」とも言うでしょう。本当でしょうか。私たちは戦争中 の人と比べて進歩したでしょうか。3.11で安全神話が崩れた後の原発をめぐる為政者の対応をみても、そうは思えません。成り行きでずるずるいくだけで、 人々が仕方がないと諦めるところへいつの間にかもっていく。あの戦争の負け方と同じです。
再び戦争をしないためには、あの戦争がどのように進んでいったかを学ばなければならないと思うのです。私が戦争中のことをどれだけ知っているかと聞かれれば、大したことはない。でも、安倍晋三首相よりは知っています。
集団的自衛権の行使を認めるということは、海外では戦争ができない国だった日本が、どこでも戦争できるようになるということです。政府は「歯止めをかける」と言うが、あの戦争を知っている者にとっては信じられません。ひとたび戦争が始まれば歯止めなどかかるものではありません。そもそも 日本人は戦前から米国が好きだった。ジャズや野球、映画といった文化に親しんでいた。その国と戦争をするとは誰も思わなかった。やっても勝てないと思っていた。
ところが、真珠湾の奇襲作戦が成功して戦争になってしまったら、あとは日本が勝ってくれることだけを皆が願い始めた。それはそうでしょう。負けたら悲惨なことになるに決まっているんですから。
息子の兵役を逃れさせたり、戦争に反対して逮捕されたりした人もいたが、ごく少数。始まってから反対の声を上げるのは難しい。いやいや戦争に協力させられたのだと思っている人も多いけれど、大多数が戦勝を祝うちょうちん行列に進んで参加した。非国民という言葉は、一般人が自分たちに同調しない一般人に向けて使った言葉です。
「空気を読む」と若者が言うでしょう。私はこの言葉を聞いて絶望的な気持ちになります。私たち日本人は昔と全然変わっていないんじゃな いか、と。周りと協調することは良いことですが、この言葉は協調ではなくて同調を求めるものです。歩調を合わせることが絶対の価値になっている。
日本人は昔から意見の対立を好まない。皆を仲間内にして、和気あいあいとして争いを避ける。寄り合いも全員一致主義で、どうしても駄目なら村八分にする。 個を確立し、意見が異なっている人との違いを認め、その上でうまくやっていくという努力を好まない。議論を戦わせない。古くからあるこの体質によって日本 は泥沼の戦争に踏み込んでいったのです。私はこれを「ズルズル体質」と呼んでいますが、「空気を読む」なんて聞くと、これからもそうなる危うさを感じずに はいられません。
だからこそ憲法9条の存在が大事だと思うのです。これこそが「ズルズル体質」を食い止める最後の歯止めです。
戦後の平和をつくってきたものは何かといえば、9条です。基地の負担を押し付けられている沖縄の犠牲を忘れてはなりませんが、米国が戦争を繰り返す中、9条のおかげで日本人は戦争で命を落とすことも人の命を奪うこともなかった。政権の手足を縛ってきたのです。
これを完全にひっくり返すのが安倍政権です。それも憲法改正を国民に問うことなく、憲法解釈の変更という手法で、です。
隣国との対立が深まり、不穏になっているからといって不戦の理想の方を変えるのはどうかしています。9条を大事にしているということは、武力で解決するつ もりはない、というメッセージになる。東アジアに戦争の記憶が残る中、戦争をしないというスタンスはイニシアチブになるはずです。「普通の国」なんかにな る必要はない。ユニークな国であり続けるべきです。戦争ができる国になったら、必ず戦争をする国になってしまう。閣議決定で集団的自衛権の行使を認めることによって9条は突如、突破された。私たちはかつてない驚くべき危機に直面しているのではないでしょうか。
あの戦争を知っている人なら分かる。戦争が始まる前、つまり、いまが大事です。始めてしまえば、私たちは流されてしまう。だから小さな歯止めではなく、絶対的な歯止めが必要なのです。それが9条だった。「最小限の武力行使」「戦争をやるとしてもうまくコントロールしてやる」なんて、そんな能力を私たち日本人が持っていると思わない方がいい。安倍首相だけが特別無自覚というわけではないと思います。私たちはこの70年で基本的な体質が変わることはなかったのです。(神奈川新聞2015.1.1より)


奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。
どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。
だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。
過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。
彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、奴隷になっても決してその精神の自由までをも譲り渡すことはなかった。
その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、あるいは反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によって、肥え太った主人を血祭りにあげた。
現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。
そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。
それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの唯一の誇りを見い出しさえしている。
(リロイ・ジョーンズ 1968年、NYハーレムにて)
※ニュージャージー出身、1934年生。詩人、脚本家、小説家(イスラム名/アミリ・バラカ)

格差拡大・福祉削減路線の政治ではなく、所得再分配・社会福祉拡充路線の政治を切望!!

《最後に、これだけは言わせて欲しいッ!》
〜他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」〜

人間は国籍、人種、宗教など、自分と「違うもの」を理由に戦争するけど、芸術を味わうことは他人の中に自分と「同じもの」を見つけることだ。相手(作者)の気持ちに心を重ね共感した時、人は初めて“感動”できる。
僕は確信している、人類は絶対に分かり合えると。そうでなければ、こんなにも多くの作品が、時代や国境を越え残っているはずがない。ここまで世界が芸術で溢れ返っているはずがない。芸術の存在が、国家、民族、文化を越えて人々が分かり合うことが可能だと証明している!
芸術は生き続ける力をくれる。もう人生の選択肢がなくなった、行き詰まって打つ手がない、そう思ったときに文学や映画を通して違う価値観、別の生き方の存在を知ることはいくらでもある。僕は何度もそうやって救われてきた。
こんな時代だからこそ“あえて”叫びたい。この世界は断固生きるに価するとーッ!!

※やたらと「日本人は他民族と違う」と強調している人には「日本人は他民族と異なる部分が多い。ただし共通点はさらに多い」と付け加えて欲しい。
※愛国心とは他国を憎むことではなく、自国の文化を愛すること。
※言葉や口先だけの“人間は素晴らしい”では、僕は納得できない。僕だって“素晴らしい”という証拠が欲しいんです。だからこそ、手当たり次第に音楽を聴き、映画や絵画を見、文学を読み漁るのです。確かな証拠が欲しくて!そして「見つけた!」と思ったものを、このサイトで報告しているのです。


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「posteritati(ポステリターティ:後世に)」
17世紀生まれの作曲家コレッリの楽譜の表紙の言葉(ラテン語)





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